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宮城県 用地取得

ドキュメント内 震災(色校用).indd (ページ 84-88)

職員派遣

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職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣

○ 相馬亘理線復興道路事業の用地買収に携わりました。

 この事業は、宮城県南部にある山元町の震災復興計画において、減災を含めた多重防御の一環として福 島県境から亘理町境付近まで、高盛土道路として計画されています。この地域は津波の被害が大きく、平 成 28 年 12 月 10 日にJR常磐線(相馬市〜亘理町)が開通したばかりですが、その旧JR常磐線の線路 敷を最大限に利用する計画で、整備区間は約 11.3㎞となっています。

 取得筆数や地権者数も多いですが、今年度から本格的に買収に取り組んでおり、現在までに約7〜8割 の買収が完了しています。(用地第二班 佐藤 茜理)

  

2 苦労したこと・工夫したこと

○ 業務を遂行するにあたり苦労したことは、技術職と事務職の業務内容の理解についてです。今年度か ら行った土地の買収の中には、物件補償を伴うものが多数あり、補償コンサルタントや技術職の方と多 く接する機会がありました。その中で、地権者から工事施行の要望が多く有り、それに対して可能かど うかの判断が難しく、事務職と技術職のハンディを感じたこともありました。また、用地取得をする私 たちと、工事を施工する技術職が、お互いに表面上での内容でしか見ておらず、ぶつかることもありま した。買収が出来なければ工事が発注出来ない。その中で目標を決めていきます。予定では数十筆の簡 単に見える案件でも、相続が複雑に絡んで難航する事や、抵当権が複数設定されているケース、移転補 償費の問題等など、蓋を開けてみないと分からないのが現状です。

  そんな中、今年度より、私は工事担当技師と一緒に折衝を進めることを考えました。その結果スムー ズに行く案件もあり、このスタイルがもっと活かせられれば、用地買収担当と工事担当の情報共有や意 思疎通も図れ、協力して事業を円滑に進められるのではないかと感じました。このような柔軟な考え方 を、東京に戻っても活かしていきたいです。(用地第一班 猪股 えりか)

○ 東京では用地取得の経験がなかったため、とまどいながら引継業務などにあたっていきました。特に 土地代金を決める土地評価の方法(取引事例比較法)、水道管や電柱などの公共施設を移転するための補 償(公共補償)の算定などについて難しく感じられました。

  主な担当業務が仙台市からの土地取得と公共補償であったので、市有地の価格自体は市で決定され、

公共補償については基本的に補償先の事業者が算定するものでした。そのなかで、水道管などの補償対 象物件を新設する場合に、既存物件の耐用年数や経過年数などに応じて「減耗控除」を算定し、工事費 用などからその額を控除する必要があります。この公共補償における減耗控除については過去の会計検 査でも指摘されているようなので、公共補償の解説書を手元に補償先の担当者の方と打合せを行い、「適 正な補償」を行うよう努めました。(用地第一班 角谷 晋之介)

○ 用地経験が全くなかったため、どこから手をつければ良いのか、仕事の進め方すら分からず大変苦労 しました。同じ班の香川県・山口県からの派遣職員は用地経験者であったため、私も早く仕事に慣れな ければ応援に来ている意味がない、と思い、迷ったときはペアや周りの職員に相談したり、別の交渉に

技術系職員

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事務系職員

1 担当業務の概要

○ 私が主に担当した業務は、防潮堤災害復旧事業では仙台市と多賀城市を流れる延長 40.9㎞の二級河川 である七北田川と、主要地方道である県道塩釜亘理線の避難道としての歩道拡幅に伴う用地取得を行い ました。(用地第一班 猪股 えりか)

〈業務内容〉

①防潮堤災害復旧にかかる用地の取得

②道路事業にかかる用地の取得

③多数共有地の相続調査・法定持分計算・抵当権抹消手続き等

④用地取得事務全般(土地評価・物件補償金算定・用地折衝・土地売買締結)

 

○ 仙台市宮城野区の七北田川下流・河口地域と、仙台東部の海岸に沿って七北田川と名取川の間を結ん でいる人工の運河「貞山運河」について、河川堤防を復旧させるため、主として①公有地(国・仙台市)

