(病院経営本部)
復興局 産業再生課
産業再生等
岩手県
【復興庁共催の特区説明会】 商工会議所向けに産業再生特区を説明
【テレビ広報の一例】 NHK データ放送を活用した制度周知
■さんりくチャレンジ推進事業
被災地での復興まちづくりに合わせた「なりわいの再生」を図るため、若者や女性をはじめとした、起業・
第二創業・新事業展開をしようとする者に対して支援を行う事業です。経営計画の策定・資金調達・起業 後の販路拡大等に至るまで、寄り添い型の支援でトータル的にサポートします。
一連の流れとして、起業までは地域の事業者との交流・連携 を促進し、商工団体の専門家による経営計画のブラッシュアッ プを行います。次に、事業計画が一定レベルに達した場合、起 業に要する初期費用について、県の補助金やクラウドファンディ ングの活用により資金調達を行います。そして、起業後は首都 圏等へ対する商品 PR やビジネス商談会等の開催により、販路開 拓を行っていくという業務です。各団体と協力しながらハンズ オン支援を行うところが大きな特徴です。( 詳細は左図を参照 )
技術系職員
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
事務系職員
【著名人からのサイン等】
各方面からの復興に対する沢山の応援
復興局 産業再生課
産業再生等
業務概要
東日本大震災津波から5年が経過し、被災直後は瓦礫が散乱していた街も、防潮堤や高台整備が進み、
新たな復興住宅や商店街の再建整備が行われ、新しい街が形成されるステージへと歩みを進めています。
被災地では平成 29 年3月 11 日に、震災から6度目の春を迎えようとしています。
東日本大震災津波により壊滅的な被害を受けた本県産業については、生産基盤等の早期復旧や新規立地 等により、被災地域における地域経済の再生が引き続き求められています。
産業再生課は『なりわいの再生』に係る復興局の主管課として、東日本大震災津波からの本格的な復旧・
復興を目指し、第2期復興実施計画(本格復興期間)に基づき、産業再生やなりわいの再生の推進に取り 組んでいます。平成 28 年度に関する業務内容等は以下のとおりです。
■配置人員
所 属 岩手県職員 応援 ( 派遣 ) 職員 臨時職員 合 計
産業再生課 6名 1名 2名 9名
■業務内容
主要課題 業務内容
着実な産業の再生と発展に向けた 取組の推進
(1)地域経済の調査及び分析
(2)被災地産業の課題に対応した取組の促進
(3)産業再生特区の活用による投資や雇用の促進
(4)さんりく産業振興プロジェクトの推進
商業機能の再生及び復興まちづくりの推進 (1)復興まちづくりの現状把握及び分析
(2)商店街等の復興支援の促進
(3)被災地における起業・新事業活動の促進
岩手県
【復興局の執務室】
県庁の講堂を執務室として利用
職員派遣
第 1 部
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
1 担当業務の概要
■産業再生特区
岩手県では東日本大震災復興特別区域法に基づき「岩手県産業再生復興推進計画」を策定し、地域の特 性を生かした産業集積を行うことにより、被災地域における経済の活性化や雇用機会の確保・創出を図っ ています。通称「産業再生特区」と呼んでおり、県が定めた区域内で対象となる業種を営み、県からの指 定を受けることにより、設備投資減税や特別償却ならびに雇用減税など税制特例が受けられるという制度 です。
具体的な業務は、第一に、様々な形態(TV・ラジオ・説明会等)による広報活動で広く制度周知を図り、
特区制度を有効活用してもらう新規指定事業者を増加させ、被災地域の経済を活性化することです。第二 に、指定事業者が行った設備投資等に対して実績審査(600 件強)を行い、国税や地方税の特例を受ける ために必要な「認定書」を発行する事務が主な内容になります。
海老名 功治
(病院経営本部)
復興局 産業再生課
産業再生等
岩手県
【復興庁共催の特区説明会】
商工会議所向けに産業再生特区を説明
【テレビ広報の一例】
NHK データ放送を活用した制度周知
■さんりくチャレンジ推進事業
被災地での復興まちづくりに合わせた「なりわいの再生」を図るため、若者や女性をはじめとした、起業・
第二創業・新事業展開をしようとする者に対して支援を行う事業です。経営計画の策定・資金調達・起業 後の販路拡大等に至るまで、寄り添い型の支援でトータル的にサポートします。
一連の流れとして、起業までは地域の事業者との交流・連携 を促進し、商工団体の専門家による経営計画のブラッシュアッ プを行います。次に、事業計画が一定レベルに達した場合、起 業に要する初期費用について、県の補助金やクラウドファンディ ングの活用により資金調達を行います。そして、起業後は首都 圏等へ対する商品 PR やビジネス商談会等の開催により、販路開 拓を行っていくという業務です。各団体と協力しながらハンズ オン支援を行うところが大きな特徴です。( 詳細は左図を参照 )
技術系職員
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
