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巨28・48・38

ドキュメント内 幼児の文法能力 (ページ 64-71)

L21 1.33 L 27

第3節 調査の結累(1)  63

1 一 3 一20ge 授受短文(2)「〜は〜から〜を〜する」の練習過程

ラ性

4F 4M

T

5F 5M

Aoo

e,(

練習し

ない 6

11. 76

4

7. 69

10

9. 71

2

3. 33

2

3. i7

4

3. 25

模倣漏学習を ス回くり返し トも,練習2 竄フ文をつく 黷ネい

模倣ではでき スが,自力で ヘできない

模倣=学習後,震力で練習問題の二つ フ文を,連続して正しくっくるまで要 オた試行回数

通過率

@X

全人数

@N

1   2   3   4   5

1 1. 96

1 1. 92

2

1. 94

2

3. 92

2

3. 84

4

3. 88

25

49. 02

24

46. 15

49

47. 57

14   3

27. 45 5. 88

15   5

28. 85 9. 62

29   8

28. 15 7. 77

o

1 1. 92

O. 97

G

o

o

42

82. 35

45

86. 53

87

84. 47

51

52

103

o

1 1. 59

1 0. 81

1 1. 67

1 1. 59

2

1. 63

36

60. oe

35

55. 55

71

57. 72

16   4

26. 67 6. 67

19   4

30. 16 6. 34

35   8

28. 45 6. 5e

o

1 1. 58

z O. 81

1 1. 67

0

1 e. 81

57

95. 00

59

93. 65

116

94. 31

60

63

123

 練習の過程は,同じく,1−3−19表,1−3−

20表,1−3−7図に示すとおりである。この構文

の文の作成の練習は,(E),〈F)の構文の場合に比べ,

特に4〜5歳クラスの幼児にとって,やや困難であ った。そのことは,実験者が提示した文の見本を,

1回で正しく摸倣再生した幼児の割合が,4〜5歳 クラスで,練i)56. 3%,練ll)で66.6%と低いこ と,さらに::二つの文を模倣=学習したのち,1回の 試行で,2問とも正しく自力でできた幼児の割合 が,4〜5歳の場合50%を割っている(1−3−7 図)ことから知ることができる。しかし,この構文 も,何回も練習すれぽ,学習できる構文であって,

1−3−20表に示すように,4〜5歳クラスの6名,

5〜6歳クラスの3名が練習の途中で放棄したが,、

4〜5歳クラス児の8婆.5%,

つた。

1−3−7図 授受構文(2)「〜は〜を〜か    ら〜する」の練習過程

oo 1

50

     0︵累積百分率︶ //

       一一dy謄鞘k一欄⑫      A一騨一

   !ノノ  /pt

 1 11

1 2 3 丞隔 5回

5〜6歳クラス児の94.3%が,練習の合格基準に達し,テストにはい

テストの結果は1−3−21表(1),(2)に示すとおりである。G1〜G6の六つの問題のうち,G1

64 箪1章 幼!の構文の習得と動詞の分化

。。ン 毯鴎㊦訟撫︵μ︶ ①q 1−3−21表(1) 授受構文(2)「〜は〜を〜から(に)〜する」の作成 (4〜5歳クラス) 正反応準   疋   反   忘誤  反  応構文が正しくっ ュられている割       反  応 竅@ 題

問たつ 冾ュく カ同つ ニじたワ:文つを ω動曲る @詞題 @の文 @語と @瘤病 @がな:

(2)

普@のる 省 略

(3>

モが累稽

(4)

 格略 のさ跨

讐 がか醜

(6)「六つ @も詞け @らのる @う語

@L尾

@をに

(7)ωがた @と組反 @(2)合慈 @〜わ @㈲さ @とつ

(8)構がる @文動 @は詞 @正が @し異 @いな 構なの カい誤 ェ。反 ウそ応 オの ュ他 わテい ゥス 辜g ネで「き。な女児男児 G−1 イヌは桃太郎からき @びだんごをもらった%

