る―
Room 3 2-3-17 橈骨遠位端骨折におけるAcu︲Loc2®Distal plate及びAcu︲Loc2®
Proximal plate のプレート設置位置及び遠位部スクリュー位置の検討
Evaluation of the Plate and Screw Position of Loc2®Distal Plate and Acu-Loc2®Proximal Plate for the Distal Radius Fracuture前田 和茂(岡山済生会総合病院 整形外科)
今谷 潤也,森谷 史朗,桐田 由季子,近藤 秀則 Acu-Locの改良型機種であるAcu-Loc2D及びAcu-Loc2Pのプレート設置位置と遠位部スクリュー挿 入位置を検討した.Acu-Loc2D の掌側突出は Acu-Loc と比較 FPL の走行位置ではより小さく low profileでAcu-Loc2Pはさらに掌側突出が小さかった.遠位スクリューの距離はAcu-Loc2Dで最も小 さくなっていた.いずれのプレートもFPL損傷の危険性を漸減でき安定した固定性が期待できると 考えられた.
2-3-18 AO type A3 の橈骨遠位端関節外骨折に対する DVR プレートを用いた治療
―遠位部ロッキングペグの必要本数について―
The treatment of extra-articular distal radius fracture with DVR.
本間 龍介(山形大学 医学部 整形外科)
石垣 大介,佐竹 寛史,長沼 靖,高木 理彰 背側転位型橈骨遠位端関節外骨折に対して、DVRの遠位部近位列にのみ3本もしくは4本のペグを挿 入して固定した 39 例を調査した。術後 1 週から 12 週にかけて radialinclination、volartilt、ulnar varianceにおいて矯正損失を認めず、手関節可動域と握力の改善を認めた。比較的単純な関節外骨折 の場合、必ずしも全てのロッキングホールにペグを挿入する必要はないと考えられた。
2-3-19 橈骨遠位端骨折に polyaxial locking plate を使用した術後の矯正損失;
異なる locking plate ( APTUS2.5 、 Matrix Smart Lock )の比較
Loss of correction after polyaxial locking plate fixation for distal radius fracture;comparison between two different locking plates (APTUS 2.5 vs Matrix Smart Lock) 清水 あゆ子(東海大学 医学部付属 大磯病院 整形外科)
池田 全良,小林 由香,齋藤 育雄,石井 崇之 橈骨遠位端骨折にpolyaxiallockingplateであるAPTUS2.5とMatrixSmartLockの2種類を用い術直 後と術後12か月後の矯正損失を評価した。結果は両群間に有意差を認めず両群とも良好な固定性が 得られていた。固定性不良例は遠位screw刺入部の骨折の粉砕が高度な場合、掌側関節縁の骨片が小
Room 3
2-3-20 橈骨遠位端骨折に対する掌側プレート固定術後の掌側亜脱臼 — volar lunate facet fragment 固定の重要性
Palmar Subluxation after palmar locking plate for distal radius fractures - Importance of support of volar lunate facet fragment of distal radius
-川崎 恵吉(昭和大学横浜市北部病院 整形外科)
稲垣 克記,Joerg Gruenert,Hermann Krimmer,Christoph Pezzei Harnessは、掌側転位型橈骨遠位端骨折に対する掌側プレート固定後に亜脱臼した症例について報告 したが、同様に再転位した我々の14例の中には、背側転位型の症例もあり、これらも掌側への亜脱 臼を認めた。1例は合計3回のプレート固定術(創外固定追加)が行われたにもかかわらず、亜脱臼を 繰り返した。術後の再転位・亜脱臼の予防には、掌尺側骨片の整復と保持が重要で、必要なら一時的 に関節固定も有用と思われた。
15:05~16:08
一般演題 33 :橈骨遠位端骨折( Locking Plate/Nail )
座長:森田 晃造(国際親善総合病院)
2-3-21 骨脆弱性橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定術の治療成績
Volar Locking Plate Fixation for the Fragilyty Fructure of Distal Radius
小橋 裕明(大津市民病院整形外科)
藤原 浩芳,河合 生馬,奥田 良樹 骨脆弱性橈骨遠位端骨折に対し,掌側ロッキングプレート固定術を行った女性における手術成績を遠 位設置型プレート群(A群)と近位設置型プレート群(D群)で比較検討した.症例は61例,全例女性.
平均70.8歳であり,経過観察期間は平均8.7か月であった.X線計測は,強制損失はわずかで,A群1 例に長母指屈筋腱皮下断裂を認めたがD群では認めなかった.近位設置型プレートは矯正損失を少な くし屈筋腱障害を防止し得ると考える.
2-3-22 橈骨遠位端骨折治療における 2 種類の掌側ロッキングプレートの比較
Comparison of two different volar locking plates in treating distal radius fracture 菅原 留奈(東京大学医学部附属病院整形外科)
徳山 直人,宮本 英明,三浦 俊樹,森崎 裕 術後6ヶ月経過観察が可能であった橈骨遠位端骨折28例に対し、2種の掌側ロッキングプレート固定に おける治療成績を比較した。A群13例(女性8例、男性5例:平均年齢61.7歳)、D群15例(女性11例、男 性4例:平均年齢58.7歳)の術後機能評価(関節可動域、握力)とX線評価(volartilt、radialinclination、
radialheight)を比較した。最終経過観察時の関節可動域、握力およびX線評価では両群で有意差は なかった。
Room 3
2-3-23 橈骨遠位端骨折における棚掛けスクリューを用いた掌側ロッキングプレー
ト固定の検討―有限要素法の観点から―
Finite element analysis for the stress distribution in the locking plating by shelf screw in distal radius fractures
泉山 公(聖マリアンナ医科大学整形外科学講座)
別府 諸兄,清水 弘之,内藤 利仁,田中 雅尋 われわれは、橈側から掌側ロッキングプレートのロッキングスクリューに梁となるように横走するス クリューを挿入する方法(以下棚掛け法)を考案した.橈骨遠位部の3DCT関節内骨折モデルを用い応 力分布を有限要素法で視覚化し掌側ロッキングプレート単独固定法と比較検討した.掌側ロッキング プレート単独固定法より棚掛け法において棚掛けスクリューにより遠位ロッキングスクリューの応力 は低く荷重伝播能力に有意に優れていた.
