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V$DATAGUARD_STATUS 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス

8.5 プライマリおよびスタンバイ・データベースの監視 プライマリおよびスタンバイ・データベースの監視 プライマリおよびスタンバイ・データベースの監視 プライマリおよびスタンバイ・データベースの監視

8.5.3 リカバリの進捗の監視 リカバリの進捗の監視 リカバリの進捗の監視 リカバリの進捗の監視

8.5.4.6 V$DATAGUARD_STATUS 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス 固定ビューへのアクセス

V$DATAGUARD_STATUS固定ビューには、通常はアラート・ログまたはサーバー・プロセスの トレース・ファイルへのメッセージによってトリガーされるイベントが表示されます。

次の例は、プライマリ・データベースでのV$DATAGUARD_STATUSビューの出力を示します。

SQL> SELECT MESSAGE FROM V$DATAGUARD_STATUS;

MESSAGE

---ARC0: Archival started

ARC1: Archival started

Archivelog destination LOG_ARCHIVE_DEST_2 validated for no-data-loss recovery

Creating archive destination LOG_ARCHIVE_DEST_2: 'dest2' ARCH: Transmitting activation ID 0

LGWR: Completed archiving log 3 thread 1 sequence 11 Creating archive destination LOG_ARCHIVE_DEST_2: 'dest2' LGWR: Transmitting activation ID 6877c1fe

LGWR: Beginning to archive log 4 thread 1 sequence 12 ARC0: Evaluating archive log 3 thread 1 sequence 11

ARC0: Archive destination LOG_ARCHIVE_DEST_2: Previously completed ARC0: Beginning to archive log 3 thread 1 sequence 11

Creating archive destination LOG_ARCHIVE_DEST_1:

'/oracle/arch/arch_1_11.arc'

ARC0: Completed archiving log 3 thread 1 sequence 11 ARC1: Transmitting activation ID 6877c1fe

15 rows selected.

次の例は、フィジカル・スタンバイ・データベースでのV$DATAGUARD_STATUSビューの内容 を示します。

SQL> SELECT MESSAGE FROM V$DATAGUARD_STATUS;

MESSAGE

---ARC0: Archival started

ARC1: Archival started

RFS: Successfully opened standby logfile 6: '/oracle/dbs/sorl2.log' ARC1: Evaluating archive log 6 thread 1 sequence 11

ARC1: Beginning to archive log 6 thread 1 sequence 11 Creating archive destination LOG_ARCHIVE_DEST_1:

'/oracle/arch/arch_1_11.arc'

ARC1: Completed archiving log 6 thread 1 sequence 11

RFS: Successfully opened standby logfile 5: '/oracle/dbs/sorl1.log' Attempt to start background Managed Standby Recovery process Media Recovery Log /oracle/arch/arch_1_9.arc

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フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用レートのチューニング

フィジカル・スタンバイ・データベースの管理 8-25

8.6 フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用 フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用 フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用 フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用 レートのチューニング

レートのチューニング レートのチューニング レートのチューニング

次の方法を使用して、フィジカル・スタンバイ・データベースに対するREDO適用の所要時間 を最適化することを考慮してください。詳細は、URL http://otn.oracle.com/deploy/

availability/htdocs/maa.htmにアクセスし、『Oracle Media Recovery Best Practices』ホワイ

ト・ペーパーを参照してください。

1つのスタンバイ・ホスト上でパラレル・リカバリをつのスタンバイ・ホスト上でパラレル・リカバリをつのスタンバイ・ホスト上でパラレル・リカバリをつのスタンバイ・ホスト上でパラレル・リカバリをCPU数の数の数の数の2倍に設定倍に設定倍に設定倍に設定

メディア・リカバリまたはREDO Applyの実行中に、REDOログ・ファイルが読み取られ、

REDOの適用を必要とするデータ・ブロックが解析されます。パラレル・メディア・リカバリ では、これらのデータ・ブロックはバッファ・キャッシュに読み取られるリカバリ・プロセス すべてに均等に分散されます。デフォルトはシリアル・リカバリまたは並列度ゼロ(0)で、こ れは同じリカバリ・プロセスがREDOを読み取り、ディスクからデータ・ブロックを読み取っ てREDO変更を適用することを意味します。

