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月末に、 「第 5 回アフリカ開発会議(TICAD V) 」の公式イベントとして、横浜 で「アフリカ・シンポジウム」を開催しました。アフリカ側からは、アフリカ連合議長国であ

. 国 民に 対し て 提供 す るサ ービ ス その 他の 業 務の 質の 向 上に 関す る 目標 を 達成 す る た め と る べ き 措 置 等

るエチオピア連邦共和国ハイレマリアム首相、ノーベル平和賞受賞者のリベリア共和国サーリ ーフ大統領、ケニア共和国ルト副大統領、日本側からは、横浜市林市長、日本・アフリカ(AU)

友好議員連盟幹事長の三原朝彦議員、経団連サブサハラ地域委員会会長の加瀬豊双日会長など の要人が出席しました。約 400 名が参加し、役立ち度調査では 4 段階中上位 2 項目の合計が 96.7%と高い評価を得ました。

2)アフリカ情報に関する情報発信の拡充(26 年 9 月 21 日~)(再掲)

25 年 6 月に横浜で開催された第 5 回アフリカ開発会議(TICAD V)に向け、24 年 9 月にジ ェトロウェブサイト上に開設された特集ページ「アフリカビジネス最前線」の累計アクセス件 数は、25 年末までに 36,086 件に達しました。

25 年度第 4 四半期に、 「アフリカビジネス振興サポートネットワーク(AB-NET*)」へアフ リカ関連情報をリンク・統合させたことから、同特集ページを閉鎖しました。

*AB-NET:日本とアフリカの間のビジネス振興を通じて、TICAD Vの主要テーマであるアフリカにおける民間主導の成長に貢

献するために、官民連携により設立された情報ポータルサイト。

(8)中国語のウェブサイトの作成(参考指標)

中国語による情報発信のニーズが高まる中、 26 年 3 月に在中国事務所と連携して既存の中国 語ウェブサイトをリニューアルしました。リニューアルにあたって、日本経済新聞が発信する 日本情報(中国語)にリンクを貼ることで、アクセス件数増加に努めています。

(9)ミラノ国際博覧会等を通じた日本の魅力の発信(参考指標)

24 年 3 月 27 日の閣議了解により、経済産業省と農林水産省を幹事省、国土交通省を副幹事 省、ジェトロを参加機関として、日本がミラノ国際博覧会に公式参加することが決定しました。

テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」です。

24 年度に作成した基本計画を基に日本館実施計画を策定したほか、日本館の建築設計・工事 監理業者、ホームページ制作・運用業者、流動シミュレーション業者及び 25 年度広報業者と契 約しました。これに伴い、日本館建築設計図書を作成しました。また、次年度に向けて、26 年 度・27 年度広報事業者及び建築施工業者の入札/公募を開始しました。

(10)見本市・展示会情報総合ウェブサイト(J-messe)の管理・運営業務等

25 年度は、 35 件の見本市レポートを掲載したほか、トルコ・中国・フランスの見本市ビジネ ストレンドに関するレポートを掲載するなどコンテンツの拡充に努めました。また、海外への 情報発信を目的に、英語版ウェブサイトに日本の展示会を紹介するレポートを 6 件掲載したほ か、冊子「日本の専門見本市 2014-2015」を発刊し、在日公館、関連機関等に配布しました。

広報の観点からは、アジア地域をカバーするビジネス英字誌に広告を掲載しました。こうした 結果、25 年のアクセス件数(ページビュー)は 796 万 3,776 件(前年比 17.5%増加)となり、

また、見本市等の新規登録および更新・確認件数は 5,362 件となりました。

さらに、これまで以上にカスタマイズされた顧客サービスの充実を図るため、 25 年度より「展

示会コンシェルジェ」を配置しました。展示会コンシェルジェが、25 年 7 月~26 年 3 月の 9

ヵ月間に対処した外部からの問い合わせ件数は、479 件(月間平均約 53 件)となりました。

.業 務運 営 の効 率 化に 関す る 目標 を 達 成 す る た め に と る べ き 措 置

Ⅱ.業務運営の効率化に関する目標を達成するためにとるべき措置

[1]効率化目標の設定及び給与水準の適正化等 成果指標

≪①運営交付金≫

設定目標

【中期計画】

【25年度計画】

 運営費交付金を充当して行う業務については、第三期中期目標期間中、一般管理費及び 業務経費の合計について毎年度平均で前年度比1.15%以上の効率化を行うものとする。

