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彎 ︼ 竹

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報1 (ページ 85-94)

松前藩戸切地陣屋跡出土 (幕)

白山四丁 目追跡出土 (江戸時代中期後期・旗本屋敷跡)

6.3合)

4合)

59 0         10Cm

白山四丁 目追跡出土 (江戸時代 中期後期・旗本屋敷跡)

千葉県花前 Ⅱl追跡出土 (江戸時代・代官屋敷跡)

o        5cm 東京都町田市武蔵岡追跡出土

26合 17合

0      10m

288

35 

各遺跡 出上 の上瓶 、急須の実容積

Fig。35 Capacity OF teapots and sman teapOts(力gvsの frOm other sites

術捧 Ч

■ 合

写 三 啓 こ シ た そ 得 合

ク27合 0    5cm

18 NM2出

上 の上 瓶の属性表 Table 18 Attributes list Of teapots from NM2

L土 区、遺構、

     

(mr、0   

文様

焼 成

   調 混 入 種 類     調

S 石敷遺構 撃だ

2 3

14 S 石致追橋5層 t ,い

(夕 ) (″) (″ ) (ケ) (ケ

石致遵儒A14層

石敷齢 黒絵員十簡縮(II絵)

銭給十荷描(靭働体部凸凹 鉄絵十筒嶺(′)体部凸凹 筒縮0011部凸凹 商猶(II絵,青 磁和獄

寂穫寸 O

H

idY;ケ1を! ,要部に飛lt

S 木反用 普 通 重ね麓跡

S A14層 BⅢ 3層 S 石敦通縛

S 石鰍 A2,層3層 2̀浸

B狗

S 石致通信 2

S erピット96 3

S 石敷通信

S S S S ピット9

S 石敏遺構o「ビット 妄部に飛籠

S

出 土 匡 、遺構 、層         (「In 9)

胎 土 色 調

図版       調 貫入 釉 厚

ll L 石 敷 潰 擢 巴 文 0 木灰釉 t クローム+鉄墨書

2 I L 晋 迫 クローム+鉄

3 I P 74

4 1 M 76 17 ,1‑

5 I P Cユ3層 11

I M 石 敷 遺 構 16

I M Cl‑3層 68 10

I S 石 敷 減 構

I M Cr3、3、Cl‑1層

10 I 石 致 遺 構 IfR′19

11 L ビ ッH3不 染 付

19 NM2出

上 の土瓶 の蓋属性表

Table 19  Attributes hst of teapot hds from N 【2

出■区、遺構、層 量 (硼 、9)

胎 ■ 色 調 文接 自掛

焼 成 図 崩

  調 釉 厚

12 M ビット17、Al‑3、 3層 11 9 じ 文 木灰和 普通 タローム+鉄 つまみ菊撤 ,3‑8

13 r L 石 敷 浪 構 19 t

14 P 14 普通 費付 墨書 '3‑5 ,2‑

15 M ビット1,、A14、 4層 12‑

M Cr3思中、Ar3庭 10 12‑

17 M 石敷 遺 構 ]文 砂欽混入 楽付 ,2‑

8 青釉

豆、

19 L 3婚 70 13 9 fl釉 普通 つまみ権花文

S 石 致 進 構 青釉

P 22 12 餃肌和

P 11

̀Y認=ギ

R S ,3‑

S ビ ント16 ]文 木灰和

S

S 3層 72

S 菅釉 3‑

S ビ ント13 本 灰 和

S 不 明 糠 白釉

Π S 石敷 逸 構 木灰釉

19 

土瓶 の蓋属性瓢4)

20 NM2土

瓶の 出上 分布表 Table 20  Distribution of teapots at NW12

21 NM2出

上 の上瓶 の蓋の 出上 分布表 Table 21  DistributiOn of teapot hds at N 12

此 土 点

J,   3類

小 計 合計

山水 文 笹 竹 文   様白釉  イ由 山 水 文 牡 丹 文 鮫 肌 文   木 灰 釉 その他

A― ] 7 1 l 1 6 l 7(16)

C― ] 2 1 3 7(4)