パラレル・メディア・リカバリまたはREDO Applyを実装するには、リカバリ・コマンドにオ プションのPARALLEL句を追加します。さらに、データベース・パラメータPARALLEL_MAX_

SERVERSを並列度以上の値に設定します。次の例に、リカバリの並列度の設定方法を示します。

RECOVER STANDBY DATABASE PARALLEL #CPUs * 2;

複数のシリアル・リカバリ処理とパラレル・リカバリ処理を比較して、最適のリカバリ・パ フォーマンスを判断する必要があります。

REDO Applyレート向上のためのレート向上のためのレート向上のためのレート向上のためのDB_BLOCK_CHECKING=FALSEの設定の設定の設定の設定

スタンバイまたはメディア・リカバリ中にDB_BLOCK_CHECKING=FALSEパラメータを設定す ると、適用レートを2倍にすることができます。リカバリ中にはブロックがチェックされませ んが、これはリスクとして受け入れる必要があります。ブロック・チェックはプライマリ・

データベースで有効にしてください。DB_BLOCK_CHECKSUM=TRUE(デフォルト)は、本番 データベースとスタンバイ・データベースの両方について有効にしてください。DB_BLOCK_

CHECKINGパラメータは動的であるため、スタンバイ・データベースを停止せずにトグルでき ます。

PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZE = 4096の設定の設定の設定の設定

パラレル・メディア・リカバリまたはパラレル・スタンバイ・リカバリを使用する場合は、

PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZEデータベース・パラメータを4K(4096)に増やす と、パラレル・リカバリを20パーセント改善できます。このパラメータは、スイッチオーバー 操作の準備中にプライマリ・データベースとスタンバイ・データベースの両方で設定します。

このパラメータの設定値を大きくすると、各パラレル実行スレーブ・プロセスに必要な共有 プールからのメモリーが増えます。

PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZEパラメータは、パラレル問合せ操作でも使用されま す。いずれかのパラレル問合せ操作でテストして、システムに十分なメモリーがあることを確 認する必要があります。32ビット・インストールでは、多数のパラレル問合せのスレーブがメ モリー制限に達し、PARALLEL_EXECUTION_MESSAGE_SIZEをデフォルトの2K(2048)から 4Kに増やせない場合があります。

ディスクディスク

ディスクディスクI/Oのチューニングのチューニングのチューニングのチューニング

リカバリ中に発生する最大のボトルネックは、読取りおよび書込みのI/Oです。このボトル ネックを軽減するには、システム固有の非同期I/Oを使用し、DISK_ASYNCH_IOデータベー ス・パラメータをTRUE(デフォルト)に設定します。DISK_ASYNCH_IOパラメータは、デー タファイルへのディスクI/Oが非同期かどうかを制御します。非同期I/Oを使用すると、デー タベース・ファイルのパラレル読取りが大幅に減少し、リカバリ時間全体が短縮されます。

フィジカル・スタンバイ・データベースに関するログ適用レートのチューニング

ロジカル・スタンバイ・データベースの管理 9-1

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ロジカル・スタンバイ・データベースの管理 ロジカル・スタンバイ・データベースの管理 ロジカル・スタンバイ・データベースの管理 ロジカル・スタンバイ・データベースの管理

この章は、次の項目で構成されています。

SQL Applyアーキテクチャの概要

ロジカル・スタンバイ・データベースの管理および監視関連のビュー

ロジカル・スタンバイ・データベースの監視

ロジカル・スタンバイ・データベースのカスタマイズ

ロジカル・スタンバイ・データベースのコンテキストにおける特定のワークロードの管理

ロジカル・スタンバイ・データベースのチューニング

SQL Applyアーキテクチャの概要

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