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第4章  施設整備業務

5. 滅菌消毒業務

b  業務の実施体制は、指揮命令系統を明確にし、必要な作業指示、監督・指導、業務連絡 等が円滑に行えるものとすること。 

c  従事者は、以下の要件を満たすこと。 

(a)  責任者は、第一種圧力容器取扱作業及び特定化学物質作業主任者の資格を有する者 であり、滅菌消毒業務について3年以上の実務経験を有していること。 

 2)  遵守事項  ア  院内感染防止 

a  適切な回収・洗浄・消毒・滅菌を行い、清潔かつ安全な滅菌器材を提供すること。 

(a)  使用済み器材などの回収・処理にあたっては、清汚混濁を発生させないこと。 

(b)  使用済み器材などの回収・処理にあたっては、周辺環境汚染・従事者の危険性を排 除すること。 

(c)  業務遂行にあたっては、最新の知見に基づくガイドライン等に基づくこと。 

(d)  不具合が生じた場合は病院のインシデント/オカレントシステムに則って速やか に院内感染事故防止委員会に報告すること。 

 3)  サービスレベル  ア  病院機能の維持 

a  各部署において、必要時に必要器材等が使用可能な状態を常に保つこと。 

(a)  計画的に運用し、緊急の払出等にも柔軟に対応すること。 

(b)  使用時に破損や磨耗、サビ、期限切れ等の瑕疵がないこと。 

(c)  手術器材の術式別セット、処置セットは正確に組み立てること。 

(d)  季節的な流行疾患や夜間休日・大型連休・年末年始等の患者数の変動に対応できる よう、計画的に運用すること。休日後も、円滑な業務開始を可能とすること。 

b  再生滅菌物の適切な品質管理を行うこと。 

(a)  再生滅菌物の素材や形状、種類に合わせた適切な処理方法を選択すること。 

(b)  日常的・定期的な効果の測定を確実に行うこと。 

(c)  滅菌装置・機器の点検を適時行い、常に使用可能な状態に保つこと。 

c  病院職員が業務に専念できる環境を提供すること。 

(a)  搬送、準備・後片付けなどの周辺作業を迅速かつ確実に行うこと。 

(b)  必要物品の確認・補充等を確実に行うこと。 

イ  協働体制の構築 

a  手術部及び看護部が状況に応じた的確な判断ができるよう、情報共有を徹底すること。 

(a)  手術部及び看護部との必要十分な情報共有を可能とする仕組みを構築すること。 

(b)  責任者は、日常的・定期的な業務報告を行うこと。 

b  感染対策や消毒薬の適正使用等について、専門知識の提供・技術補助を行うこと。 

(a)  滅菌物の取扱いに関する知識に加え、感染対策や消毒薬の使用などに関する専門知 識を提供すること。 

c  事業範囲外も含めた業務改善を継続的に実施し、薬剤部全体の業務の最適化を図ること。 

(a)  手術部作業補助業務については、より筑波大学附属病院における手術部の運用に即 したものとなるよう業務構築を定常的に行うこと。 

(b)  実務に即したボトムアップ型の意見・提案を可能とする仕組みをとること。 

(c)  定期的に手術部門及び看護部と協議を行い、課題の共有や病院側業務との一体的な 業務改善を図ること。 

ウ  環境変化への対応 

a  手術件数の増加にも柔軟に対応すること。 

エ  健全経営への貢献 

a  再生滅菌の費用の適正化に貢献すること。 

(a)  経営支援業務、診療材料類管理業務と連携し、ディスポーザブル材料の採用や単包 化の費用対効果について検証し、より効率的かつ安全性の高い運用改善を行うこと。 

 

b  鋼製小物等の適切な管理により、材料費・備品費等の適正化に貢献すること。 

 