 各年度以降で新たに必要となり運営費交付金を充当して行う事業についても、翌年度か

ら年1.15%程度の効率化を図るものとする。各事業については、これまでの効率化を検

証し、業務の質の向上を目指すべく、客観的かつ具体的な目標を示し、一層質が高く、

効率的な業務運営を図っていくこととする。

【評価の基準】

(第3期)

第3期中期目標・中期計画で定められた以下の効率化目標を達成しているか。

(ア)運営費交付金を充当して行う業務については、一般管理費及び業務経費の合計に ついて毎年度平均で前年度比1.15%以上の効率化を行う。

(イ)この他、各年度以降で新たに必要となり運営費交付金を充当して行う事業につい ても、翌年度から年1.15%程度の効率化を図る。

1.効率化目標の達成状況

(1)一般管理費及び業務経費

運営費交付金を充当して行う業務については、当中期目標期間中、一般管理費及び業務経費 の合計について毎年度平均で前年度比 1.15%以上の効率化を行うことが求められています。

一般管理費は、25 年度は対 24 年度実績比で 0.60%の増となりましたが、年平均では 4.25%

の削減となりました。業務経費については、 25 年度は対 24 年度実績比で 13.29%の増となりま したが、年平均では 2.25%の削減となりました。

23年度 24年度 25年度 23-25年度平均

一般管理費(前年度比) ▲3.80% ▲7.24% +0.60% ▲4.25% ▲2.40%

(▲1.15%以上)

業務経費(前年度比) ▲8.56% +0.13% +13.29% ▲2.25%

.業 務 運営 の効 率 化に 関 する 目標 を 達 成 す る た め に と る べ き 措 置

成果指標

≪②給与水準・総人権費≫

設定目標

【中期計画】

【25年度計画】

≪給与水準≫

 引き続き不断の見直しを行い、国家公務員の給与水準も十分考慮し、手当を含め役職員 給与のあり方について厳しく検証した上で、目標水準・目標期限を設定して、その適正 化に計画的に取り組むとともに、その検証結果や取組み状況を公表するものとする。

≪総人件費≫

 「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006(18年7月7日閣議決定)」を踏ま えた人件費改革を23年度まで継続する。24年度以降については政府における総人件費 削減の取組みを踏まえ、見直しを図るものとする。

 政府における総人件費削減の取組を踏まえ、対応するものとする。

【評価の基準】

(第3期)

「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」(平成22年12月7日閣議決定)(以 下、「基本方針」という。)において、「平成22年4月の事業仕分け結果(人件費の抜 本的改革)を踏まえ、ラスパイレス指数を更に引き下げるため、賞与の引下げ等の措 置を着実に実施するとともに、人件費全体の抑制を更に図る。」とされていることを踏 まえ、ラスパイレス指数の引き下げ・総人件費の抑制の取組を進めているか。

このうち、総人件費については、「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推 進に関する法律」(平成18年法律第47号)を踏まえ、平成23年度の総人件費を17

年度比で6%以上の削減を実現したか。

法定外福利厚生費、給与振込経費、海外出張旅費などの事務に係る経費及び職員の諸手 当について、国家公務員に準じたものとなるよう徹底されているか。

給与水準及び給与水準適正化の措置に関する説明が、国民に対して納得の得られるもの となっているか。

2.給与水準の適正化等

(1)ラスパイレス指数の状況(25 年度)

25 年度の事務・技術職員のラスパイレス指数は、対国・行政職(一) (年齢階層別)が 117.7

(前年度比△3.7) 、対国・行政職(一) (地域別・学歴別)が 105.3(前年度比△3.3)となりま した。平成 17 年度比で見ると、それぞれ△11.6 ポイント、△9.7 ポイントとなっています。

研究職員のラスパイレス指数は、対国・研究職(年齢階層別)が 92.0 (前年度比+0.1)、対国・

研究職(地域別・学歴別)が 97.2(前年度比+0.1)と 100 を下回っています。

1)事務・技術職員

対国家公務員(行政職(一))(年齢階層別) 117.7 前年度比 △3.7 対国家公務員(行政職(一))(地域別・学歴別) 105.3 前年度比 △3.3

<参考>:過去の指数の推移(事務・技術職員)

H17 H18 H19 H20 H21 H22 前年度比 H23 前年度比 H24 前年度比 H25 前年度比 年齢

階層別 129.3 126.2 123.7 125.1 123.7 122.9 △0.8 123.8 +0.9 121.4 △2.4 117.7 △3.7 地域別

