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リードスクリュー形測定器の試験方法

ドキュメント内 非接触式可搬型人体測定器の開発と応用 (ページ 101-104)

第 3 章 形態の測定

1. 精度試験

1.2 リードスクリュー形測定器の試験方法

(1) 測定対象

測定対象は,図 3.2に示すように,2 個1組の台付直角定規(スコヤ)を使った.それらを直尺 上に対向配置し,長片の背に白色ケント紙を貼り,直角定規の背面間の距離が,300 mm になる ようにCM型ノギス(図3.3)を使って設定した.300 mmに設定した理由は,①それが開発器の測 定可能範囲の中央値であること,②人体の部位長の多くがその値以内にあることに因る.

3.2 リードスクリュー形測定器の精度試験(外観) 設定

ファイリングキャビネットの上に直尺を置き,その上に2個1組の台付直角定規 (長片の背に白色ケント紙を貼る)を対向配置し,直角定規の背面間の距離を300 mmに設定する.

仕様

■ファイリングキャビネット(高さ70 cm)

■直尺(600 mm,JIS 1級,長さ許容差±0.20 mm;14036,シンワ)

■台付直角定規(長片15 cm;62009,シンワ)

■白色ケント紙(1461,オストリッチ)

3.3 CM型ノギス 仕様

■固定ジョウ(左)と移動ジョウ(右)には,それぞれ3箇所のネジ穴をあける.

■測定範囲600 mm,器差許容値±0.05 mm,最小読取値0.02 mm(CM-60,新潟 精機)

(2) 設定

本体は高さが80 cmになるように三脚で調整支持した.図3.4に示すように,レーザマーカの 配置は,∠A=45°,∠B=90°,AB=60 mmに設定した.その結果,焦点距離は計算から60 mm になった.点 A のレーザマーカ A と点B のレーザマーカ B から 2 本のレーザ光線を直角定規

(Square)の長片上の白紙面(White Paper)に照射させた.レーザマーカBは絶えず紙面上の一点を

照射し続けたため,レーザスポット光は対象物の目標測定点から外れることがなくなった.した がって,測定者はアームを動かしている間,レーザマーカAからの照射スポット光の遠近移動だ けを注視することができた.プローブ(Probe)は焦点距離から約7 mm離して配置した.その焦点 合致は,LEDの光とブザーの音の発生・消滅そして測定者の目視によって得られた.測定中はフ ァイリングキャビネットと本体の上に水準器(76037,シンワ)を置いて水平度を確認した.

3.4 リードスクリュー形測定器の精度試験(設定)

レーザマーカ(Laser Marker)A,Bは,∠A=45°,∠B=90°,AB=60 mmに設定 する(焦点距離は計算から60 mmになる).2個のレーザマーカの照射スポット光 が,直角定規(Square)の長片の白紙上で1つに合致されるまで,アームを近づけ る.焦点合致はプローブ(Probe)の検知を知らせるLED光とブザー音の発生・消 滅,測定者の目視によって確認する.

(3) 測定手順

アームの移動量は,ディジタルスケールユニット(Digital Scal Unit; DSU)の表示値によって求め た.光と音の発生量は最大を,消滅量は零を判定基準とした.したがって,ほのかに光ったり,

かすかに聞こえたりすることは検知として認めないことにした.アームの移動は,「光発生-目 1

300 mm 300 mm

A

B

Probe LEDBuzzer

Ruler

Laser Marker Laser Marker A , B

Square White Paper

Arm Arm

① 左右のアームを対象物から数10 mm離れた任意の位置に移動させる《外側方向移動》

←左アーム 直角定規 直角定規 右アーム→

② 左右のアームを対象物方向に移動させる《内側方向移動》

左アーム→ 直角定規 直角定規 ←右アーム

③ 同方向に移動させ,LEDの発光時★のDSUの値を読む《光の発生》

左アーム→★ 直角定規 直角定規 ★←右アーム

④ 同方向に移動させ,焦点合致時●のDSUの値を読む《目視観察による合致》

左アーム→● 直角定規 直角定規 ●←右アーム

⑤ 同方向に移動させ,LEDの発光消滅時☆のDSUの値を読む《光の消滅》

左アーム→☆直角定規 直角定規☆←右アーム

⑥ 左右のアームを最初の位置付近に戻す《外側方向移動》

←左アーム 直角定規 直角定規 右アーム→

⑦ 左右のアームを対象物方向に移動させる《内側方向移動》

左アーム→ 直角定規 直角定規 ←右アーム

⑧ 同方向に移動させ,ブザーの発音時♪のDSUの値を読む《音の発生》

左アーム→♪ 直角定規 直角定規 ♪←右アーム

⑨ 同方向に移動させ,焦点合致時●のDSUの値を読む《目視観察による合致》

左アーム→● 直角定規 直角定規 ●←右アーム

⑩ 同方向に移動させ,ブザーの発音消滅時 ♩のDSUの値を読む《音の消滅》

左アーム→ ♩直角定規 直角定規 ♩←右アーム

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