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R0.6〃

Q7.2 ク

0。22(の f.38 〃 f.37 ク

19 (%)

Q5   U1 〃

0,61ク O,31〃

・.37晦)}・.・・麗)

@  0.0王3ク

@  0。010〃

6月一ヒ旬(45)

@〃  (45)

@〃  (45)

D

27 1,250 王0・G7 1「0.01 〃

2L1〃

0.18 ク 62.5ク 10,41〃 0.GO5ク 〃  (45)

24 760    …P3.85 i   「 0.035〃 30.9ク ◎.39 ク 0,71〃 G。015〃 7月中旬(46)

F 王3 770 13.17 〃iO.028・ 22.5 ク 0。王0 ク G.71ク 0.006 5月末 (47)

E

G

12 840 13,70〃 0.035〃 22.9  Oj4  27,9〃 0.マ6〃 0.008〃 7月下旬(47)

H

8 L13G 13,1Gク G.035〃 15.2 〃 0,δ5〃 0,26〃 0.GO2〃 8月下旬(46)

率32灘2囲い網, ほかのものは1,600鷹棚い網(娃×《 240径クレモナもじ網) 備考の揺強内数字は年次 長が著しく悪く,また育成期間が長期に及ぶばあいには,削回当初の種苗が小さいものとか,麗 い網の規模が小型のものは成長率が低下している。

 囲い網撤去時の大きさを体長30猷m選一.ヒ(体重0。4琶以上)に成長させ,初期減耗を最低に抑える ことに主眼をおくとすれば,ほかにも各種要素はあるにしても,少くとも保護期闘は20葭以」二に するか,育成開始時の種苗サイズは,体長14m魏,体重0.04g以上にする必要がある。

 {2)保護育成中の歩留りについてみると,緊急を要して計数できないまま網撤去した例が多く 詳細に検討する資料としては不足であるが,表示のとおり19%から62%と極端な差があり平均し て50%の歩留りを期待するのは困難な状態であるとい,える。囲い網撤去時の計数は,干潮時に25 em平方の計数国母を無作為にセットして行なっており,正確な数は把握されにくいが,(養殖中の エビ坪刈りでは同じ方法で常に少な目に計数される)歩留りを左右している要素を考えるときに 囲い檀弓に収容直後の減耗が多いか,保護育成中に経時的に減耗するか明確iにする必要がある。

 このことに関して昭和47年後調査した結果によると,囲い網収容習日の減耗は,時期によって 大きな差があつで,5月末では19.4%,7月末では50.3〜45.0%,9月⊥旬では62.1%と予想以 上に大きく,また夏季に多いように思われる。ということ1ま,種苗槽からの取揚げ,計数作挙か ら茅葺方法・乱闘,輸送槽からの闘い網収容作業等について,時其朋llに再吟味してみる必要があ ることを示しているものと考える。

 他方,保護育成期雪中の減耗をみると,7月末のものは50.7%〜38.5%,9月上旬では62.6%

を承して,これも満足できる数ではない。この一問中の減耗は,管理の巧拙,食害生物の侵害,

自然環境への馴化不足,環境の急激な変化といった.迫v素が影響しているが,9月上旬の例では 当日減耗,経時的滅耗いずれも高くなっており,種苗の質的なものが作用したとしか考えられな

い○

 いずれにしても歩留りを決定づける条件として保護旧聞の長短,種苗サイズ,収容密度などを 無視はできないが,どちらかといえば,種苗の生理的活力と,それに関連する保護育成の時期が 重要な閾題点になると思われる。

   2 陸上水槽内での高密度飼育について

 県単試験で行なってきた網囲いによる保護育成の問題点として,育成期閥が自然的条件,ない しは施設的な条件に支配されて謙画どおり実施されないこと,保護育成中の生残率が極めて低く 成長も悪いことなどを指摘してきたが,これらは陸上水槽での濃密飼育によって解決できそうな

癖も少くないように考・えられる。

 昭和44年以降,継続してきた陸上水槽での;集約的な養殖生産試験の中で,養殖用種苗として中 朋飼育した例と,養殖生産の過程で10日毎に坪刈りを行ない,エビの成長および歩留りを測定し た結果とを取まとめて,表2,3お・よび4に示した。

表2 クルマエビの水槽内高密度飼育結果

(三)

 項露

?槽/蕨

開 始 時 取   揚   げ   隠

収容日数 舵3?たり電数 捲 数 重 量 平均体重 糀2?たり尾数 尻2?たり重量 歩留り

@(%1

増肉係数 備  考 1*

Q3

30,000

@〃

@〃

1,000

@〃

@ノ!

