み~
Room 6 1-6-44 Dupuytren拘縮におけるインテグリンの関与
Room 6
Room 7
第 7 会場( Room 7 )
8:40~9:34
一般演題 23 :マイクロ
座長:五谷 寛之(大阪外傷マイクロセンター/静岡理工大学)
1-7-1 切断指における Cold Intolerance に対する検討
The Study of Cold Intolerance for Finger Amputations松井 裕帝(札幌徳洲会病院整形外科外傷センター)
辻 英樹,倉田 佳明,坂 なつみ,越後 歩 今回我々は当院で加療した切断指で 6 か月以上経過観察可能であった 40 例 51 指について CISS と DASHスコア,Hand20との相関の有無と,CIあり/なし2群間での受傷形態,生着の有無,単指と 複数指切断,縫合神経本数,吻合動脈本数,吻合静脈本数,喫煙の有無,受傷時期との関連を検討し た.CISSとDASH,Hand20との間に優位な相関を認めた.CIあり群となし群における各因子の間に は有意差は認めなかった.
1-7-2 Untied Stay Suture 法による小児 Zone1 ・ 2 指尖部切断再接着術
Replantation of Zone1.2 Finger Tip Amputation in children using Untied Stay Suture Method長谷川 健二郎(川崎医科大学 整形外科)
高田 逸朗,長谷川 徹,難波 祐三郎,木股 敬裕 UntiedStaySuture法を用いて再接着術を施行した小児Zone1・2指尖部切断6症例について報告する。
1st・2ndstaysutureには両端針付きナイロン糸を用い、その他は基本的に片針になったものを使用 した。縫合手順はUntiedStaySuture法に準じた。全症例生着した。5症例は動脈・静脈を吻合でき たが、Zone1の1症例は動脈のみ吻合可能であった。2症例で関節可動域制限を残し、2症例で爪の変 形を認めた。
1-7-3 静脈再建できなかった指末節部切断再接合術後の瀉血法の比較検討
Comparative Study of Phlebotomy after Fingertip Replantation without Venous Anastomosis
河野 李枝(新東京病院 形成外科)
柳林 聡,吉田 龍一,山本 直人 静脈再建できなかった指末節部切断再接合術後の瀉血法として Medicalleech の使用、fishmouth incision法などの報告がある。われわれは最近の経験から、その効果を比較検討した。静脈再建でき なかった指末節部完全切断20例中、Medicalleechによる瀉血は9例中9例生着、fishmouthincision 法による瀉血は6例中3例生着、瀉血未実施例は5例中1例生着した。Medicalleech使用例は、静脈 吻合実施例と遜色ない生着率であった。
1-7-4 切断指再接着術後の感覚評価
Sensory evaluation after amputated digit replantation
鈴木 歩実(聖隷浜松病院 手外科・マイクロサージャリーセンター)
神田 俊浩,大井 宏之,向田 雅司 当院で再接着術を施行し、経過を6か月間以上観察し得た手指完全切断患者50例65指を対象として、
切断指生着後の感覚回復について評価を行った。切断レベルが遠位になるにつれSWの健患側差は小 さくなり、static2PDも判別できる症例の割合も増え、paresthesiaのVAS値も低くなる傾向がみら れた。Zone1群の全指およびzone2群のうち神経を2本縫合した4指全てでstatic2PDが判別可能であ った。
1-7-5 手部複合損傷の治療経験
treatment of mangled hand
土田 芳彦(湘南鎌倉総合病院 外傷整形外科)
治療が困難な手部複合損傷の27症例に対して、主としてマイクロサージャリーを用いた一期的再建 術を施行した。血管損傷は10例37%に認められ、皮弁形成術は9例33%に施行されていた。最終経 過観察時の上肢機能はChenの評価基準1が1例、2が8例、3が15例、4が3例であった。初期の的確 な組織損傷評価に基づいた論理的治療計画が肝要である
1-7-6 Saturated Salt Solution 法固定 Cadaver による Surgical Training の経験
The Experience of Surgical Training using the Cadaver embalmed by Saturated Salt Solution Method白井 隆之(佐久市立国保浅間総合病院 形成外科)