26 Q5.24 76.80

0

21.94 018 P7.48 0O037 R5.92 13 P2.62 31 U0.78 22 S2.31 53 T1.45 G曙 お緯さんは花子から @花をもらった   %

26 Q5.24

2L94

00016 P5.53 0 1 E0.97 32.91

40 R8.83 15 P4.56 26 T0.98 22 S2.31

48 U6。60 G−3 僕(私)は花子から自 @動車(お人形)をもらっ @た       %

25 Q4.27 65.83

00012 P1.65 00935 R3.98 16 P5.53 26 T0.98 26 T0.00 52 T0.48 G−4太郎は花子からはさ @みをかりた    %

65.83 10.97

0

10.97

0

43.88 38 R6.89

0

43.88 32 R1.07 17 P6.50 32 U2.75 22 S2.31 54 T2.43 G−5花子は先生から字を @ならった     %

0

1α97 000032 R1.07 025 Q4.27 26 Q5.24 19 P&45 34 U6.67 24 S6.15 58 T6.31 G−6お母さんは,花子か @ らお金をあずかった%

13 P2.62 21.94

0

10.97 000020 P9.喚2

48 S6.60 19 P8.45 19 R7.25 17 R2.69

36 R4.95 平   均 @     %

16.00 P5.53 3.17 R.07

00

0.67 O.64

00

8.33 W.G9

1L67 P1.32 G.16 O.16 10.16 X.87 36.33 R5.27 16.50 P6.02 28.0 T4.90 22.1 S2.63 50.17 S8.71

①O  器H欄 尊罰㊦麟掛㊦囎識窪轡國㊦¢︷σ 1−3−21表(2)授受構i文(2)「〜は〜を〜から(に)〜する」の文の作成 (5〜6歳クラス) 反  亦疋反欝誤 反 応 問  題

問たつ 閧ュく カ同つ ニじたワ文つを

(D動鴨る @平調 @の文 @語と @尾異 @がな

(2)

增@のる 省略

︵3脂が慕稽

(4)

㈲「動つ

㈲糞

@も詞け @らのる

聾跨

@う語

@L尾

@をに

(7)(1)がた @と組反 @(2)合臨 @〜わ @㈲さ @とつ

(8購がる @文動 @は詞 @正が @し異 @いな 構なの カい誤が。反 ウそ応 オの ュ他 わテい ゥス 辜g ネで「き。な G−1イヌは桃太郎からき @びだんごをもらった%

55 S4.72 11 W.94 10.81

0022 P7.88

00523

64.88

G−2 お母さんは花子から  50   20   0  花をもらった   %  40.65 16.261 I O e. 8113 1 0 10. 57

o

一文が正しくつ くられている割 7266 4. 88

女児 男児 計 48 146 194 8e. OOI 73.021 76.42 46 145 191 76.671 71. 421 73. 98 G−3 僕(私)は花子から自  50  動車(お人形)をもらっ  た       %  40. 6516 1 0 13. 001 1 0 0. 8120 i O 16. 26

o723 1 6 II 41 153 [94 18. 70 1 4. 88 ll 68.331 84. 131 76.42 G−4 太郎は花子からはさ  19   2   0  みをかりた    %  15.45  1,63

oo12 1 61 9. 76

e 6 1 14 4. 88

9 ll 48 151 IIOO 7.32 i[ 80. 001 80.951 81. 30 G−5花子は先生から字を  ならった    %2 1 1 I O 1. 63 1 O. 81

oo

5 158 I O

4. e7 1 4Z 2524 1 26 1 7 # 47 143 190 19. 51 1 21. 14 1 5. 69 11 78. 331 68. 251 73. 17 G−6 お母さんは花子から  27   8   0  お金をあずかった %  21。 95 6.50 oo 1 1 2 I O O. 81 ] 1. 63

32 [ 44 1 9 II 31 139 170 26. 02 1 35. 77 1 7. 32 ll 51. 671 61. 901 56. 91 平   均 @       %

