線形代数学 II 第 7 回レポート課題(配布日: 11/19 )
1 レポート課題 A
1.1 注意事項
以下の問題をすべて解答し,Web掲載の講義ノートを用いて自己添削して 提出すること.当然ながら 掲載の解答例以外にも別解があるため,解答例と同じ解法や表現である必要はない.自分の解答が合っ ているかどうか考えることも課題の一部であるが,解答例にあって自分の答案で書かれていない部分が ある場合には本当に省略可能な記述かを検討すること.必要な論証が不足していて自己添削でも追加さ れていない場合には再提出となることもある.
様式はA4サイズとし,両面を使用すること.表紙をつける必要はない.レポート1枚目表面の上に
「基礎クラスと学生番号」「氏名」「科目名」「提出日」(締切日を遅れて出す場合には第何回の課題かも書 くこと)を記入し,2枚以上の場合には左上をホッチキスでとめること.
提出締切は11/26(月)13:00.提出場所は高等教育推進機構1階事務室前のレポートボッ クス.このレポート課題でわからない内容がある場合には,講義ノートをよく読んで考えるこ と.それでもわからなければ,何らかの方法で教員へ質問することを強く推奨する.
1.2 問題
1. (講義ノート第9章 例題5.17) R2 の基底
[(5 2 )
, (7
3 )]
から [(2
3 )
, (−4
1 )]
への変換行列 P を求めよ.
2. (講義ノート第9章 例題5.18)
R3 のベクトルを次で定める.
v1 =
1 0
−2
, v2 =
2 1 0
, v3 =
0
−1 5
(1) v1,v2,v3 は R3 の基底であることを示せ.
(2) R3 の標準基底 [e1,e2,e3]から上で示した基底 [v1,v2,v3]への変換行列P を求めよ.
3. (講義ノート第9章 例題5.20)
P2(R)の基底 [1, x, x2] から [1, x+ 3,(x+ 3)2] への変換行列 P を求めよ.
4. (講義ノート第10章 例題1.5,1.6(1),1.7) 次の行列の固有値と固有ベクトルを求めよ.
(1) A=
(5 −1 2 2
)
(2) A =
(1 −1 1 3
)
(3) A=
1 3 3
−3 −5 −3
3 3 1
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2 レポート課題 B
今週はレポート課題Bはありません.復習用に過去の定期試験問題を挙げておきます.なお,
解答は掲載しないので,各自で検算方法込みで考えてください.提出の必要はありません(定 期試験前に返却できないので).
1. 次の行列
A=
1 −3 6 0 2
2 −5 9 2 2
3 0 −9 0 6
−1 1 0 1 −3
が定める線形写像 TA に対する KerTA と ImTA のそれぞれの次元と基底を求めよ.
2. 写像D:P3(R)−→P3(R) を次で定義する.
D( f(x))
= (x2−x−2)df(x)
dx + (−3x+ 3)f(x)
(1) D は P3(R) の線形変換であること,つまり D が線形性をもつことを示せ.
(2) P3(R) の基底 [1, x, x2, x3] に関する D の表現行列 A を求めよ.
(3) KerDの次元と基底を求めよ.
3. f :R4 −→R5 を線形写像とする.
(1) rankf = 3 であるとき,dim Kerf を求めよ.
(2) Kerf ={0} であるとき,rankf を求めよ.
3 次回講義までに自習しておくべき内容
• 次回は中間試験です.今日の講義内容の『基底の変換行列と表現行列の関係』までが範 囲です.固有値と固有ベクトルに関する内容は期末試験の範囲とします.
試験範囲の小テストやレポート課題は必ず見直しておいてください.特に小テストやレ ポート課題Aで問われている内容で理解できていないものがあれば,必ず復習しておか なければなりません.重要な内容については毎週のレポート課題で触れているので,ここ で再度列挙することはしません.初回に述べましたが,「解答を読んで理解する」と「何 も見ずに解答を作ることができる」にはかなりギャップがあります.解答例を眺めるだけ で手を動かしていない場合には,本番で解けない可能性もあります.
また,前日はよく寝てくること.1つ論証問題ができるようになっても,行列の基本変 形などで計算ミスをしてしまうとマイナスの方が大きいです.
• 試験に関する注意事項はwebに掲載してあります.なお,webでは80点満点となって いましたが,集計の簡便さから100点満点で実施に変更します.特に試験内容が変わるわ けではありません.
• 大阪府立大学(http://www.las.osakafu-u.ac.jp/lecture/math/MathOnWeb/,“大阪
府立大webmath”で検索すると見つかります)で「大学数学(その他の利用者はこちら)」
⇒「線形代数 計算ドリル型問題」を選ぶと問題演習が行えます.
次回は中間試験なので,小テストはありません.
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