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ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て

OracleAS Disaster Recovery

6.2 OracleAS Disaster Recovery 環境の準備 環境の準備 環境の準備 環境の準備

6.2.1 ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て ホスト名の計画と割当て

物理ホスト名およびネットワーク・ホスト名の設定手順を実行する前に、OracleAS Disaster

Recoveryソリューション全体で使用する物理ホスト名およびネットワーク・ホスト名を計画し

ます。ホスト名の計画および割当てにおける全体的なアプローチでは、次の目標を達成する必 要があります。

中間層およびOracleAS InfrastructureのOracleASコンポーネントが、本番サイトまたはス タンバイ・サイトのどちらにあるかに関係なく、構成設定で同一の物理ホスト名を使用で きる必要があります。また、OracleAS Infrastructureの物理ホスト名の仮想ホスト名も作 成する必要があります。

たとえば、本番サイトの中間層コンポーネントが同じサイト内のホストへのアクセスに名

前asmid1を使用するのであれば、スタンバイ・サイトの同じコンポーネントはこの同じ

名前を使用して、スタンバイ・サイト内にあるasmid1と同等のホストにアクセスする必 要があります。同様に、本番サイトのOracleAS Infrastructureの仮想ホスト名にinfraと いう名前を使用する場合は、スタンバイ・サイトのOracleAS Infrastructureの物理ホスト

名にもinfraという仮想ホスト名を使用する必要があります。

スタンバイ・サイトが本番サイトを引き継ぐ際に、ホスト名(物理、ネットワークまたは 仮想)の変更が必要ないこと。ただし、DNSスイッチオーバーを実行する必要がありま す。詳細は、第6.16項「ワイド・エリアDNSの操作」を参照してください。

注意 注意 注意

注意: 本番サイトとスタンバイ・サイトの物理ホスト名は両サイト間で 統一する必要がありますが、物理ホスト名を解決した後の適切なホストは 異なっていてもかまいません。ホスト名解決は、第6.2.2項「ホスト名解 決の構成」で説明します。

図6-8は、ホスト名の計画と割当てのプロセスを示しています。

図 図 図

6-8 本番サイトとスタンバイ・サイトの名前割当ての例本番サイトとスタンバイ・サイトの名前割当ての例本番サイトとスタンバイ・サイトの名前割当ての例本番サイトとスタンバイ・サイトの名前割当ての例

図6-8では、本番サイトに2つの中間層ノードがあります。OracleAS Infrastructureは単一ノー ドまたはOracleAS Cold Failover Clusterソリューション(単一ノードの OracleAS

Infrastructureと同様、1つの仮想ホスト名と仮想IPで表される)にすることができます。2つ

のサイトの一般名は、中間層ノードの物理ホスト名とOracleAS Infrastructureの仮想ホスト名 です。表6-2は、例における物理、ネットワークおよび仮想ホスト名を示しています。

表 表 表

6-2 図図図図6-8の物理、ネットワークおよび仮想ホスト名の物理、ネットワークおよび仮想ホスト名の物理、ネットワークおよび仮想ホスト名の物理、ネットワークおよび仮想ホスト名 物理ホスト名

物理ホスト名 物理ホスト名

物理ホスト名 仮想ホスト名仮想ホスト名仮想ホスト名仮想ホスト名 ネットワーク・ホスト名ネットワーク・ホスト名ネットワーク・ホスト名ネットワーク・ホスト名

asmid1 - prodmid1, standbymid1

asmid2 - prodmid2, standbymid2

- 1

1 この例では、物理ホスト名はネットワーク・ホスト名になります。そのため、このネット ワーク・ホスト名を、asgctlコマンドの<host><host-name>または<standby_

topology_host>パラメータ引数に使用します。

infra prodinfra, standbyinfra

非OracleASアプリケーションの共同ホスティング

本番サイトに非OracleASアプリケーションを実行しているホストがあり、そのホストで

OracleASを共同ホスティングする場合、このホストの物理ホスト名を変更すると、非

OracleASアプリケーションが使用不能になることがあります。このようなケースでは、本

番サイトのホスト名はそのままにして、スタンバイ・サイトの物理ホスト名を本番サイト と同じホスト名に変更します。その後で、非OracleASアプリケーションをスタンバイ・

ホストにもインストールすることで、このホストは非OracleASアプリケーションに対す るスタンバイの役割も果たせます。

第1.2.1項「用語」の説明にあるように、OracleAS Disaster Recoveryソリューションでの物理 ホスト名、ネットワーク・ホスト名および仮想ホスト名の用途は他のアプリケーションとは異 なります。また、これらの設定方法も異なります。次の項では、様々なタイプのホスト名の設 定方法について説明します。