C‑2

  1 2 1 4(2)│

2 3 8 9 2 7 7 4 66につ│

石 敷 の ビ ッ ト36 2 4 7(7

  1 1(1

4 4(4

24(17) 2 1 5(2) 21(20) 10(4) 2 11(9) 7(7) 14(13) 7 106(

出 土 点`` `l̲型 I    

  笹 竹 文 糠 臼釉     牡 丹 文 !Al融 L文 木 灰 釉

A‑1 2 2

C― l 2 2

ビ ット13 1 l

ビ ット16 l 1

  1 l

7 1 2 1 ] 3 3 1

右敷orビ ッ ト36 1 l

l l

/1ヽ 9 1 2 3 1 2 3 3 2 3 1

④ 徳

 

 (図

36、 図版34)

本調査 で出土 した徳利は、陶器31個体・磁器

2個

体・妬器

6個

体の計39個体である。主 に3 層、4層 、ピット13、 石敷遺構 に集中す る傾向が認 め られる。大半は破片で、器形 。法量 が推定 で きるものはわずかであるため、詳細 な分類 は不可能である。施文の方法か ら、

A類

(無文)、

B類

(文様

or文

字 を描 く)、

C類

(釉を流す)、

D類

(鮫肌)、

E類

(沈線 を施す―妬器のみ)1こ類 型化で きよ う(図36下表)。 なお、

Fと

した ものは細片であるため文様 が不明の ものである。

A.陶   

器 (No l〜31)

いずれ もロクロ水挽 きにより成形 されている。 きわめて薄手 に作 られた ものが多い点は土瓶 に類似す る。底径のわかるものについては、60Hlm前後 と80alm前後 の

2グ

ループに分 けられる。

No 4(図

36‑3、

図版

34‑3)は

胴部下半か ら底部 まで現存す る。底径は65 mmを1る。 底部 から

10dm前

後 の ところに

2ケ

所の指痕 が確認で きる。 胎土は精良で淡黄色 を呈す る。

 

胴部下 端で白掛土が全面に素」落する力\胴部す そを巡 って

2本

の直線 が描 かれ、灰 白色 の灰釉が薄 く掛

け られている。焼成はやや あまい。産地 は平清水 と推定 される。

No 7(図

36‑2、

図版

34‑2)は

口縁部 か ら胴部上半 まで現存す る。 日径は

28mmで

ある。 胴 部 か ら頸部へゆるやかに移行 し、肩部 は明瞭でない。頸部 か ら口縁部 にかけてはわずかに外反 す る。白掛 には細 かなひび害」れが生 じ、部分的 に劉落 してお り、 ところどころに灰 自の月台土が 露出す る。光沢のある木灰釉が甚卜けられている。文様の絵柄 は不明。産地 は平清水 と推定される。

No 8(図 36‑4、 図版

34‑4)は

胴部上半 か ら底部 まで現存 し、容積は約

360cc(2合

)と 推 定 さ れる。精良な灰 白色の胎土 に自掛 を施 こし、呉須 によ り菊花文 と思 われる絵柄 が描 かれる。胴 部 はわずかなふ くらみ を有 し、頸部へ はゆるやかに移行す るもの と思 われる。産地 は平清水 と 推定 され る。

N010(図

36‑1、

図版

34‑1)は

胴部上半から口縁部 まで現存す る。 口径は

29mmを

1る。胴 部径が細 く、容積は約180ccと 推定 され る。

 

肩部 から細 く短 かい頸部へ と収 まり、 口縁部 にか

けて比較的強 く外反す る。精良で灰 白色の胎土 に自掛 を施 こし、肩部 には

2本

の直線 がめ ぐる。

釉はやや黄色 がかった灰 白で光沢 をもつ。産地は平清水 と推 定 される。

N012(図

36‑5、

図版

34‑5)は

胴部下半から底部 が現存す る。底径77 mmを測 る。

 

