• 検索結果がありません。

差分バックアップ

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 39-42)

差分バックアップでは、最新の完全バックアップにデータの変更が保存されます。差分バッ クアップからデータを復元するには、対応する完全バックアップにアクセスする必要があり ます。差分バックアップが最適なのは次の場合です。

 最新のデータの状態だけを保存できればよい場合

 データの合計サイズと比べて、データの変更量が少ない傾向にある場合

一般的には、差分バックアップは作成時間が長くて復元時間が短く、増分バックアップは作 成時間が短くて復元時間が長いと見なされています。実際には、同じ時点で完全バックアッ プに追加された増分バックアップと、同じ完全バックアップに追加された差分バックアップ に物理的な違いはありません。前述の違いは、複数の増分バックアップの作成後に(または 作成する代わりに)差分バックアップを作成することを意味します。

ディスクの最適化後に作成された増分バックアップや差分バックアップのサイズが、通常より大幅に 大きくなることがあります。これは、最適化によってディスク上のファイルのロケーションが変更さ れ、バックアップにそれらの変更が反映されるためです。ディスクの最適化後に、完全バックアップ を再作成することをお勧めします。

次の表は、一般的知識に基づいた、各バックアップ種類の長所と短所を示しています。実際 には、これらのパラメータは、データ変更の量、速度、パターンのほか、データの性質、デ バイスの物理的な仕様、設定したバックアップ/復元オプションなどの多くの要因に左右さ れます。最適なバックアップ スキームを選択するうえで最も参考になるのは実践結果で す。

パラメータ 完全バックアップ 差分バックアップ 増分バックアップ

ストレージ領域 最大 最小

作成時刻 最大 最小

復元時間 最小 最大

3.6 ディスクまたはボリュームのバックアップに保存さ れる内容

ディスクまたはボリュームのバックアップには、ディスクまたはボリュームのファイル シ ステム全体と、オペレーティング システムを起動するうえで必要なすべての情報が保存さ れます。これらのバックアップからはディスクまたはボリュームの全体を復元することも、

個別のフォルダやファイルを復元することもできます。

Windows

ボリューム バックアップには、隠しファイル、システム ファイルなどの属性に関係な く、選択されたボリュームのすべてのファイルとフォルダ、ブート レコード、存在する 場合はファイル アロケーション テーブル(FAT)、マスタ ブート レコード(MBR)を 含むハード ディスクのルート トラックとゼロ トラックが保存されます。

ディスク バックアップには、ベンダの保守パーティションなどの隠しボリュームを含む、

選択されたディスクのすべてのボリュームと、マスタ ブート レコードを含むゼロ トラ ックが保存されます。

次の項目は、ディスクまたはボリュームのバックアップ(およびファイルレベル バック アップ)に含まれません。

 スワップ ファイル(pagefile.sys)およびコンピュータが休止状態になったときに RAM の内容を保存するファイル(hiberfil.sys)。リカバリ後は、それらのファイル が適切な場所にサイズ 0 で再作成されます。

 Windows シャドウ ストレージ。このストレージのパスは、レジストリ キー HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\BackupR estore\FilesNotToBackup にあるレジストリ値 VSS Default Provider で決ま ります。これは、Windows Vista 以降のオペレーティング システムでは、

Windows 復元ポイントがバックアップされないことを示します。

Linux

ボリューム バックアップには、属性に関係なく、選択されたボリュームのすべてのファ イルとディレクトリ、ブート レコード、ファイル システム スーパー ブロックが保存 されます。

ディスク バックアップにはすべてのディスク ボリュームとマスタ ブート レコードを 含むゼロ トラックが保存されます。

セクタ単位(RAW モード)のオプションをオンにすると、ディスクのバックアップには、

ディスクのセクタがすべて保存されます。セクタ単位のバックアップは、認識されないまた はサポートされないファイル システムや他の独自のデータ形式を使用しているディスクを バックアップするときに使用できます。

3.7 ダイナミック ボリュームのバックアップおよび復 元(Windows)

このセクションでは、Acronis Backup を使用してダイナミック ボリューム 『383ページ 』 をバックアップおよび復元する方法について簡単に説明します。

ダイナミック ボリュームとは、ダイナミック ディスク 『381ページ 』、より正確には、

ディスク グループ 『383ページ 』上に存在するボリュームです。Acronis Backup では、

次のダイナミック ボリュームの種類や RAID レベルがサポートされています。

シンプル/スパン

 ストライプ(RAID 0)

 ミラー(RAID 1)

 ミラー化ストライプ(RAID 0+1)

RAID-5

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 39-42)