の取得、②仙台市水道局・東北電力などの水道管・電柱などを移転するための補償業務について取り組 みました。

  事業の現場には仙台東部沿岸の「蒲生」や「荒浜」といった江戸時代からの集落があり、津波によっ て甚大な被害を受けました。そのため、建築基準法上の災害危険区域に指定され、仙台市の防災集団移 転促進事業(防集)によって土地の買取りが行われてきました。堤防の用地としても防集買取地が多く 含まれており、これらの譲渡を受けるための手続きを進めました。

  そのほか、蒲生の堤防用地については、震災前からの公園、小学校、水路や排水機場、市道、国から 譲与を受けた法定外公共物といった仙台市有地、あるいは国有林があるため、これらの取得に継続して 取り組みました。

  また、仙台近郊の七ヶ浜町にて海岸堤防を復旧させるため、一筆分の土地について土地収用法に基づ く裁決を得たのち、支払い及び所有権移転登記を進めました。(用地第一班 角谷 晋之介)

猪股 えりか

(病院経営本部)

角谷 晋之介

(建設局)

佐藤 茜理

(主税局)

仙台土木事務所 総務部 用地第一班・用地第二班

宮城県 用地取得

職員派遣

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○ 相馬亘理線復興道路事業の用地買収に携わりました。

 この事業は、宮城県南部にある山元町の震災復興計画において、減災を含めた多重防御の一環として福 島県境から亘理町境付近まで、高盛土道路として計画されています。この地域は津波の被害が大きく、平 成 28 年 12 月 10 日にJR常磐線(相馬市〜亘理町)が開通したばかりですが、その旧JR常磐線の線路 敷を最大限に利用する計画で、整備区間は約 11.3㎞となっています。

 取得筆数や地権者数も多いですが、今年度から本格的に買収に取り組んでおり、現在までに約7〜8割 の買収が完了しています。(用地第二班 佐藤 茜理)

  

2 苦労したこと・工夫したこと

○ 業務を遂行するにあたり苦労したことは、技術職と事務職の業務内容の理解についてです。今年度か ら行った土地の買収の中には、物件補償を伴うものが多数あり、補償コンサルタントや技術職の方と多 く接する機会がありました。その中で、地権者から工事施行の要望が多く有り、それに対して可能かど うかの判断が難しく、事務職と技術職のハンディを感じたこともありました。また、用地取得をする私 たちと、工事を施工する技術職が、お互いに表面上での内容でしか見ておらず、ぶつかることもありま した。買収が出来なければ工事が発注出来ない。その中で目標を決めていきます。予定では数十筆の簡 単に見える案件でも、相続が複雑に絡んで難航する事や、抵当権が複数設定されているケース、移転補 償費の問題等など、蓋を開けてみないと分からないのが現状です。

  そんな中、今年度より、私は工事担当技師と一緒に折衝を進めることを考えました。その結果スムー ズに行く案件もあり、このスタイルがもっと活かせられれば、用地買収担当と工事担当の情報共有や意 思疎通も図れ、協力して事業を円滑に進められるのではないかと感じました。このような柔軟な考え方 を、東京に戻っても活かしていきたいです。(用地第一班 猪股 えりか)

○ 東京では用地取得の経験がなかったため、とまどいながら引継業務などにあたっていきました。特に 土地代金を決める土地評価の方法(取引事例比較法)、水道管や電柱などの公共施設を移転するための補 償(公共補償)の算定などについて難しく感じられました。

  主な担当業務が仙台市からの土地取得と公共補償であったので、市有地の価格自体は市で決定され、

公共補償については基本的に補償先の事業者が算定するものでした。そのなかで、水道管などの補償対 象物件を新設する場合に、既存物件の耐用年数や経過年数などに応じて「減耗控除」を算定し、工事費 用などからその額を控除する必要があります。この公共補償における減耗控除については過去の会計検 査でも指摘されているようなので、公共補償の解説書を手元に補償先の担当者の方と打合せを行い、「適 正な補償」を行うよう努めました。(用地第一班 角谷 晋之介)

○ 用地経験が全くなかったため、どこから手をつければ良いのか、仕事の進め方すら分からず大変苦労 しました。同じ班の香川県・山口県からの派遣職員は用地経験者であったため、私も早く仕事に慣れな ければ応援に来ている意味がない、と思い、迷ったときはペアや周りの職員に相談したり、別の交渉に

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