6.2.1.1 物理ホスト名 物理ホスト名 物理ホスト名 物理ホスト名

本番サイトとスタンバイ・サイトの両方の各ホストで、中間層ホストの物理ホスト名を変更す る必要があります。

Solarisで、ホストの物理ホスト名を変更する手順は次のとおりです。

1. 既存のホスト名の設定を次のようにしてチェックします。

prompt> hostname

2. viなどのテキスト・エディタを使用して、/etc/nodenameの名前を、計画した物理ホス ト名に編集します。

3. 中間層ホストごとに、ホストをリブートし変更を有効にします。

4. 手順1を再度実行し、ホスト名が正しく設定されていることを確認します。

5. 本番サイトとスタンバイ・サイトの各ホストで、前述の手順を繰り返します。

Windowsで、ホストの物理ホスト名を変更する手順は次のとおりです。

1. 「スタート」メニューから「コントロール「コントロール「コントロール「コントロールパネル」パネル」パネル」パネル」を選択します。

2. 「システム」アイコンをダブルクリックします。

3. 「詳細」「詳細」タブを選択します。「詳細」「詳細」

4. 「環境変数」を選択します。

5. インストール担当者のアカウントの「ユーザー環境変数」で、「新規」「新規」「新規」を選択して変数を新「新規」

規作成します。

6. 変数名として"_CLUSTER_NETWORK_NAME_"を入力します。

注意 注意 注意

注意: すべてのOracleAS Guard asgctlコマンドでは、システムのホスト名

を指定できるパラメータがある場合、システムの物理ホスト名を指定して実 行する必要があります。

注意 注意 注意

注意: 他のUNIX系のOSについては、各手順で使用する同等のコマン ドをシステム管理者に問い合せてください。

注意 注意 注意

注意: 使用されているWindowsのバージョンによっては、この後の手順で 説明されているユーザー・インタフェースの項目が、実際のものと異なる場 合があります。

6.2.1.2 ネットワーク・ホスト名 ネットワーク・ホスト名 ネットワーク・ホスト名 ネットワーク・ホスト名

OracleAS Disaster Recoveryソリューションで使用されるネットワーク・ホスト名は、ドメイ

ン・ネーム・システム(DNS)に定義されます。これらのホスト名はソリューションで使用す るネットワークで参照可能で、DNSにより、DNSシステムで割り当てられたIPアドレスを使 用して適切なホストへと解決されます。そのため、ネットワーク・ホスト名と対応するIPアド レスを、DNSシステムに追加する必要があります。

図6-8の例では、本番サイトとスタンバイ・サイトを有するネットワーク全体を管理するDNS システムに、次のエントリを追加する必要があります。

prodmid1.oracle.com IN A 123.1.2.333

prodmid2.oracle.com IN A 123.1.2.334

prodinfra.oracle.com IN A 123.1.2.111 standbymid1.oracle.com IN A 213.2.2.443 standbymid2.oracle.com IN A 213.2.2.444 standbyinfra.oracle.com IN A 213.2.2.210

6.2.1.3 仮想ホスト名 仮想ホスト名 仮想ホスト名 仮想ホスト名

第1.2.1項「用語」の項で定義したように、仮想ホスト名はOracleAS Infrastructureにのみ適用 されます。仮想ホスト名は、OracleAS Infrastructureのインストール時に指定します。

OracleAS Infrastructureインストール・タイプを実行すると、「仮想ホストの指定仮想ホストの指定仮想ホストの指定仮想ホストの指定」という画面 が表示され、インストール中のOracleAS Infrastructureの仮想ホスト名を入力するテキスト ボックスが表示されます。詳細は、Oracle Application Serverのインストレーション・ガイド を参照してください。

図6-8の例の場合は、本番サイトのOracleAS Infrastructureのインストール時に「仮想ホスト「仮想ホスト「仮想ホスト「仮想ホスト の指定」の指定」

の指定」の指定」画面が表示されたら、仮想ホスト名infraを入力します。スタンバイ・サイトの

OracleAS Infrastructureのインストール時にも、同じ仮想ホスト名を入力します。

6.2.1.4 仮想ホストの別名 仮想ホストの別名 仮想ホストの別名 仮想ホストの別名

Oracle RACデータベースを含む環境にDisaster Recoveryソリューションを設定する場合、プ

ライマリ・サイトとスタンバイ・サイト間で移行する仮想ホスト名は、Oracle RACのインスタ ンスが稼働する各ノードのWindowsおよびUNIXプラットフォームのホスト・ファイルで定 義する必要があります。エントリの構文は次のとおりです。

<IP> <HOSTNAME WITH DOMAIN> <HOSTNAME> <VIRTUALHOSTNAME>

ここで<VIRTUALHOSTNAME>は別名を示すので、たとえばracdb1.oracle.comはRAC Node1の別名、racdb2.oracle.comはRAC Node2の別名などのように指定します。同じ別 名をスタンバイ・サイトにも同様に作成する必要があります。

注意 注意 注意

注意: OracleAS InfrastructureをOracleAS Cold Failover Clusterソ リューションにインストールする場合、仮想ホスト名はOracleAS Cold

Failover Clusterの仮想IPに関連付けられた名前と同じになります。

スタンバイ・サイトではなく、本番サイトのみでロード・バランサを使用 している複数のOracleASインスタンスを含む高可用性デプロイでは、仮 想ホスト名はlbr01.us.oracle.comなど、ロード・バランサ用のDNS ベースの仮想ホスト名になります。詳細は、Oracle Technology Network

(OTN)に掲載されている、ロード・バランサの使用とOracleASの高可 用性に関するホワイト・ペーパーを参照してください。

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