2 一 3 一15fi
模倣謹学習を ス回くり返し トも,変換で ォない
模倣で変換 ナきても,
ゥ力ででき ネい
模倣 練習の途 A続
?で放棄オて,実 アできな
ゥった 1
能動・受動変換の翻練,学習チェックの状況
模倣蹴学習後,自力で,練習問題2問を 連続して正しく変換するのに要した試行
2 3 4 5
過率
4rvI 4
% 1 7. 55
4MI 10
9e5 i IZ 24
2
3. 77
1
1. 72
1
1. 89
3
5. 17
28 14
52. 83 26. 42
20 16
34. 48 27. 59 3
5. 66
3
5. 17
1 0 1. sg o. oe 4 1 6. 9e L 72
46
86. 79
44
75. 86
T i 14 AO 1 12.61
3
2. 70
4
3. 60
5Fl 3
%o 1 4. 84
5Ml 3
% 1 4. 92
o
o. oo
o
o. oo
o
o. oo
o
o. oo
異なって,幼児にとって新たな,より困難な課題であった。このテストにおいて,幼児は再度,A,
Bのテストで作成したと同じ能動文,受動文をまずつくることが要求され(それを正しくつくった 後),それらを受動文あるいは能動文につくりかえることが要求された。
*ただし,C)の変換テストでは, A)B)では行わなかったC9, C10の問題が,薪らたに加えられている。
2−3−16表,2−3−17表に示すように,幼児は図版にそって単に能動文,受動文をつくり出 す課題では,4〜5歳クラス児の場合でも平均約80%,5〜6歳児クラス児の場合,平均約90%の 幼児が,課題を正しく遂行したが(正確には,能動文作成では,4〜5歳クラス女児80.38%,
男児75.52%,5〜6歳クラス女児90.00%,男児90.49%,受動文作成では,4〜5歳クラス女 児82.64%,男児77.93%,5〜6歳クラス女児90。65%,男児92.79%)能動文を受動文に直す課 題では,正しく遂行した幼児の割合は,4〜5歳クラスでは特に低く,平均41.44%(女児46,79%,
男児36.55%)にしか達しなかった。また受動文を能動文に変換する課題でも,4〜5歳クラスの 場合,平均44.68%の正反応率(女児46,04%,男児43.44%)が得られたにすぎない。それにくら べ,5〜6歳クラスになると,これらの値はかなり改善され,能動文の受動文への変換では,平均 68.29%(女児66.45%,男児70.16%),受動文の能動文への変換では平均73.37%(女Yi 71.6!%o,
男児74.75%)の値が得られている。男女差は,数値の上で4〜5歳クラスの場合は女児が,5〜
ぷぷ6歳クラスの場合は男児が優っている傾向が認められるが,いずれの場合も統計的に有意ではない。
**能動文を受動文に変換する課題において,4〜5歳クラス女児,男児の問に,平均正反応率,変換率とも に10%程度の差が認められるが,正反応数の分布にもとづいて,その差を検建してみるとX2=5.7967(df =5p>0.05)で,有意な差は認められなかった。
性差にくらべ,生活年齢による差は顕著で,隅じ4〜5歳クラスでも,年齢の上下によって,か なりの差が認められる。これらの関係を,図に示したのが2−3−6図〜2−3−8図である。
第2−3−8図に示すように,能動文・受動文とも,文の作成においては,年齢群の差は少ない が,変換の課題においては,年齢差がはっきりみられ,5歳前半群では,自力もしくは実験老の助 けを得て能動文・受動文を作成した幼児の約36%(能動文の受動文への変換のSS合36. S%,受動文 の能動文への変換の場合36.8%)のみが,それぞれの文を態の異なった文に変換することができた。
しかし,この変換率は,5歳後半群では平均約58%(能動→受動文変換56.9%,受動→能動変換 58.8%)に達し,さらに,6歳萌半群,後半群ではその値はさらに上昇し,65〜75%に達している。
この調査が,幼児が学年度末の卒園をあと1〜2月にひかえた2月の時点で行われたことを考慮 し,5〜6歳クラス児(年長児)と4〜5歳クラス児(年中児)の差(あるいは,5歳児グループ と6歳児グループの差)が,主に,就学前1年間の教育と幼児の学習と発達に依存していると考え ると,幼児の,文を言いかえる(変換)この種の能力は,自然的な発達の場合,だいたい5子代後 半から,つまり,幼稚園の年長児の時代に発達,形成されてくるということをこれらのデータは示 唆していると考えることができよう。
192 第2章 幼児の文の作成と文の変換機能の発逮
しかし,2−3−8図で示されたデータを,調査手続きと結びつけて吟味してみると,能動文・
受動文の作成は,この変換テストをやる以前のA,Bのテストで,一一・rcの訓練とテストを行い,さ らに,このCテストで最高4回の試行を行わせたものであるのに対し,変換テストは,Cのテスト で最高2回の試行しかゆるしていないため,ここで得られた能動文・受動文の作成の幼児の成績と 変換テストの成績の差は,幼児の現実の能力を正確に反映しているのでなく,人工的につくられた