(3)  業務区分表 

当該業務にかかる業務・作業について、以下のとおり病院と事業者とで区分するものとする。

滅菌消毒業務

業務主体  業務区分  業務内容 

病院  事業者 手術予定及び器械オーダ確認   ◎ 

セット準備   ◎ 

器材供給  ◎ ◎ 

員数確認  ◎ ◎ 

手術器材供給・

回収 

器材回収、搬出   ◎ 

滅菌依頼、受領、整理   ◎  保管管理・清潔保持   ◎  器械等の管理 

器械保守点検   ◎ 

手術部作業補助 業務 

 

業務主体  業務区分  業務内容 

病院  事業者 払出請求、受領、交換・補充   ◎  定数管理品の数量確認、交換・

補充   ◎ 

品の在庫管理  各保温庫、薬品 庫、物品庫、麻酔 準備室等 

滅菌物等の有効期限管理   ◎  その他 書類、伝票類の処理等   ◎  滅菌物回収 病棟、外来、手術部(新棟、既存棟)、その他医療

技術部門等   ◎ 

仕分け・確認   ◎ 

用手的洗浄・機械洗浄   ◎ 

清拭処理   ◎ 

感染床器材処理   ◎  洗浄 

器材洗浄、すす ぎ・潤滑剤処理、

乾燥 

カート洗浄   ◎ 

組立・包装   ◎ 

機能検査(錆、汚れ、破損、噛み合わせ等)   ◎  セットメニュー管理   ◎ 

単品作成   ◎ 

セット組(診療科目・術式別)   ◎  組立・包装 

セット 

チューブ類作成、補充   ◎  滅菌準備 稼動前点検、稼動確認等   ◎  オートクレーブ   ◎  プラズマ滅菌   ◎ 

EOG   ◎ 

滅菌 

滅菌 

各種効果測定   ◎  定期・臨時払出・供給   ◎  払出・供給 

払出数等の管理   ◎ 

破損・損傷確認   ◎ 

滅菌期限管理   ◎ 

空調管理等   ◎  滅菌物の供給・

払出保管管理 

保管環境の管理

整理整頓   ◎ 

整備   ◎ 

日常管理・保守点検   ◎  院内の洗浄機器、

滅菌装置等 

更新   ◎ 

借用依頼  ◎  

検収  ◎ ○ 

回収   ◎ 

洗浄   ◎ 

組立・包装   ◎ 

滅菌   ◎ 

供給・払出・保管管理   ◎  業者借用器械の

管理 

返却  ◎ ○ 

鋼製小物、セット類の員数管理   ◎  修理・購入申請   ◎  器械・器材の在庫

管理 

承認  ◎  

滅菌消毒業務 

管理業務 

関連諸室、自動倉 庫等の管理 

日常管理・清潔保持 

 ◎ 

納期等事務管理   ◎ 

洗浄・滅菌   ◎ 

院外滅菌 

※院外滅菌施設を活用する場合 

配送・納品   ◎ 

凡例 ◎:当該業務の主担当  ○:従担当・協力 

(4)  費用負担区分表 

当該業務にかかる費用区分は、共通費用負担区分にて示す項目のほか、下記のとおりとし、

下記以外のものは別途協議のうえ決定するものとする。なお、大学に「○」となっている項目 のうち一部については、施設整備費又は調達業務の調達対象品目に含まれる場合がある。

滅菌消毒業務

費用項目  大学  事業者

保管用自動倉庫 ○  

設備機器費 

滅菌設備機器(保守・修繕経費等を含む)    ○  中央材料エリアで使用する什器・備品   ○ 

器械・鋼製小物等  ○  

備品費 

滅菌コンテナ   ○ 

滅菌バック、インジケータ類   ○  器材洗浄剤、防錆剤等   ○  在庫管理に要する消耗品類(配置先の使用分含む)   ○  衛生管理に要するマスク、帽子、手袋、消毒液等   ○  消耗品費 

専ら事業者で使用する事務用品   ○  凡例 ○:負担者(事業者負担の場合、入札価格に含める費用)