商工労働観光部 経営支援課
産業再生等
岩手県
技術系職員
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
事務系職員
仮設商店街(大船渡市)
中心市街地に建設中の共同店舗(山田町)
本設が進む中心市街地(大船渡市)
開業した共同店舗(山田町)
3 印象的なエピソード
当該補助金は、東日本大震災による甚大な被害を受け、特に復興が遅れている地域において、被災した中 小企業者を支援することで、「産業活力の復活」、「被災地域の復興」、「コミュニティの再生」、「雇用の維持」
等を図り、県内産業の復旧及び復興を促進することを目的としている。
個々の事業者の施設等の復旧はもとより、各事業者の復旧後、復興事業計画に基づき、持続的なまちづく りを進めていけるかが、被災地の復興において重要なファクターとなっている。
そこで、各グループが復興事業計画を策定する段階から、商工団体と連携し、現地で相談にのりアドバイ スを行う、といった伴走型の支援を積極的に行った。グループによる復興事業計画の話し合いの場では、本 設移転後のエリア価値向上に向けた共同事業について、事業者間による活発な意見交換が行われ、また、課 題解決に向け合意形成していく状況を目の当たりにし、事業者のやる気を感じると共に頼もしく思った。
4 今後の都政等に活かせること・活かしたいこと
岩手県への派遣業務は、着実に進む被災地の復興を、肌で感じることができ、貴重な経験となった。特に、
新聞やニュースだけでは伝えきれない、被災事業者一人ひとりの生の声を直に聞き、向かい合うことがで きたということは、復興支援のやりがいを実感できるものであった。
職員派遣
第 1 部
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
1 担当業務の概要
私は、新事業・団体支援担当において、中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業(グループ補助金)
に関する業務を担当しました。主に、財産処分を担当し、以下の項目に該当する場合の手続きや補助金の 返還手続きを行いました。
◆財産処分に該当する項目
転 用 所有者の変更を伴わない目的外使用。
譲 渡 所有者の変更。
交 換 他人の所有するほかの財産との交換。
貸 付 所有者の変更を伴わない使用者の変更。
担保供与 財産に対する抵当権その他担保権の設定。
取 壊 し 財産(施設・土地を含む)の使用を止め、取り壊すこと。
廃 棄 財産の使用を止め、廃棄処分すること。
担保供与について
補助対象物件の担保供与については、下記の2つに該当する場合に承認することとしています。
①補助対象設備の復旧のために自己資金を調達する場合。
②補助事業の実施に関わる運転資金(仕入れに係る費用)を調達する場合。
※②は資金繰りの悪化等によりやむを得ない場合に限る。
2 苦労したこと・工夫したこと
グループ補助金に関する業務は、国・県共に派遣職員が多く、1〜2年で担当職員が交代します。その ため、引継書だけではカバーできず、書面だけでは判断できないことが多くあるように感じました。特に 財産処分については、案件毎に国へ承認申請しますので、詳細な説明や追加資料の提出を必要とするもの が多く、場合によって当時の交付決定状況を問われることもあり、思うように進まないことが多々ありま した。また、事例がなく、運用が定まっていないこともありますので、国との協議には苦慮しました。
事業者においては、そもそも「財産処分とは・・・」の説明から必要となる事業者も多く、書類作成等、
一連の手続きを進めるにあたり、細やかな指導が求められました。また、様々な事情により、慎重な対応 を要する事業者もいたため、丁寧に接するよう心掛けました。事業者に寄り添いながら事情を聞きとり、
事業者の立場にたって作業を進めるよう努めました。
幸い、私の派遣先であった経営支援課は、和気藹々としており、相談しやすい雰囲気でした。このよう な環境を作ってくださり、いつも気遣っていただいた岩手県職員の方々に、大変感謝しています。
3 印象的なエピソード
補助対象物件に対する「根抵当権」の設定は、使途に限らず認められません。しかし、事業者の事業継続 に支障をきたす場合もあることから、例外的に承認となるケースがあります。当時の交付決定状況や根抵当 権設定の必要性を細かく事業者から聞き取り、国から承認されたときはほっとしました。
また、事業者から「ご指導ありがとうございます」といった感謝の言葉を頂いた時は、大変嬉しく、少し は力になれたのかなと思いました。
