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ファッション・デザイン・日用品分野(中国・ASEAN) 7 名)を配置するとともに、ジェト ロ職員がマーケット・規制情報等の提供、貿易実務の支援、商談先とのアポイント取得等の支 援をしました。

【25年度 実績概要】

機械・部品、環境

・エネルギー分野 農林水産・食品分野 ファッション、デザイン、

日用品(中国・ASEAN)

分野 支援企業数 131社 86社 83社

(うち新規発掘) 31社 33社 21社

商談件数 1,115件 729件 1,113件

成約件数 247件 696件 323件 成約金額 926,799千円 309,401千円 552,923千円 役立ち度調査結果 96.7% 91.7% 92%

※1 支援企業数は年度の支援企業数である

※2 成約件数および成約金額は見込を含まない

※3 役立ち度調査結果は4段階中上位2項目の合計

1)機械・部品、環境・エネルギー分野

2)農林水産・食品分野

【成功事例①】成約実現に向けたジェトロ事業連携が効奏(沖縄県)

沖縄県のA社は、島嶼国が抱えるガラス瓶の処理問題の解決策となり得る廃ガラスリサイクルプラント を開発・販売。23年に輸出有望案件に採択された後、ニュージーランド、インドネシア、タイ、台湾等 の国をターゲット市場に設定し、海外コーディネーター事業等を活用しながら営業活動を展開しまし た。25年にプラントに関心を持つ台湾の航空機部品メーカーが来日して現場を見学、これまでの経験を もとに契約交渉した結果、26年2月にプラント導入に合意。導入するプラントは3基、総額2億8,500 万円の大型受注となり、地元沖縄ではメディアに大きく取り上げられました。

【成功事例②】専門家のアドバイスにより、香港、台湾のコンビニエンスストアでの販売を開始(栃木 県)

氷菓や冷凍中華まんじゅう等を製造販売する栃木県のB社は、国内市場の閉塞感から海外市場開拓の取 組みに着手。ジェトロ専門家による現地法規制のアドバイス、商談・代理店契約書作成等の支援を活用 し、取引拡大につなげています。24年の輸出有望案件採択後、香港での食品輸出商談会(栃木県主催、

ジェトロ協力)にてジェトロ海外コーディネーターが商談をアレンジした輸入業者社と、25年8月に総 代理店契約を締結し約500万円の受注を得ました。台湾向けには、出展したFOOD TAIPEI 2013で出 会った輸入業者と初年度の最低取引金額1,500万円の代理店契約を締結し、26年3月末までに約900 万円を受注。香港、台湾ともに、4月より現地コンビニエンスストアで商品が販売開始されています。

【成功事例③】専門家の商談アレンジ、アドバイスにより初めての輸出が実現(兵庫県)

輸出有望案件に採択された兵庫県の冷凍焼魚メーカーC社は、25年3月専門家同行のもとシンガポール で商談を行い、直営レストランを持つバイヤー企業から「焼く調理技術に特化した企業は初めて」とし て高評価を受けました。専門家から現地の輸入規制や商流、物流体制についてアドバイスを受け、冷凍 物流を自社で手配し、物流コストの削減を実現。また、現地の人が好む味付けやサイズを踏まえた商品 開発に努め、製品の品質保持に最適の容器も開発しました。こうした取組みが奏功し、10月以降、同企 業向けに改良商品を航空便で3回出荷し、半年間で約720万円の輸出に至りました。

. 国民 に対 し て提 供す る サー ビ スそ の 他 の業 務 の質 の向 上 に関 す る目 標 を達 成 す る た め と る べ き 措 置 等

3)ファッション、デザイン、日用品(中国・ASEAN)分野

【成功事例④】有力代理店を通じ、中国各地に販路を確保(東京都)

歯磨剤メーカーのD社は、上海の日系卸売業者を通じ華東地域へ商品を販売していたものの、同業者の 限定的な販路と流通過程における複数業者の介在が販売利益を圧縮していました。契約解消を望むE社 に対し、専門家が中国の法制度を踏まえたアドバイスを行った結果、24年秋に契約を解消。同時に、中 国各地に拠点や販路を持つ別の企業との商談サポートを行ったところ、代理店契約の締結に成功、既

1,400万円相当の商品の販売に至っており、E社のコスト削減かつ安定的な販路拡大に貢献しました。

. 国 民に 対し て 提供 する サ ービ ス その 他 の 業務 の 質の 向 上に 関す る 目標 を 達成 す る た め と る べ き 措 置 等

(7)セミナー・シンポジウム

(8)地域間交流支援事業(RIT:Regional Industry Tie-Up Program)

【第1~4四半期案件別実績一覧】

案件名・分野 商談件数 成約件数※1 役立ち度※2 1 福島県-ドイツ・NRW州【医療福祉関連機器】 33 9 100%

2 埼玉県-ドイツ【精密加工技術・先端素材】※3 110 8 93.4%

3 東京都練馬区-カナダ・ケベック州【アニメコンテンツ】 47 2 100%

4 大阪府-アラブ首長国連邦(UAE)【コンテンツ】※4 62 6 100%

5 広島県-中国・四川省【環境】※4 27 3 100%

6 山口県域-台湾【機械関連】】※4 46 7 100%

7 福岡県-米国・シリコンバレー地域【ソフトウェア開発】※3 43 16 100%

8 北九州地域-韓国・慶尚南道及び釜山広域市【機械部品・材料加工】※3 51 6 100%

9 北九州地域-ベトナム・ハノイ、ハイフォン地域【金属加工・機械製造】※3 136 12 95.2%

10 大分県-台湾【半導体・ものづくり産業】※4 60 6 93.7%

合 計 615 75 98.2%

(備考)当初、案件数は11件だったが、6月末に沖縄‐シンガポール案件の実施主体より辞退の申し出があり、10件となった。

※1:成約(見込含)件数

※2:役立ち度調査結果は国内の事業利用者(産業支援機関等)による評価、4段階中上位2項目の合計

※3:23年度からの継続実施案件(実施年度は最大3年)