ものである可能性がある。そのため,A, Bのテストの場合のデータで, Cの変換テストの条件に あわせ,最高2試行までの成績を,ここで得られたCの変換テストの9,10の問題をのぞく8問の 成績と比較してみた。その結果は,2−3−9図に示すとおりである。テストA,Bにおける能動 文・受動文の作成の場含,受動文の作成が能動文よりやや成績がよい(主に受動文が能動文の後に
テス5を行ったための学習効果による差と思われる)という傾向が認められるが,変換の課題は作 成の場合よりはるかに困難な課題で,それは特に5歳前半において顕著で,5歳後半になってから 改善されていくという2−3−8図に示された基ホ的な構造はまったくかわらない。したがって,
ここで得られたデ脂肉タは,2−3−8図,2−3−9図ともに幼児の点語能力の年齢的発達をとら えているものとみることができよう。また,このテストの結果で得られたデータは,変換の練習の 時・に得られたデータ2−3−5図とも,かなりよく一致している。
能動文を受動文に変換する課題と受動文を能動文に変換する課題とでは,幼児が,それらを解決 するにあたって,ある程度の困難差がみられるのではないかと予想していたが,テストの結果,2−
3 一16,2−3−17表と2−3−6,2−3−7図に示すように,平均正反応率の上では,両者の 問に課題の困難差はみられない。しかし,2−3−16,2−3−17表に示すように,能動文を受動 文に変換する課題では,そこで使用した5問に対する正反応率,変換率の値は,どの群においても わりあい近似し,分散の値は小さい。しかし,受動文を能動文に変換する課題の場合,正反応率,
変換率の値は,5問の間で,かなりのぼらつきがみられ,しかも,C2一一C8の4画面みると,年 齢の若い群(5A群)においては,問題の1順につれて,その値が上昇する傾向がみられている。も
し,プレテスト等で,課題の難易度があらかじめ決められているか,均等化されているか,あるい は,テストの実施の賭,各問の順序がランダム化されていれぽ,課題の難易度とテスト中の学習効 果の作用がどの程度この現象に寄与しているのかを分析できるのであるが,そのような処遣をこの テストではとっていないため,これらの分析は,今回の場合,困難となった。したがって,能動文 の場合と異なって,何故,受動文の場合に,このような問題差が生じたかは,ここではわからない。
課題の難易度を決めているのは,文の意味の理解の面での困難差,その文の受動文・能動文として の子どもにとっての親近性,主語,廻油画の互換の可能性謡いろいろありうるが,これらのこと と,学習の効果を含めて,厳密に調べるには,この種の大量的な調i査でなく,より厳密に立案され た実験計画の中で調査を重ねてみる必要がある。
第3節 結 果 193
2−3−16表 能動・受動文の変換の課題における幼児の蕉反応の割合(4〜5歳クラス)
女 児(N==53)
問
題
反
癒 a)した(d)
のく 文つ をく 一一一_.正つ
㊥ ゆの文に正 しく変換した
を教えた㈲して示し文で文を深淵できないのくることがのの文をつ
変率 換 QD
(d)+(ロ)
能動文 ! 受動文 受動文
i 能動文
C −a) ネロはネズミを食べた aj ネズミはネコに食べられた
45
W婆.91
47.55 26 S9.06
53.06
C 3 a) イヌはネコを追いかけ た aj ネコはイヌに追いかけられた
44 W3.02
47.55 24 S5.28
50.00
C 5 a) 金太郎はクマをたおした aj クマは金太郎にたおされた
38 V1.70
10 P8.87
22
驍P.51
45.83
C 7 a) クマはサカナをつった aj サカナはクマに.つられた
47 W8.68
11.89 23 S3.40
47.92
C 9 翫) イヌは太郎の手をなめた aj 太郎はイヌに乎をなめられた
39 V3.58
916.98
29 T4.72
60.42
全5問の平均 P〜7の4問の平均
80.38 W2.08
10.57 V.G8
46.79 S5.28
51.45 S9.20
C 2 a) クマはハチにさされた aj ハチはクマをさした
4厘 W3.02
47.55 16 R0.19
33.33
C 4 a) イヌは自動車にひかれた aj 自動車はイヌをひいた
47 W8.68
11.89 17 R2.08
35.42
C 6 a)太郎はイヌにかまれた ajイヌは太郎をかんだ
43 W1.13
59.43 25 S7.17
52.08
C 8 a) クマは太郎にうたれた aj太郎はクマをうった
42 V9.25
611.32
41 V7.36
85.42
C 10 1a) クマはハチに指をさされた 43
aj ハチはクマの指をさした 81.13
47.55 23 S3.40
48.92
全5問の平均 Q〜8の4問の平均
82.6畦 W3.02
7.55 福T5
46.04 S6.70
43.95 S2.71
