• 検索結果がありません。

ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成

OracleAS Disaster Recovery

6.2 OracleAS Disaster Recovery 環境の準備 環境の準備 環境の準備 環境の準備

6.2.2 ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成 ホスト名解決の構成

OracleAS Disaster Recoveryソリューションでは、第6.2.1項「ホスト名の計画と割当て」で計

画して割り当てたホスト名の解決に、次の2つのいずれかのホスト名解決方法を構成できます。

それらのコンポーネントには次のものがあります。

第6.2.2.1項「ローカル・ホストネーミング・ファイル解決の使用」

第6.2.2.2項「DNS解決の使用」

UNIXでは、ファイル/etc/nsswitch.confのhostsパラメータを使用して、名前解決の方 法の順序を指定できます。次に、hostsエントリの例を示します。

hosts: files dns nis

この文では、ローカル・ホスト名ファイル解決がDNS解決およびNIS(Network Information

Service)解決よりも優先されています。ホスト名のIPアドレスへの解決が必要になったら、

/etc/hostsファイル(UNIXの場合)または

C:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイルが最初に参照されます。ローカル・

ホスト名ファイル解決でホスト名を解決できなかったときは、DNSが使用されます(NIS解決

は、OracleAS Disaster Recoveryソリューションでは使用されません)。ファイル

/etc/nsswitch.confを使用した名前解決の詳細は、UNIXシステムのドキュメントを参照 してください。

6.2.2.1 ローカル・ホストネーミング・ファイル解決の使用 ローカル・ホストネーミング・ファイル解決の使用 ローカル・ホストネーミング・ファイル解決の使用 ローカル・ホストネーミング・ファイル解決の使用

ホスト名解決のこの方法は、必要なホスト名とそのIPアドレスの対応付けが記載されたローカ ル・ホストネーミング・ファイルに依存します。UNIXでは、このファイルは/etc/hostsで

す。Windowsでは、このファイルはC:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hostsです。

UNIXでOracleAS Disaster Recoveryソリューションのホスト名解決にローカル・ホストネー

ミング・ファイルを使用するには、本番サイトとスタンバイ・サイト両方の中間層および

OracleAS Infrastructureの各ホストで、次の手順を実行します。

1. viなどのテキスト・エディタを使用して、/etc/nsswitch.confファイルを編集しま す。hosts:パラメータで、ホスト名解決の第一の選択肢としてfilesを指定します。

2. 次のエントリが含まれるように、/etc/hostsファイルを編集します。

現行サイト内のすべての中間層ノードの物理ホスト名とその適切なIPアドレス。最初 のエントリは、現行ノードのホスト名とIPアドレスにする必要があります。

たとえば、本番サイト内にある中間層ノードの/etc/hostsファイルを編集している 場合は、現行ホストのエントリをリストの最初にして、本番サイト内のすべての中間 層ノードの物理ホスト名とそのIPアドレスを入力します(短縮されたホスト名に加え て、完全修飾されたホスト名も含める必要があります。表6-3を参照)。

現行サイト内のOracleAS Infrastructureの仮想ホスト名。

たとえば、スタンバイ・サイト内にある中間層ノードの/etc/hostsファイルを編集 している場合は、スタンバイ・サイト内のOracleAS Infrastructureホストの仮想ホス ト名(完全修飾名と短縮名の両方)とそのIPアドレスを入力します。

3. 前述の手順で説明したファイルを編集した後、各ホストを再起動します。

注意注意

注意注意: ホスト・ファイルにエントリを追加する場合は、計画したホスト名を ホスト・ファイルの2番目の列に指定してください。そうしないと、asgctl のverify topology with <host>の操作に失敗し、本番トポロジがス タンバイ・トポロジと対称ではないというエラー・メッセージが表示されま す。この種の問題のトラブルシューティングと解決方法は、付録A「高可用 性のトラブルシューティング」を参照してください。

