• 検索結果がありません。

1.貝

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報1 (ページ 192-195)

1)マ

シ ジ ミ

Corbicula leanaシ

ジ ミガイ科

A‑1・ 6層

中よ り表皮のみが

1点

出土 している。殻頂部 を欠 き、左右 は不明である。殻長( 殻 の最大幅)は、28.6Hlmであ る。比較的新 しい時期の追跡 。遺構 において、 このような淡水産 の貝類 が殻本体 を消失 しなが ら表皮 のみ を出土す ることはよくある。

2)ア  

 

 Tapes iaponica  

マルスダレガイ科

D‑2・

カクランよ り左側の殻頂部 を残す破片が

1点

出土 している。

 

現生標本 との比 較 によ り、殻高31.5dlm、 殻長42.Onlm程度の個体であ り、アサ リとしては、中型の大 きさである。保存 の状態 は非常 に良い。

2.魚 類 1)マ  

 

 ChrysOphrys mttor  

タイ科

石敷遺構よ り椎骨 が

1点

出土 している。人 は受 けてお らず、全体 が濃 いtr」色 を呈 している。

横径5。3Hlm、 縦径5.OHlm、 長 さ5,8Hlmであ り、現生標本 との比較 よ り標準体長(吻端 よ り尾鰭の 付根 までの長 さ)が 、240Hlm弱と推定 され、マダイとしては小型の部類 に属す る。解体 を示すよ うな痕跡 はない。

2)マ  

 

 Gadus mOrrhua macrocephahs 

タラ科

石敷遺構よ り椎骨 が

3点

出土 している。火 を受けた痕跡 はない。

椎骨①   棘が欠損 しているが、椎体はほぼ完形。マダラに特有のゆがみが観察される。前面に おいて、   横径

11.3mm、

縦径

11.2mmを

測定し、標本と比較 して標準体長約

600mmと

橋 理

L

定 され る。

椎骨②   棘と椎体前部の上半を一部欠損する。後面の横径が

11.041m、

縦径が

10.6ulmで

、   標準

体 長 は615Hlm程 度 で あろ う。

椎骨③

 

棘は欠損す るが、椎体 はよ く保存 されている。前面 において横径10.2dlm、 縦径9.lmm を測 り、標準体長約

615mmの

個体 と推定 される。

以上

3点

の椎骨は、いずれも標準体長60041m程度の個体の もので、同一個体の可能性 もある。

1.2mま で成長す るマダラとしては、中型の個体 とい えよ う。 解体痕 などは、観察 されない。

3)サ

ケ 科 SalmOnidac gen.et spo indet.

石敷遺構 においてサケ科魚類の椎骨破片が

1点

出土 している。細片であるので椎体径、 さら に標準体長の復元 にまでは至 らなかった。人 を受けている。

4)フ

サカサゴ(クロツイ

?)Scropaena nettlecta(Sebastes schlegeli?)

カサゴ科

フサカサゴかクロソイの胸鰭棘 と推定 される骨片が

1点

、石敷遺構 よ り出土 している。

 

人 を受 けてかな り欠損 してお り、上記の

2種

のいずれかであろ うとい う程度の同定 にとどまる。

5)ア

イ ナ メ

 Hexagrammos Otakk    

アイナメ不斗

石敷遺構よ り左主上顎骨の先端部、即 ち前上顎骨 との関節部 が

1点

出土 している。

3.鳥 類 Anatidae gen,ct sp.indet. 

ガンカモ科

C‑1・ 4層

中において、鳥類の下顎骨先端部 と推定 される骨片 が

1点

出土 している。 人 を かな り受けてお り、変形 が著 しいが、 カモ類の下顎 に類似 している。大 きさは、 カルガモクラ

スである。

4.日 甫    平し    類 1)テ    

 Martes melampus   

イタチ科

C‑1・ 4a層

よ り右尺骨の近位端 と右続骨の近位端 がそれぞれ1点 ずつ出土 している。 大 き さか ら同一個体の可能性 があるが、人 を受けて脆 弱 となってお り、尺骨、枕骨相互の関節部の 適合性 は確認 で きない。体長40〜50cmの 成獣 の大 きさである。

2)イ

ノシシ (ブタ

?) Sus scrofa leucomystax(Sus scrOfa domesticus?)

イノンシ科

ピッ ト24よ り多数の獣骨片 が出土 した。全てがかなり強 く火 を受けてお り、変形 が著 しい。

以下の

6点

が同定 された。

①上腕骨   右上腕骨の近位端の一部。成長線から遊離した部分で、上腕骨頭の後側部にあたる。

②第一頚椎

(環

)と

関節する後頭顆の左恨

J部

分の下部。

③居骨   左歴骨の外側顆後側部の一部と、後顆間区一部。成長線から遊離したと推定される。

④坐骨   右坐骨の寛骨臼切痕の一部で、栄養孔が観察される。

⑤恥骨   右寛骨臼の一部とそれに連なる恥骨体の上半部。

⑥恥骨結合面   左恥骨結合面の一部

(恥

骨櫛

)と

推定されるが形状に若干の疑問がある。

①〜⑥のいずれにも解体痕など観察されなかった。上記以外の骨片もおそらくは、イノシシ

(ブ

)の

遺存体ではあろうが、確実に部位を判定できなかっ

ので、以上の6点 について報告す

るに とどめ る。

      

出 土 地 区 、 層 位      

NM2

A‑1、6層     (表

石 敷 遺 構

  

  

   

  

  

    フサ カサゴ(クロツイ?)

 

 

    主 上 (か      不斗   (細)

 

  

 24 イノシシ(ブタ?) (〕

(ゼ )

  骨   (η)

   (→

     (r) 恥 骨 結 合 面(ゼ )

D‑2、 カクラン

  

  

C 1 4層 ガ ン カ モ 科 ]

4a層

 

 (→

  

   (→  1 表

43 NM2 

動物遺存体 一覧表

Table 43 List of raunal remains from NM2

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報1 (ページ 192-195)