胎土は精 良で淡黄色、白を卜は施 こされず、釉調は暗 い灰 白色で透明感はない。底部付近 に 1ケ 所、指痕 が確認 される。文様はない。産地 は不明。

N016。 17は灰色の胎土で、 表面 に青味 を帯 びた糠 白釉 を流す、 文様類型

C類

としたもので ある。器厚は3 Hlm前後 と、本調査出土の他の陶器徳利 よ り厚い。N018。

19の

破片 も胎土・色 調・成形 などの類似性か ら、明 らかに

C類

に含 まれる。いずれ も産地 は平清水。

N015は

B類

中 ただ

1点

、胴部 に文字 の書 かれた もので あ る。 い わゆ る貧乏徳利 と呼 ばれ る大 形 の徳 利 の破 片 で、内外 面 とも灰 白色 の石灰 釉 が掛 け られて い る。 文字 は部 分 的で判読 で きな

い。産地 は不明。

No.26・ 30は大堀 に特 徴 的 な鮫 肌 釉

(D類

)の 小破 片 で あ る。

 

チ ョコ レー ト色 の 釉の粒子 ひ と つ ひ とつは、縦断面形 が丸 まることな く平面的 で あ る。

B。

  

(No.32、 33)

磁 器 が一 点lNo.32)、 半磁 化 した もの が一 点lNo.33)出土 した。

No.32(図

36‑6、

図版

34‑6)は

白磁 で、 口縁 部 か ら胴 部 下 半 まで と、底部 の ご く一部 が現存 す る。 口径 は35 nlmを測 る。 自色 で精 良 な胎 土 に光 沢 透 明釉 が掛 け られ る。胴 部 は直線 的 に立 ち

上 が り、比較 的 明瞭 な肩部 を有す る。頸部 は短 か く、胴部 同様 に直線的 に立 ち上 が り回縁 でゆ る く外 反す る。 頸部 つ け根付近 に、高 さ幅 とも

1〜

2 nlm、 断面玉状 の隆帯 が一条 、上 下 よ り削 り出 されてお り、 これ をは さむ よ うに釉溜 が生 じてい る。 釉溜 の部 分 は色調 がやや暗 く、釉の 薄 い隆帯部 の胎 上 の 白色 を強 調 す るよ うな趣 きが あ る。 無 文 ・産地 は平 清 水 か。

No.33(図36‑7、図版

34‑7)は

半磁 化 した製 品 で あ る。 口縁 部 か ら胴 部 上 半 まで現存 す る。

日径 は32Hlmを 測 り、注 ぎ口が作 り出 されてい る。やや灰味 をおびた自色 の精良 な胎 土 に、光沢 の強 い釉 が掛 け られてい る。胴部 か ら頸部へ の移行 はゆ るや かで、 口縁 部 にかけて外 反す る。

無 文。産地 は平 清水 か。

C.妬   

器 (No34〜39)

6個

体 が出土 した。 いず れ も胴部 に沈 線 が連続 して施 され る

(E類

)。 細 片 のNo34の み、胎 土 は黄色味 の強 い灰褐色 で、沈線幅 は0.2〜0.5 nlmと細 い。 他 の個体 はすべ て褐 灰 色 の胎 土 で、

沈線 幅 は l mm前 後 で ある。陥35。 39は 、胴部 に くばみの あ るヘ ソ徳利 で あ る。 その他 はいずれ も小破 片 で、 くばみ部 が現存 しない が、同種 の器形 と思 われ る。

No39(図 86‑8、図版

34‑8)は

口縁部 か ら胴部 まで現存 す る。胴部 上 半 に三 ケ所 、長径約35 tlm、

短 径約

30mmを

1るだ円形 の くばみの あ るヘ ソ徳 利 で あ る。 日径は22namで 、胴部 には幅l nlm前 後 の沈線 が連続 して施 され る。胴 部 最大幅 は胴部 下 半 にあ る と思 われ る。頸 部 は短 か く直線 的

に立 ち上 が り、 口縁 は小 さな玉縁状 をなす。胎土 は精良で褐灰色、艶消 釉 が掛 け られ るが、ヘ ソ部 分 には光沢 があ り暗 赤褐 色 を呈 す。産地 は平 清水。

