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OBX - 検査結果セグメント S EGMENT

3 IHE LAB TF に共通の HL7 メッセージセグメント

3.9 OBX - 検査結果セグメント S EGMENT

HL7 v2.5.1:第7章(7.4.2)

3.9-1 OBXセグメント

SEQ LEN DT 使用法 基数 表番号 項目番号 要素名

1 4 SI R [1..1] 00569 セットID 2 2 ID C [0..1] 0125 00570 値タイプ 3 250 CE R [1..1] 00571 検査ID 4 20 ST C [0..1] 00572 検査サブID 5 99999 Varies C [0..1] 00573 結果値 6 250 CE C [0..1] 00574 単位 7 60 ST RE [0..1] 00575 正常値範囲 8 5 IS RE [0..1] 0078 00576 異常フラグ 9 5 NM X [0..0] 00577 確率

10 2 ID X [0..0] 0080 00578 異常検査の特質 11 1 ID R [1..1] 0085 00579 検査結果状態 12 26 TS X [0..0] 00580 検査正常値有効日付 13 20 ST C [0..1] 00581 ユーザ定義アクセス点検 14 26 TS RE [0..1] 00582 検査日時

15 250 CE RE [0..1] 00583 実施者ID 16 250 XCN RE [0..1] 00584 検査責任者 17 250 CE C [0..1] 00936 検査方法 18 22 EI X [0..0] 01479 設備段階項目 19 26 TS RE [0..1] 01480 分析日時

20 HL7が将来使用のため保留 21 HL7が将来使用のため保留 22 HL7が将来使用のため保留 23 567 XON C [0..1] 02283 実施施設名

24 631 XAD O [0..1] 02284 実施施設住所 25 3002 XCN O [0..1] 02285 実施施設所長名

OBX-1 セットID - OBXSI)、必須

このフィールドにはOBXの通し番号が入る。

OBX-2 結果値タイプ(ID)、条件付

条件内容:OBX-5(検査値)に値がある場合は、このフィールドに値が入力されていなくてはなら ない。結果値タイプのフィールドは、HL7 v2.5の表0125にしたがって入力しなければならない。例

1360

えば、結果が「>300」であれば、以前のバージョンの HL7で使用していた値タイプ「ST」(ストリ ング)ではなく「SN」(構造化数値)を使用しなくてはならない。詳細は HL7 v2.5(7.4.2)にある 詳細と例を参照すること。出血時間など時間計測にかかわる検査については、値タイプ TM より NMが好ましいが、強制ではない。

OBX-3 検査ID(CE)、必須

検査 ID として LOINC®検査コードを使用することを強く推奨する。この無料用語集の詳細は

http://www.loinc.org で入手できる。

第 1 サブフィールドの「ID」と第 3 サブフィールド「コードシステム名」は全トランザクションで 必須である。LOINCの場合の「コードシステム名」の値は「LN」である。

トランザクション LAB-3において、第 2サブフィールド「テキスト」は必須である。これによって、

1370

オーダリザルトトラッカはテストマスターファイルの助けがなくても結果を管理することができる ようになる。

残りの3つのサブフィールドは全トランザクションにおいてオプショナルである。

OBX-4 検査サブIDST)、条件付

HL7定義:このフィールドは単一のOBRの元に同一の検査IDをもつ複数のOBXセグメントを区別 するために使用する。

条件内容:

このフィールドは以下の2種類の場合に必須となる。

a) OBR セグメントで微生物培養の結果を報告する結果メッセージ(ORU または OUL)の 場合、関連する各OBXセグメントで検査サブIDが必要である。

1380

b) 検査に関するオーダ(OML)または結果(ORU、OUL)メッセージで、1つの OBR下に 検査 IDが同じ(OBX-3)複数の検査がある場合、OBX-4に値を入れて、これらの検査が それぞれ固有の OBX-3(検査 ID)と OBX-4(検査サブ ID)の組み合わせをもつように しなければならない。

以上を除き、このフィールドはオプショナルである。

注: 微生物検査におけるこのフィールドの使用法については、3.11節「微生物検査報告規定」と19.5節の微生物検査の例を参照す ること。

OBX-5 検査結果値(*)、条件付

条件内容:検査結果状態のフィールド(OBX-11)の値が「D」「I」「X」以外の場合、このフィー

1390

ルドに値が必要である。検査結果値はHL7 v2.5、第7章の定義に従って入力しなければならない。

OBX-6 単位(CE)、条件付

値タイプフィールド(OBX-2)の値が「NM」または「SN」であれば、このフィールドは必須となる。

値は「SI」または「SI由来の単位」のみを示さなければならない。

OBX-7 正常値範囲(ST)、ある場合は必須

このフィールドは、関係する全検査について、HL7 v2.5 に記載されているとおり入力しなくてはな らない。このフィールドに示す基準範囲は患者の年齢と性別、また妊娠週数などその他のパラメー タがある場合はそのようなものに関わるものとされ、これによってフィールドOBX-10(異常検査の 特質)が不要になる。

OBX-8 異常フラグ(IS)、ある場合は必須

1400

このフィールドは適用できるときは必須である。このフィールドについて、IHE LAB-TFでは複数を 認めない。HL7 表 0078 にあるこのフィールドに対して入力できる値の中で、IHE LAB-TF のアク タは以下の値に対応しなければならない。

HL70078

値 内容 コメント

L 基準値下限以下 H 基準値上限以上 LL パニック下限以下

値 内容 コメント HH パニック上限以上

N 正常(非数値結果に適用)

A 異常(非数値結果に適用)

AA 非常に異常(数値単位のパニック値に対応するが、これは非数値単位に適用される)

