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葛西 紗季

ドキュメント内 震災(色校用).indd (ページ 138-142)

(主税局)

復興局 生活再建課

避難者支援

岩手県

1 担当業務の概要

 生活再建課相談支援担当では、沿岸部で被災し県内内陸部や県外に避難している被災者の皆様の生活再 建に向けて、多岐に渡る被災者支援を行っています。例えば、様々な相談・問い合わせに一元的かつ柔軟 に対応するため、沿岸4か所に被災者相談支援センターを設置し、県内各地において専門家(弁護士、行 政書士、ファイナンシャル・プランナー等)による相談会を開催するなどの事業を行っています。

 その中で私の担当業務は、主に下記の2つの業務です。

 ① 県内内陸部・県外の避難者支援

   県内外で開催される相談会や交流会に出席して、避難者の方々の生活再建に向けたニーズを把握し ています。その上で、県内で生活再建を希望する方には、意向に沿った再建のための様々な支援を行い、

避難先での定住を希望する方に対しては、避難先自治体等からの支援につなげるため、避難先自治体 や避難先で支援活動を行う民間団体等との情報共有を行っています。さらに、当課に設置している「岩 手県被災者専用相談ダイヤル」に寄せられた相談・問い合わせに対応し、支援の充実を図っています。

 ② 被災者への情報提供

   県内内陸部や県外に避難している方々に対して生活再建に関する様々な支援制度や相談窓口情報を 提供するため、必要な情報を集めた冊子「暮らしの安心ガイドブック」や「いわて復興だより」等を 郵送して随時に情報提供を行っています。また、県公式ホームページの更新を行って、情報格差の解 消を図っています。

2 苦労したこと・工夫したこと

 最も苦労したのは、震災から5年以上が経ち、これまで生活再建の支援として定例的に行ってきた事業 が今でも本当に必要かを考えることと、被災者一人ひとりの生活再建を支え、安全な暮らしを確保するた め、真に必要とされる支援事業は何かを見直すことでした。

 現在の担当業務の一つに、県内内陸部・県外の避難者の受入を行っている自治体や関係支援団体との調 整があります。被災者支援を行っている方々は、それぞれの立場から県に対する様々な要望について話を されるのですが、多くの意見・要望がある中で、今、何が本当に必要とされる支援なのか悩まされること が多くありました。

 そのような状況下で、派遣職員としての役割を果たすために、私はまず、自治体や関係支援団体からの 意見を謙虚な姿勢で伺い、その後、様々な意見を自分で比較検討したり、職場の県職員の方の意見をお聞 きしたりすることで、1つずつ課題を解決していきました。そのような経験を積むうちに、自分なりの判 断基準を持てるようになり、着実に仕事を進めていくことができるようになりました。関係者の皆さまの 助けがなければ、このような経験はできなかったと思っており、大変感謝しています。

3 印象的なエピソード

 「岩手県被災者専用相談ダイヤル」における相談対応での出来事が印象に残っています。

 相談者は、被災したご自身の土地に自宅を再建したいと思っており、その際に利用できる制度について 相談を受けました。私は、相談者の状況を詳細に聞き取った上で、各種支援制度について、相談者が理解 しやすいように丁寧に説明し、申請先や問い合わせ先の紹介を行いました。相手の立場に立った説明を行

技術系職員

職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣

事務系職員

業務概要

○ 組織の目的・役割

 岩手県復興局生活再建課は、「被災者一人ひとりの生活再建を支援しよう!」という組織スローガンの下、

生活再建のための資金の適切な支給、生活再建に必要な情報の提供、課題解消のための相談支援を通じて、

被災者への支援に取り組んでいます。

○ 配置人員

所 属 岩手県 応援職員 臨時職員 計

生活再建課 9名 3名 3名 15 名

  ※ 応援職員は、東京都、千葉県、福岡県から各1名

○ 生活再建課の構成

  生活再建課には、被災者支援担当と相談支援担当の2つの担当があり、各担当の業務は以下の通りです。

担当 構成 業務内容

被災者支援担当

担当課長 1名 課員 5名

(主任主査2名、主査1名、主 事2名 ( うち応援職員2名 ))

