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スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成

2.5 オンライン オンライン オンライン オンライン REDO ログ、アーカイブ ログ、アーカイブ ログ、アーカイブ ログ、アーカイブ REDO ログおよびスタン ログおよびスタン ログおよびスタン ログおよびスタン バイ バイ

3.2.2 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成

バックアップ処理のために、プライマリ・データベースを停止する必要がある場合は、次の

SQL*Plus文を発行して、プライマリ・データベースを起動します。

SQL> STARTUP MOUNT;

スタンバイ・データベース用の制御ファイルを作成してから、ユーザー・アクセス用にプライ マリ・データベースをオープンします。次に例を示します。

SQL> ALTER DATABASE CREATE STANDBY CONTROLFILE AS '/tmp/boston.ctl';

SQL> ALTER DATABASE OPEN;

表表

表表 3-2 フィジカル・スタンバイ・データベースの作成フィジカル・スタンバイ・データベースの作成フィジカル・スタンバイ・データベースの作成フィジカル・スタンバイ・データベースの作成 参照先

参照先 参照先

参照先 タスクタスクタスクタスク データベースデータベースデータベースデータベース

3.2.1項 プライマリ・データベース・データファイルのバックアップ・コピーの作成 プライマリ

3.2.2項 スタンバイ・データベース用の制御ファイルの作成 プライマリ

3.2.3項 スタンバイ・データベース用の初期化パラメータ・ファイルの準備 プライマリ

3.2.4項 プライマリ・システムからスタンバイ・システムへのファイルのコピー プライマリ

3.2.5項 スタンバイ・データベースをサポートする環境の設定 スタンバイ

3.2.6項 フィジカル・スタンバイ・データベースの起動 スタンバイ

3.2.7項 フィジカル・スタンバイ・データベースが正しく実行されているかどうかの確認 スタンバイ

注意 注意 注意

注意: プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースの両方に 単一の制御ファイルを使用することはできません。

フィジカル・スタンバイ・データベースの作成手順

フィジカル・スタンバイ・データベースの作成 3-9

3.2.3 スタンバイ・データベース用の初期化パラメータ・ファイルの準備 スタンバイ・データベース用の初期化パラメータ・ファイルの準備 スタンバイ・データベース用の初期化パラメータ・ファイルの準備 スタンバイ・データベース用の初期化パラメータ・ファイルの準備

次の手順を実行して、スタンバイの初期化パラメータ・ファイルを作成します。

手順手順

手順手順 1 スタンバイ・データベースにプライマリ・データベース・パラメータ・ファイルをスタンバイ・データベースにプライマリ・データベース・パラメータ・ファイルをスタンバイ・データベースにプライマリ・データベース・パラメータ・ファイルをスタンバイ・データベースにプライマリ・データベース・パラメータ・ファイルを コピーする

コピーする コピーする コピーする

プライマリ・データベースで使用されているサーバー・パラメータ・ファイル(SPFILE)か ら、テキストの初期化パラメータ・ファイル(PFILE)を作成します。テキストの初期化パラ メータ・ファイルは、スタンバイの位置にコピーして変更できます。次に例を示します。

SQL> CREATE PFILE='/tmp/initboston.ora' FROM SPFILE;

このファイルを変更して、フィジカル・スタンバイ・データベースでの使用に適したパラメー タ値を含めます。このファイルは、後述の3.2.5項で、サーバー・パラメータ・ファイルに変換 し直します。

手順 手順 手順

手順 2 フィジカル・スタンバイ・データベースで初期化パラメータを設定するフィジカル・スタンバイ・データベースで初期化パラメータを設定するフィジカル・スタンバイ・データベースで初期化パラメータを設定するフィジカル・スタンバイ・データベースで初期化パラメータを設定する

プライマリ・システムからコピーしたテキストの初期化パラメータ・ファイルの初期化パラ メータ設定の多くは、フィジカル・スタンバイ・データベースにも適していますが、一部を変 更する必要があります。

例3-5は、スタンバイの初期化パラメータ・ファイルの一部です。この中の値は、フィジカル・

スタンバイ・データベース用に変更されています。例3-3および例3-4と異なるパラメータ値 は、太字で示されています。例3-5に示すパラメータは、ボストンのデータベースがプライマ リ・データベース・ロールまたはスタンバイ・データベース・ロールで実行されている場合に 有効です。

例例

例例 3-5 フィジカル・スタンバイ・データベース用の初期化パラメータを変更するフィジカル・スタンバイ・データベース用の初期化パラメータを変更するフィジカル・スタンバイ・データベース用の初期化パラメータを変更するフィジカル・スタンバイ・データベース用の初期化パラメータを変更する .

. .

