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地域の報道振り、有識者のコメントなどを海外事務所を通じて情報収集し、経済産業省に随時

報告しています。

. 国 民に 対し て 提供 す るサ ービ ス その 他の 業 務の 質の 向 上に 関す る 目標 を 達成 す る た め と る べ き 措 置 等

6)米国政府元高官の招へいによる TPP 交渉支援

環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の交渉が続く中、米国通商代表部(USTR)元日本 担当大使アイラ・シャピロ氏を 26 年 2 月 15 日~22 日に日本に招へいしました。政府関係者と の面談に加えて、経団連、日本貿易会、電子情報技術産業協会(JEITA)などにおいて講演を 行ってもらうことで、TPP 交渉における米国のスタンスの把握に努めました。

(4)政策立案への貢献 1)日印パートナー調査

日系企業の新興国への進出を成功させる重要な要素の一つである「パートナー」をテーマに、

日印企業へのヒアリングを通じて提携に向けたポイントなどを調査しました。報告書は英文で も作成し、25 年 9 月の茂木経済産業大臣・シャルマ商工大臣閣僚級対話にて配布しました。

2)経済産業省 産業構造審議会・通商政策部会 不公正貿易政策・措置小委員会委員就任による

貢献

ジェトロ理事が標記委員会委員に就任し、海外事務所を通じて得た各国の不公正貿易措置事 例等を委員会の場でフィードバックしています。また、経済産業省が毎年作成する不公正貿易 報告書の記載事項に齟齬がないか内容を確認する作業を通じて同省の通商政策立案に貢献して います。

3)ものづくり競争力研究会委員就任による貢献

25 年 9 月、一般財団法人企業活力研究所が設置した「ものづくり競争力研究会」の委員に欧 州ロシア CIS 課長が就任しました。同研究会は、 「先進国型」ものづくり産業に向けたあり方に ついて、今後の日本政府の施策に活かせる提言を行うことを目的としており、12 月の第 3 回研 究会では、ジェトロから「先進国を活用するものづくり戦略~欧州の視点~」のテーマのもと、

欧州の企業事例を紹介しました。また、同研究会事務局によるドイツ訪問では、デュッセルド ルフ事務所がブリーフィングを行うなど、各種情報提供などを通じて提言の取りまとめに協力 しています。

4)自民党政策調査会における情報提供

経済産業省からの依頼により、4 月に 2 度にわたり中東アフリカ課職員が自民党政策調査会 国際協力部会に出席し、求めに応じて説明や資料提供などを行いました。

5)自民党総合政策研究所におけるブリーフィングの実施

6 月、中東アフリカ課職員が自民党総合政策研究所(外交政策ビジョン研究会)において、

トルコの通商政策や日トルコ EPA の見通し、日本企業の展開等に関するブリーフィングを行い ました。

6)日 AU(アフリカ連合)議員連盟へのブリーフィングの実施

25 年 8 月、日 AU(アフリカ連合)議員連盟の求めに応じ、中東アフリカ課職員が同議員団

のアフリカ訪問事前勉強会にて、アフリカ情勢に関するブリーフィングを実施しました。

7)中小企業海外事業評価研究会委員就任による貢献

中小企業庁からの要請により、海外調査部職員が中小企業基盤整備機構主催の「中小企業海

外事業評価研究会」に委員として参加しています。同研究会では中小企業の海外展開に係るト

ラブル・撤退事案の分析や、トラブル・撤退時のリスク・課題の洗い出しを行い、中小企業の

海外展開を促進するための政府の支援策を検討しています。ジェトロは、25 年度の挑戦的事業

である「リスク・トラブル事例調査」等を通じて得た知見・情報・事例を提供し、研究会の活

動に貢献しています。

. 国 民に 対し て 提供 する サ ービ ス その 他 の 業務 の 質の 向 上に 関す る 目標 を 達成 す る た め と る べ き 措 置 等

8)医療サービス・制度に関する情報ニーズに積極的に対応

安倍内閣は、Medical Excellence JAPAN(MEJ)プロジェクトを中核として、日本の医療サー ビスの海外展開や、日本製医療機器の対外輸出を拡大するための取組みを強化しています。

ジェトロでも、政府の取組みを事業面で後押しするため、現在 MEJ と連携した形での事業展 開を具体化させているところですが、他方で調査の面からも側面支援するべく、海外事務所を 通じ各国の医療サービスや制度について情報収集し、積極的に情報を提供しています。また、

事業部門と連携し、同分野での海外展開を目指す事業者や政府・業界団体等への情報提供体制 を強化しています。

9)通商白書におけるジェトロの出版物・調査結果の引用

経済産業省「通商白書 2013 年版」において、ジェトロ出版物が合計 9 回(通商弘報 7 回、

ジェトロセンサー1 回、在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査箇所 1 回)引用されまし た。

(5)海外の基礎的な経済情報の提供

1)ジェトロ海外情報ファイル(J-FILE)の一部国別ページのリニューアル

各国の政治・経済動向、貿易為替・投資制度、基礎的経済指標、貿易・投資統計等の情報を 適時更新していますが、25 年度は対象国にタンザニア、エクアドル、スロバキアを追加したほ か、 「ニュース・レポート」 「基本情報・統計」 「輸出入・海外進出の実務」 「ビジネス展開支援」

をタブ方式で整理し、目的の情報がすぐに得られるようリニューアルしました。また、人気の 調査レポートが一目で分かるよう月間アクセスランキングを掲載。さらに「投資コスト比較」

の「教育」の項目に日本人学校及びインターナショナルスクールへの「通学経費」を、北米地 域については加えて「医療費」 、 「ホテル宿泊費」の項目を追加し、駐在員の生活に役立つ情報 を提供しました。