2-3-24 plate edge leverage 法による橈骨遠位端骨折の治療成績
Clinical results of volar locking plate fixation using plate edge leverage method for distal radius fracture
鈴木 康一(慶仁会川崎病院整形外科)
川崎 由美子,稗田 寛 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレート固定はスタンダードな治療法だが,解剖学的整復位 を得ることは必ずしも容易ではない.今回我々は整復前にプレートを骨幹端部に設置し,設置したプ レートを梃子の支点として利用し遠位骨片を整復するplateedgeleverage法(PEL法)を考案した.当 科で手術した橈骨遠位端関節外骨折24例を検討したが,最終経過観察時まで良好な整復位を保てて おり,また臨床成績も良好であった.
2-3-25 橈骨遠位端掌屈転位型骨折におけるプレート設置位置の検討( model
bone での検討)
Examination of Plate Location at Volar Displacement Type Distal Radius Fracture.
(Examination in Model Bone)
古川 雄樹(健和会大手町病院 整形外科)
酒井 和裕,杉田 健,宮地 有理 橈骨遠位端掌屈転位型骨折は一般的にプレートを利用して骨折部を整復することが多い。その際、整 復前と整復後ではプレートの位置が変化する。今回我々は骨折モデルを作成し、骨折整復を再現した。
Room 3
2-3-26 橈骨遠位端関節外骨折に対する手術治療成績 ―髄内釘と掌側ロッキング
プレートの比較研究―
Comparative study of intramedullary nail and volar locking plate fixation for extra-articular distal radius fractures
川端 確(東住吉森本病院 整形外科)
佐々木 康介,寺浦 英俊 橈骨遠位端関節外骨折に対する髄内釘15例と掌側ロッキングプレート17例の治療成績を比較検討し た。術後3か月時、6か月時の握力と関節可動域、最終観察時のMayowristscore、術直後と最終観 察時のレントゲン各パラメーターを検討したが、2群間に統計学的有意差を認めなかった。現在、橈 骨遠位端関節外骨折に対する手術治療として掌側ロッキングプレートが選択されることが多いが髄内 釘も選択肢となる。
2-3-27 橈骨遠位端骨折に対する髄内釘~ MICRONAIL の治療成績
Treatment of disatal radius fracture by intramedullary nail筒井 美緒(新須磨病院 整形外科)
黒田 司,国分 毅 橈骨遠位端骨折に対し髄内釘による治療を行い、3カ月以上経過観察できた102例について検討した。
骨折型はAO分類A366例C18例C228例。受傷時年齢は平均67歳、経過観察期間は平均2年6カ月 であった。X線上の矯正損失、関節可動域、握力健側比、臨床成績、合併症につき検討した。髄内釘 による橈骨遠位端骨折の治療成績は概ね良好であり、合併症として橈骨神経皮枝領域のしびれを9例 に認めたが全例回復した。
Room 3
16:20~17:50
パネルディスカッション 4 :橈骨遠位端骨折 2
座長:渡邉 健太郎(名古屋掖済会病院)
澤泉 卓哉 (日本医科大学武蔵小杉病院)
2-3-P4-1 橈骨遠位端骨折後の正中神経障害に関連する因子の検討
Factors Correlated with Median Nerve Injury in Patients with Distal Radius Fractures 里中 東彦(市立伊勢総合病院 整形外科)
辻井 雅也,原 隆久,吉田 格之進,萩 智仁 橈骨遠位端骨折(DRF)56手において,正中神経障害(しびれ)と年齢,骨折型,手根管内圧(CTP)と の関連について検討した.11手(19.6%)で受傷直後よりしびれを認め,3手(5.3%)で術後も残存した.
年齢,骨折型はしびれとの明らかな関連は認めなかったが,術前CTPはしびれ有群で有意に高かった.
急性期の正中神経障害の発生にCTPの受傷早期の急激な上昇が関連している可能性が示唆され,ま た潜在性の正中神経障害の存在も考えられた.
2-3-P4-2 橈骨遠位端関節内粉砕骨折の掌側ロッキングプレート固定における方形回
内筋温存の重要性
Significance of Pronator Quadratus Muscle Preservation in the Palmar Locking Plate Fixation for the Comminuted Intraarticular Fracture of Distal Radius
伊藤 聰一郎(桜会病院 整形外科)
吉田 渡,吉岡 太郎 橈骨遠位端骨折AO-C2,C3型に掌側ロッキングプレート固定を行ない、方形回内筋(PQ)温存効果を 検討した。術後手関節伸展/屈曲、回内/回外、患側と健側の握力比、DASHとVAS値を評価した。
術後 2ケ月で回内角度はPQ 温存群がPQ切離群に比し有意に大きく、VAS 値は小さかった。Quick DASH値も術後1,2ケ月でPQ温存群がPQ切離群に比し有意に小さかった。術後3ケ月以降では有意 がなかった。
2-3-P4-3 脆弱性橈骨遠位端骨折患者の骨強度、骨格筋と骨代謝マーカー
Bone Strength, Skeletal Muscle Area, and Biochemical Markers Associated with Bone Metabolism in Patients with Fragility Distal Radius Fracture
内山 茂晴(信州大学医学部整形外科)