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月単位の完全バックアップ、週単位の差分バックアップ、および日単位の増分バッ クアップとクリーンアップ

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 75-78)

この例は、カスタム スキームで利用できるすべてのオプションの使用方法を示していま す。

月単位で完全バックアップ、週単位で差分バックアップ、および日単位で増分バックアップ を作成するスキームが必要だとします。このときのバックアップ スケジュールは次のよう になります。

完全バックアップ: スケジュール: 月単位、毎月最終日曜日の午後 9:00

増分: スケジュール: 週単位、平日の午後 7:00

差分: スケジュール: 週単位、毎週日曜日の午後 8:00

さらに、バックアップ タスクを開始するための条件を追加することができます。この条件

完全バックアップ: 条件: 使用可能なロケーション

増分: 条件: ユーザーのログオフ

差分: 条件: ユーザーがアイドル状態

これにより、本来は午後 9:00 にスケジュールされている完全バックアップが、実際にはそ れより遅く、バックアップ ロケーションが使用できるようになった直後に開始されること があります。同様に、増分バックアップと差分バックアップのバックアップ タスクはそれ ぞれ、すべてのユーザーがログオフするまで、およびユーザーがアイドル状態になるまで待 機します。

最後に、アーカイブの保持ルールを作成します。作成後 6 か月以内のバックアップのみを 保持し、各バックアップ タスクの終了後および毎月の最終日にクリーンアップを実行しま す。

保持ルール: 次より古いバックアップは削除する 6 か月

ルールの適用: バックアップ後、スケジュールに従う

クリーンアップ スケジュール: 月単位、毎月の最終日、午後 10:00

デフォルトでは、バックアップは、そのバックアップに依存し、保持する必要があるバック アップがあるときは削除されません。たとえば、完全バックアップが削除の対象となっても、

そのバックアップに依存する増分バックアップまたは差分バックアップがあるときは、依存 するバックアップもすべて削除できるようになるまで、完全バックアップの削除は延期され ます。

詳細については、「保持ルール 『119ページ 』」をご参照ください。

4.2.6.4 ハノイの塔スキーム 概要

 最大 16 レベルの完全バックアップ、差分バックアップ、および増分バックアップ

 次のレベルのバックアップは、前レベルのバックアップの 2 倍希薄

 一度に 1 つ各レベルのバックアップを保存

 新しいバックアップほど密度が高い

パラメータ

ハノイの塔スキームでは、次のパラメータを設定できます。

スケジュール 日単位 『96ページ 』、週単位 『99ページ 』、または月単位 『102ページ 』 のスケジュールを設定します。スケジュールパラメータを設定すれば、単純な スケジュール(単純な日単位スケジュールの例: バックアップ タスクが 1 日 1 回 10 AM に実行される)も、複雑なスケジュール(複雑な日単位のスケジュー ルの例: タスクが、1 月 15 日から 3 日ごとに実行される。指定された日には、

10 AM から 10 PM まで 2 時間ごとにタスクが繰り返される)も作成できます。

このように、複雑なスケジュールではスキームを実行するセッションを指定し ます。下の説明では、「日」を「スケジュールされたセッション」に置き換える ことができます。

レベル数 2 から 16 までのバックアップレベルを選択します。詳細については、以下の例 をご参照ください。

ロールバック期間 アーカイブ内でいつでも戻ることができる保証されたセッション数です。スケ ジュールのパラメータと選択したレベル数に応じて自動的に計算されます。詳 細については、以下の例をご参照ください。

バックアップの種

各バックアップレベルのバックアップの種類を指定します。

常に完全: すべてのレベルのバックアップが完全バックアップになります。

完全/増分/差分: 各レベルのバックアップが異なる種類のバックアップにな ります。

- 最後のレベルを完全バックアップ - 中間レベルを差分バックアップ - 最初のレベルは増分バックアップ

スケジュール パラメータが次のように設定されています。

 繰り返し: 1 日に 1 回

 間隔: 次の時間に 1 回のみ: 6 PM レベル数: 4

このスキームのスケジュールの最初の 14 日間(14 セッション)は次のようになります。色 のついたセルの数字はバックアップレベルを示します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 4 1 2 1 3 1 2 1 4 1 2 1 3 1 レベルが異なるバックアップは種類が異なります。

 最後のレベル(この場合はレベル 4)のバックアップは完全です。

 中間レベル(2、3)のバックアップは差分です。

 最初のレベル(1)のバックアップは増分です。

クリーンアップメカニズムにより、各レベルの最新のバックアップのみが保持されます。次 に、新しい完全バックアップを作成する前の日である 8 日目のアーカイブの状態を示しま す。

1 2 3 4 5 6 7 8 4 1 2 1 3 1 2 1

このスキームではデータストレージを効率よく利用できます。バックアップは現時点に近づ くほど蓄積されていきます。4 つのバックアップがあれば、今日、昨日、半週前、または 1 週間前のデータを復元できます。

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 75-78)