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Data Guard のメリットの要約 のメリットの要約 のメリットの要約 のメリットの要約

Data Guardには次のようなメリットがあります。

障害時リカバリ、データ保護および高可用性

Data Guardは、効率のよい包括的な障害時リカバリおよび高可用性ソリューションを提供

します。管理が容易なスイッチオーバー機能とフェイルオーバー機能を使用すると、プラ イマリ・データベースとスタンバイ・データベース間でロールを可逆的に推移できるため、

計画的および計画外の停止によるプライマリ・データベースの停止時間が最小限になりま す。

完全なデータ保護

Data Guardでは、予期しない障害が発生した場合でもデータが消失しないことが保証され

ます。スタンバイ・データベースには、データの破損やユーザーのミスに対する保護対策 が用意されています。プライマリ・データベースの記憶域レベルの物理破損は、スタンバ イ・データベースに伝播されません。同様に、プライマリ・データベースの完全な破損の 原因となった論理的な破損やユーザーのミスも解決できます。最後に、REDOデータが、

スタンバイ・データベースへの適用時に検証されます。

システム・リソースの効率的な使用

プライマリ・データベースから受信したREDOデータで更新されたスタンバイ・データ ベース表は、バックアップ、レポート生成、要約および問合せなどの他のタスクにも使用 できます。したがって、これらのタスクの実行に必要なプライマリ・データベースのワー クロードを低減し、貴重なCPUとI/Oのサイクルを節約できます。ロジカル・スタンバ イ・データベースを使用すると、プライマリ・データベースに基づいて更新されていない スキーマ内の各表で通常のデータ操作を実行できます。ロジカル・スタンバイ・データ ベースは、表をプライマリ・データベースから更新する間、オープン状態のままにしてお くことができるため、表は読取り専用アクセスに同時に使用できます。最後に、メンテナ ンスされている表に追加の索引やマテリアライズド・ビューを作成することによって、問 合せパフォーマンスを改善し、特定のビジネス要件を満たすことができます。

可用性とパフォーマンス要件とのバランスを保つことができるデータ保護の柔軟性

Oracle Data Guardには、各企業がデータ可用性とシステム・パフォーマンス要件とのバラ

ンスを保つことができるように、最大保護、最大可用性および最大パフォーマンスの3つ のモードが用意されています。

Data Guardのメリットの要約

Oracle Data Guardの概要 1-11

ギャップの自動検出と自動解消

ネットワークの問題などで、プライマリ・データベースと1つ以上のスタンバイ・データ ベースとの間の接続が失われた場合、プライマリ・データベース上に生成されるREDO データは、宛先のスタンバイ・データベースに送信されません。接続が再度確立された時

点で、Data Guardによって、欠落しているアーカイブREDOログ・ファイル(ギャップ

と呼ばれます)が自動的に検出され、それらのファイルがスタンバイ・データベースに自 動的に転送されます。スタンバイ・データベースはプライマリ・データベースと同期化さ れるため、DBAによる手動操作は不要です。

集中化された単純な管理

Data Guard Brokerは、グラフィカル・ユーザー・インタフェースとコマンドライン・イン

タフェースを提供し、Data Guard構成の複数のデータベース全体の管理タスクと操作タス クを自動化します。また、ブローカは、単一のData Guard構成内のすべてのシステムを 監視します。

Oracle Databaseとの統合

Data GuardではOracle Database Enterprise Editionの機能の1つであるため、個別にイン

ストールする必要はありません。

自動ロールの推移

ファスト・スタート・フェイルオーバーが有効になると、プライマリ・サイトで障害が発 生した場合、Data Guard Brokerにより、DBAによる操作の必要なしに同期化されたスタ ンバイ・サイトにフェイルオーバーされます。また、アプリケーションにロールの推移が 自動的に通知されます。

Data Guardのメリットの要約

Data Guardスタート・ガイド 2-1

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Data Guard スタート・ガイド スタート・ガイド スタート・ガイド スタート・ガイド

Data Guard構成には、1つのプライマリ・データベースと、それに対応付けられた最大9個の

スタンバイ・データベースが含まれます。この章では、Data Guardの使用を開始するための次 の考慮事項について説明します。

スタンバイ・データベースのタイプ

Data Guard構成の管理のためのユーザー・インタフェース

Data Guardの動作要件

スタンバイ・データベースのディレクトリ構造に関する考慮事項

オンラインREDOログ、アーカイブREDOログおよびスタンバイREDOログ

スタンバイ・データベースのタイプ

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