33.83 Q7.51 9.67 V.85 0.16 O.14 0.33 O.27

00

12・‡7 X.89 20.17 P6.39

00

13.50 P0.98 26.00 Q1.14 7.16 T.83 43.5 V2.50 46.17 V3.28 89.83 V3.04

〜G4の問題文で,「からjを「に」で表現して文をつくったケース,さらに, G 4, G 5の問題文で,

「借りる」を「かしてもらう」,「ならう」を「教えてもらう」として文をつくったケースが,割合 多くみられたが,これらの場合,基本的に構文はつくられていると考え,準正反応の中に含めた。

 これらの表をみてわかるように,この槌文の場合,この構文を正しくつくり出すことができず,

誤反応となった幼児が,4〜5歳クラスで,6問平均して35,3%,5〜6歳クラスで2!.L%認めら れ,この調査であつかった七つの構文のうち,この構文が,幼児にとって,もっとも困難な構文で あることがわかった。

 この六つの問題文について,構文をすべて正しくつくり出せた幼児は,4〜5歳クラスで103人 中22入(21.3%),5〜6歳クラスで123人中43入(35.0%o)に過ぎず,(F)の場合の値(4〜5歳ク

ラス103人中68人(66.02%),5〜6歳クラス123人中96人(78.1%))に比べると,その値は著しく 低い(付表1−7表,!−8表参照)。また,平均正反応率も4〜5歳クラスは48,7%,5〜6歳 クラスで73.O%の値を得たに過ぎなかった。同じ現実を,「与える立場」から表現している(F)の構 文の場合,その平均正反応率は,4〜5歳クラスで83.7%,5〜6歳クラスで93.0%に達している

ことを考慮すると,「もらう立場」から表現している(G)の構文の場合の値は,著しく低く,その差は,

4〜5歳クラスの場合に特に顕著に認められた。

 なぜこのように,同じ現実を異なった立場から表現する二つの構文に,顕著な差が認められるの か,この閥題については,第4節で,よりくわしく分析してみることにしよう。

pa 3節 調査の結累(1)  67

第4節調査の結果(2)

幼児の動詞の分化

 以上,この調査で扱った7種の構文について,調査の結果を述べたので,次に,動詞の分化につ いての調査結果を述べることにしよう。

第1項 自動詞と他動詞の分化

 一般に日本語においては,自動詞講:文の場合と,「を」格の対象語を支配する他動詞の構文の場 合に,類似した語幹をもっている場合でも,動詞は,例えば「飛ぶ一飛ぼす」「まわる一まわす」

のように,区:溺されて利用される。就学前の幼児は,基本的な動詞について,どの程度,この南面 ができているのであろうか。

 本調査では,この種の動詞の分化,魚座を調べるため,A1−B 7, A2−B 9, A 5−D 1,

A3−B 8, A 4−E 1の図版を利用して,「飛ぶ一飛ばす」,「まわる一まわす」,「われる一わる」,

「ころがる一ころがす」,「ぶらさがる一ぶらさげる」の五つの対をなす動詞についてテストを行っ た。以下,順にその結果をみていこう。

(1) 飛ぶ一飛ばす  この分化については,

 A1 飛行機が〔=コ。

 B7 太郎が飛行機を[=コ。

の問題で調べたが,その各面における幼児の動詞についての反応は,1−4−!表,1−4−2表 に示すとおりである。また,「飛ぶ一飛ばす」ともに正しく使うことのできた幼児の割合を,1−

4−3表に,地域,クラス,性別に示す。

 これらの表をみてわかるように,「飛ぶ一飛ばす」を混同して誤るという反応は皆無で,この両 動詞ともに正しく使い分けた子どもの割合は,4〜5歳クラスで平均80.6%,5〜6歳クラスで平 均92,3%に達し,就学前の幼児期に,この種の分化は,もうほぼできあがっているということを物 藷っている。

