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第4章  施設整備業務

7. MEセンター業務

c  従事者は、以下の要件を満たすこと。 

(a)  責任者は、臨床工学技士であり、MEセンター業務について3年以上の実務経験を 有していること。 

(b)  従事者は、臨床工学技士、修理業の責任技術者、第一種・第二種ME技術実力検定 試験の合格者等を優先的に配置すること。 

 2)  遵守事項  ア  安全性の確保 

a  医療安全の確保に万全を尽くすこと。 

(a)  不具合が生じた場合は病院のインシデント/オカレントシステムに則って速やか に医療事故防止委員会に報告すること。 

 3)  サービスレベル  ア  病院機能の維持 

a  病院が必要とする医療機器を安全に使用できるレベルを常に保つこと。 

(a)  院内で保有する全ての医療機器について、使用状況や稼働状況、保守・点検記録、

故障・修理履歴等の情報を一元的に管理すること。 

(b)  MEセンター内で管理する医療機器について、適切な期間内の保守点検及び部品交 換時期を管理し、遅滞なく実施すること。 

(c)  医療機器の院内コールセンターとして、各部署からの問合せや不具合等の発生報告 等に対し、病院の臨床工学技士へ連絡し、不具合状況に応じて簡易修理、代替機器 の供給の手配、メーカーへの連絡・引継ぎなど、迅速に適切な措置を講じること。 