林 省吾,伊藤 正裕 国内で cadaver を用いて surgicaltraining する機会は非常に少ない。今回東京医科大学において saturatedsaltsolution法(以下SSS法)固定したcadaverを使用し、逆行性指動脈皮弁1例・前外側大 腿皮弁2例・側頭筋膜弁1例を挙上した。SSS法固定はThiel法と比べ、軟部組織の萎縮が少なく、血 管剥離の感覚が生体に近かった。SSS 法固定は、皮弁挙上手技の習得に有用と考えられた。今後 cadaverに対する法と環境の整備が求められる。
Room 7
9:34~10:37
一般演題 24 : OA 手関節
座長:代田 雅彦(さいたま赤十字病院)
1-7-7 遠位での尺骨短縮骨切り術後の遠位橈尺関節症に関する検討
Degenerative Change of Distal Radio-ulnar Joint Following Distal Ulnar Shortening Osteotomy
河野 正明(興生総合病院 整形外科)
森実 圭,千葉 恭平,高須 厚,芝 成二郎 遠位で尺骨短縮骨切り術を施行した84手の遠位橈尺関節(DRUJ)の変性変化につき検討した。11手に 骨棘形成を認め、骨棘を認めた手の短縮量は平均4.8mm、認めない手は平均3.8mmで有意差を認めた。
関節症の発生率は、報告されている近位での骨切りと比較して少なく、distalobliquebundleの存在 が関与している可能性が示唆された。また遠位での骨切りでも短縮量が多いと発生率が上がってお り、DRUJの安定性が上がることも確認された。
1-7-8 modified Sauve ︲ Kapandji 法における骨切り部近位断端制動の必要性
Clinical Symptoms in Modified Sauve-Kapandji Procedure without Stabilization of the Proximal Ulnar Stump池田 純(昭和大学横浜市北部病院整形外科)
川崎 恵吉,久保 和俊,富田 一誠,稲垣 克記 進行期遠位橈尺関節障害に対する治療の選択肢として手関節形成手術は有用であるが、骨切りした尺 骨の近位断端が愁訴につながるという理由から断端を腱などで制動すべきとする報告を散見する。し かし、我々の結果からは特に制動をしなくても経時的に骨切り部断端の疼痛は除痛され、不安定性も 制動される傾向が確認され、術中の骨切り部の制動は不要であると思われた。
1-7-9 尺骨断端切除後の尺骨断端不安定症に対する Breen 法の治療成績
Stabilization of the Ulnar Stamp Using Breen Method after resection of the Ulnar Stamp
松井 雄一郎(北海道大学整形外科)
船越 忠直,本宮 真,瓜田 淳,岩崎 倫政 Darrach 法、Sauvé-Kapandji 法さらには橈骨月状骨間固定術の術後の尺骨断端不安定症に対する Breen法の治療成績及び画像所見により本術式の有効性を調査した。臨床成績は5手中全例で良好で あった。単純X線上、橈骨・尺骨間の距離(Radioulnardistance)に術前後で有意な変化はなかった。
尺骨断端が尺側手根伸筋腱及び尺側手根屈筋腱の両腱により制動化され安定化したと考えられた。
1-7-10 STT 関節症に対する橈骨からの血管柄付き骨移植を用いた部分手関節固定 術の手術成績
Scaphotrapeziotrapezoid (STT) fusion with vascularized bone grafting from the radius for STT arthritis
根本 哲也(昭和大学 医学部 整形外科学教室)
川崎 恵吉,稲垣 克記,久保 和俊,池田 純 STT関節固定術をはじめとする部分手関節固定術はキーンベック病やSTT関節症に対して行われる 治療法であるが、合併症の一つに、遊離骨移植を用いた固定術では偽関節の危険性が0~27%と報告 されている。今回我々はSTT関節症の5例に対し、STT関節固定術を血管柄付き骨移植を用いて行い、
全例で骨癒合が得られ、全例でADL上も良好な成績が得られたため、ここに報告する。
1-7-11 進行期 STT 関節症の治療経験
Treatment for Advanced Scaphotrapezial Trapezoidal Arthrosis
浅野 研一(東海病院 整形外科)
牧野 仁美,近藤 高弘,鈴木 正孝,平田 仁 進行したSTT関節症に対して治療を行った.STT関節症の臨床経過を調べることと手関節X線を評 価し,手根配列の変化について検討した.Crosby分類grade3のSTT関節症では舟状骨の背屈に加え て月状骨の背屈が生じていた.手術治療は橈尺屈の制限を認めたが,疼痛は改善した.手根配列の変 化として舟状骨の背屈が矯正され月状骨背屈の進行を抑制したことが考えられた.
