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高可用性構成の要件 高可用性構成の要件 高可用性構成の要件 高可用性構成の要件

トールトール

7.3 高可用性構成の要件 高可用性構成の要件 高可用性構成の要件 高可用性構成の要件

高可用性構成の要件

高可用性環境へのインストール: 概要 7-5

7.1.4 相違の概要 相違の概要 相違の概要 相違の概要

表7-1に、高可用性構成間の相違の概要を示します。

高可用性構成の要件

7.3.1 ノードの最小数の確認 ノードの最小数の確認 ノードの最小数の確認 ノードの最小数の確認

高可用性構成には、2つ以上のノードが必要です。なんらかの理由でノードに障害が発生した 場合、2番目のノードが引き継ぎます。

7.3.2 すべてのノードでグループが同様に定義されていることの確認 すべてのノードでグループが同様に定義されていることの確認 すべてのノードでグループが同様に定義されていることの確認 すべてのノードでグループが同様に定義されていることの確認

クラスタ内のすべてのノードの/etc/groupファイルに、使用するオペレーティング・システ ム・グループが含まれていることを確認します。oraInventoryディレクトリ用に1つのグルー プ、データベース管理用に1つまたは2つのグループが必要です。グループ名およびグループ IDは、すべてのノードで同じである必要があります。

詳細は、2.6項「オペレーティング・システム・グループ」を参照してください。

7.3.3 oracle ユーザーのプロパティの確認 ユーザーのプロパティの確認 ユーザーのプロパティの確認 ユーザーのプロパティの確認

Oracle Application Serverをインストールするためのログインに使用するoracleオペレー

ティング・システム・ユーザーに次のプロパティがあることを確認します。

oinstallグループおよびosdbaグループに属している。oinstallグループは

oraInventoryディレクトリ用で、osdbaグループはデータベース管理グループです。詳細

は、2.6項「オペレーティング・システム・グループ」を参照してください。

リモート・ディレクトリに対する書込み権限を持つ。

7.3.4 すべてのノード上の以前の すべてのノード上の以前の すべてのノード上の以前の すべてのノード上の以前の Oracle インストールの確認 インストールの確認 インストールの確認 インストールの確認

高可用性構成でインストールするすべてのノードに、既存のoraInventoryディレクトリが ないことを確認します。

すべてのOracleソフトウェアのインストールの詳細は、Oracle Installer Inventoryディレクト

リに記録されます。通常、このディレクトリはノードに対して一意であり、oraInventoryと いう名前が付けられています。Oracle Installer Inventoryディレクトリのディレクトリ・パス は、oraInst.locファイルに格納されています。

このファイルがノードに存在することにより、ノードになんらかのOracleソフトウェアのイン ストールが含まれることが確認できます。高可用性構成では、他のノードではアクセスできな い可能性のあるファイル・システムのOracle Installer Inventoryディレクトリを含む複数の ノードへのインストールが必要であるため、この章以降のインストール手順では、この高可用 性構成で使用されるすべてのノードに、Oracleソフトウェアの以前のインストールはまったく なかったものとします。oraInst.locファイルとOracle Installer Inventoryディレクトリは、

高可用性環境をインストールする前にこれらのノードに存在していてはいけません。

インストーラによって検出される可能性があるoraInventoryディレクトリがノードにある かどうかを確認するには、次の手順を実行します。

1. 各ノードで、oraInst.locファイルが存在するかどうかを確認します。このファイルは /var/opt/oracleディレクトリにあります。

ノードにこのファイルがない場合、インストーラによって使用されるoraInventory ディレクトリはありません。次のノードを確認できます。

2. ノードにoraInst.locファイルが存在する場合は、このファイルおよびoraInventory ディレクトリの名前を変更します。その結果、インストーラによって新しい

oraInventoryディレクトリの場所を入力するように要求されます。

たとえば、rootとして次のコマンドを入力します。

# cat /var/opt/oracle/oraInst.loc

inventory_loc=/localfs/app/oracle/oraInventory inst_group=dba

# mv /var/opt/oracle/oraInst.loc /var/opt/oracle/oraInst.loc.orig

# mv /localfs/app/oracle/oraInventory /localfs/app/oracle/oraInventory.orig

高可用性構成の要件

高可用性環境へのインストール: 概要 7-7 oraInst.locファイルとOracle Installer InventoryディレクトリはOracleソフトウェアのイ ンストール時にのみ必要であり、実行時には必要ないため、後でこれらの名前の変更やリスト アを実行しても、ノードにインストールされたOracleソフトウェアの動作には影響はありませ ん。Oracle Universal Installerを開始する前に、適切なoraInst.locファイルとOracle

Installer Inventoryディレクトリが正しく配置されていることを確認してください。

注意注意

注意注意: OracleAS Disaster Recovery構成の場合は、インストール中のみで

なく、正常動作時にも、適切なoraInst.locファイルと関連する oraInventoryディレクトリが必要です。

高可用性構成の要件

高可用性環境へのインストール: OracleAS Cold Failover Cluster 8-1

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高可用性環境へのインストール 高可用性環境へのインストール 高可用性環境へのインストール 高可用性環境へのインストール : OracleAS Cold Failover Cluster

この章では、Oracle Application ServerをOracleAS Cold Failover Cluster構成にインストール する方法について説明します。

8.1項「OracleAS Cold Failover Cluster: 概要」

8.2項「OracleAS Cold Failover Clusterのインストール前の手順」

8.3項「OracleAS Cold Failover Cluster(Infrastructure)構成のインストール」

8.4項「分散OracleAS Cold Failover Cluster(Infrastructure)構成のインストール」

8.5項「OracleAS Cold Failover Cluster(Identity Management)構成のインストール」

8.6項「分散OracleAS Cold Failover Cluster(Identity Management)構成のインストール」

8.7項「OracleAS Cold Failover ClusterへのOracle Delegated Administration Servicesおよ びOracleAS Single Sign-Onのインストール」

8.8項「OracleAS Cold Failover Cluster環境へのOracleAS Metadata Repositoryのみのイン ストール」

8.9項「OracleAS Cold Failover Clusterのインストール後の手順」

8.10項「OracleAS Cold Failover Cluster Infrastructureへの中間層のインストール」

8.11項「OracleAS Cold Failover Clusterノードへの通常の中間層のインストール」

OracleAS Cold Failover Cluster: 概要

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