第 4 章 ジョブスケジューラに関するトラブルシューティング
4.1 グループの動作がおかしい
4.1.6 グループ内ジョブネットの起動条件が整っていないにもかかわらず、起動してし まったまった
4.1.6 グループ内ジョブネットの起動条件が整っていないにもかかわらず、起動してし
対処方法
・ トラブル発生後の対処方法
グループが実行待ちの場合、グループに対して、無効操作を実施することで、当日の起動予定はスキップされます。(翌日以降が 起動予定日となります。)
グループが実行中の場合、運用に合わせて、グループに対して強制終了操作を実施します。
・ トラブルを未然に防ぐための対処方法
グループ内ジョブネットが待ち合わせているメッセージ事象が、グループ内ジョブネットの起動日に合わせて発生するように、運用 を見直してください。例えば、グループ内ジョブネットが待ち合わせているメッセージ事象が、別のジョブネットのジョブによって発 生するように設定されている場合、そのジョブネットと、グループ内ジョブネットの起動日が一致するように、起動日雛形を利用して 起動日を設定するなどの方法があります。
参考
グループが前日以前のスケジュールで起動している場合の、[ジョブネット一覧]ウィンドウの表示例を以下に示します。
また、“4.2.3 メッセージ事象と起動時刻で待ち合わせるジョブネットが意図しない時間に起動されてしまう”も併せて参照してください。
4.1.7 グループ内ジョブネットの先行ジョブネットが正常終了したにもかかわらず、後続
ジョブネットが即座に起動しない
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
確認ポイント
後続ジョブネットに[起動時刻有効]オプションが設定されていませんか
原因
後続ジョブネットの[起動時刻有効]オプションが設定されている場合、後続ジョブネットの[起動時刻の到来を待つ]オプションの設定の 有無(注1)にかかわらず、後続ジョブネットは以下の条件がすべてそろった時点で起動します。
・ 先行ジョブネットが正常終了した。 かつ
・ 後続ジョブネットの起動予定時刻が到来した かつ
・ 後続ジョブネットが待ち合わせているメッセージ事象が発生した(注2) 注1) 本オプションは、メッセージ事象を待ち合わせる場合にのみ設定可能。
注2) メッセージ事象を待ち合わせているジョブネットのみ。
4.1.8 グループ内ジョブネットで本日起動されていないものがある、または、起動予定
でないジョブネットが起動している
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処1
確認ポイント
起動しなかったジョブネットは、本日起動日ですか
原因
グループは、ジョブネットの起動日を参照し、その日のフローを作成します。本日起動日ではないジョブネットはフロー作成の対象外と なり、起動しません。
対処方法
グループ内ジョブネットの起動日を確認し、本日起動するべきグループ内ジョブネットが非起動日の場合、起動日としてください。
注意
グループ内ジョブネットの起動日を変更する場合、本日のグループの起動予定時刻やメッセージ事象の発生タイミング、日変わり時刻 などを考慮し、グループの起動に影響のない時間帯に行ってください。
グループが予期せぬ時間に起動する、または再スケジュールにより、グループの起動予定が明日以降となり、本日グループが起動し ないなど、予期せぬ現象が発生する可能性があります。
対処2
確認ポイント
前日以前の起動予定のグループが動作していませんか
原因
日変わり時刻が到来した時に、前日以前の起動予定のグループが未起動または実行中の場合は、前日以前の起動予定のグループ の終了後に本日分が再スケジュールされます。
日変わり時刻が到来した時に、確認操作が有効な状態で前日以前の起動予定のグループが異常終了または強制終了している場合、
グループの確認操作を行った時点で本日分が再スケジュールされます(強制終了を確認操作の対象にできるのは、V5.0L30/5.2以 降)。
説明
再スケジュール処理は、現在時刻より未来の起動予定日時を設定します。
再スケジュール処理により過去の起動予定日時は破棄されます。ジョブネットおよびグループが起動予定日時を越えて起動せず、再 スケジュールされた場合、1回ジョブネットが起動しないことになります。
4.1.9 ジョブネットを無効状態にしたら、メッセージ事象が発生していないにもかかわらず、
後続ジョブネットが起動した
対象バージョンレベル
・ Windows版:V5.0L10以降
・ Solaris版:5.0以降
・ Linux版:5.2、V10.0L10以降
・ Linux for Itanium版:V12.0L10以降
・ HP-UX版:5.1以降
・ AIX版:5.1以降
・ DS版:V20L10
対処
原因
無効状態のジョブネットはメッセージ事象の発生を考慮しません。そのため、ジョブネットの起動時刻を契機にジョブネットはスキップさ れ、後続ジョブネットが起動可能な状態になります。
対処方法
後続ジョブネットを起動させたくない場合は、先行ジョブネットをいったん停止状態にし、起動条件がそろったときに先行ジョブネットに 対して無効操作を行ってください。
説明
ジョブネットが停止状態の時は、起動条件がそろった後に停止解除操作を実施すると、停止解除したジョブネット自身が起動します。
また、停止状態のジョブネットに対して起動時刻の到来後に無効操作を実施した場合、無効操作と同時にスキップされます。
参考
ジョブネットがメッセージを認識できない状態の詳細は、以下を参照してください。
・ “4.11 メッセージ事象がジョブネットに認識されない”の“4.11.1 jobschmsgeventコマンドでジョブネットに対して発生させたメッセー ジ事象が認識されない”
以下に示すマニュアルも併せて参照してください。
・ V10.0L20/10.1以降の場合
“使用手引書”の“メッセージ事象を待ち合わせたジョブネットの動作例”