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連携先教科における学習上の達成目標

前述のような教科横断の学習展開を成し遂げるためには,社会,技術,家政といっ た他の教科における達成目標を考慮する必要がある。大きな概念としての21世紀の課題 に関連する目標を抽出した表を以下に示す。

社会

【現代社会】

1) 自分たちが生きる現代社会に関心を持たせ,その中でどのように生きていけば良いのかにつ いて考える。

2) 地理的分野,歴史的分野の学習内容と関連させながら,現代日本の特色について多面的,多 角的に考察させ,それを自らの言葉で表現する。

3) 写真や統計資料等から,グローバル化,情報化,少子高齢化の意味と影響について読み取る。

4) 具体的な事例を基に,グローバル化,情報化,少子高齢化が政治,経済,国際関係に影響を 与えていること,またそれらが互いに関連し,影響し合っていることを知る。

【経済】

1) 調査や討論,シミュレーション等の多様な学習活動を展開することで,経済に対する関心を 持たせるとともに,経済に関する諸課題について,自ら考える。

2) 統計資料や図,新聞記事等の様々な資料を収集,選択したり,読み取ったり,その結果を分 かりやすくまとめ,表現したりする学習を通して,経済的事象を捉える見方や考え方の基礎 を養う。

3) 経済活動が,人間生活の維持,向上のために欠かすことのできないものであることを,身近 な消費生活を通して理解する。

外部支援実地検教科横断学習展社会的背景の調査教育リ投入議論と

【国際社会の諸課題】

1) 国際社会が抱える諸課題について関心を高め,様々な資料を適切に収集,選択して多面的,

多角的に考察させるとともに,その解決のための国際的な努力について理解する。

2) 事実を正確に捉え,公正に判断し,適切に表現できる能力と態度を養う。

3) 国際的な相互依存関係の深まりの中で,世界平和の実現と人類の福祉の増大のために,各国 が相互に主権を尊重し,各国民が協力し合うことが重要であることを認識する。

4) 国際社会における日本の役割やあり方について考える。

5) 持続可能な社会を形成するために解決すべき課題を見いだし,それを意欲的に探究させなが ら,自分の考えをレポートとしてまとめる。

文部科学省「中学校学習指導要領(社会)」および東京書籍「評価規準」資料から引用

技術,家政

【エネルギー変換に関する技術】

1) 様々な機器を参考にしながら,エネルギー変化を理解させ,エネルギーを有効に活用するた めには変換効率を高める必要があることを学ぶ。

2) エネルギー資源の種類とその利用方法とともに,新エネルギー開発等を推進する必要性等に ついて理解する。

3) 持続可能な社会をめざすために,これまで学んだエネルギー変換に関する技術を評価し,活用し ようとする態度を身に付ける。

【生物育成に関する技術】

1) 生物育成の意味と私たちの生活における役割を知った上で,育成生物の特性が生物育成技術 と深く関わっていることを知る。

2) 私たちの生活に有効利用されている生物育成技術の流れを知るとともに,作物は地域独特の 環境要因によって育成が左右されることを学ぶ。

3) 持続可能な社会の実現に向けて,生物育成技術の果たすべき役割について理解する。

【情報に関する技術】

1) 身の回りにある情報に関する技術に関心をもたせ,コンピュータを利用した情報の技術の利 用例や働きについて学ぶ。

2) インターネット等のネットワークで情報を伝える仕組みを知り,またその情報を扱う際のネ ットワークの危険性と安全対策の必要性を知る。

3) 情報を扱う際のルールやマナー等のモラルの必要性を知る。

4) 情報の技術の発達と,社会の変化や環境問題との関わりを考える。

5) 情報の技術の長所と短所を判断し,自分の将来や生き方への活用の仕方を考える。

【身近な消費生活と環境】

1) 持続可能な社会の構築のため生活を見直し,環境に配慮した消費生活を送るための考えをま とめる。

2) 消費生活が環境に与える影響について調べさせ,限りある資源を有効に利用するための実践 を図る。

3) 環境に影響を与えている消費生活を具体的に捉えさせ,これからの生活を展望した実践を図 る。

文部科学省「中学校学習指導要領(技術,家政)」および開隆堂「評価規準」資料から引用

外部支援実地検教科横断学習展社会的背景の調査教育リ投入議論と