対処方法
24世代より以前のジョブネットの実績状況を確認したい場合は、Systemwalker Operation Managerクライアントの[ツール]メニューから、
[ジョブネットの履歴]を選択して、実行状況を確認してください。
4.5.3 実行待ちのジョブネットの後に短い正常終了(または、異常終了、強制終了、疑
似正常終了)の帯が表示される
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
システムの時刻を変更していませんか
原因
本現象は、ジョブネットを起動後、ジョブスケジューラのデータベースディレクトリのnet.spoolサブディレクトリ配下のファイルを削除せず にシステム時刻をジョブネットの起動予定時刻前に戻した場合に発生します。
対処方法
“4.2.1 意図しない時間にジョブネットが起動した”の対処2を参照して対処してください。
参考
以下の説明も併せて参照してください。
“4.13 ジョブスケジューラの動作がおかしい”の
“4.13.2 システムの時刻を変更した後、履歴情報が正しく表示できない”
4.6 [ 複数サーバ監視 ] ウィンドウの表示がおかしい
・ AIX版:5.1~V13.2.0
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
管理者権限を持つユーザでログインしていますか
原因
[複数サーバ監視]ウィンドウは、管理者権限を持つユーザのみが利用可能です。
対処方法
管理者権限を持つ以下のユーザでログインしてください。
・ システム管理者(Windows版の場合は、Administratorsグループ所属ユーザ、UNIX版の場合は、スーパーユーザ)
4.6.2 ホストを選択すると「接続不可」となり監視できない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
選択したホストの、ジョブスケジューラサービスは起動していますか
対処方法
選択したホストの、ジョブスケジューラサービスを起動してください。
4.6.3 ホストを選択すると「アクセス拒否」となり監視できない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
選択したホスト(被監視サーバ)で、監視許可ホストの定義を正しく実施していますか
対処方法
選択したホストの[監視許可ホストの定義]ウィンドウで、監視サーバのホスト名を正しく定義してください。
対処2
確認ポイント
選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができていますか
対処方法
選択したホストのTCP/IPのネットワーク環境で、正しく名前解決ができる環境になっていることを確認してください。
参考
監視ホスト上でpingコマンドを実行し、表示されるIPアドレスが被監視ホストのIPアドレスと一致しているかを確認してください。
pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
対処3 [V11.0L10/11.0以降の場合]
確認ポイント
監視サーバでクライアントの接続台数の制限を超えて接続しようとしていませんか
対処方法
監視サーバのクライアントの接続台数の制限値を増やすか、監視先サーバへ接続しているクライアントの台数を減らしてください。
対処4
確認ポイント
被監視サーバにおいて、監視許可ホストに指定したホスト名から名前解決して得られるIPアドレスと、監視ホストのプライマリIPアドレス が一致しますか
対処方法
一致しない場合、監視許可ホストの指定では、監視ホストのプライマリIPアドレスを指定してください。
参考
対処2と同様にpingコマンドを利用して名前解決によって得られるIPアドレスを確認します。被監視ホスト上でpingコマンドを実行し、表 示されるIPアドレスが監視ホストのプライマリIPアドレスと一致しているかを確認してください。
pingコマンドの詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
4.7 サンプルソースの動作がおかしい
4.7.1 クラスタシステムでサンプルソースabendrerun.cを利用したが、再起動できない
ジョブネットがある
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
再起動させるジョブネットに、以下の条件のジョブネットが含まれていませんか
・ グループに含まれているジョブネットが実行中断された
・ プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている
原因
サンプルソース“abendrerun.c”は、ジョブネットを再起動させる例であるため、以下の条件は考慮されていません。
・ グループに含まれているジョブネットが実行中断された場合
・ プロジェクト内に大量のジョブネットが登録されている場合
対処方法
グループに含まれているジョブネットも再起動する場合は、jobschprint -nコマンドの実行結果から完了コード239のジョブネットを検索 する以前に、jobschprint -xコマンドから完了コード239のグループを検索し、jobschctlgrpコマンドで再起動しておくための処理の追加 が必要となります。
また、abendrerun.cはpopen関数によりjobschprintコマンドの標準出力を参照する構造となっているため、大量に一覧情報が出力される
場合にjobschprintコマンドの実行結果がバッファに納まらず、abendrerun.cの処理がデッドロック状態になる場合があります。ジョブネッ トの登録量が多い場合は、popenではなく、外部の作業ファイルにjobschprintの実行結果を書き出すように修正してください。
