実装数 1つ。冗長構成や負荷分散を考慮する場合は複数。たとえば、以下のように実 装できる。
• FCCエージェントの複数のインスタンスを1つのECCサーバで管理。詳細
は、「ControlCenterパフォーマンスとスケーラビリティのガイドライン」を 参照。
複数のFCCエージェントを実装する場合、エージェントの処理は負荷分散の 構成方法により決定される。複数のFCCエージェントを実装する場合は、負 荷分散を有効化する。
McDATAデバイスを含む構成で負荷分散が有効化されている場合、最大2つ
のFCCエージェントを負荷分散に参加させることが可能。3つ以上のFCC エージェントを実装する場合、3番目以降のエージェントは、フェイルオー バーが発生するまで処理を引き継ぐのを待つ。負荷分散に参加する2つの エージェントによりスイッチ競合が発生するリスクを考慮する。McDATAデ バイスがない場合は、すべての実装されたFCCエージェントを負荷分散に加 えることができる。
前提条件 Fibre Channel Connectivity Agentを実装する前に以下を実行する。
◆ Fibre Channel Connectivity Agentがスイッチを検出および管理するには、
SNMP v1を有効化することが必要(Ciscoスイッチのv2またはv3)。
◆ デフォルトでは、ControlCenterは、デフォルトのSNMPコミュニティ文 字列のpublicを使用する。以下の手順で、スイッチおよびサービス・
プロセッサに対する接続機器検出を有効化する。
• 必要な場合は、ControlCenterのコミュニティ文字列を、Brocadeや
McDATAのスイッチおよびサービス・プロセッサの文字列に一致す
るように変更する。Brocadeスイッチの場合、コマンド
snmpmibcapsetを入力して、FA MIBとSW MIBが有効であることを 確認する。第一段階の接続機器検出をサポートするMIBとファーム ウエアのバージョンについては、Powerlinkの「EMC ControlCenter Support Matrix」を参照。
• Ciscoのコマンド・ライン・インタフェースを使用して、同じコミュ
ニティ文字列を指定するように、すべてのCiscoスイッチを更新する
(たとえばライト権限持つ場合のprivate)。
◆ FCCエージェントが、管理対象デバイスからのSNMPトラップを受信する
ポート162(デフォルト)への排他的アクセス権限を持つことを確認す
る。Storage Agent for NASやMicrosoft SNMP Trap Serviceなどの他のプ ロセスがポート162を使用すると、FCCエージェントはトラップを受信 できなくなり、ControlCenterにアラートを送信できない。必要に応じ て、Fibre Channel Connectivity Agentのリスニング・ポートを変更する。
詳細は、「SNMP通信におけるポート162の使用の制御」(307ページ)を 参照。
表26 Fibre Channel Connectivity Agentの概要(続き)
パラメータ 説明
FCCエージェントの ベスト・プラクティス
プライマリFCCエージェント(Fibre Channel Connectivity
Agent)を5つ以上インストールしないようにしてください。
ControlCenterで管理する複数のサブネットが相互に通信できない場
合は、各サブネットにFCCエージェントを少なくとも1つインス トールします。サブネットが相互に通信できる場合、必要なプライ マリFCCエージェントは1つのみです。
複数のFCCエージェントが1つ以上のサブネットを管理する場合、
1つのFCCエージェントがプライマリ・エージェントになり(デー タ・コレクション・ポリシーとユーザー・タスクを実行)、それ以外 は、フェイルオーバー用です。
詳細は、「ControlCenterパフォーマンスとスケーラビリティのガイ ドライン」を参照してください。
FCCエージェントWLAのDCP(データ・コレクション・ポリシー)
を有効にします。
FCCエージェントWLAのDCPを有効にすると、リアルタイム統 計情報コレクションも取得します。たとえば、WLAのDCPを有効 にすると、Performance DCPも実行しているのとほぼ同じです。
前提条件(続き) ◆ SNMP用スイッチ・コントローラ・ソフトウェアを設定するには、スイッ チ・ベンダーのマニュアルを参照する。
◆ スイッチへのファイバ・チャネル接続が、SAN ManagerのSID(ソース
ID)ロックダウン機能を使用して、特定のWWN(World Wide Name)
にポートを固定していることを確認する。SIDロックダウン機能は、ス イッチ・ポート、ポートに接続されたHBA(ホスト・バス・アダプタ)、
およびHBAのWWNの間に関連づけを作成する。作成された関連づけ は記憶されるので、WWNスプーフィングを未然に防ぐことがことが可 能。WWNスプーフィングとは、侵入するホストを正当なホストと同じ WWNに変える不正行為。スプーフィングが発生すると、WWNが使用 するポートが不正に変更される。SIDロックダウンにより、WWNの ポート変更が不可能になり、スプーフィングを未然に防止できる。
ControlCenterのSIDロックダウン機能の使い方については、EMC
ControlCenterコンソールのオンライン・ヘルプを参照。
◆ リアルタイム統計情報コレクションを行うには、SNMPを有効化する。
表26 Fibre Channel Connectivity Agentの概要(続き)
パラメータ 説明
17.2 Symmetrix SDM Agentのプランニング
Symmetrix SDM Agentは、ボリューム・アクセス制御への構成変更
を検出し、ストレージ・ネットワーク内の各Symmetrixアレイに対 するVCMデータベースを監視します。
Symmetrix SDM Agentに関するパフォーマンスとスケーラビリティについ ては、「ControlCenterパフォーマンスとスケーラビリティのガイドライン」
を参照。
表27 Symmetrix SDM Agentの概要 パラメータ 説明
管理オブジェクト EMC Symmetrixシステム。
ライセンス・キー SAN ManagerまたはStorageScopeのライセンス・キーにより使用可能。ステップ
36:「使用アプリケーションのライセンスの取得」(176ページ)を参照。
場所 Symmetrixアレイに直接接続されているホスト。Symmetrixアレイへのファイバ・
チャネル接続を備えたホストにインストール可能。通常はStorage Agent for
Symmetrixと同じホストにインストール。ECCサーバ・ホストにも実装可能。
実装数 通常Storage Agents for Symmetrixの数に応じる(前述「場所」の説明を参照)。
前提条件 Symmetrix SDM Agentを実装する前に以下を実行する。
◆ EMC Solutions Enabler 6.4以降を、Symmetrix VCMデータベースの監視に使用 する各ホストにインストールする。「Solutions Enablerの実装」(194ページ)を 参照。
◆ ターゲット・ホスト上で、VCM有効化Symmetrixシステムへの接続を構成する。
◆ Symmetrixアレイへのインバンド接続が必須。SNIA(Storage Networking Industry Association)のAPIをサポートする適切なドライバ/ファームウエア を持つHBAを推奨(SNIA認定HBAがなくとも、エージェントは通信および SDM機能を提供)。固有のドライバについては、Powerlinkの「EMC
ControlCenter Support Matrix」を参照。
構成 Symmetrix SDM Agentの実装後に、デフォルト検出ポリシーを毎日1回実行するよ
うに変更する。