6.1 第1段階:大学や行政がリードしたプロジェクトの実施
6.1.6 商店街ワンセグ放映の実施
6.1.6 商店街ワンセグ放映の実施
曜日ごとに放映する映像コンテンツを変え、一日中リピート再生した。曜日 ごとの映像コンテンツは、商店街情報、地域子育て支援情報、地域イベント情 報から構成され、一巡約 10 分とした。
放映時間は、開店時間の午前 10 時から午後8時までであった。
最終日の4月5日は、中原平和公園における「中原商業さくら祭り」にてテ ントブースを設置し、来場者に視聴してもらい、アンケート調査を行った。
6.1.6.3 システム概要
放映には、特定実験局免許を必要としない、微弱電波を用いた富士通株式会 社によるワンセグ機器(試作機)2台を用いた。
「コンノカメラ」店頭のエリア1では、ワンセグ微弱電波送信機を設置し、
そこに「肉のナカノ」店頭のエリア2に設置したサーバーから映像データを送 信して放映を行った。
「肉のナカノ」店頭のエリア2では、ワンセグ微弱電波送信機と CMS サーバ ーを用いて、電波の受発信、番組コンテンツの切り替えなどの運用管理を行っ た。
また、FeliCa 対応の携帯電話については、ワンセグテレビ受信のためのチャ ンネル設定が簡単に行えるよう、ワンセグ微弱電波送信機と一緒に FeliCa リー ダーを設置し、FeliCa リーダーに携帯電話をかざすことでメディアトゥタグを 表示させ、1クリックで当該コンテンツが画面表示できるように、ワンセグテ レビの受信設定を一手間で済ませられるようにした。
図6.8:ワンセグ放映システム概要
番組コンテンツの切り替えについては、予めサーバーにプログラムし、曜日 ごとにコンテンツが切り替わるようにした。「肉のナカノ」店主、中野副理事長 が毎日サーバーとなるパソコンの電源の入切を行うのみとした。
6.1.6.4 コンテンツ概要
映像コンテンツは、商店街や個店の PR にとどまらず、子育てにやさしい商 店街として訴えていくことをメインのコンセプトに設定した。
そのため、個店の PR だけでなく、商店主からの「生活ワンポイント」のコ ーナーを設けるとともに、地域における子ども・子育て支援活動を紹介するこ ととした。
また、コミュニティ FM であるかわさき FM における慶應義塾大学放送研究 会による番組「ハナサク*かわさき」がコンテンツ制作に協力することになり、
番組 PR も兼ねて商店街紹介番組を制作・放映することとなった。
映像コンテンツについては、慶應義塾大学鈴木が取材、編集して、曜日ごと に異なるコンテンツを制作した。地域子育てサークルや地域子育て・子どもイ ベントについては、区役所としての鈴木が取材の調整を行い、慶應義塾大学と しての鈴木が取材に行き、編集作業を行った。「ハナサク*かわさき」グループ は、お店探検の番組レポーター出演し、撮影と取材を慶應義塾大学の鈴木が行 った。
コンテンツ名称は、テスト放映時の「オズチャンネル」ではなく、地域全体 のメディアにしたいとの商店街の意向から、「モトスミ・チャンネル」と名付け た。
表6.3:ワンセグ放映における映像コンテンツの種類と制作本数
表6.4:ワンセグ放映における曜日ごとの映像コンテンツプログラム
6.1.6.5 放映時の運営について
日常は、それぞれの店主が開店時に店頭にテーブルを設置し、微弱電波発信 器のほか、チャンネル設定のための FeliCa リーダー、プロジェクトの紹介パン フレット、アンケートを設置した。閉店時には店内に片付けを行った。
また、チャンネル設定ができない、携帯電話にワンセグテレビがついていな いが見たい、といった場合に備えて、店頭に予備の携帯電話端末を設置した。
アンケート協力の動機づけとして、視聴者がアンケートに回答して店頭に渡 すと、商店街で利用できるクーポンを渡すこととした。
3月 16 日は、慶應放送研究会が FM かわさき「ハナサク*かわさき」番組と 図6.9:ワンセグ映像コンテンツ画面
図 6 . 9 . 1 : タ イ ト ル 画 面 g a m e n
図 6 . 9 . 2 : 商 店 街 紹 介
図 6 . 9 . 3 : 個 店 か ら の ワ ン ポ イ ン ト
図 6 . 9 . 4 : 個 店 か ら の ワ ン ポ イ ン ト
図 6 . 9 . 5 : 慶 應 放 送 研 究 会 に よ る 個 店 紹 介
図 6 . 9 . 6 : 商 店 街 メ ル マ ガ 紹 介
して、商店街から生中継し、コンテンツ制作のために取材で訪れた個店を訪ね て、商店街とワンセグの紹介を行った。
最終日の4月5日は、中原平和公園における「中原商業さくら祭り」にてテ ントブースを設置し、来場者に視聴してもらい、アンケート調査を行った。
川崎市総合企画局映像のまち担当が事業協力することとなり、協議会から当 プロジェクトに予算が支出されることとなった。なお、この予算を用いて、プ ロジェクト紹介のパンフレットを制作した。