4.8 終了処理ジョブネットの動作がおかしい【Windows版】
4.8.1 終了処理ジョブネットを起動すると次回起動時刻になっても ジョブネットが起動し
ない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
対処
原因
終了処理ジョブネットが起動した時点で、新たなジョブネットの起動が抑止される仕様です。
対処方法
次回起動時刻に起動させるためにはSystemwalker MpJobschサービスを再起動してください。
終了処理ジョブネットが正常終了すると、正常終了シャットダウン出口が起動されます。インストール時に提供される正常終了シャット ダウン出口は、Systemwalker MpMjesサービス、Systemwalker MpJobschサービスを停止後、サーバをシャットダウンするための
“shutdown.exe”を起動します。
終了処理ジョブネットが異常終了、強制終了すると、異常終了シャットダウン出口が起動されます。Systemwalker Operation Managerイ ンストール時に異常終了シャットダウン出口は存在しません。
異常終了、強制終了時にサービスを自動的に再起動させたい場合、正常終了シャットダウン出口を参考に、異常終了シャットダウン出 口を作成してください。
なお、異常終了シャットダウン出口にサービスを再起動する処理を追加した場合、終了処理ジョブネットが異常終了および、強制終了 することにより、毎回、サービスの再起動が行われることを留意してください。
以下に示すマニュアルも併せて参照してください。
・ V10.0L10以降の場合
“使用手引書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする【Windows版】”
・ V5.0L10~V5.0L30の場合
“解説書”の“任意の時刻にシステムをシャットダウンする”
4.8.2 終了処理出口でジョブネット終了処理ができない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
対処
原因
終了処理出口の呼出し時点では、ジョブネットの状態が終了状態であることを保証していません。ジョブネットが終了状態でないため 終了処理ができない場合があります。
対処方法
ジョブネットは、時間の経過により終了状態となるため、必要な場合は、操作が失敗する場合を考慮し、一定時間リトライするなどの処 理を追加してください。
4.8.3 終了処理ジョブネットが正常終了しても、サーバがリブート/シャットダウンしない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
対処1
確認ポイント
(ジョブネット名称ではなく)ジョブネット名が“JSHEND”/“JSHFORCE”となっていますか
対処方法
ジョブネット名称が“JSHEND”/“JSHFORCE”でも、ジョブネット名が“JSHEND”/“JSHFORCE”ではなければ、正常終了/異常終了シャッ トダウン出口は、呼び出されません。ジョブネット名を“JSHEND”/“JSHFORCE”としてください。
対処2 確認ポイント
プロジェクト名が“SYSTEM”のプロジェクトにJSHEND/JSHFORCEを作成していますか
注) V13.3.1以前の場合は、Systemwalker MpJobsch サービスのスタートアップアカウントに登録されている、ユーザ名と同じ名前で作 成したプロジェクトに登録されているか確認してください。
対処方法
プロジェクト名が“SYSTEM”のプロジェクトにJSHEND/JSHFORCEを作成してください。
注) V13.3.1以前の場合は、Systemwalker MpJobsch サービスのスタートアップアカウントに登録されている、ユーザ名と同じ名前で作
成したプロジェクトに登録されている必要があります。
対処3
(V13.3.1以前、およびV13.4.0のx86版)
確認ポイント
Windows 64bit環境上でWindows x86版のSystemwalker Operation Managerが動作していませんか。
原因
Windows 64bit環境でWindows x86版のSystemwalker Operation Managerを使用している場合、OSのshutdownコマンドをシャットダウ ン出口に記載しても実行できません。これは、Windows x86版のSystemwalker Operation Managerが32ビットアプリケーションであるた めに、OSのファイルシステムリダイレクト機能により、システムディレクトリ\System32フォルダにアクセスできないためです。詳細につい ては、Microsoft社のKB942589の情報を参照してください。
対処方法
Microsoft社のKB942589の情報に従って対処をしてください。
4.9 ジョブスケジューラのコマンドまたはAPIの動作がおかしい
4.9.1 エラーメッセージ「Systemwalker MpJobschサービスが起動中です」
【Windows版】/「デーモンが起動中です」【UNIX版】が出力され、コマンドが実行 できない
エラーメッセージ
・ [Windows版の場合]
MpJobsch:エラー :6273:Systemwalker MpJobschサービスが起動中です
・ [UNIX版の場合]
MpJobsch: ERROR: 0273: デーモンが起動中です
MpJobsch: ERROR: 0273: The daemon is being started.
対象バージョンレベル
・ Windows版:V10.0L10以降
・ Solaris版:10.0以降
・ Linux版:V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:10.0以降
・ AIX版:10.0以降