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スタンバイ・データベースのタイプ スタンバイ・データベースのタイプ スタンバイ・データベースのタイプ スタンバイ・データベースのタイプ

スタンバイ・データベースのタイプ

スタンバイ・データベースのタイプ

Data Guardスタート・ガイド 2-3 フィジカル・スタンバイ・データベースを開発、レポートまたはテストのために読取り/ 書込みモードで一時的にオープンしてから、過去の特定時点までフラッシュバックして元 に戻すことができます。データベースがフラッシュバックされると、Data Guardでは自動 的にスタンバイ・データベースをプライマリ・データベースと同期化します。プライマ リ・データベースのバックアップ・コピーからフィジカル・スタンバイ・データベースを 再作成する必要はありません。

フィジカル・スタンバイ・データベースのメリット フィジカル・スタンバイ・データベースのメリット フィジカル・スタンバイ・データベースのメリット フィジカル・スタンバイ・データベースのメリット

フィジカル・スタンバイ・データベースには次のメリットがあります。

障害時リカバリと高可用性

フィジカル・スタンバイ・データベースによって、堅牢で効率的な障害時リカバリと可用 性の高いソリューションを実現できます。管理が容易なスイッチオーバー機能とフェイル オーバー機能を使用すると、プライマリ・データベースとフィジカル・スタンバイ・デー タベース間でロールを可逆的に推移できるため、計画的および計画外の停止によるプライ マリ・データベースの停止時間が最小限になります。

データ保護

フィジカル・スタンバイ・データベースを使用することで、予期しない障害が発生した場 合でもデータが消失しないことが保証されます。フィジカル・スタンバイ・データベース では、プライマリ・データベースでサポートされるすべてのデータ型、およびすべての DDL操作とDML操作がサポートされます。また、データの破損やユーザーのミスに対す る保護対策も用意されています。プライマリ・データベースの記憶域レベルの物理破損は、

スタンバイ・データベースに伝播されません。同様に、プライマリ・データベースの完全 な破損の原因となった論理的な破損やユーザーのミスも解決できます。最後に、REDO データが、スタンバイ・データベースへの適用時に検証されます。

プライマリ・データベースのワークロードの低減

Oracle Recovery Managerは、フィジカル・スタンバイ・データベースを使用してプライ

マリ・データベースからバックアップをオフロードし、貴重なCPUとI/Oのサイクルを 節約できます。フィジカル・スタンバイ・データベースを読取り専用モードでオープンす ると、レポート生成および問合せを実行することもできます。

パフォーマンス

フィジカル・スタンバイ・データベースで使用されるREDO Applyテクノロジは、低レベ ルのリカバリ・メカニズムを使用して変更を適用します。このメカニズムは、SQLレベル のコード・レイヤーをすべてバイパスするため、大量のREDOデータの適用に関しては最 も効率的です。

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目: 使用例は、12.6項を参照してください。

スタンバイ・データベースのタイプ

2.1.2 ロジカル・スタンバイ・データベース ロジカル・スタンバイ・データベース ロジカル・スタンバイ・データベース ロジカル・スタンバイ・データベース

ロジカル・スタンバイ・データベースは、最初はプライマリ・データベースと同じ内容のコ ピーで作成されますが、後で異なる構造に変更できます。ロジカル・スタンバイ・データベー スは、SQL文を実行して更新されます。これにより、ユーザーは問合せとレポート生成の目的 で、スタンバイ・データベースにいつでもアクセスできます。このように、ロジカル・スタン バイ・データベースは、データ保護操作とレポート生成操作に同時に使用できます。

Data Guardは、ログ・ファイルのデータをSQL文に変換し、ロジカル・スタンバイ・データ

ベースでそのSQL文を実行することによって、アーカイブREDOログ・ファイルまたはスタ ンバイREDOログ・ファイルの情報をロジカル・スタンバイ・データベースに自動的に適用し ます。ロジカル・スタンバイ・データベースはSQL文を使用して更新されるため、オープン状 態のままであることが必要です。ロジカル・スタンバイ・データベースは読取り/書込みモー ドでオープンされますが、再生成されたSQLに対するターゲット表は、読取り専用操作用にの み使用可能です。更新中、これらの表は、レポート生成、要約、問合せなどの他のタスクで同 時に使用できます。さらに、これらのタスクは、メンテナンスされている表に追加の索引やマ テリアライズド・ビューを作成することによって最適化できます。

ロジカル・スタンバイ・データベースには、データ型、表のタイプおよびDDL操作やDML操 作のタイプに関していくつかの制限があります。サポートされないデータ型および表の記憶域 属性は、4.1.1項で説明しています。

ロジカル・スタンバイ・データベースのメリット ロジカル・スタンバイ・データベースのメリット ロジカル・スタンバイ・データベースのメリット ロジカル・スタンバイ・データベースのメリット

ロジカル・スタンバイ・データベースには、フィジカル・スタンバイ・データベースと同様の 障害時リカバリ、高可用性およびデータ保護のメリットがあります。その他に、次のメリット もあります。

スタンバイ・ハードウェア資源の効率的な使用

ロジカル・スタンバイ・データベースは、障害時リカバリ要件に加えて、その他のビジネ ス用途にも使用できます。Data Guard構成内で保護されているデータベース・スキーマ以 外に別のデータベース・スキーマをホスティングできるため、ユーザーは、これらのス キーマ上で通常のDDL操作またはDML操作をいつでも実行できます。Data Guardで保 護されているロジカル・スタンバイ表は、プライマリ・データベースとは異なる物理的な レイアウトで格納できるため、追加の索引やマテリアライズド・ビューを作成して、問合 せのパフォーマンスを改善したり、特定のビジネス要件にあわせることができます。

プライマリ・データベースのワークロードの低減

ロジカル・スタンバイ・データベースは、その表をプライマリ・データベースから更新す るとき、オープン状態のままにしておくことができるため、これらの表は読取りアクセス に同時に使用できます。このことによって、ロジカル・スタンバイ・データベースは、問 合せ、要約およびレポート生成の各アクティビティを実行する際の優れたデータベースと なり、これらのタスクからプライマリ・データベースがオフロードされ、貴重なCPUと I/Oのサイクルが節約されます。

Data Guardの動作要件

Data Guardスタート・ガイド 2-5

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