24,684 Q6,996 Q9,043

65.7眠9}

U2.1〃

U3.0〃

自.66(9}

Q,30〃

Q.17

822 W99 X68

2.19徴9)

Q.(π〃

Q.10 〃 88.2 W9.9 X6.8

1.17 P.29

k20

10.16〜

S.9まで P75日飼薄 寧60トン,鋤冠2,2重底循環水槽種莇:0,03g〈P畦4)

(2>

龍 始 時 取  揚  げ  時

 項鼠

?槽/瓶

収容尾数 寵零?たり丁数 取揚尾数 二業重量 平均体重 鷹rあたり尾数 麗2?たり重量 歩留り

@(%)

増鳴係数 備  考

三*

Q3

45,000

@〃

@〃

1,0GO

V〃

累}乳650

P4,960 Q3,910

105.7 蘇

W2.7 ク P%.5 〃

5.12 T,53〃

T.25ウ

516 R74 T97

  92.64

Q.07 〃 Rほ  〃

51.6 R7.4 T9.7

1.75 Q.27

k47

9.29〜

S。6まで Pgoa飼脅 挙11Gトン,45飛2,2垂底婚環水槽 種苗:平均体璽0.19撃(P65)

〈3)

項暦 始 時 げ   疇

水槽晦

収容毘数 認2?たり尾数 敗揚語数 取揚重量 平均体重 駕暑?たり二二 彫協たり重量 歩留り

@㈱

増肉係数 傭  蕎

1率 21,5{)0 895 王8,593 8L2㈱ 4.37(の 774 3.38㈱ 86.5 L28

9.12〜

2 22,700 945 18,220 離.2〃 4,62〃 759 3.51〃 8G.2 1.3三 12。1まで 3 24,000 1,eoO 17,65G 鴇。5ウ 硅.16〃 735 3.⑪6 〃 ?3.5 L47 濁饅鰯育

寧60トン,雛寵㍉砂底水嫡  種苗:平均体重0.1塩9(P36)

 表2は,いずれも越年種苗を養成する目的で,鹿児島水試が開発した配合飼料だけを投与して 飼育した結果であって,表の11)と(2)の場合は2重底循環方式で,三水率は1.5回/臼とし,(3)の場 合には底盤に約2cmの厚さに砂を敷込んで通気し,換水率を7〜8團/日としたものである。

 なお(1>の例は,平均体重0.03g(P4のの種苗を10月16日放養し,翌年4月9日まで175日闇 飼育したものであり,(2}は平均体重0.圭9g(P65)の種苗を9月29臼収容し,翌年4月6鷺まで 190日間飼育した例を示し,(3>は平均体重0。14g(P36)を9膠12日収容して12月1日まで80日 闘飼育した結果である。

 表3は,早期生産した種苗を濃密に短期蓄養する日的で,2重底循環方式によって飼育した綴 であるが,水槽恥.1および2の場合は,凍結したムラサキイガイ剥身と,前記の配合飼料を混用 し,4月18日ふ化した平均体重0,08g(P喋。)の種苗を5月3G日から飼育したものであり, Nα3 および4は配合飼料だけを与え,3鍔26日ふ化した平均体重0.05g(P3のの種苗を5月8臼飼 育開始した例で,換水率1隷。.1,2が0.5回/日,No.3,4は1.5回/日である。

一7崔一

表3 クルマエビの水槽内高密度飼育経♪過

二戸 始  時 途 中 計 数

水槽%

収容尾数 彫2?たり函数 経過日数 罵  数 平均体重 窺3?たり毘数 歩留り 備  薦

1‡ 100,000 2,500 60 29,700 12ほ6(の 7娃2 29.7(%)

5β0開始

2 50,340

L66ク L258

50.3ク

3 32,00G 800 70 10,250 2.75ク 256 32βク

5.8開始

4 18,690 1.83〃 467 5&4ク

*∬0トン 40疵22重底徳環水槽 種苗の大きさ、使用餌料は本文参照

 表4は,商品サイズ(平均体重20g以土)まで,大型円型水槽内で配合飼料のみを投与して養 殖生産する試みの過程で測定した途中経過を表示したが、耳の場合だけが2重底婚環方式で,風 水率を0.3〜1,5回/白としたほかは,いずれも2重底として底砂を好気的に保持しただけで通気も せず,流水方式として二水率を2.5〜5回/日にした例である。

    表4 大型円型水槽(齢0田2)によるクルマエビ養殖の途中経過

項饅「   開   始    

     ミ

爾次\1平均体重lP・1

途 中 計 数 時

一謡一.

収容尾数隣2あたり打数経過臓数尾数 平均陣重〆あたり尾魏 歩留り 舗  考

(%1

…。.・3(9)iP3月6・,G・・i

い・・3州…GGG i

l:lll岸:職lll l

    き    く

 0.06ク…P42 90,000

15G   90 15G   4G 200   50 200   75 225   6G

159,聡0…

1  ;158・5GGi    ミi7崔・6GO{

177・8101 72,46・i

5.9(のi 2.5・弓 4.3.i

,.6肩

・.7〃i

   99.5i隔月下旬醐始 1硅gi

146{97.5i,肚旬

18・

「3・・1・肺〃

劃蕩::諜葛::

 これらの表示事例は,それぞれ飼育日数が長期にわたっているので,放流にあたっての中間的 な保護育成の面からみると,必ずしも適切ではないと思うが,以下若干の事項について検討して

