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Room 4 12:40~13:40西新宿セミナー9

Room 4

Room 4

13:55~14:49

一般演題 36 :手根管症候群(母指球、重症例)

座長:長岡 正宏(日本大学病院整形外科)

2-4-13 手根管症候群患者における母指球筋の超音波検査による評価

The evaluation of thenar muscles in carpal tunnel syndrome with ultrasonography 岩永 康秀(東京都立多摩総合医療センター 整形外科)

辰巳 徹志 手根管症候群では母指球筋に萎縮が起こるが、画像での評価の報告はまれである。当院で手根管症候 群と診断された患者で母指球筋に萎縮が見られる例や手術が必要となった症例を対象に超音波検査に よる母指球筋の評価を行い、健常人との比較を行うことで母指球筋の画像による評価を試みた。超音 波検査では母指球筋を構成する各筋肉の萎縮が描出可能であり、より詳細な評価につながると考え る。

2-4-14 超音波検査による母指球筋萎縮の評価

Evaluation of thenar atrophy based on ultrasonographic measurement

名倉 一成(神戸労災病院 整形外科)

金谷 貴子,美舩  泰,乾  淳幸,国分  毅 母指球筋萎縮を呈する手根管症候群(CTS)は臨床上重症CTSとされ、電気生理学的にも重症である。

超音波検査を用いて重症CTSの母指球筋萎縮を、30代健常人と比較検討しところ、電気生理学的重 症度と並行してまずAPBの筋幅減少が見られ、重症度の進行につれてOPPの筋幅減少が見られた。

重症CTSの超音波検査を用いた母指球筋萎縮の評価は可能である。

2-4-15 特発性手根管症候群の超音波診断: honeycomb ︲ like image に基づく診 断基準

Ultrasonographic Diagnosis of Idiopathic Carpal Tunnel Syndrome Based on the Honeycomb-like Image.

中道 健一(虎の門病院 リハビリテーション科)

立花 新太郎,山本 精三,喜多島 出 特発性手根管症候群(CTS)の超音波診断(US)は正中神経断面積(CSA)の測定とカットオフ値との比 較によるが,今回,正常像として神経束が粒状に描出されるhoneycomb-likeimageの有無がカット オフ値の設定に与える影響を検討した。患者,対照ともCSAは本像の残存手では消失手より低値で あり,カットオフ値も低かった。US下CSA測定による特発性CTSの診断では,本像の有無別にカッ トオフ値を定める必要がある。

Room 4

2-4-16 手根管症候群におけるエコー所見の検討―重症例との比較

Ultrasonographic assessment of idiopathic carpal tunnel syndrome Comparison with severe cases

林原 雅子(鳥取大学 医学部 整形外科)

山下 優嗣,金谷 治尚,藤田 章啓,永島 英樹 手根管症候群25例を伝導速度検査により測定不能な重症例とそれ以外の2群に分け、SWtestによる 知覚検査と超音波(US)検査を行い比較検討した。重症例では母指示指中指ともに有意に知覚が低下 していた。US検査では手根管遠位の横径が小さく、手根管より近位で神経の縦径が大きい傾向にあ った。

2-4-17 重症手根管症候群の短母指外転筋遠位潜時導出の限界

Limit of abductor pollicis brevis distal latency measurement of severe carpal tunnel syndrome

田山 信敬(松村総合病院整形外科)

重症手根管症候群で短母指外転筋遠位潜時(APBDL)が、どの程度まで導出されるのか検討した。表 面電極導出では上限値は14.2msecで、針電極導出では50.2msecだった。統計学的手法での予測値と の比較では表面電極導出ではおおよそ妥当と思われ、針電極導出は予測値との著しい乖離があったた め、実測値が妥当とした。

2-4-18 重症手根管症候群における短母指外転筋筋力回復の検討

Severe carpal tunnel syndrome-postoperative recovery of Abductor policis brevis 鈴木 重哉(藤枝市立総合病院 整形外科)

伊藤 高規,鈴木 希央,阿部 雅志,澤田 智一 母指対立障害を有する手根管症候群に対して手根管開放術を行った。罹病期間1年以上、手術時年齢 70歳以上、電気生理学的検査で短母指外転筋終末潜時、感覚神経伝導速度が共に導出不能の場合をを それぞれリスクポイント1点として各症例を0~3点で点数化し、術後成績との関連を調べた。リスク ポイントが高い症例ほど短母指外転筋の筋力が回復しない症例が多かった。

Room 4

14:49~15:53

一般演題 37 :手根管症候群(術後 電気生理)

座長:國吉 一樹(千葉大学整形外科)

2-4-19 重症手根管症候群の術前後での電気生理学的検討

Electrophysiological evaluation of severe Carpal tunnel syndrome before and after Carpal tunnel release

田山 信敬(松村総合病院 整形外科)

手根管症候群(CTS)の短母指外転筋複合筋活動電位(APBCMAP)が導出不能例で、短母指外筋針筋 電図(APBEMG)と第2虫様筋複合筋活動電位(2ndLCMAP)誘発を行い、術後のAPBCMAP導出 が、術前のAPBEMGと2ndLCMAPのどちらが予後判定に有用か比較検討した。術後の予後判定 には、どちらが有用とも言えなかった。

2-4-20 末期手根管症候群の手根管開放術予後予測における第 2 虫様筋複合筋活動

電位の有用性

Usefulness of Compound Muscle Action Potential of the Second Lumbrical for Predicting Recovery after Carpal Tunnel Release in Extreme Carpal Tunnel Syndrome

江畑 龍樹(佐倉整形外科病院)

末期手根管症候群の術後予後予測における、SL-CMAPの有用性を検討した。対象は手根管開放術を 施行し、1年以上経過観察可能であった56手で、平均年齢は62.3歳、平均経過観察期間は27.0ヵ月で あった。母指対立改善群と非改善群でSL-CMAP導出可能率に有意差を認めず、術前SL-CMAP(+)

とSL-CMAP(-)で母指対立改善率に有意差を認めなかった。SL-CMAPは予後予測に必ずしも有用 とは言えず、予後の予測にはさらなる研究が必要である。

2-4-21 母指対立機能障害を伴う重度手根管症候群における 2L ︲ INT 法を用いた予 後予測の検討

Prognostic prediction using lumbrical and interossei recording of severe carpal tunnel syndrome with undetectable compound muscle action potential of the abductor pollicis brevis

大久保 直輝(京都府立医大大学院運動器機能再生外科学(整形外科))

藤原 浩芳,小田  良,土田 真嗣,久保 俊一 短母指外転筋の複合筋活動電位が導出不能の重度手根管症候群42手に対して,第2虫様筋と第1掌側 骨間筋の運動遠位潜時差(2L-INTDIFF)が手根管開放術後の母指対立機能の回復を予測する指標と なるか検討した.術前の2L-INTDIFFと術後の母指掌側外転筋力の間に負の相関を認め,2L-INT DIFF≧6ms例では,術後12ヵ月でのMMTは3以下であった.術前の2L-INTDIFFは,術後の母 指対立機能回復を予測する指標となりうる.

Room 4

2-4-22 重症手根管症候群の術後短母指外転筋筋力回復の検討―短母指外転筋複合