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電子請求決済

ドキュメント内 Public Key Infrastruc (ページ 60-63)

3.6 その他

3.6.6 電子請求決済

3.6.6.1 「マルチペイメントネットワーク」 (愛称:ペイジー)

「ペイジー」は公共料金や税金などが全国の金融機関のモバイル・インターネットバン キングやATMなどから支払いができる決済サービスである。2000年5月に民間企業、金 融機関、官庁など 411 企業・団体により設立された日本マルチペイメントネットワーク協 議会は「マルチペイメントネットワーク」の普及を目的としており、システムの検討を重 ねてきた。

その背景には従来、公共料金や税金の支払いは口座振替か郵送で送られてきた請求書を 銀行またはコンビニエンスストアなどに持参する方法に限られていたため、ユーザは極め て不便な状況にあったことが挙げられる。また、収納企業においては、収納済通知書と請 求データとの消し込み作業や口座入金額との照合作業等、収納に関わる処理の多くが手作 業で行われているため、多大な事務処理が発生している。さらに、金融機関においても、

ネット等の新たなチャネルに対応できにくい状況にあった。

そこで、料金収納を行う企業、金融機関により、新しい支払いチャネルを活用して利用 者の利便性向上を図るとともに、収納企業、金融機関の事務効率化を図る新たな仕組みと して「マルチペイメントネットワーク」の検討を行ってきた。

(1) マルチペイメントネットワークの概要

収納企業と金融機関との間をネットワークで結ぶことにより、利用者はATM、電 話、パソコン等の各種チャネルを利用して公共料金等の支払ができ、即時に消し込み 情報が収納企業に通知される。収納企業、金融機関がネットワークに接続する通信サ ーバは、その量に応じて個別型・共同利用型を選択できる。

(2) 提供サービス一覧

・収納サービス:公共料金の支払いが金融機関等の窓口のほかATM、電話、パソコ ン等の各種チャネルを利用してでき、即時に消し込み情報が収納企業に通知される サービス

・口座振替受付サービス : 利用者がATMやパソコン等を通じて口座振替 契約(新 規、変更)を行うことができるサービス

・請求情報通知サービス : 収納企業から利用者に郵送する請求情報を、パソコンや 携帯電話等を通じて通知するサービス(その後、連続して支払うことも可能)

・口座振替データ伝送サービス : 収納企業と金融機関間の口座振替データの授受を MT等の媒体ではなくデータ伝送で行うサービス

図 3-7 システム構成

(3) NTTドコモ通話料金支払いサービス

「ペイジー」サービスの第一弾として、NTTドコモグループと富士銀行がサービス活 用の支払いサービスを2001年10月より開始した。毎月の公共料金のオンライン決済は国 内初である。携帯電話、パソコン、ATMを利用して、24 時間どこからでも各種公共料金 化の支払いを可能にする。2002年度以降、各金融機関も順次サービスを開始する予定とな っている。また2003年度には国や地方自治体の税金の電子収納も検討中である。

4 携帯電話を利用した電子決済およびコマースの海外動向

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