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ブータブル メディアを使用する場合

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 179-186)

Windows スタイルのブータブル メディアで表示されるディスクのドライブ文字は、

Windows で識別されるドライブと異なる場合があります。たとえば、起動用ユーティリテ ィにおける D: ドライブが、Windows では E: に対応することがあります。

注意!安全のために、各ボリュームに一意の名前を割り当てておくことをお勧めします。

Linux スタイルのブータブル メディアでは、ローカル ディスクとボリュームがマウント解 除(sda1、sda2...)として表示されます。

ボリュームのプロパティの変更 サイズと場所

ボリュームをベーシック MBR ディスクにリカバリする場合は、ボリュームまたはボリュー ムの境界をマウスでドラッグするか、該当するフィールドに対応する値を入力すると、ボリ ュームのサイズや位置を変更できます。この機能を使用すると、リカバリされるボリューム 間でハード ディスク領域を再配分することができます。この場合、縮小するボリュームを 最初にリカバリする必要があります。

注意: セクタ単位オプションを使用してバックアップされたボリュームのサイズを変更することはで きません。

ヒント: 複数のリムーバブル メディアに分割されたバックアップから復元する場合は、ボリュームの サイズを変更できません。ボリュームのサイズを変更するには、バックアップのすべての部分をハー ド ディスク上の 1 つの場所にコピーします。

[種類]

ベーシック MBR ディスクには、最大 4 つまでのプライマリ ボリュームまたは最大 3 つ までのプライマリ ボリュームと複数の論理ドライブを含めることができます。デフォルト では、元のボリュームの種類が選択されます。この設定は、必要に応じて変更できます。

[プライマリ] -プライマリ ボリュームに関する情報は、MBR パーティション テーブル に含まれています。ほとんどのオペレーティング システムは、最初のハード ディスク のプライマリ ボリュームからのみ起動が可能ですが、プライマリ ボリュームの数には 制限があります。

ベーシック MBR ディスクにシステム ボリュームをリカバリする場合は、[アクティブ]

チェックボックスをオンにします。アクティブなボリュームは、オペレーティング シス テムの読み込みに使用されます。オペレーティング システムがインストールされていな いボリュームに対して[アクティブ]を選択すると、コンピュータが起動できなります。

論理ドライブまたはダイナミック ボリュームをアクティブに設定することはできませ ん。

[論理] -論理ボリュームに関する情報は、MBR ではなく拡張パーティション テーブル にあります。単一のディスク上の論理ボリュームの数に制限はありません。論理ボリュ ームをアクティブに設定することはできません。独自のボリュームとオペレーティング システムを含むシステム ボリュームを別のハード ディスクにリカバリする場合は、一 般にデータのみが必要になります。この場合は、ボリュームを論理ボリュームとしてリ カバリすることで、データのみにアクセスします。

ファイル システム

デフォルトでは、復元されたボリュームには、元のボリュームと同じファイル システムが 作成されます。必要に応じて、復元中にボリュームのファイル システムを変更できます。

Acronis Backup では、次のようにファイル システムを変換できます。FAT 16 -> FAT 32 および Ext2 -> Ext3。その他の形式をベースにしたファイル システムを使用するボリュ ームに対しては、このオプションは使用できません。

古い、容量の少ない FAT16 ディスクから新しいディスクにボリュームをリカバリするとし ます。大容量のハード ディスクでは、FAT16 は効率的ではなく、設定できない場合もあり ます。これは、FAT16 が最大 4 GB までのボリュームしかサポートしておらず、ファイル システムを変更することなく、FAT16 ボリュームに対するこの 4 GB の制限を超えるボリ ュームに復元することはできないためです。そこで、FAT16 から FAT32 にファイル シス テムを変更することが意味を持ちます。

古いオペレーティング システム(MS-DOS、Windows 95、Windows NT 3.x、4.x)は FAT32 をサポートしないため、ボリュームをリカバリした後にファイル システムを変更し ても動作しません。これらは、一般に FAT16 ボリュームのみにリカバリできます。

ボリューム(パーティション)のアラインメント

ボリューム クラスタがディスク セクタにアラインされていない場合、Acronis Backup に よって非アラインが自動的に除去されます。非アラインは、シリンダ/ヘッド/セクタ(CHS)

のアドレッシング スキームで作成されたボリュームを、セクタ サイズが 4 KB のハードデ ィスク ドライブ(HDD)またはソリッドステート ドライブ(SSD)に復元する場合に発生 します。CHS アドレッシング スキームは、Windows Vista より前のすべての Windows オペレーティング システムなどで使用されています。

非アラインが発生した場合、クラスタは正しくアラインされている場合に占有するよりも多 くの物理セクタと重複します。そのため、データが変更されるたびに、消去および再度書き 込む必要がある物理セクタが増えていきます。このような冗長な読み取り/書き込み操作は、