1-7-12 Heberden 結節の erosive 変化について
Heberden’s Nodes: erosive osteoarthritis酒井 伸英(埼玉成恵会病院・埼玉手の外科研究所)
福本 恵三,加藤 直樹,菅野 百合,小平 聡 Heberden 結節 281 例 1363 指を X 線上で Erosive と non-Erosive に評価し比較検討した。Erosive は、
76例188指であり、性別は女性66例、男性10例、罹患指は、母指13指、示指53指、中指57指、環指 24指、小指41指であった。1966年、PeterらはErosiveosteoarthritisの概念を報告した。臨床症状に おいてErosiveはnon-Erosiveと比べ疼痛や不安定性が強いといわれており、Erosive群が関節内注 射や関節固定で有意に多かった。
Room 7
12:10~13:10
西新宿セミナー 6 :第 53 回手の先天異常懇話会
日本手外科学会先天異常委員会主催の「第53回手の先天異常懇話会」を第58回日本手外科学会学術集 会会期中に開催いたします。今回は‘母指形成不全’をテーマとして、治療に難渋した症例や教訓的な 症例などを持ち寄っていただき、自由に討論する会です。時間があれば,その他に診断治療に悩んで いる症例についても、検討を行う予定です。多くの方々の参加をお待ちしております。
15:40~16:43
一般演題 25 :腫瘍
座長:西田 淳(東京医科大学整形外科学分野)
1-7-14 手の良性腫瘍手術前後の患者立脚型機能評価
Patient-rated outcome measures before and after surgery for bone and soft tissue tumor of the hand
山本 美知郎(名古屋大学大学院医学系研究科手の外科学)
岩月 克之,栗本 秀,水島 秀幸,平田 仁 上肢の腫瘍切除術を行った250例を対象とし、手術前後の患者立脚型機能評価表Hand20スコアを評 価した。ガングリオンでは20.7から9.8に、血管系腫瘍は24.5から7に、腱鞘巨細胞腫は13.3から6.3に、
神経鞘腫では15.5から10.5に、内軟骨腫は19.4から2にそれぞれ有意に改善した。脂肪腫は18.6から 11.7に、グロームス腫瘍は9から5.3に線維腫は16.7から6.8となった。
1-7-15 当科における神経鞘腫の治療経験 核出術と術後神経障害
Schwannoma enucleation and postoperative nerve disorder
大野 晋太郎(防衛医科大学校 整形外科学講座)
有野 浩司,尼子 雅敏,平原 康文,根本 孝一 科で腫瘍核出術を行った神経鞘腫58個について報告する。対象:男性6例女性14例、複数個発生が 男性1例、女性2例であった。手術時平均年齢56.5歳。発生部位は上肢15個、下肢38個、体幹5個で あった。大きさは3-60mmであった。術後神経障害を10例に認めたが、いずれも9か月以内に改善し、
遺残はなかった。
1-7-16 四肢に発生した神経鞘腫の治療成績
clinical result of the schwannomas developed to limbs
前田 和洋(東京慈恵会医科大学 整形外科)
千野 博之,奥津 裕也,湯川 充人,丸毛 啓史 神経鞘腫は日常の手外科診療においてしばしば経験するが、核出術により、その予後は比較的良好で ある。しかし、術後に神経脱落症状が生じ、その改善に長期間を要する症例も散見される。そこで、
今回、当科における神経鞘腫の術後成績を調査し、いかなる症例に神経脱落症状が出現しやすいかを