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3年次 B.D 1 時限/週 4 単位/年 江古田

ドキュメント内 Unknown (ページ 135-144)

担当教員

大澤 徹訓

授業の目標

和音の響き・連結を重視した和声と異なり、声部対声部の独立 的な扱いを重視した対位法技法の基本を学ぶことにより、ポリフォ ニー音楽の基本的技法を理解する。

そしてこの知識を、演奏において室内楽曲では各パートの役割、

ピアノ曲では書法の観点から、自らの演奏表現を立体的な音響空間 として、さらに精緻な密度の高いものへとすることを到達目標とす る。

自学自習の指示

授業内容の復習確認は特に怠らないこと。実施した課題はピアノ 等で必ず音に出して確かめること。

日頃から自分の専門実技において、特にアンサンブル曲を練習す るときは、自分の演奏パートの対位法的役割を考える習慣を付ける ようにすること。また図書館のオーディオヴィジュアル資料、公開 講座の参加など積極的に活用するよう特に勧める。

評価方法

評価にあたっては到達目標に基づき、授業時課題の実施度達成度 によって評価する。

使用教材

特に用いない。必要に応じて授業時にプリントを配布する。

参考文献等

『名曲で学ぶ対位法 : 書法から作編曲まで』柳田孝義著、音楽之 友社刊

『音楽講座 対位法  』下総皖一著、音楽之友社刊

『16 世紀の実作に学ぶ 古典純粋対位法  』サルヴァトーレ・ニ コローシ著、音楽之友社刊

 

授業内容

〔前期〕

1 対位法の基本的知識

2 中世・ルネサンス・バロック各時代における対位法楽曲の基本 3 全音符による定旋律の作成

4 定旋律と対旋律 5 協和音程の取り扱い

6 1 対 1(全音符対全音符)の対位法における基本的事項 7 1 対 1 の対位法実習

8 1 対 2(全音符対二分音符)の対位法における基本的事項 9 不協音程の取り扱い(解決)

10 1 対 2 の対位法実習 11 掛留音を用いた不協音程の解決

12 移勢対位法(掛留音を用いた対位法)における基本的事項 13 移勢対位法実習

14 前期の総括

〔後期〕

1 前期の復習

2 1 対 3(付点全音符対二分音符)の対位法における基本的事項 3 非和声音の種類と用法

4 修飾音の扱いと連続非和声音 5 1 対 3 の対位法実習

6 1 対 4(全音符対四分音符)の対位法における基本的事項 7 1 対 4 の対位法実習

8 1 対自由における基本的事項 9 1 対自由実習

10 自由対自由における基本的事項 11 自由対自由実習

11 様々な対位法技法、模倣・カノン 12 カノン実習

13 様々な対位法技法、複式対位法 14 複式対位法実習

15 後期の総括

対位法Ⅰ

開講年次 組 時限数 単位数 キャンパス

3年次 C 1 時限/週 4 単位/年 江古田

担当教員

坂 幸也

授業の目標

2つの組み合わされた旋律が作り出す音程と和声のテクスチュ アを理解することで、ポリフォニー音楽の基本的技法を学ぶ。さら に旋律法の基礎論を元に、理想的な旋律作法を応用しながら、定旋 律に対して華やかで華麗な対旋律を創作する。特に非和声音の用 法、中でも掛留音や倚音の使い方を重点的に学ぶ。その実習により、

対位法の巨匠と言われた J.S. バッハの作品を分析研究し、西洋音 楽の美学的本質を作曲技法の観点から把握する。

自学自習の指示

1〜2年次の和声の復習をしておき、授業中に実施した課題は必 ず自身でも音にして確かめておくこと。J.S. バッハ作曲の2声イ ンヴェンション全曲の楽譜を研究し、その音楽的効果を確認してお くこと。さらに平均率クラヴィーア曲集を出来るだけ多く演奏して おくこと。

評価方法

授業時に作成するノートを、年度末に提出させて評価する。ノー ト作成の手順は、授業時に適宜指示する。

教科書

授業中に作成するノートがそのまま教材となる。それ以外の教材 については適宜指示する。

参考文献等

授業時に適宜指示する。

 

授業内容

〔前期〕

1 序論 2 和声的対位法 3 定旋律と二声対位法 4 定旋律の作法(1)

5 定旋律の作法(2)

6 定旋律の実習 7 1定旋律対1対旋律 8 1対1の実例 9 1対1の実習(1)

10 1対1の実習(2)

11 1定旋律対2対旋律 12 1対2の実例 13 1対2の実習(1)

14 1対2の実習(2)

〔後期〕

1 1定旋律対3対旋律 2 1対3の実例 3 1対3の実習(1)

4 1対3の実習(2)

5 1定旋律対4対旋律 6 1対4の実例 7 1対4の実習(1)

8 1対4の実習(2)

9 1対4の実習(3)

10 1定旋律対自由旋律 11 2声対位法における模倣法

12 J.S. バッハの2声インヴェンション研究(1)非和声音の用法 13 J.S. バッハの2声インヴェンション研究(2)和声構造の視点 14 J.S. バッハの2声インヴェンション研究(3)形式構造の視点 15 J.S. バッハの2声インヴェンション研究(4)作品としての視点

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4 音楽理論科目

14-16- 坂 幸也 +.indd 修正日 2017 / 03 / 22 

対位法Ⅱ

開講年次 組 時限数 単位数 キャンパス

4年次 A 1 時限/週 4 単位/年 江古田

担当教員

坂 幸也

授業の目標

対位法Ⅰで学修した2声対位法(調性)の技法を用いて、対位法 的器楽曲であるインヴェンションとフーガを J.S.Bach の作品を通 して分析研究し、与えられた主題による2声インヴェンションと4 声フーガの作曲を試みる。特に前期では2声インヴェンションのエ クリチュールを学び、作品として完成することを達成目標とする。