DB_NAME=chicago DB_UNIQUE_NAME=boston

LOG_ARCHIVE_CONFIG='DG_CONFIG=(chicago,boston)'

CONTROL_FILES='/arch1/boston/control1.ctl', '/arch2/boston/control2.ctl' DB_FILE_NAME_CONVERT='chicago','boston'

LOG_FILE_NAME_CONVERT=

'/arch1/chicago/','/arch1/boston/','/arch2/chicago/','/arch2/boston/' LOG_ARCHIVE_FORMAT=log%t_%s_%r.arc

LOG_ARCHIVE_DEST_1=

'LOCATION=/arch1/boston/

VALID_FOR=(ALL_LOGFILES,ALL_ROLES) DB_UNIQUE_NAME=boston'

LOG_ARCHIVE_DEST_2=

'SERVICE=chicago LGWR ASYNC

VALID_FOR=(ONLINE_LOGFILES,PRIMARY_ROLE) DB_UNIQUE_NAME=chicago'

LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_1=ENABLE LOG_ARCHIVE_DEST_STATE_2=ENABLE REMOTE_LOGIN_PASSWORDFILE=EXCLUSIVE STANDBY_FILE_MANAGEMENT=AUTO FAL_SERVER=chicago

FAL_CLIENT=boston .

. .

例では、LOG_ARCHIVE_DEST_2初期化パラメータのローカルおよびリモート両方の宛先に REDOデータを転送するのに、LGWRプロセスを使用することを前提としています。

フィジカル・スタンバイ・データベースの作成手順

また、プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースでは、COMPATIBLE初期化パラ メータを同じ値に設定する必要があります。値が異なる場合は、REDO転送サービスがREDO データをプライマリ・データベースからスタンバイ・データベースに転送できないことがあり

ます。 Data Guard構成では、COMPATIBLEを少なくとも9.2.0.1.0に設定する必要があります。

ただし、Oracle Database 10gの新機能を利用する場合は、COMPATIBLEパラメータを10.2.0.0

以上に設定します。

SHOW PARAMETERSコマンドを使用して、他に変更を必要とするパラメータがないかどうかを 確認することをお薦めします。

次の表に、例3-5のうち、プライマリ・データベースの設定と異なるパラメータ設定に関する 簡単な説明を示します。

パラメータ パラメータ パラメータ

パラメータ 推奨する設定推奨する設定推奨する設定推奨する設定

DB_UNIQUE_NAME このデータベースの一意の名前を指定します。この名前はデータベースと固定され、

プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースのロールが逆になっても変 更されません。

CONTROL_FILES スタンバイ・データベースの制御ファイルのパス名を指定します。例3-5は、2つの

制御ファイルのパス名を指定する方法を示しています。不良制御ファイルの位置に 正常な制御ファイルをコピーした後でインスタンスを簡単に再起動できるように、

制御ファイルの第2コピーを使用可能にしておくことをお薦めします。

DB_FILE_NAME_CONVERT プライマリ・データベースのデータファイルのパス名とファイル名の位置を指定し、

その後にスタンバイの位置を指定します。このパラメータにより、プライマリ・

データベースのデータファイルのパス名がスタンバイ・データファイルのパス名に 変換されます。スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースと同じシス テムにある場合、またはデータファイルが格納されているスタンバイ・サイトの ディレクトリ構造がプライマリ・サイトと異なる場合は、このパラメータが必要で す。

LOG_FILE_NAME_CONVERT プライマリ・データベースのオンラインREDOログ・ファイルの位置を指定し、そ

の後にスタンバイの位置を指定します。このパラメータにより、プライマリ・デー タベースのログ・ファイルのパス名がスタンバイ・データベースのパス名に変換さ れます。スタンバイ・データベースがプライマリ・データベースと同じシステムに ある場合、またはログ・ファイルが格納されているスタンバイ・システムのディレ クトリ構造がプライマリ・システムと異なる場合は、このパラメータが必要です。

LOG_ARCHIVE_DEST_n REDOデータのアーカイブ先を指定します。例3-5では、次のようになっています。

LOG_ARCHIVE_DEST_1を指定すると、プライマリ・データから受信した

REDOデータは/arch1/boston/のアーカイブREDOログ・ファイルにアーカ イブされます。

LOG_ARCHIVE_DEST_2はプライマリ・ロールのみに有効であるため、この宛

先は現在は無視されます。スイッチオーバーが発生して、このインスタンスが プライマリ・データベースになる場合は、REDOデータがリモートのシカゴの 宛先に転送されます。

注意 注意注意

注意: フラッシュ・リカバリ領域を(DB_RECOVERY_FILE_DEST初期化パラメー

タを使用して)構成しており、LOCATION属性でローカル・アーカイブ先を明示的 に構成していない場合は、デフォルトのローカル・アーカイブ先としてLOG_

ARCHIVE_DEST_10初期化パラメータが自動的に使用されます。 詳細は、5.2.3項を 参照してください。また、LOG_ARCHIVE_DEST_nの詳細は、第14章を参照してく ださい。

FAL_SERVER FALサーバー(通常はプライマリ・ロールで実行中のデータベース)のOracle Net

サービス名を指定します。ボストンのデータベースがスタンバイ・ロールで実行さ れている場合、シカゴのデータベースが欠落しているログ・ファイルを自動的に送 信できなければ、シカゴのデータベースがFALサーバーとして使用され、そこから 欠落しているアーカイブREDOログ・ファイルがフェッチ(要求)されます。 5.8項 を参照してください。

FAL_CLIENT ボストンのデータベースのOracle Netサービス名を指定します。FALサーバー(シ

カゴ)は、欠落しているアーカイブREDOログ・ファイルをボストンのスタンバ イ・データベースにコピーします。 5.8項を参照してください。

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