194 ag 2章 幼児の文の作成と文の変換機能の発達
男 児 (N==58)
琵
計 (N箒111)
a)した ia)くででしを のく のるき文て三 文つ 文こなを示え をく (d)をとい諭した 正っ つがの示文(ロ)
b)した のく 文変
に換㊨正し 48
82. 76
2
3. 45
24
41. 38
44
75. 86
6
10. 34
21
36. 21
42
72. 41
8
13. 79
21
36. 21
48
82. 76
2
3. 45
20
34. 48
37
63. 79
13
22. 41
20
34. 48
75. 52
78. 45
10. 68
7. 75
36. 55
37. 06
49
84. 48
1
1. 72
17
29. 31
47 W1.03
35.17 20 R4.48
43
74. 14
8
13. 79
26
44. 83
42
72. 41
8
13. 79
41
70. 69
45
77. 59
5
8. 62
22
37. 93
77. 93
78. 01
8. 62
8. 62
43. 44 44. 82
丁丁 換
ρ9
(イ)+(ロ)
48. 00
42. 00
42. 00
40. 00
40. 00
42. 40 43. 00
34.00
40. 00
50. 98
82. 00
ω 助の文を正 しくつくっ た
93
83. 78
88
79. 28
80
72. 07
95
85. 59
76
68. 47
77. 84 80. 18
93
83. 78
94
84. 68
86
77. 48
84
75. 68
44. oo II ss
79. 28
50. 20 51. 75
80. 18
80. 41
[a)くででしをlb)した⑭ のるき文て教
文こなを示え をとい剥した つがの示文(m)
6
5. 41
10
9. 01
18
16. 22
3
2. 70
22
19. 82
10. 63
8. 33
5
4. 50
4
3. 60
13
11. 71
14
12. 61
9
8. 10
8. 11
8. 11
く変換しの文に正
50
45. 05
45
40. 54
43
38. 74
43
38. 74
49
率9
変換セ(イ)+(p)
50. 51
45. 92
43. 88
43. 88
44. 14
50. 00
姐.44
40. 77
33
29. 73
37
33. 33
51
45. 95
82
73. 87
45
40. 54
44. 68 45. 72
46. 84 46. 05
33. 67
37. 76
51. 52
83. 67
46. 39
50. 60 51. 66
第3節 結 果 195
2−3−17表 能動・受動文の変換課題における幼児の正反応の割合(5〜6歳クラス)
女児(N =62)
問
題
反
応 ω
のの文を正 しくつくっ た
b)し濯
1,a)くででしをi lのるき文て教 のく 文こなを示え 文変 をとい凹した に換 ㊨
.つがの回文(ロ)正し
溶血 換
(IX)
(d)+(ロ)
能動文←受鋤文 受動文←能動文
C a) ネコはネズミを食べた 57 2 45
76.27 1 b) ネズミはネコに食べられた 91.94 3.23 72.58
C a) イヌはネコを追いかけた 55 4 40
67.80 3 b) ネコはイヌに追いかけられた 88.71 6.45 64.52
C a)金太郎はクマをたおした 55 3 37
62.71
5
ib)クマ瞼太購た継繰
88.71 4.83 59.68C a) クマはサカナをつった 57 1 42
72.41 7 b) サカナはクマにつられた 91.94 1.61 67.74
C a) イヌは太郎の手をなめた 55 3 42
72.41 9 b)太郎はイヌに手をなめられた 88.7王 4.84 67.74
全5問の平均 9α00 4.19 66.45 57.32 1〜7の4問の平均 90.32 4.03 66.12 69.80
一 ㎜ .闇 『 一} 一 ... } 一 } … ㎜ ㎜ ㎜ . 而 ド . .
C a) クマはハチにさされた 57 2 39
66.10
2 b) ハチはクマをさした 91.94 3.23 62.90
C a) イヌは自動車にひかれた 58 0 42
72.41
4 b) 自動車はイヌをひいた 93.55 G 67.74
暑
C a)太郎はイヌにかまれた 57 1 40
68.97
6 b) イヌは太郎をかんだ 91.94 1.61 64.52
C a) クマは太郎にうたれた 53 5 58
8 b)太郎はクマをうった 85.48 8.06 93.55
100
C a> クマはハチに指をさされた 56 2 43
74.14 10 b) ハチはクマの指をさした 90.32 3.23 69.35
全:5問の平均 90.65 3.22 71.61 76.32
2〜8の4聞の平均 90.73 3.22 72.17 76.87
196 第2章 幼児の文の作成と文の変換機能の発達