※4:24年度の継続実施案件(実施年度は最大3年)

【成功事例①】韓国企業と共同技術開発に合意【北九州事務所】

7月、A社(北九州市)は韓国企業と共同開発に係る関する覚書を締結し、A社の外観検査装置に同韓 国企業の自動車部品洗浄装置とを合体させた新製品の開発に合意しました。両社は25年1月に行われ たRIT事業の有力企業招へい以降、共同開発に関する協議を重ねていました。

(9)二国間産業協力の促進(日本・サウジアラビア)

ジェトロは、 19年4月の日本・サウジアラビア両国首脳による共同声明を受けて設置された「日 本・サウジアラビア産業協力タスクフォース」に参画し、サウジアラビア市場開拓事業を行っ ています。25年度は、12月に「在欧州日系企業向けセミナー」、2月に「サウジアラビア・ヘ ルスケア産業現地視察・商談ミッション」及び「中東女性市場開拓広報展示」を実施するとと もに、インフラマップの作成や「子供市場調査」等を通じて同国の情報発信に努めました。2 月にサウジアラビアの最新情報を紹介する目的で大阪にて開催したセミナー(参加者137名)で は、同国の情報を得る数少ない貴重な機会として好評を博し、役立ち度調査では4段階中上位2 項目の割合が100%に達しました。

日本企業の海外販路開拓に資するため、国内では海外市場の最新情報の提供や新ビジネスの 普及啓蒙を目的とするセミナーを、また、海外では日本企業の優れた技術や製品を現地に紹 介するセミナーやシンポジウム、ワークショップ等を開催しました。

中小企業の海外ビジネスを地域間交流の観点から推進する目的で、国内と海外の産業集積地

同士の関係構築を含めた地域間交流の枠組み作り、及び海外商談ミッション派遣、有力企業

招へい、専門家やジェトロ職員によるフォローアップ、国内研究会での海外ビジネス情報提

供などの実施を通じて国内産業集積地企業による海外企業との商談をアレンジ・サポートし

ました。

. 国民 に対 し て提 供す る サー ビ スそ の 他 の業 務 の質 の向 上 に関 す る目 標 を達 成 す る た め と る べ き 措 置 等

4.挑戦的事業の実現例

(1)【挑戦】輸出企業の発掘・育成セミナーの開催(一部再掲)

【指標:役立ち度】

過去の商談会では、バイヤーより「商談相手企業から輸出用の価格提示がない」といった指 摘を受けるケースが散見されました。そこで 25 年度は共通テキストを作成し、事前準備から事 後対応までの一連のノウハウを提供するセミナーを各地で開催しました。

開催月 日程・場所

7月 31日(東京)

8月 6日(長崎)、7日(長野)

9月 12日(高知、鹿児島、徳島)、20日(大分)、27日(青森)

10月 1日(大阪)、15日(静岡)、17日(仙台)、31日(熊本)

11月 17日(八戸)

12月 20日(千葉)

2月 5日(金沢)、6日(新潟)、12日(鳥取)、13日(松江)、14日(岡山)、27日(広島)、 28日(三重)、28日(岐阜)

3月 12日(東京)、27日(山形)、28日(福井)

【成功事例】ジェトロ食品輸出商談会in徳島

商談スキルアップセミナーでは、卸価格あるいはFOB価格、輸出用キット等必要最小限の準備につい て周知を図るとともに、一部企業に対しては輸出用価格の設定に係る個別相談に対応しました。その結 果、多数の参加企業が商品カタログ、輸出用価格表に加え、産品の特徴を示すPOPを英語や他言語で 用意し商談に臨む、といった改善が見られました。

(2)【挑戦】海外販路拡大促進事業(再掲)

【指標:役立ち度】

1)バイヤー等に向けた日本産品の普及啓発

25 年度は新規バイヤーの発掘と日本産食品の理解促進を図るべく、プロ(バイヤー・レスト ラン関係者)向けの情報発信を強化しました。日本産食品の魅力・価値、競合品や他国産との 品質の違い、調理法、製法、歴史等を試飲会・セミナーで積極的に発信しました。

a)ブラジルにおける日本産食品プロ向けセミナー

【セミナー概要】

期間: 6月20日(木)

開催地: ブラジル・サンパウロ 参加者数: 45名

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2項目合計):100%

【成功事例】日本産食品プロ向けセミナー(ブラジル)/同国見本市への集客効果に貢献

ブラジル人レストラン・食品関係者に対し、日本食材の味を特徴づける「うまみ」について解説し、理 解を深めるきっかけを提供しました。併せて、翌月開催のSIAL BRASILジャパン・パビリオンへの来 場誘致に努めたところ、セミナーに参加した35社のうち20社が来場し、集客効果が得られました。

b)シカゴにおける日本酒・日本産食材普及事業

【事業概要】

期間: 5月24日(金)

開催地: 米国・シカゴ 参加者数: 283名 出展企業数: 52社

成果: 役立ち度調査(4段階中上位2項目合計)::参加者・出展企業ともに100%

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