7 トランザクション LAB-4:ワークオーダ管理
7.5 メッセージの静的定義
7.5.3 単一の採取管/検体に対する複数のオーダ( OML^O35, ORL^O36 )
このメッセージには決してRESPONSE(返答)セグメントグループはない。したがって、最初の2~
3セグメントしかない。
[PV1] 患者来院 R [1..1] 3
[ORC] 一般オーダ– 以前の結果 O [0..1] 4
OBR オーダ詳細– 以前の結果 R [1..1] 4
{OBX} 検査/結果 – 以前の結果 R [1..*] 7
} --- PRIOR RESULT終了
] --- OBSERVATION REQUEST終了
} --- ORDER終了 } --- 採取管終了
} --- SPECIMEN終了
フィールドMSH-9 - メッセージタイプの3要素の値はOML^O35^OML_O35とすること。
PRIOR RESULT(過去の結果)セグメントグループは、同一患者の過去の結果を示す。患者が同一
なので、このセグメントグループにはセグメント PIDは提示されない。当該患者のIDが過去の結果 の時点で異なっていても、ラボは関与しない。
セグメントグループ過去の結果の第 1 セグメントである、セグメント PV1は必須である。メッセー ジ構造のこの時点でこのセグメントがあることにより、過去のオーダと対応する過去の検査との組
2650
み合わせが明確に示される。セグメント PV1 はこれら過去の検査データを作成した患者来院時(ま たは診察時)を示す。セグメント PV1 の必須フィールドは PV1-2「Patient Class(患者クラス)」
(3.4 章に示す)のみである。このメッセージ送信者に患者クラスがわからない場合は、フィールド
PV1-2に「患者クラス不明」を表す「U」を記入すること。
表7.5-6 : ORL^O36
セグメント 意味 使用法 基数 HL7章番号
MSH メッセージヘッダ R 2
MSA メッセージ受信報告 R 2
[{ERR}] エラー O 2
[ --- RESPONSE開始 X [0..0]]
[ --- PATIENT開始 R [1..1]
[PID] 患者ID O [0..1] 3
{ --- SPECIMEN開始 R [1..*]
SPM 検体 R [1..1] 7
{ --- 採取管開始 R [1..*]
SAC 検体採取管 R [1..1] 13
[{ --- ORDER開始 O [0..*]
ORC 一般オーダ R [1..1] 4
[{TQ1}] タイミング/量 RE [0..1] 4
[OBR] 検査要求 R 4
}] --- ORDER終了 } --- 採取管終了 } --- SPECIMEN 終了 ] --- PATIENT終了 ] --- RESPONSE終了
フィールドMSH-9 -メッセージタイプの3要素は値ORL^O36^ORL_O36とすること。
このメッセージには決して返答セグメントグループはない。したがって、最初の2~3セグメントだ けしかない。
7.5.3.2.1 OBR
セグメント2660
下記表にまとめたフィールド以外はすべてオプショナルである。
表7.5-7 : OBRセグメント
SEQ LEN DT 使用法 基数 表番号 項目番号 要素名
1 4 SI O [0..1] 00237 セットID-OBR 2 22 EI R [1..1] 00216 依頼側オーダ番号 3 22 EI RE [0..1] 00217 実施者オーダ番号 4 250 CE R [1..1] 00238 汎用サービスID 5 2 ID X [0..0] 00239 優先度-OBR 6 26 TS X [0..0] 00240 要求日時 7 26 TS X [0..0] 00241 検査日時#
8 26 TS X [0..0] 00242 検査終了日時#
9 20 CQ X [0..0] 00243 採取量 10 250 XCN O [0..*] 00244 採取者ID 11 1 ID RE [0..1] 0065 00245 検体処置コード 12 250 CE X [0..0] 00246 危険(検体)コード 13 300 ST X [0..0] 00247 関連臨床情報 14 26 TS X [0..0] 00248 検体受付日時
15 300 SPS X [0..0] 00249 検体採取元(検体材料)
16 250 XCN R [1..1] 00226 オーダ発行者
17 250 XTN RE [0..2] 00250 オーダコールバック用電話番号 18 60 ST X [0..0] 00251 依頼者フィールド1