 「飛ぶ」「飛ばす」の動詞を使うことができなくて,他の動詞を使った反応としては,「飛行機が 飛んでる」に対し,「走っている」で反応したものが, 4〜5歳クラスで3名, 5〜6歳クラスで

1名(いずれも東京)みられ,「太郎が飛行機を飛ばす」に対しては,「する1「あそぶ」「みる」

「あげる」「おす」を使った幼児が,両クラスに若干名みられた。

 B7の問題において,構文を誤ったものが3名みられたが,それは「太郎が飛行機で遊ぶ」「太郎 が飛行機とかけている」「太郎が飛行機に手をふっている」という反応(各1名)であった。しか

68 第1章 幼児の構文の習得と動詞の分化

1−4−1表 「A1 飛行機が⊂==]Jlご対する反応

x1

4〜5歳クラス

1

5〜6歳クラス

険禿…一く聖遂」鯨京都鰍日計1亭亭些細1計

飛んでる*

走ってる

Ae

構文ができない

わからない。

テストせず

32 36 27

88. 89 97. 30 90. 00

3 0   0

8. 33

o o o

1   1   3

2. 78 2. 70 10. 00

95

92. 23

3

2. 91

o

 5 8 54

39 38 43

97. 50 97. 43 97. 72

1   0   0

2. 50

o

o

O   l    2. 27 1   0

2. 56

120

98. 31

 1

 0. 81 1 0. 8i

l O. 81

曇ロ

1 36 37 30 lio3 40 39 44 P23

*実際の反応には,「飛んでる」のほか,「飛んでいるj「飛んでいます」「飛んだ」など語尾の異な  つた反応がある。しかし,ここでは,語尾の形は重要でないので,問題文に合わせた形でまとめて  書いている。以下の表も同様である。

1−4−2表 「B7太郎は飛行機を〔=コ」に対する反応

rv・ tstw

飛ばす

する

あそぶ

みる

あげる

おす

lao

tho

構文ができない

わからない。

テストせず

fo6

1ao

二嚇

4〜5歳クラス 東京 京都和歌山

30

83. 33

0

o

2

5. 56

0

o 33

89. 19 1 2. 70

0

o

o

o 22

73. 33 1 3. 33

1 3. 33

1 3. 33

0

1 3. 33

2   1   0

5. 56 2. 70

2 2   4

5. 56 5. 41 13. 33

36 37 30

85

82. 52 2

1. 94

1 0. 97

3

2. 91

0

 7 9

1︵︶

3

2. 91

8

7. 77

103

5〜6歳クラス 東京  京都 漁歌山 34

85. 00 1 2. 50

0

1 2. 50

2

5. 00

0

38 44

97. 43 100. 00 1

2. 56

0

o

o

o o

o

o

o

o

o o

2   0

5. 00

o

o

40 39 44

二言

 1 3

ρ041︵コ

 3 6 991

0

1 0. 81

2

1. 63

0

o

2

1. 63

123

第4節 調査の結果(2)  69

1−4−3豪 A1, B7の問題で「飛ぶ一飛ばす」をともに正しく使用できた子ど      もの翻合

    地域 クラス・性

4F 4M

5F 5M

T

gO60

策:裳 京都 湘歌山

12/17

70. 58

15/19

78. 95

27/36

7s. eo

18/21

85. 71

15/16

93. 75

33/37 89. 19

10/13

76. 92

13/17

76. 42

23/30

76. 67

15/19

78. 95

18/21

85. 71

33/40 82. 50

18/19 94. 74 19/20 95. 00 37/39

94. 87

21/22

95. 45

22/22 100. 00 44/44 100. 00

全  体 40/51

78. 43

43/52 82. 69 83/103 80. 58 54/60

90. 00

59/63 93. 65 114/123

92. 68

1−4−4表 「飛ぶ一飛ばす」の使用についての要因分析

ドキュメント内 幼児の文法能力 (ページ 64-71)