・ 建設による応急仮設住宅管

・ 民間賃貸住宅借上げによる理 応急仮設住宅(みなし仮設)

・ 災害救助法事務管理

・ 被災者生活再建支援事業

・災害弔慰金・災害障害見舞金・

義援金等の支給、災害援護 資金貸付け     等

相談支援担当

担当課長 1名 課員 4名

(主任主査1名、主任1名、主 事2名 ( うち応援職員1名 ))

・ 相談体制の充実

・ 被災者情報の適切な把握

・ 被災者に対する支援情報の

・ 内陸、県外避難者に対する提供 支援・市町村、民間団体等 が行う被災者支援の取組へ

・ 住民が主体となった取組のの支援 支援          等

復興局 生活再建課

避難者支援

岩手県

職員派遣

1

職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣

葛西 紗季

(主税局)

復興局 生活再建課

避難者支援

岩手県

1 担当業務の概要

 生活再建課相談支援担当では、沿岸部で被災し県内内陸部や県外に避難している被災者の皆様の生活再 建に向けて、多岐に渡る被災者支援を行っています。例えば、様々な相談・問い合わせに一元的かつ柔軟 に対応するため、沿岸4か所に被災者相談支援センターを設置し、県内各地において専門家(弁護士、行 政書士、ファイナンシャル・プランナー等)による相談会を開催するなどの事業を行っています。

 その中で私の担当業務は、主に下記の2つの業務です。

 ① 県内内陸部・県外の避難者支援

   県内外で開催される相談会や交流会に出席して、避難者の方々の生活再建に向けたニーズを把握し ています。その上で、県内で生活再建を希望する方には、意向に沿った再建のための様々な支援を行い、

避難先での定住を希望する方に対しては、避難先自治体等からの支援につなげるため、避難先自治体 や避難先で支援活動を行う民間団体等との情報共有を行っています。さらに、当課に設置している「岩 手県被災者専用相談ダイヤル」に寄せられた相談・問い合わせに対応し、支援の充実を図っています。

 ② 被災者への情報提供

   県内内陸部や県外に避難している方々に対して生活再建に関する様々な支援制度や相談窓口情報を 提供するため、必要な情報を集めた冊子「暮らしの安心ガイドブック」や「いわて復興だより」等を 郵送して随時に情報提供を行っています。また、県公式ホームページの更新を行って、情報格差の解 消を図っています。

2 苦労したこと・工夫したこと

 最も苦労したのは、震災から5年以上が経ち、これまで生活再建の支援として定例的に行ってきた事業 が今でも本当に必要かを考えることと、被災者一人ひとりの生活再建を支え、安全な暮らしを確保するた め、真に必要とされる支援事業は何かを見直すことでした。

 現在の担当業務の一つに、県内内陸部・県外の避難者の受入を行っている自治体や関係支援団体との調 整があります。被災者支援を行っている方々は、それぞれの立場から県に対する様々な要望について話を されるのですが、多くの意見・要望がある中で、今、何が本当に必要とされる支援なのか悩まされること が多くありました。

 そのような状況下で、派遣職員としての役割を果たすために、私はまず、自治体や関係支援団体からの 意見を謙虚な姿勢で伺い、その後、様々な意見を自分で比較検討したり、職場の県職員の方の意見をお聞 きしたりすることで、1つずつ課題を解決していきました。そのような経験を積むうちに、自分なりの判 断基準を持てるようになり、着実に仕事を進めていくことができるようになりました。関係者の皆さまの 助けがなければ、このような経験はできなかったと思っており、大変感謝しています。

3 印象的なエピソード

 「岩手県被災者専用相談ダイヤル」における相談対応での出来事が印象に残っています。

 相談者は、被災したご自身の土地に自宅を再建したいと思っており、その際に利用できる制度について 相談を受けました。私は、相談者の状況を詳細に聞き取った上で、各種支援制度について、相談者が理解 しやすいように丁寧に説明し、申請先や問い合わせ先の紹介を行いました。相手の立場に立った説明を行

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