19 60 ST X [0..0] 00252 依頼者フィールド2 20 60 ST X [0..0] 00253 実施者フィールド1+
21 60 ST X [0..0] 00254 実施者フィールド2+
22 26 TS X [0..0] 00255 結果報告/状態変更日時+
23 40 MOC X [0..0] 00256 課金+
24 10 ID C [0..1] 0074 00257 診断サービス部門ID 25 1 ID X [0..0] 0123 00258 結果状態+
26 400 PRL X [0..0] 00259 親結果+
27 200 TQ X [0..0] 00221 数量/タイミング 28 250 XCN O [0..*] 00260 結果送付先 29 200 EIP X [0..0] 00261 親番号 30 20 ID X [0..0] 0124 00262 患者搬送モード 31 250 CE O [0..1] 00263 検査理由 32 200 NDL O [0..1] 00264 結果判定責任者 33 200 NDL O [0..1] 00265 結果判定アシスタント 34 200 NDL O [0..1] 00266 医療技術者+
35 200 NDL O [0..1] 00267 転記者+
36 26 TS O [0..1] 00268 スケジュール日時+
37 4 NM O [0..1] 01028 採取管数*
38 250 CE O [0..1] 01029 採取検体の搬送*
39 250 CE O [0..1] 01030 採取者のコメント*
SEQ LEN DT 使用法 基数 表番号 項目番号 要素名 40 250 CE X [0..0] 01031 搬送計画責任者
41 30 ID X [0..0] 0224 01032 搬送計画 42 1 ID X [0..0] 0225 01033 介護の要否
43 250 CE X [0..0] 01034 患者搬送に関するコメント 44 250 CE O [0..1] 0088 00393 プロシジャコード 45 250 CWE O [0..1] 0340 01316 プロシジャコード修正子 46 250 CE O [0..1] 0411 01474 依頼者発行の追加サービス情報 47 250 CE O [0..1] 0411 01475 実施者発行の追加サービス情報 48 250 CWE X [0..0] 0476 01646 医学的に必要な重複プロシジャの理由 49 2 IS O [0..1] 0507 01647 結果整理
OBR-2 依頼者オーダ番号は検査結果(LAB-5:OUL メッセージ)に反映しなければならない。依頼
者オーダ番号を使用して、オーダ実施者またはオーダ依頼者が対応するオーダレコードを引き出す ときに役立つようにしておく。
OBR-3 実施者オーダ番号が存在する場合、入力すること。
7.5.3.2.2 TCD
セグメント下記表にまとめたフィールド以外はすべてオプショナルである。
表7.5-8 : TCDセグメント
2670
SEQ LEN DT 使用法 基数 表番号 項目番号 要素名
1 250 CE R [1..1] 00238 汎用サービスID 2 20 SN O [0..1] 01420 自動希釈係数 3 20 SN O [0..1] 01421 再検査希釈係数 4 20 SN O [0..1] 01422 予備希釈係数
5 20 SN O [0..1] 01413 予備希釈用希釈剤の内因的内容 6 1 ID O [0..1] 0136 01416 自動繰り返し許可
7 1 ID O [0..1] 0136 01424 リフレックス検査許可 8 250 CE O [0..1] 0389 01425 分析物繰り返し状態
7.5.3.3
期待される処理オーダ制御コードが
NW
であるOML
メッセージをオーダ実施者から受信すると、オートメ ーションマネージャがオーダ情報を受信、登録し、その後、結果「受諾」または「拒否」を
ORL
メッセージによってオーダ実施者に送信する。オーダ制御コードが
CA
のOML
メッセージをオーダ実施者から受信すると、オートメーシ ョンマネージャは既存の過去のオーダ情報を取り消すが、そのコマンドを予約したり実行 したりすることはない。さらに、オートメーションマネージャがすでに実行開始したコマ ンドはキャンセルされない。「受諾」「拒否」にいずれかの結果がオーダ実施者に向けてORL
メッセージで送信される。2680
オーダ制御コードが