Null 範囲未定義、もしくは正常が適用されない S 敏感。微生物感受性のみを表示。

R 耐性。微生物感受性のみを表示。

I 中間。微生物感受性のみを表示。

MS 中道度に敏感。微生物感受性のみを表示。

VS 過敏。微生物感受性のみを表示。

検査結果値フィールド(OBX-5)にMIC(最小発育阻止濃度)を表す数値が入っている場合、微生 物感受性の解釈結果を示すために値S、R、I、MS、VSを使用すること。オーダ実施者が感受性の 解釈結果だけを報告する場合は、値タイプ(OBX-2)を「ST」に設定すると、検査結果フィールド

(OBX-5)にS、R、I、MS、VSを入力することができる。

注: 微生物検査の耐菌感受性報告については、3.11節「微生物検査報告規定」と19.5節の微生物検査の例を参照すること。

1410

OBX-11 検査結果状態(ID)、必須

このフィールドには、HL7第 7章のHL7表 0085にしたがって入力すること。IHE LAB-TFの本バー ジョンでは、このフィールドに入力できる値はこの表のサブセットで次表のとおりである。

HL70085

値 内容 コメント

O 検査依頼項目の詳細を示す(結果以外) LAB-3 で、実行予定の個別検査のリストをオーダリザル トトラッカに提供するとき使用できる。

I 臨床検査室の検体;結果保留 LAB-3 で、実行中の個別検査のリストをオーダリザルト トラッカに提供するとき使用できる。

D OBXレコードを削除する。 正しい結果が保留中で、前のメッセージで送った誤った 結果を取り消すときに、送信者(LAB-3 LAB-4 では オーダ実施者、LAB-5 ではオートメーションマネージ ャ)が使用しなければならないもの。結果は決して臨床 ユーザに開示してはならない。

R 結果を入力未検証 LAB-5では技術的に認証されない。

LAB-3では臨床的に認証されない。

P 暫定的結果 LAB-5 では技術的に認証されたが、変更の可能性があ る。

LAB-3 では臨床的に認証されたが、変更の可能性があ る。

F 最終結果:修正結果でのみ変更可能。 修正結果でのみ変更可能。

LAB-1 LAB-3 では、最終結果が臨床的に認証され る。

LAB-5では最終結果が技術的に認証される。

C 到着レコードは修正であり、結果を書き換

える。 この状態は「F」または「C」の状態以降のみ使用でき る。

X この検査では、結果は得られない。 この状態になった検査はユーザに提示する必要がある。

注: 上記の値の使用条件については、3.10節「ORC、OBR、OBX間の状態の相関関係」を参照のこと。

OBX-12 有効基準日範囲(TS)

オーダ実施者が提示する基準日範囲は検査結果に適用されるもので、患者の年齢や性別などのパラ メータも考慮したものであるため、このフィールドを管理する必要はない。オーダリザルトトラッ カは検査結果とその基準範囲を保存しなければならない。オーダリザルトトラッカに要求が異なる

1420

が同じ検査の複数の結果を比較する機能がある場合、それぞれの結果を対応する各基準範囲と関係 付けなければならない。

OBX-13 ユーザ定義アクセス点検(ST)、条件付

条件内容:トランザクション LAB-3 において、オーダ実施者はこのフィールドに「P」を入力する ことにより、オーダリザルトトラッカに、結果の中には特権ユーザしかアクセスできないものがあ ることを知らせることができる。

OBX-14 検査日時(TS)、ある場合は必須

OBX-5 フィールドに値が入っていると、このフィールドにも値が必要である。非常にまれではある

が、オーダ実施者がこの情報を知らない場合(検査が別のラボに依頼され、検査日時が結果ととも に返信されない場合)に、このフィールドを空欄にしても、オーダリザルトトラッカはエラーを発

1430

しない。

いずれの場合も、検査日時は生理学的に妥当な日時であるか、その日時に最も近いものである。

LAB-TFでは、検体に検査を行うが、その場合に妥当な日時は検体採取日時となる。

OBX-15 実施者IDCE)、ある場合は必須

このフィールドは検査が送信施設で行われない場合は必須となる。

OBX-16 検査責任者(XCN)、ある場合は必須

このフィールドは、検査結果状態(OBX-11)の値が「D」「R」「P」「F」「C」「X」で実施者ID のフィールドが空欄であるとき、必須となる。検査結果状態の変更責任者の ID が入る。ID ナンバ ーだけでオーダ実施システムの責任者が完全に識別できる場合、このフィールドの第 1 要素(ID ナ ンバー)のみが必要となる。

1440

OBX-17 検査方法(CE)、条件付

条件内容:このフィールドは、結果値が検査方法に依存する可能性があるのに、検査 IDから検査方 法が識別できない場合に、必須となる。LOINC®コードなど検査 ID で方法も識別できるような場合、

このフィールドは空欄でもよい。

OBX-18 設備段階IDEI)、非対応

HL7 定義:このフィールドでは、検査実行にあたる設備段階 (分析器、分析器モジュール、分析 器グループ)を識別する。値は施設設備のマスターリスト記載の ID となり、施設名は名称 ID によ り示されるか、そのフィールドが空欄であれば、「実施者ID」(OBX-15)により示される。

LAB-TFでは施設設備のマスターリストの保持を要求しないため、このフィールドは使用しない。

OBX-19 分析日時(TS)、ある場合は必須

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HL7定義:このフィールドでは、上記の施設段階IDが示す機器が分析結果を出した時刻を伝達する。

OBX-5 フィールドに値が入っていると、このフィールドにも値が必要である。検査が分析器あるい

はマニュアルで行われた実日時を示す。

OBX-23 実施組織名(XON)、条件付