・学歴別 115.0 112.0 110.3 111.4 109.6 109.0 △0.6 110.3 +1.3 108.6 △1.7 105.3 △3.3 2)研究職員

対国家公務員(研究職) 92.0 前年度比 +0.1 対国家公務員(地域別・学歴別) 97.2 前年度比 +0.1

(2)ラスパイレス指数が低下した要因

国家公務員の給与に関する個別データは非開示のため、ラスパイレス指数の増減要因を詳細

に分析することは難しいですが、同指数が前年比で低下した主な理由としては次の点が考えら

れます。

.業 務運 営 の効 率 化に 関す る 目標 を 達 成 す る た め に と る べ き 措 置

1)雇用形態の多様化を通じた職員構成の見直し

23 年度より開始した特定部署における一般管理事務を行う一般職職員の採用や常勤嘱託員の 採用など雇用形態の多様化を通じた職員構成の見直しが、ラスパイレス指数の引き下げに寄与 しました。

2)臨時特例給与減額支給措置の実施

ジェトロは、 「国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律」により 24 年 4 月から 24 ヵ月間にわたり国家公務員の給与減額支給措置が実施されていることを踏まえ、同内容の措置 を 24 年 6 月から 24 ヵ月間実施しています。24 年度は 10 ヵ月間の措置であったのに対し 25 年度は通年での措置となったことにより、前年度と比較すると減額期間が 2 ヵ月多く、対前年 度比でラスパイレス指数が引き下がる要因となりました。

(3)国に比べて給与水準が高くなっている定量的な理由

貿易投資の実施・促進機関という性格上、職員には、海外における日系企業のビジネス環境 整備等のために、相手国政府と調整や交渉をすることが求められています。そのため、語学力

(英語のみならず、その他の*特殊言語を含めたトリリンガルの割合が 37.0%)、海外での交渉 に必要とされる異文化への高い順応性、国際情勢への精通、貿易投資に関する高度な知識が必 要となるなど、専門性の高い優れた人材を登用する必要があります。大学・大学院卒業者の割 合も 96.2%と国の行政職(一)の 54.1%(「平成 25 年国家公務員給与等実態調査」の「第 3 表 適用俸給表別、級別(最終学歴別)人員」より。 )に比べ高くなっています。

【参考①:特殊言語】

アラビア、ペルシャ、トルコ、インドネシア、マレーシア、カンボジア、ウルドゥ、スワヒリ、タイ、

タガログ、ベトナム、ラオス、モンゴル、中国、ポルトガル、韓国、ロシア語等 26 言語

国家公務員の採用形態別の職員構成は、Ⅰ種等 8.7%、Ⅱ種等 33.4%、Ⅲ種等 49.2%(平成 24 年度一般職の国家公務員の任用状況調査(人事院発表)の行政職(一)の「試験任用」によ る在職者数より)と多様性がありますが、ジェトロでは特定部署における一般管理事務を行う 一般職の採用を 23 年度から開始したばかりで国のような職員構成の多様性に乏しく、ラスパイ レス指数が高くなる要因となっています。

さらにジェトロは在職地域が東京、大阪で 75.6%と地域手当の支給率が高い都市部に集中し ており(行政職(一)の東京・大阪の割合は 36.3%(「平成 25 年国家公務員給与等実態調査」

の「第 8 表〔附表〕行政職俸給表(一)の都道府県別在勤人員及び構成比」より)) 、他地域勤務者 についても国の制度を準用した異動保障制度対象者が過半を占めることも同指数を引き上げて おります。

【参考②:職員の給与の支給状況(25年度)】

人員(人) 平均年齢(歳) 年間平均給与額(千円)

総額 うち所定内 うち賞与 常勤職員 582 40.2 6,799 5,128 1,671 うち事務・技術 489 39.1 6,663 5,034 1,629 うち研究職種 93 46.2 7,514 5,627 1,887

(4)給与水準適正化に向けた取組み 前項(2)1)の通りです。

【参考①役職員の給与決定に関して特筆すべき事項】

・全役職員について、目標管理型の個人業績評価及び能力評価による人事評価を実施している。

・個人業績評価においては、目標の達成度合いに加えて目標を達成するための手段や方法も評価し、さ らに能力評価において、個人の能力の発揮度合いを評価することにより組織目標の達成を図る仕組み

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