事務系職員
【銀座の飲食店で開催したイベント】
県産食材のみを使用し「食」の魅力を発信
2 苦労したこと・工夫したこと
担当業務を行うにあたっては、国が定める震災復興に関する法律は勿論のこと、税や商工関係の幅広い 知識が求められます。私が東京都で歩んできた職歴とは全く異なる分野の内容であり、経験が無い中での スタートだったので、最初の頃は分からないことも多く戸惑いを感じました。
ただ、戸惑ってばかりはいられません。事業者の質問に対し間違ったアナウンスをすれば、県の信用に かかわります。ひたすら関係制度を読み込み、国税庁等の公的機関のホームページを判断材料の参考にし、
それでも分からないことは同僚から教えてもらい、走りながら色々なことを覚えました。
工夫したことで特筆する点は、産業再生特区の提出書類についてメールで事前添削を実施し、書類作成 の効率化を図ったことです。特区の書類は複雑で、各事業者によっても提出するものが異なります。書類 不備のため何度も事業者を往復させることは、負担を増やし時間と労力の無駄になってしまいます。添削 して修正が終わったファイルを相手方へ返信し、同時に提出書類の指示も行うことで、書類訂正や提出物 の不備を無くすことができます。事業者からも「本当に助かる」と好評でした。
3 印象的なエピソード
さんりくチャレンジ推進事業では、起業後の販路拡大等の業務に従事しました。さんりく地域の特産物を 首都圏へ販路拡大し、どうすれば商品の魅力や価値を高めていけるのか、常日頃から意識して取り組みまし た。銀座の飲食店において、岩手県産の食材・お酒だけでメニューを提供するイベントが開催できたことは、
首都圏への販路拡大の大きな成果と言えます。さらにその飲食店が、岩手県食材を2年間積極的に使用する
「黄金の國いわて応援の店」に承諾し登録店となってくれたことは、とても嬉しかったエピソードです。
産業再生特区に関しては、各地で特区制度説明会を開催して、新たな指定事業者を増やす取り組みを行い ました。私が行った説明会で一番大きな規模だったのが、10月に開催した税理士向けの特区制度説明会で す。税理士は多くの事業者に関する会計業務を行っていることから、受持ちの事業者の中で、新たに特区制 度の指定を受けられそうな方々について、県へ紹介いただくようお願いしました。その結果、説明会後から 目に見える形で申請数が増え、指定件数の増加に貢献することができました。もともと大勢の人前で何かを 話すことは得意では無かったので、取り組みの結果が数字に表れた時は、頑張ってよかったと思える瞬間で した。
また、産業再生特区の書類のやり取りをしていると「ありがとう」という言葉をよく耳にします。復興業
務に携わる職員にとって「ありがとう」という言葉は、やりがいを感じる言葉であり、最高のご褒美です。
H28.1.31 H29.1.31 実績増
総指定件数 559 件 628 件 69 件
事業者数 453 社 493 社 40 社
設備投資額 1,764 億円 2,116 億円 352 億円
雇用人数 11,859 人 13,594 人 1,735 人 <産業再生特区における実績の推移>
職員派遣
第 1 部
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
4 今後の都政等に活かせること・活かしたいこと
被災地における復興を着実に進める上では、国や自治体による支援が重要で、各団体と連携し事業を確 実に実施することが不可欠であるとあらためて認識しました。今後東京においても、30年以内に70%
の確率で首都直下地震が発生することが想定されています。万が一、東京が大災害に遭遇した際には、今 回の派遣で得た知識やノウハウをアドバンテージとして、復興の即戦力になる職員として行動したいと思 います。
また、今回の派遣業務で得た、多方面との柔軟な連携や調整というノウハウについては、都のどこの職 場でも求められていることだと思います。今回の派遣で勉強となったことについては、帰任先の所属にお いて、今後の業務を進める際に活用していきたいと考えています。
個人的に思い入れがあった岩手県で、未曽有の大災害の復興業務に従事できたことは、とても貴重な経 験です。長い職員人生の中で、一生忘れることができない特別な一年間となりました。派遣のために送り 出してくれた所属や、貴重な経験をさせていただいた岩手県の方々に心より感謝いたします。
岩手県は食材の宝庫で、観光資源も沢山あります。震災から復興を遂げようとしている街並みも、
ぜひ一度ご覧になってください。震災遺構や語り部により、防災について学ぶこともできます。「来て」・
「見て」・「聞いて」、岩手県の魅力や素晴らしさを体感してください!!
東北旅行をお考えの際は、ぜひ岩手県へおでんせ(※) ※おでんせ=おいでくださいの方言
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【盛岡さんさ踊りの様子】
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【洋野町のうに丼】
5〜7月が旬・地元の方も楽しみにしてます!