b  医療機器管理室の病院職員が業務に専念できる環境を提供すること。 

(a)  病院の臨床工学技士との業務分担を明確にすること。 

(b)  必要な技術補助を行うこと。 

(c)  準備・後片付けなどの周辺作業を迅速かつ確実に行うこと。 

(d)  必要物品の確認・補充等を確実に行うこと。 

c  円滑な教育・研究が実施できる環境を常に維持すること。 

(a)  病院から依頼のあった場合は、研修医や実習中の学生に対しても、機能や取扱い方 法について指導・研修を行うこと。 

イ  協働体制の構築 

a  病院の臨床工学技士が状況に応じた的確な判断ができるよう、情報共有を徹底すること。 

(a)  点検結果や発生した機器の不具合等について、病院の臨床工学技士へ速やかに伝達 し、情報の共有化を徹底すること。 

(b)  病院の臨床工学技士との必要十分な情報共有を可能とする仕組みを構築すること。 

(c)  責任者は、日常的・定期的な業務報告を行うこと。 

b  医療機器の有効な管理方法について、技術補助・助言を行うこと。 

(a)  保守点検計画は、より実態に即したものとなるよう定期的に管理記録に基づく部門 別、病棟別の使用状況や稼動状況を分析し、見直すこと。 

(b)  効率的かつ利便性の高い機器の使用ができるよう病院の臨床工学技士と協働で、中 央管理対象機器を定期的に見直すこと。 

c  事業範囲外も含めた業務改善を継続的に実施し、担当エリア全体の業務の最適化を図る こと。 

(a)  実務に即したボトムアップ型の意見・提案を可能とする仕組みをとること。 

(b)  定期的に医師、看護師、コメディカル・スタッフ等と協議を行い、課題の共有や病 院側業務との一体的な業務改善を図ること。 

d  機器を使用する病院職員が常に適切な操作が行えるよう協力すること。 

(a)  医療機器の正しい使用法や、誤操作による医療事故防止ならびに故障の防止など、

医療機器を使用する病院職員への安全な機器の取扱い方法について指導・研修を行 うこと。 

(b)  安全に機器を取扱うために必要なパンフレットやビデオを作成し、周知すること。 

(c)  病院職員が患者に説明しやすいように情報提供を工夫すること。 

(d)  各機器の見やすい場所に、操作マニュアルや医療機器管理室への連絡先を添付する こと。 

(e)  病院職員からの問合せに迅速に対応すること。 

ウ  環境変化への対応 

a  医療制度等の変更に確実に対応すること。薬事法等のMEセンター業務に関わる法制度 には特に留意し、必要な届出・申請等の漏れが生じないようにすること。 

b  医療機器についての技術情報や新機種についての情報を収集し、提供すること。 

エ  健全経営への貢献 

a  医療機器のライフサイクルコストの低減を図ること。 

(a)  適切な稼働管理を実施し、医療機器の使用効率を高めること。 

(b)  同一機器における経済耐用年数の向上・均一化に努めること。 

(c)  メーカー保守等にかかる経費が適正レベルとなるよう、助言すること。 

b  効率的な医療機器の購入を支援すること。 

(a)  医療機器の仕様や適正価格を調査し、助言すること。 

(b)  医療機器の導入効果を継続的にモニタリングし、評価すること。 

(3)  業務区分表 

当該業務にかかる業務・作業について、以下のとおり病院と事業者とで区分するものとする。

MEセンター業務

業務主体  業務区分  業務内容 

病院  事業者

中長期計画の作成  ◎ 

保守点検計画 

中長期計画の承認 ◎  

生命維持管理装置 ◎   マニュアルの作成 

その他  ◎ 

マニュアルの確認 ◎  

生命維持管理装置 ◎   作業案内書の作成 

その他  ◎ 

保守点検実施計画 

作業案内書の確認・受領 ◎  

策定 ◎  

購入計画策定 

助言・支援  ◎ 

原案作成  ◎ 

仕様書作成支援 

検討、承認 ◎  

市場調査  ◎ 

発注手続き ◎ ○  入札・契約 ◎   医療機器の調達 

設置・据付 ◎ ○  機器状態(修理・廃棄)の診断 ○ ◎  医療機器購入支援 

(調達対象外の医療機器) 

機器状態(修理・廃棄)の承認 ◎  

購入計画策定 ◎ ○ 

市場調査、情報提供  ◎ 

品目案リストの作成  ◎ 

品目選定 ◎  

医療機器付属品(アクセサリー、

オプション品等)購入支援 

調達  ◎ 

在庫管理(貸出、返却)  ◎  中央管理機器の清潔保持  ◎ 

院内搬送  ◎ 

医療機器中央管理 

機器台帳の作成  ◎ 

病院職員 ○ ◎  使用者への指導・研修 

(メーカー実施を除く)

在宅患者 ◎  

操作マニュアル等の作成・配布  ◎  医療機器使用補助 

使用部署からの問合せ対応  ◎  生命維持管理装置(高度

医療機器)  ◎ ○  日常保守点検、1次対応

その他機器  ◎ 

評価支援  ◎ 

修理 

決定 ◎  

評価支援 ○ ◎ 

決定 ◎  

機器廃棄 

廃棄 ○ ◎ 

作成・管理  ◎  日常保守点検 

故障・不具合時の1次対応 

機器カルテ(点検等履歴)

確認 ◎  

中央管理機器等にかかる在庫管 スペアパーツ(部品)、消耗品の在庫管理  ◎ 

業務主体  業務区分  業務内容 

病院  事業者

申請  ◎ 

理  購入 

決定・決済 ◎   メーカー保守  ◎  調達対象機器 

  修理・修繕  ◎ 

メーカー保守 ◎ ○  調達対象外機器 

修理・修繕 ◎ ○  定期メンテナンス(メーカー、修

理業者等へ依頼する業務) 

修理等発注支援  ◎ 

MEセンター内の整理整頓、清掃  ◎  各器材庫の整理整頓、清潔保持  ◎  MEセンター等関連諸室の管理 

関連設備、什器等の管理  ◎  測定・検査 ○ ◎ 

渉外情報管理  監督官公庁への提出物作

成  記録作成  ◎ 

凡例 ◎:当該業務の主担当  ○:従担当・協力 

(4)  費用負担区分表 

当該業務にかかる費用区分は、下記のとおりとする。なお、大学に「○」となっている項目 のうち一部については、調達業務の調達対象品目に含まれる場合がある。

MEセンター業務

費用項目  大学  事業者

購入費 ○  

更新費 ○  

調達対象  ○ 

保守費 

調達対象外 ○  

調達対象  ○ 

医療機器 

修繕費 

調達対象外 ○  

設備機器費 

保守点検・修理設備、試験検査設備 ○   備品費  MEセンター内什器・備品(作業台、工具類、チェッカー・測定装

置等)   ○ 

メーカー保守範囲に含まれない部品費 ○   消耗品費 

院内修理で使用する消耗品・部品費 ○  

医療機器の廃棄費用 ○  

諸経費 

病院職員に対する教育研修費  ○ 

凡例 ○:負担者(事業者負担の場合、入札価格に含める費用)