財産処分は、時間と手間を要し、辛抱強く取り組む必要があったため、承認される度に事務作業を終えら
東 早希子
(福祉保健局)
商工労働観光部 経営支援課
産業再生等
岩手県
技術系職員
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
事務系職員
経営支援課執務室の様子(平成 29 年1月)
4 今後の都政等に活かせること・活かしたいこと
平成 28 年度、岩手県で働く機会をいただき、岩手県と東京都に心から感謝いたします。業務以外でも 盛岡さんさ踊りに参加するなど、貴重な経験をさせていただき、充実した一年間となりました。
私が派遣されていた期間は、震災から一定期間が経過し、復旧状況も支援業務の内容も変化している時 期だと感じました。グループ補助金業務は平成 23 年度から現在まで継続されていますが、未だに嵩上げ 工事等が完了せず、未復旧の事業者がいる一方、補助事業は完了したが、設備が故障したり事業継続が困 難だったりする事業者もおり、事業者の置かれている状況は様々でした。
そのような中、岩手県は個々の事業者の事情やニーズに寄り添い、真摯に対応する姿勢が大変印象的で した。また、職員同士が顔見知りであることも多く、部署間の調整がスムーズであると感じました。
しかし、震災直後になされた対応が、現在になって様々な影響を及ぼし始め、さらなる対応が生じてし まっているのも事実です。補助金業務の適正執行と円滑で公平な事業運営のために、「柔軟な制度運用・統 一的な判断基準の在り方・事務の簡略化とスピード」のバランスが不可欠であると痛感しています。そして、
事業所数が多い東京都において、大規模な震災が発生した際、これらの点がより大きな課題になってくる だろうと感じています。
平成 28 年度の岩手県は、台風 10 号の被害や国体があり、通常業務以外の対応も要した一年でした。
そのような中、岩手県職員の方々の発災直後の対応(支援物資の調達等)や突発的な問題に対する対応を 間近で見られたことは大変勉強になりました。
私の岩手県での業務は今年度で終了となりますが、これからも岩手県の復興のために、微力ながら尽力 していきたいと思っています。
職員派遣
第 1 部
職員派遣 監理団体職員派遣 現地事務所 職員座談会 熊本地震への対応 任期付職員派遣
商工労働観光部 雇用対策・労働室
産業再生等
業務概要
⑴ 組織の目的
○ 「いわてで働こう推進協議会」の運営等を通じ、オール岩手で若者や女性の県内就業の促進を図る こと。
○ 労働者の年齢階層・属性等に応じた就労(就職・就業)の支援を行うとともに、安心して働ける労 働条件等の雇用環境の改善を図り、労働者一人ひとりが満足感をもって働き、豊かな生活がおくれる ようにすること。
○ 産業環境の変化や企業等のニーズに対応した人材を育成するとともに、企業等が行う職業能力の開 発・向上を支援し、企業等そして地域の発展に寄与すること。
○ 東日本大震災津波からの復興に向け、長期・安定的な雇用の創出と、内陸と沿岸の地域特性を生か したバランスのとれた産業
⑵ 規模・内容等
雇用対策担当 労働担当
事業復興型雇用
創出事業班 その他 労政班 能力開発班
雇用対策・労働室長1
雇用対策課長1、特命課長1、臨時職員6 労働課長1、臨時職員3
規模
主査2(うち北海道1) 主任1(東京都) 主事8(うち東京都1、 栃木県1、千葉県2)
※上記の他、熊本県から 1名派遣されていた が、28 年4月の熊本 地震の影響により帰任
主任主査2 主査1 主事2
主任主査1 主査1名 主任1名 主事1名
主任主査2 主任1 主事2 非常勤職員1
業務
内容 事業復興型雇用創出助成 金に関すること
地域雇用対策、人材確保 対策、U・I ターン支援、 若年者就業支援、高齢者 就業支援等
室内庶務、労働関係指導、 労働教育、労働福祉、勤 労者福祉施設に関するこ と等
認定職業訓練、技能検定、 県立職業能力開発施設の 運営・指導に関すること 等
業務 運営 方針
1 県内就業の促進
⑴ オール岩手による県内就職の促進 2 企業が求める人材の確保と就業支援
⑴ 人材の確保・定着支援 ⑵ U・Iターンによる就業の支援と促進 ⑶ 特に支援が必要な者に対する支援 ⑷ 職業能力開発の推進
3 処遇改善等の雇用・労働環境の整備の促進
⑴ 正規雇用の拡大 ⑵ 安心して働ける労働環境の整備 ⑶ 県が締結する契約に関する条例による施策の推進
4 雇用の創出
⑴ 事業復興型雇用創出事業を活用した雇用創出 ⑵ 震災等による離職者の雇用機会の創出