1−4−3豪 A1, B7の問題で「飛ぶ一飛ばす」をともに正しく使用できた子ど もの翻合
地域 クラス・性
4F 4M
%%%
5F 5M
T
%gO60%
策:裳 京都 湘歌山
12/17
70. 58
15/19
78. 95
27/36
7s. eo
18/21
85. 71
15/16
93. 75
33/37 89. 19
10/13
76. 92
13/17
76. 42
23/30
76. 67
15/19
78. 95
18/21
85. 71
33/40 82. 50
18/19 94. 74 19/20 95. 00 37/39
94. 87
21/22
95. 45
22/22 100. 00 44/44 100. 00
全 体 40/51
78. 43
43/52 82. 69 83/103 80. 58 54/60
90. 00
59/63 93. 65 114/123
92. 68
1−4−4表 「飛ぶ一飛ばす」の使用についての要因分析
要 困
A2 こまが〔==]。
B9 太郎がこまを〔〕。
の關題で調べた。結果は,1−4−5表,1−4−6表に示すとおりである。
1−4−5表に示すように,「まわる一まわす」の対立について,A2の「まわる」を「まわす」
と,混同して表現した誤りが,4〜5歳クラス,5〜6歳クラスに各2名,計4歩みられた。その うち1名(4〜5歳クラス)は,B9の問題では,「わからない」反応であったが,他の3:名は,
B9の問題でも「まわす」と反応し,明らかに,この両者について区別していないことが示された。
一方,B9の間題で,「まわす」を「まわる」とした反応は,まったくみられなかった。
しかし,このように自・他動詞を混同したケースは,非常にわずか(226人中4名,1.8%)で,
A2の問題の場合,4〜5歳クラスで91.3%,5〜6歳クラスで97.6%の幼児が,「まわる」と正 しく反応し,B9の問題でも,正しく「まわす」と答えたのは,4〜5歳クラスで88.3%o,5〜6 歳クラスで95.9%に達した。B9で,4〜5歳クラス児の正反慈の割合がやや低いのは,おもに
「わからないjとしてテストを放棄した子が多いことによるもので,テストを完遂した幼児の中で,
「まわす」を使うことができたものの割合は95名中91名(95.8%)で,その値は非常に高い。B9 の問題で,構文を誤ったケースが,全部で4名みられたが,その内容は1−4−6表の脚注に示す。
期待した動詞と異なった動詞を使用した反応がA2の問題の場合2ケース, B 9の問題の場合4ケ ースみられたが,それぞれ,自動詞,他動詞である。
A2, B 9ともに期待した動詞を区劉して使用できた幼児の割合,クラス,地域,性別に示した のが1−4−7表である。また,そのZ2による要因分析の結果を1−4−8表に示す。この動詞の 分化,区別は,4〜5歳クラスで平均85.4%,5〜6歳クラスで92.7%に達し,一部未形成の幼児 1−4−5表 「A2 こまが⊂=コ」に対する反応
ク ラ
xi
4 一一5歳クラス 5〜6歳クラス二二一〉些i逆」鯨繭鰍山
計棘京都和歌唄計
まわってる
走ってる
歩いてる
%%%
34 35
94. 44 94. 59
0 e
o 1
2. 70
25
83. 33 1 3. 33
0
94
91. 26
1 0. 97
1 0. 97
40 39 41 H20
100. 00 100. 00 93. 18 1 97. 56
e o o l o
o o o o
重わしてる 1 0 1 2 0 0 2 2
(構文の誤り)
%
2.78 3.33 L94 4.54 1.62
わからない。 1 1 3 5 0 0 1 1
テストしない
%
2.78 2.70 10.00 4.85 2.27 0.81
蓼ロ
1
36 37 30 103 1 40 39 44 i223
第4節 調査の結査(2) 71
1−4−6表 「B9 太郎がこまを[=コ」{C対する反応
ク ラ
ス
KIIi]tlllX一 Lss, ma
まわす
たたく
する
ころがす
まく
eO6a
rao
thoo
rdo
fo60
構文ができない*
わからない。
テストしない
fO16e
rao
卜
隔言口
4〜5歳クラス 東京 京都派遣山
32
88. 89
o
o
o
e 34
91. 89
0
o
70
ーウ自0
25
83. 33
0
o
o
3 3
10σ2 0 0
5. 56
2 2 4
5. 56 5. 41 13. 33
計 91
88. 34
0
o
1 0. 97
1 0. 97
2
1. 94
8
7. 77
5〜6歳クラス
36
37 30
東京 京都 和歌山 38
95. 00
o
o
o
o
3 4
n◎ワ藍◎QQ︾
0
1 2. 56
e
o 42
95. 45