4. 各ホストから、その特定のサイト内で有効な各物理ホスト名に対してpingコマンドを使用 して、IPアドレスが適切に割り当てられていることを確認します。

図6-8の例のasmid1ホストの場合は、次のコマンドを続けて使用します。

ping asmid1

返されたIPアドレスは123.1.2.333のはずです。

ping asmid2

返されたIPアドレスは123.1.2.334のはずです。

ping infra

返されたIPアドレスは123.1.2.111のはずです。

Windowsでは、ホスト名解決の順序を指定する方法は、Windowsのバージョンによって異な

ります。適切な手順については、ご使用のバージョンのWindowsのドキュメントを参照して ください。

表6-3に、図6-8の例における、各本番ノードの/etc/hostsファイルのエントリを示します。

これには、各UNIXホストで必須のエントリが含まれています。Windowsの

C:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hostsファイルでも、必要なエントリは同様です。

注意注意

注意注意: Solarisなどの一部のUNIX系OSでIPアドレスを取得するには、

-sオプションが必要です。

表表

表表6-3 図図図図6-8の例の各の例の各の例の各の例の各/etc/hostsファイルにあるネットワーク・ホスト名と仮想ホスト名のファイルにあるネットワーク・ホスト名と仮想ホスト名のファイルにあるネットワーク・ホスト名と仮想ホスト名のファイルにあるネットワーク・ホスト名と仮想ホスト名の エントリ

エントリ エントリ エントリ ホスト ホスト ホスト

ホスト /etc/hostsのエントリのエントリのエントリのエントリ

本番サイトのasmid1 123.1.2.333 asmid1.oracle.com asmid1 123.1.2.334 asmid2.oracle.com asmid2 123.1.2.111 infra.oracle.com infra

213.2.2.210 remoteinfra.oracle.com remoteinfra 本番サイトのasmid2 123.1.2.334 asmid2.oracle.com asmid2

123.1.2.333 asmid1.oracle.com asmid1 123.1.2.111 infra.oracle.com infra

213.2.2.210 remoteinfra.oracle.com remoteinfra 本番サイトのinfra 123.1.2.111 infra.oracle.com infra

123.1.2.333 asmid1.oracle.com asmid1 123.1.2.334 asmid2.oracle.com asmid2

213.2.2.210 remoteinfra.oracle.com remoteinfra スタンバイ・サイトのasmid1 213.2.2.443 asmid1.oracle.com asmid1

213.2.2.444 asmid2.oracle.com asmid2 213.2.2.210 infra.oracle.com infra

123.1.2.111 remoteinfra.oracle.com remoteinfra スタンバイ・サイトのasmid2 213.2.2.444 asmid2.oracle.com asmid2

213.2.2.443 asmid1.oracle.com asmid1 213.2.2.210 infra.oracle.com infra

123.1.2.111 remoteinfra.oracle.com remoteinfra スタンバイ・サイトのinfra 213.2.2.210 infra.oracle.com infra

213.2.2.443 asmid1.oracle.com asmid1 213.2.2.444 asmid2.oracle.com asmid2

123.1.2.111 remoteinfra.oracle.com remoteinfra

6.2.2.2 DNS 解決の使用 解決の使用 解決の使用 解決の使用

DNSホスト名解決を使用するようOracleAS Disaster Recoveryソリューションを設定するに は、企業全体のDNSサーバーに加えて、サイト固有のDNSサーバーを本番サイトとスタンバ イ・サイトに設定する必要があります(企業ネットワークには、冗長性を実現するために複数 のDNSサーバーがあるのが一般的です)。図6-9に、この設定の概要を示します。

図 図 図

6-9 DNS解決トポロジの概要解決トポロジの概要解決トポロジの概要解決トポロジの概要

図6-9のトポロジが機能するには、次のことが要件または前提となります。

本番サイトとスタンバイ・サイトのDNSサーバーが互いを認識しないこと。サイトの DNSサーバーがサイト内のホスト名を解決できない場合は、企業全体のDNSサーバーに