ディスク速度と全体的なシステム パフォーマンスを著しく低下させます。SSD ドライブで は、非アラインによりシステム パフォーマンスが低下するだけでなく、ドライブの寿命が 短くなります。SSD メモリ セルは、一定量の読み取り/書き込み操作に合わせて設計され ているので、冗長な読み取り/書き込み操作は、SSD ドライブの劣化を早めます。

LVM(論理ボリュームマネージャ)を備えた Linux で作成されたダイナミック ボリューム および論理ボリュームを復元する場合、適切なアラインメントは自動的に設定されます。

ベーシック MBR ディスクおよび GPT ボリュームを復元する際に、何らかの理由により自 動アラインメントでは不十分な場合、アラインメント方法を手動で選択できます。次のから 選択できます。

[自動選択]: (デフォルト)推奨ソースおよびターゲット ディスク/ボリューム プロパ ティを基にして、適切なアラインメントが自動的に設定されます。

どうしても必要な場合のみ、次のオプションを使用してください。

[CHS(63 セクタ)]: 復元したボリュームが、各物理セクタが 512 バイトのディ スク上の Microsoft Windows XP および Windows Server 2003(またはそれ以前)

環境下で使用される場合、このオプションを選択します。

[VMWare VMFS(64 KB)]: ボリュームを、VMware 仮想コンピュータ ファイ ル システム パーティションとして復元する場合、このオプションを選択します。

[Vista のアラインメント(1 MB)]: 復元したボリュームが Windows Vista 以降 の Windows オペレーティング システム環境下で使用される場合、または、ボリュ

ームをセクタ サイズが 4 KB である HDD または SSD ドライブに復元する場合、

このオプションを選択します。

[カスタム]: ボリュームのアラインメントを手動で指定します。値は、物理セクタ サイズの倍数にすることをお勧めします。

論理ドライブ文字(Windows のみ)

デフォルトでは、最初の未使用のドライブ文字がボリュームに割り当てられます。別のドラ イブ文字を割り当てるには、ドロップダウン リストから目的のドライブ文字を選択しま す。

値を何も選択しないと、復元されたボリュームに文字が割り当てられず、OS から認識でき なくなります。FAT および NTFS 以外の、Windows がアクセスできないボリュームには ドライブ文字を割り当てないでください。

5.1.4.3 ファイルおよびフォルダの復元先の選択 復元先

ターゲット

バックアップ ファイルの復元先を選択します。

元のロケーション

ファイルおよびフォルダが、バックアップ内におけるパスと同じパス(複数可)に復 元されます。たとえば、C:\Documents\Finance\Reports\ にあるすべてのファ イルとフォルダをバックアップした場合、ファイルは同じパスに復元されます。フ ォルダが存在しない場合は、自動的に作成されます。

新しいロケーション

ファイルはツリーで指定したロケーションに復元されます。[フル パスを復元しな い] チェック ボックスをオフにしないかぎり、ファイルとフォルダはフル パスを再 作成せずに復元されます。

上書き

このオプションは、ターゲット フォルダで、バックアップ アーカイブにあるファイル と同じ名前のファイルが見つかった場合の処理を選択します。

[既存のファイルを上書きする]: ハード ディスクのファイルより、バックアップに あるファイルを優先します。

[既存のファイルが古い場合は上書きする]: バックアップまたはディスクのどちらに 格納されているかにかかわらず、最新のファイル修正を優先します。

[既存のファイルを上書きしない]: バックアップにあるファイルより、ハード ディ スクのファイルを優先します。

ファイルの上書きを許可する場合でも、復元処理から除外することによって、特定のフ ァイルの上書きを防止できます。

リカバリからの除外 『183ページ 』

復元しないファイルおよびフォルダを指定します。

リカバリからの除外

特定のファイルとファイルを復元から除外するように設定します。

注意: 除外によって、復元するデータ項目の選択が上書きされます。たとえば、MyFile.tmp という ファイルの復元を選択し、すべての .tmp ファイルを除外する場合、MyFile.tmp というファイルは 復元されません。

除外するファイルとフォルダのリストを作成するには、[追加]、[編集]、[削除]、[すべて 削除] のボタンを使用します。Document.txt など、ファイルまたはフォルダの名前を指定 してください。

Windows および Linux のどちらでも、名前の大文字と小文字は区別されません。たとえ ば、すべての .tmp ファイルや Temp フォルダの除外を選択する場合、すべての .Tmp ファイル、すべての .TMP ファイル、および TEMP フォルダも除外されます。

1 つ以上のワイルドカード文字(* および ?)を使用できます。

 アスタリスク(*)は 0 個以上の文字の代用として使用します。たとえば、Doc*.txt は、

Doc.txt や Document.txt などのファイルを示します。

 疑問符(?)は厳密に 1 文字として代用されます。たとえば、Doc?.txt は、Doc1.txt や Docs.txt などを示しますが、Doc.txt ファイルまたは Doc11.txt ファイルは示しませ ん。

ドキュメント内 Acronis Backup (ページ 179-186)