既存のアーカイブにバックアップするバックアップ計画を設定できます。バックアップ計画 を設定するには、アーカイブ テーブルでアーカイブを選択するか、アーカイブ名を [名前]
フィールドに入力します。アーカイブがパスワードで保護されている場合、パスワードの入 力を求めるポップアップ ウィンドウが表示されます。
既存のアーカイブを選択すると、そのアーカイブを使用する別のバックアップ計画の領域に 影響を与えることになります。別の計画が中止されている場合は、このことは問題にはなり ませんが、通常は「1 つのバックアップ計画に対して 1 つのアーカイブを使用する」とい うルールに従う必要があります。このルールに従わなくてもプログラムは機能しますが、い くつかの特別な場合を除き、実用的または効率的ではありません。
2 つ以上の計画を同じアーカイブにバックアップすべきではない理由
1. 複数の異なるソースを同じアーカイブにバックアップすると、アーカイブが使いにくく なります。復元する際には、少しでも早く復元を完了させることが重要になり、異なる ソースが同じアーカイブにバックアップされていると、復元すべきアーカイブの内容の 見極めが複雑になってしまいます。
同じアーカイブを操作するバックアップ計画は、同じデータ項目をバックアップする必 要があります(たとえば、両方の計画でボリューム C をバックアップする)。
2. 複数の保持ルールをアーカイブに適用すると、アーカイブの内容が予測不能になります。
それぞれのルールがアーカイブ全体に適用されるので、あるバックアップ計画に含まれ るバックアップは、別のバックアップ計画に含まれるバックアップとともに簡単に削除 されてしまう可能性があります。GFS およびハノイの塔のバックアップ スキームの標 準的な動作は期待すべきではありません。
通常、複雑なバックアップ計画はそれぞれ独自のアーカイブにバックアップします。
4.2.4.1 バックアップ先の選択
Acronis Backup では、データをさまざまな物理ストレージにバックアップすることができ ます。
バックアップ先 詳細 クラウド ストレ
ージ
Acronis Cloud Storage にデータをバックアップするには、[ログイン] をクリッ クし、クラウド ストレージのログイン情報を指定します。次に、[クラウド スト レージ] グループを展開し、アカウントを選択します。
クラウド ストレージへのバックアップを実行する前に、クラウド バックアップ サービスを申し込み 『364ページ 』、バックアップするコンピュータでサブスク リプションをアクティブ化する 『367ページ 』必要があります。
クラウド バックアップはブータブル メディアでは使用できません。
注意 お住まいの地域によっては Acronis Cloud Backup を使用できない場合が あります。 詳細については、
「https://www.acronis.co.jp/my/cloud-backup/corporate」を参照してくださ い。
個人用 個人用格納域にデータをバックアップするには、[格納域] グループを展開して、
格納域をクリックします。
Acronis セキュア ゾーンは、システムにログイン可能なすべてのユーザーが使用 できる個人用格納域です。
コンピュータ ローカル コンピュータ ローカル フォ
ルダ
コンピュータ上のローカル フォルダにデータをバックアップするには、[<コン ピュータ名>] グループを展開し、目的のフォルダを選択します。
CD、DVD、
BD
CD、DVD、または Blu-Ray ディスク(BD)などの光学メディアにデータをバッ クアップするには、[<コンピュータ名>] グループを展開して、目的のドライブ を選択します。
RDX、USB RDX ドライブや USB フラッシュ ドライブにデータをバックアップするには、
[<コンピュータ名>] グループを展開してから、目的のドライブを選択します。
ドライブの使用方法の詳細については、「リムーバブル デバイス 『244ページ 』」
セクションを参照してください。
ネットワーク フ ォルダ
ネットワーク フォルダにデータをバックアップするには、[ネットワーク フォル ダ] グループを展開し、目的のネットワーク コンピュータを選択して、共有フォ ルダをクリックします。
ネットワーク共有がアクセス ログイン情報を必要とする場合は、それらの情報が 要求されます。
バックアップ先 詳細
FTP、SFTP FTP または SFTP にデータをバックアップするには、[パス] フィールドにサー バー名またはアドレスを次のように入力します。
ftp://ftp_server:<ポート番号> または sftp://sftp_server:<ポート番号>
アクティブ モードの FTP 接続を確立するには、次の表記を使用します。
aftp://ftp_server:port _number
ポート番号が指定されていない場合、ポート 21 が FTP 用に、ポート 22 が SFTP 用に使用されます。
アクセス ログイン情報を入力すると、サーバー上のフォルダが使用できるように なります。サーバー上の適切なフォルダをクリックします。
匿名アクセスがサーバーによって許可されている場合、匿名ユーザーとしてサー バーにアクセスすることができます。匿名ユーザーとしてアクセスするには、ロ グイン情報を入力する代わりに、[匿名アクセスを使用する] をクリックします。