みる。

 〈1)飼育期間による飼育成績の相異  表2は秋季から冬季にかけての飼育結果であるの酌対 し,表3は春季から夏季にかけての飼育例であるが,両老の間にはその成績に明確な差があらわ れている。とくに表2一(3)の種藤は,0.2g程度まで砂なしの種苗槽で長期飼育した結果,歩脚 を損傷させ,飼育水槽に移してからも潜砂できない個体が多かったことで歩留りを悪くしたと考 えられるのであるがこの特殊な事情を除けば,秋から冬にかけての水温の下降する時期は,銅濃 し易い時期ではあるが,殆んど8◎%以上という高率の歩留りを承している。

 これに婦し,表3に示したとおり水温の上昇する時期のものは,収容密度が極端に高い綴があ るにしても,それ程よい結果ではなく,濃密飼育の困難な時期になっている。また,表4につい てみても,同じ収容密度の場合は,盛夏に開始したものは幾分歩留りが悪くなっている。

 この飼育期閥による差異は,水温条件だけの問題ではなく,種苗自体の内的な活力,あるいは 入為的ミスによる活力低下が大きく影響しているものと考えられ,水温の高い時期での種苗の 取り扱いや,飼育密度には注意が必要である。

 (2/成長  各表には経時的成長過程を示していないが,水槽内で飼育したクルマエビ稚仔の 成長をプロットしてみると,園1の曲線がえられる。

 これは,水温23℃以上の場合に限っているが,収容密度によって相当の差がみられる。水槽の 底謹積hn 2あたり150〜200尾収容のAと,900〜1,300尾収容のBを比較してみると, P 30では

図1 水槽飼育

  クルマエビ稚仔の成長

5.G

叢.o

o,5

織G.茎

G.〔6

0.0圭

A

B

A孟50〜200尾/肝固収容の規合 B gGO〜L300ξ姦/澱冨   μ

20 ⑳ 40 5D 叡} 70 a) 90   椎工どのsしagし}(PI毛.)

Aの0.07gに対してBはG.03g, P塁。ではAが0.35g, Bは0.06g またP50になるとAは0.89にまで成長するのに対し, Bは0.159 にすぎない。

 囲い網内で保護育成するときには,Bと同じ程度の密度で行なわ れているが,急速な成長を期待するためにはどうしても収容密度を 低くする必要があろう。例えば,200尾/m2の密度にしてP25から        ヨ

保護育成を始めたとすると,図2に示した関係騒からもみて,10日 毎の13問成長量は,体長1.5㈱(体重0.18g)螺>L3m頂(0.04g)

⇒1.3恥m(0.09g)となり,充分に目的を達成することが可能であ

る。

 次にクルマエビ稚仔の群成長を体重組成の変化からみると,図3

磁1),(2)および(3)に示すとおりとなる。

 これは40伽2円型水槽内において,150〜225尾/獄2の密度で試 験養殖した開始当初のものに限って時期的に異なる3例だけを図 示したものである。当然のことながら,水温(旬平均)が19.6→20

.4→19.3℃と変化した{1)の場合は成長が遅いが,25.4→24,0ゆ23。0

℃と変った6)はこれよりややすぐれ,27.7→28.3→27.8℃といった 高水温時のものが12畷も速い成長を示している。

 なお,各試験例の体重言成変化については,とくに顕著な差はみ られない。ただ高水三時に若い稚仔から飼育を始めた場合は,成長 は順調であるが,約1か月後(平均体重1.4g)になると個体差が かなり広がってくる。これに対し,水温の低い,あるいは降下し始める時期に開始したもの1さ,

(の

図2 水槽飼育したクルマエビ稚仔    の体長ど体重との関係

20       30       嘆0       50

 体   長 (㍊)

60

平均体重0,06g内外のやや大きい種苗を供試      も

したことにもよるが,1か月後でも個体差は比 較的小さくサイズの揃ったものがえられている。

 とにかく,囲い網育成の結果から考えられ たように,また水槽内飼育の各成長例からみ ても,大型種苗を確保するには,種苗サイズ 0.03g級のものをm2あたり200尾程度収容し 23℃以上の水温条件で飼育すれば,約20日間 の育成期間でも,体長3舳鴉,体重◎.5gに達 することは礁実であり,しかもその歩留りは 90%以一日置期待できるようである。

 (3)育成歩留り  囲い網による保護育成 と水槽飼育との決定的な差異として現われて くるのがこの歩留りである。

 歩留りは,今まで記述してきたように育成 の時期(水温条件・エビ活力等)収容密度,

育成管理技術などが影響を与えているが,表 1で示したとおり,囲い網育成の場合は,12

〜27日の期間申での歩留りは殆んど60%以下 になっている。これに対し水槽飼育では,特 殊な事情がない限り1か肩程度の飼育でも90

ドキュメント内 栽培漁業技術開発研究 第3巻第1号 (ページ 74-82)