2)「ジェトロ世界貿易投資報告 2013 年版」の成果普及(講演、パンフレット作成)

「ジェトロ世界貿易投資報告 2013 年版」の普及のため、国際経済研究課職員が同報告をテ ーマとした講演を 25 年度中に 55 回行いました。参加企業からは「消費市場の変化を改めて知 らされた」 、「最新の経済状況と経済連携の規模が具体的に理解出来た」等のコメントが寄せら れています。また、和文・英文のパンフレットを作成し、国内のセミナー・展示会等において 幅広く活用しました。

3)日中貿易に関する記者発表

ジェトロは、毎年、上半期および通年の日中貿易を分析し記者発表しています。25 年 2 月の 通年統計の分析に係る記者発表では、 NHK ニュースや日経新聞など多くのメディアで取り上げ られました。

4)日系企業実態調査

毎年実施している、世界各地域に進出する日系企業を対象とした現地での活動実態に関する アンケート調査について、25 年度はロシア及びアラブ首長国連邦を調査対象に加えました。調 査結果について記者発表した結果、日経新聞等多くのメディア等で取り上げられました。

また、対象国の在京大使館への資料送付に加え、26 年 2 月に JICA と共催した「日本企業の アフリカ展開と北アフリカ・サヘル情勢セミナー」などの機会に、同調査の結果を活用しまし た。

(6)進出日系企業の現地ビジネス環境改善への貢献

1)スリランカ大統領への日スリランカ・ビジネスニーズ調査結果の報告・提言

25 年 3 月のスリランカ・ラージャパクサ大統領の訪日時に、安倍首相と共同声明において約

束された「日スリランカ・ビジネスニーズ調査」を実施しました。6 月~10 月に日本、スリラ

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ンカ、シンガポール等に拠点を置く日系、外資系企業 102 社に対しアンケート、ヒアリングを 実施し、同国の投資環境の魅力と課題及び課題解決のための提言をまとめ、 10 月のスリランカ・

ビジネスミッションの機会を捉え、調査結果をジェトロ石毛理事長からラージャパクサ大統領 へ報告しました。同国においては製造業関連の外資系企業を呼び込み、産業競争力として取り 込んで輸出を拡大することが肝要である旨を提言したところ、大統領より調査の内容を高く評 価し強く賛同する旨の発言がありました。また、 「ジェトロセンサー26 年 3 月号」でも同国特 集ページを設け、調査結果を掲載しています。

2)在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査を踏まえた日系企業のビジネス環境改善に向け た取組み

26 年 2 月、ハノイ、ホーチミン両事務所長が、計画投資省(MPI)ヴィン大臣、外国投資庁

(FIA)ホアン長官に対し、 「2013 年度在アジア・オセアニア日系企業活動実態調査」を踏ま えたベトナム進出日系企業の活動実態及び同国におけるジェトロ事業について説明を行ったと ころ、ヴィン大臣より、 「ジェトロ調査を高く評価。ズン首相や関係省庁にも報告したい。今後 ともこうした会合の場を持ちたい」旨の発言がありました。また、 26 年 3 月に開催された日本・

ベトナムビジネスフォーラムにおいて、サン国家主席がジェトロの調査を引用し、深化しつつ ある日越経済関係の現状に言及しました。

(7)セミナー、映像資料、外部メディア等を通じた調査・研究成果の提供 1)海外調査部主催セミナーの開催

25 年度に海外調査部は 30 件のセミナーを主催しました。参加者に対する役立ち度調査では 4 段階評価で上位 2 項目の割合が 96.5%を占め、最新の現地情報、豊富な経済・統計データ、投 資環境情報や他社のビジネス動向など、ジェトロが強みを持つ情報内容を評価する声が寄せら れました。

※セミナー別役立ち度調査結果及び参加人数、参加者の主なコメントは資料編 26868 ページ参 照。参照。

2)外部講演会や外部原稿執筆依頼などへの協力

業界・経済団体、地方自治体、商工会議所、民間企業等の外部機関からの要望に基づき、調 査レポートの成果普及や最新のビジネス情報の紹介を目的に、25 年度は、290 件の外部セミナ ーなどに講師を派遣し、183 件の外部原稿を執筆しました。また、外部研究機関などの要請に 応じ、15 件の研究会でジェトロの職員が委員を務め、調査成果を積極的に提供しました。

3)新聞、雑誌、テレビ出演、マスコミからの問い合わせ対応などを通じた情報提供

新聞・雑誌、テレビ番組への出演、メディアからの問い合わせ対応などを通じて幅広く調査・

研究成果の普及を図った結果、25 年度は 1,020 件の新聞・雑誌等メディアで取り上げられまし た。

【事例①】「第22回アジア・オセアニア主要33都市 投資関連コスト比較調査」

アジア・オセアニアの主要33都市の賃金等投資関連コストを横断的に比較した調査結果を「ジェトロ センサー2013年5月号」に掲載しました。その結果、ワーカーの賃金や公共料金が多くの都市・地域 で上昇したことを定量的に報告している点が評価され、日本海事新聞などに掲載されました。

【事例②】「ジェトロ世界貿易投資報告 2013年版」

「ジェトロ世界貿易投資報告 2013年版」を8月にプレス発表するとともに、主要メディアの論説委員

(日本経済新聞、読売新聞)や解説主幹(NHK)等への個別レクも実施しました。その結果、NHK総 合の朝のニュース「おはよう日本」や、主要紙(日本経済新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経 新聞など)および外国メディア(ウォール・ストリート・ジャーナルなど)にて取り上げられました。

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