1 2. 27
0
o
o
1 0
2. 50
1 0
2. 50
1 2. 27
0
103 40 39 44
計 118
95. 93
1
0. 81
1
0. 81
e
o
2
1. 62
i O. 81
123
* 「太郎がこまで遊ぶ」(東京4〜5,5 一一 6ueクラス各1),「太郎がこまをまがってる」(東京4 一一 5歳),「こまを二つまわす」(和歌由5〜6歳)。
1−4−7表 A2, B 9の問題で「まわる一まわす」をともlc正しく使用できた子 どもの割合
地域 クラス・性
東京 京都 和歌山 全 体
4F 4M
%a%o
se6
15/17
88. 23
i6/19
84. 21
31/36
86. 11
19/21 90. 48 14/16 87. 50 33/37 89. 19
11/13 84. 62 13/17
76. 47
24f30
80. 00
45/51
88. 24
43/52 82. 69 88/103 85. 44
5 F 18/19 18/19 17/22 53/60
%
94.74 94.74 77.27 88.33
5M
% 20/21 20/20 21/22 61/6395.24 100.00 95.45 96.83
T 38/40 38/39 38/44 114/123
%
95.00 97.44 86.36 92.68
72 第ユ童幼児の構文の習得と動詞の分化
1−4−8表 「まわる一まわす」の使用についての要陽分析
要 因
ーーー勘①の① 伍儘ω硫倶田B 伍
凶年 用 作 互地学国交1 2 Qり4FO 4U7屡 内計群
n◎0︾
ss df X2 p
209. 995 245. 616 27. 571 24. 374 167. 924 147. 911 3. 273
211り徽り徽王2
4. 7140 5. 5137 0. 6189 0. 5472 3. 7696 3. 3204 0. 0734〈O. 05
726. 664 11 16.3123
0 to2 == 44. 5468
もみられるが,就学前期におおむね,この種の区別がつくられていることを示している。学年(年 齢クラス)による差は認められるが,この闘題について,地域,性による差は認められていない。
(3) われる一;わる この動詞については,
A5 スイカが〔。
D1 太郎は棒でスイカを〔==]。
の問題で,反応を調べた。
結果は,1−4−9表,1−4−10表に示すとおりである。
「われる一わる」を混同した反応としては,A5で「われてる(われている,われた)」とすべき ところを,「わってる1「わったる」と反応したケースが,4〜5歳クラスで9名,5〜6歳クラス で3名みられた。4〜5歳クラスの9名中5名は,和歌山地域の幼児,3名が東京,5〜6歳クラ スの3名中2名が和歌肉,1名が東京であった。また5〜6歳クラスでこのような反応をした3名 は全員,4〜5歳クラスの9名のうち5名は,D1の問題でも,同じく 「わる(わった)」という 反応を示した(残りの4名は「わからない」反悠)。このことは,就学前の幼児,特に4〜5歳ク
ラスでは,この動詞の分化が十分できていない子がいるということを意味しているが,全体の中で のその割合は少なく,4〜5歳クラスで8.7%に過ぎず,幼児の多く(4〜5歳クラスの82.5%,
5〜6歳クラスの92. 7%)は,A5の問題で,正しく自動詞を使うことができた。
一方,他動詞「わる」を使うことが期待されたD1の問題では,それを自動詞の「われる」で反 応したものはまったくなく,誤反応としては,類似の他動詞「切る」を使ったものが全体で3名,
「棒でスイカをわる」ということができず,「棒塗スイカをわる」となったものが1名いたに過ぎ ず,ほとんどの幼児が,正しく他動詞「わる」を使って,文をつくることができた。
雨老をともに正しく区別して使用できたものの割合を,例によって,1−4−11表に,その要因 分析の結果を1−4−12表に示す。平均すると4〜5歳クラスの81.6%,5〜6歳クラスの89.4%
第4節 調査の結果(2) 73
1−4−9表 「A5 スイカが〔==コ」に対する反応
ク ラ ス 4〜5歳クラス 5〜6歳クラス
地 域
ス 応 東京 京都和歌肉 計 東京 京都和歌山 計
われてる(た)
きってある
%% 31 33 21
86.11 89.19 70.eO o o e85 1 38
82. 52 1 95. 00
0 1 0 37
94. 87 1 2. 56
39 l114
88. 64 1 92. 68
0 l l
O. 18
︵構文の誤り︶
わったる
わってる
〜をわってる
おちて(ころがし て)われた わられた
〜を切ってある
積木が正しくおけ ない
%%%%%傷%
03 3
3∩◎0
8 7
12
0