後期は、フーガの技法の分析的研究を通して、ポリフォニー音楽の 芸術的理解を深める事が到達目標である。

自学自習の指示

対位法Ⅰで学修した2声対位法の技法を復習しておくこと。な お、授業前半でも対位法Ⅰの学習内容を点検確認する。また分析研 究の準備として、B.S.Bach 作曲の2声インヴェンションと平均律 クラヴィーア曲集Ⅰをよく鑑賞しておくこと。

評価方法

対位法楽曲である2声インヴェンションの完成楽曲の提出と、一 年間の講義ノートの提出により評価する。

教科書

J.S.Bach の2声インヴェンションの楽譜、その他は授業中に適 宜指示する。

参考文献等

J.S.Bach 平均率クラヴィーア曲集Ⅰ

 

授業内容

〔前期〕

1 授業ガイダンス

2 J.S.Bach インヴェンション研究①調性の観点を通して 3 研究②2声対位法的観点を通して

4 研究③非和声音用法の観点を通して 5 研究④模倣法の観点を通して 6 研究⑤形式構成の観点を通して 7 研究⑥総合的視点を通して

8 2声インヴェンション作成の手順の確認 9 作成手順①主題構成法

10 作成手順②形式設定と調性構造 11 作成手順③模倣法の技術(その1)

12 作成手順④模倣法の技術(その2)

13 2声インヴェンションの作曲Ⅰ カノンの技法を用いて 14 2声インヴェンションの作曲Ⅱ 模倣法を用いて

〔後期〕

1 完成した2声インヴェンションの確認作業Ⅰ 2 完成した2声インヴェンションの確認作業Ⅱ

3 完成した2声インヴェンションの確認作業Ⅲ(インヴェンション作 品の提出)

4 フーガ研究をはじめるための準備 5 フーガの技法的特徴

6 フーガの主題構成法①主唱と答唱 7 フーガの主題構成法②主唱と対唱 8 J.S.Bach の主題構成法の研究 9 フーガの調性構造と形式 10 属音保続部

11 エピソードの技法について 12 ストレッタ 正対迫 13 ストレッタ 逆対迫 14 フーガの総合理解 15 講義ノート提出

対位法Ⅱ

開講年次 組 時限数 単位数 キャンパス

4年次 B 1 時限/週 4 単位/年 江古田

担当教員

大澤 徹訓

授業の目標

対位法 I を基礎とすれば、この時間は応用編である。前期は対位 法 I で培ったポリフォニー音楽の諸規則を基に、J.S. バッハの 2 声のインヴェンションを手本にして、実際に 2 声インヴェンショ ンの作曲を試みる。

後期はフーガの基礎的内容から、現代音楽にいたる対位法技法の 応用力・多様性を学び、自らの音楽表現に活用出来るようにするこ とを到達目標とする。

自学自習の指示

授業内容の復習確認は特に怠らないこと。実施した課題はピアノ 等で必ず音に出して確かめること。

日頃から自分の専門実技において、特にアンサンブル曲を練習す るときは、自分の演奏パートの対位法的役割を考える習慣を付ける ようにすること。また図書館のオーディオヴィジュアル資料、公開 講座の参加など積極的に活用するよう特に勧める。

評価方法

評価にあたっては到達目標に基づき、インヴェンション作品提出 ( 前期 )、レポート提出 ( 後期 ) を基に評価する。

使用教材

J.S. バッハ:『2 声インヴェンション』『平均律』第 1 巻、第 2 巻(い ずれも版は特に問わない)

他は授業時に随時指示するので、その都度用意のこと。

参考文献等

『名曲で学ぶ対位法 : 書法から作編曲まで』柳田孝義著、音楽之 友社刊

『音楽講座 対位法  』下総皖一著、音楽之友社刊

『16 世紀の実作に学ぶ 古典純粋対位法  』サルヴァトーレ・ニ コローシ著、音楽之友社刊

 

授業内容

〔前期〕

1 対位法の基本的知識と復習

2 J.S. バッハのインヴェンション分析、その基本的構造 3 インヴェンション第 1 番ハ長調 BWV772 の分析 4 インヴェンション第 4 番ニ短調 BWV775 の分析 5 インヴェンション第 13 番イ短調 BWV784 の分析 6 その他のインヴェンションの楽曲分析

7 インヴェンションの作曲実習。主題 8 インヴェンションの作曲実習。対旋律

9 インヴェンションの作曲実習。第 1 提示(模倣法)

10 インヴェンションの作曲実習。移行部

11 インヴェンションの作曲実習。第 2 提示と第 2 移行部 12 インヴェンションの作曲実習。第 3 提示と第 3 移行部 13 インヴェンションの作曲実習。コーダ

14 インヴェンション完成と総括

〔後期〕

1 ルネサンスにおける対位法技法 2 3 声のシンフォニア、カノン 3 フーガの歴史・構造 4 フーガ主題。主題応答について 5 フーガ第 1 提示部の構成 6 フーガ第 1 移行部(喜遊部)の構成 7 フーガ第 2 提示部の構成 8 フーガ第 2 移行部(喜遊部)の構成 9 フーガ第 3 提示部の構成 10 フーガ第 3 移行部(喜遊部)の構成 11 コーダ。ストレット、属音保続と主音保続 12 様々な対位法技法。

13 古典派以後のポリフォニー技法概観 14 20 世紀以降の音楽における対位法技法 15 1年間の総括

ドキュメント内 Unknown (ページ 135-144)