D.出

土状況

陶器 は、焼 失前 では石 敷遺構 、焼 失時・直後では3層4層・ピット13な どに集中する傾向力澪忍めら れ る。徳利 につ いては詳細 な分類 が不可能 なため に、焼 失前後 間での比較 は困難 で あ る。図36 下 表 中文様類 型

C類

と した、表面 に糠 白釉 を流 す タイプ(No.16。 17・18,19)は 、焼 失 前後 にまた が

ってい る。

D類

の鮫肌徳 利破 片(No26・30)は、 いず れ も焼 失前 の もの で あ るが、 出土数 が 少 な

いため、 これが焼失前 に限って存在す るかどうかは不明である。

磁器 については自磁・半磁 それぞれ

1個

体ずつ出土 したのみで、分布の特徴、焼失前後間で の比較 はで きない。

妬器

(E類

)は

(C2‑4層

、 ピット16に集中 してお り、焼失前 には存在 しない可能性 が高い。

(市村賢則)

 

急須・油指 。蓋・ 香合・菱

A.急   

須 (図32‑12・ 13、 図版

31‑5。

6)

3層

や ピッ ト16よ り陶器

2点

、石敷遺構 よ り妬器

1点

が出土す る。陶器の うち

1点

は、相馬 大堀産で意図的 に鉄砂 を含む素地 を用いて、胴部 を凹凸 させて黒絵具で文様 を描 く。他 の

1点

は、素地 に呉須 と白掛 を用いて、 その部分のみに施釉 される。妬器(図

32‑12)は

「キ」を持 ち 肩部 と腰部 に沈線 を有 し、 その間に飛飽 と梅花文 を施 す。釉薬は、糠 自釉 にコバ ル トを含む濃 藍色 が流 し書卜けされてい る。産地は平清水焼の可能性 を持つが、粗い粒子の素地である点、二 本松万古焼 に類似す る。二本松では、類似す る製品が明治10年代 に生産 されている。磁器 (図

32‑13)は

、菅家文章の一節「紅玉帯雪辱和気松翠火風□是□□……Ⅲ……□□春□道具」 と不 明な文様 が描 かれてある。

B.油   

指 (図

37‑1・

5・ 6、 図版34‑10、

35‑1・

2)

ピッ ト16やピッ ト

5よ

り陶器

2点

を出土す る。細部 は欠損 し形態 は不明であるが、多賀城跡 作貫地区か ら類似す る完形品が出土す る。 それぞれ大堀産で、木灰釉 を使 い酸化 炎で浅黄色、

環元炎で灰 白色 に焼成 され、 きわめて細 い貫入 に黒 い染みが日立つ(図

37‑1・

6)。

前者の油指 よ り体部 が長 く、弱々 しい把手 を持つ陶器が

3層

よ り

1点

出土す る(図

37‑5)。

釉薬 は、全面 に糠 白釉 と一部 に鉄釉 (飴

)の

流 し掛 がある。産地 は、上野 目産の可能性 もあ るが大堀産であろ う。これは、水指 の可能性 もある。

C.蓋  (図

37‑11、 図版

35‑7)

ピッ ト16よ り陶器 が

1点

出土す る。大堀産の油指の蓋 と思 われ、釉薬 と貫入は同 じである。

釉薬 は外面 に厚掛 し、内面 にきわめて薄 く掛 け、橙色 に発色す る。

D.香   

合 (図

37‑2・

3、 図版 34‑11・ 12)

ピッ ト36も しくは石敷違構 か ら陶器が

1点

3層

上 から磁器が

1点

出土 している。 陶器 (図

37‑2)は

鉄分 を含 まない純度の良い素地 に呉須で麦藁手 を描 き、石灰釉 をを卜ける。磁器は無 文で石灰釉 を掛 ける。

E.邦  ? (図 37‑7、

図版

35‑3)

3層

よ り陶器 が

1点

出土す る。大堀産 と思われ、少量鉄分 を合み木灰釉 を掛 け環元炎で緑青 色 に発色す る。

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報1 (ページ 85-94)