対して、non authoritative検索リクエストが作成されます。

本番サイトとスタンバイ・サイトのDNSサーバーに、中間層の物理ホスト名とOracleAS

Infrastructureの仮想ホスト名のエントリがあること。各DNSサーバーには、担当サイト

内のホスト名のみのエントリが含まれます。両サイトには、企業全体のドメイン名とは異 なる共通のドメイン名があります。

企業全体のDNSサーバーに、本番サイトとスタンバイ・サイト両方の中間層ホストと

OracleAS Infrastructureホストのネットワーク・ホスト名のエントリがあること。

UNIXの場合、各ホストの/etc/hostsファイルに、本番とスタンバイの両方のサイトの どのホストについても、物理ホスト名、ネットワーク・ホスト名または仮想ホスト名のエ ントリがないこと。Windowsでは、この要件はファイル

C:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hostsに適用されます。

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目: UNIX環境でDNSサーバーを設定する方法は、第10章

「DNSサーバーの設定」を参照してください。

DNS解決を使用するOracleAS Disaster Recoveryソリューションを設定する手順は次のとおり です。

1. 企業全体のDNSサーバーのそれぞれを、本番サイトとスタンバイ・サイトにあるすべての ホストのネットワーク・ホスト名で構成します。図6-8の例では、次のエントリを作成し ます。

prodmid1.oracle.com IN A 123.1.2.333 prodmid2.oracle.com IN A 123.1.2.334 prodinfra.oracle.com IN A 123.1.2.111 standbymid1.oracle.com IN A 213.2.2.443 standbymid2.oracle.com IN A 213.2.2.444 standbyinfra.oracle.com IN A 213.2.2.210

2. 本番およびスタンバイの各サイトで、DNSサーバーを次の手順で構成して、一意のDNS ゾーンを作成します。

a. 企業ドメイン名とは異なる、2つのサイト用の一意のドメイン名を選択します。この 例では、図6-8の両サイトのドメイン名として、名前oracleasを使用します。上位 レベルの企業ドメイン名はoracle.comです。

b. リクエストを解決できない場合は、企業全体のDNSサーバーを指し示すように各サイ トのDNSサーバーを構成します。

c. 各サイトのDNSサーバーに、各中間層ホストの物理ホスト名と各OracleAS

Infrastructureホストの仮想ホスト名を追加します。この名前には、前の手順で選択し

たドメイン名も含めます。

図6-8の例のエントリは、次のようになります。

本番サイトのDNSサーバーの場合:

asmid1.oracleas IN A 123.1.2.333 asmid2.oracleas IN A 123.1.2.334 infra.oracleas IN A 123.1.2.111 スタンバイ・サイトのDNSサーバーの場合: asmid1.oracleas IN A 213.2.2.443 asmid2.oracleas IN A 213.2.2.444 infra.oracleas IN A 213.2.2.210

注意 注意 注意

注意: ロード・バランサを使用している場合は、DNSベースの仮想ホス ト名を使用して、ホスト・ファイルにIPアドレスの別名を指定する必要 があります。これは、ローカル・ホストのOracleAS Guardに対し、

discover topology within farmコマンドを使用してトポロジ・ファイルの ローカル書込みを実行し、add instanceコマンドを正しく実行してトポロ ジ・ファイルを更新するために必要です。

これらのサイトいずれかで、OracleAS InfrastructureにOracleAS Cold

Failover Clusterソリューションを使用する場合は、クラスタの仮想ホス

ト名と仮想IPアドレスを入力します。たとえば、前の手順ではinfraが 本番サイトのクラスタの仮想ホスト名で、123.1.2.111が仮想IPアドレ スになります。OracleAS Cold Failover Clusterソリューションの詳細は、

OracleAS 10gリリース2(10.1.2.0.2)ドキュメント・セットに含まれてい

る『Oracle Application Server高可用性ガイド』の第6.2.2項「アクティブ

/パッシブ型の高可用性トポロジ」を参照してください。

Outline

関連したドキュメント