注意: FTP 仕様の原文に記載されているように、FTP サーバーにアクセスするの に必要なログイン情報は、ネットワーク上をテキスト形式で転送されます。この ことは、ユーザー名とパスワードが、パケット スニファを使用した盗聴者によっ て傍受される可能性があることを意味します。
4.2.5 アーカイブの保存先のアクセス ログイン情報
バックアップ アーカイブの保存先にアクセスするために必要なログイン情報を指定します。
名前が指定されたユーザーがアーカイブの所有者と見なされます。
ログイン情報を指定するには
1. 次のいずれかを選択します。 [計画のログイン情報を使用する]
[計画のパラメータ] セクションで指定されたバックアップ計画のアカウントのログ イン情報を使用して、ソース データにアクセスします。
[次のログイン情報を使用する]
ユーザーが指定するログイン情報を使用して、そのデータ ソースにアクセスしま す。
計画のアカウントがそのロケーションに対するアクセス許可を持っていない場合は、
このオプションを使用します。ネットワーク共有またはストレージ ノードの格納域 に対しては、特別なログイン情報を指定する必要がある場合があります。
次のように指定します。
[ユーザー名]: アクティブ ディレクトリ ユーザー アカウントの名前を入力する 場合は、ドメイン名(DOMAIN\ユーザー名またはユーザー名@ドメイン)も指定 してください。
[パスワード]: アカウントのパスワードです。
[パスワードの確認]: パスワードを再入力してください。
2. [OK] をクリックします。
警告: FTP 仕様の原文に記載されているように、FTP サーバーにアクセスするのに必要なログイン情 報は、ネットワーク上をテキスト形式で転送されます。このことは、ユーザー名とパスワードが、パ ケット スニファを使用した盗聴者によって傍受される可能性があることを意味します。
4.2.6 バックアップ スキーム
次の使用可能なバックアップ スキームのいずれかを選択します。
[シンプル]: データのバックアップの実行時期と実行間隔をスケジュールし、保持ルー ルを指定します。
[Grandfather-Father-Son]: GFS(Grandfather-Father-Son)スキームを使用しま す。このスキームでは、1 日に 2 回以上データのバックアップを行うことはできません。
日単位のバックアップを実行する曜日を設定し、それらの日の中から週単位または月単 位のバックアップの日を選択します。次に、日単位(「Son」と呼ばれます)、週単位
(「Father」と呼ばれます)、月単位(「Grandfather」と呼ばれます)のバックアップ の保持期間を設定します。期限切れになったバックアップは自動的に削除されます。
[ハノイの塔]: ハノイの塔バックアップ スキームを使用します。このスキームでは、バ ックアップ(セッション)の時期と頻度をスケジュールし、バックアップ レベル数(最 大 16)を選択することができます。1 日に複数回データをバックアップすることができ ます。バックアップ スケジュールを設定し、バックアップ レベルを選択することによ って、ロールバック期間(いつでも戻ることができる保証されたセッション数)が自動的 に取得されます。自動クリーンアップ メカニズムは、期限切れになったバックアップを
削除し、各レベルの最新のバックアップを保持することによって必要なロールバック期 間を維持します。
[カスタム]: カスタム スキームを作成して、会社に最適なバックアップ戦略を自由に設 定することができます。異なるバックアップの種類に対する複数のスケジュールの指定、
条件の追加、保持ルールの指定を行います。
[手動による開始]: 手動で開始するためのバックアップ タスクを作成します。
[初期シード]: Acronis Cloud Storage が最終的な保存先となる完全バックアップをロ ーカルに保存します。
4.2.6.1 シンプル スキーム
シンプル バックアップ スキームでは、データをバックアップするタイミングと頻度のみを スケジューリングします。その他の手順は任意です。
シンプル バックアップ スキームを設定するには、次の項目に適切な値を指定します。
スケジュール
データをバックアップする実行時期と実行間隔を設定します。スケジュール設定の詳細 については、「スケジュール 『94ページ 』」をご参照ください。
保持ルール
保存先にバックアップを保持する期間、および、それらのバックアップを後に移動また は削除するかどうかを指定します。保持ルールは、バックアップの作成後に適用されま す。デフォルトでは、[バックアップを無期限に保存する] が設定されています。つまり、
バックアップが自動的に削除されることはありません。保持ルールの詳細については、
「バックアップの保持の設定 『117ページ 』」をご参照ください。
バックアップの種類
この設定にアクセスするには、[バックアップの種類の表示、ベリファイ、仮想コンピュ ータへの変換] をクリックします。
バックアップの種類を選択します。
完全: すべてのバックアップ保存先に対してデフォルトで選択されています
(Acronis Cloud Storage を除きます)。