第 3 章 中国ネット報道の視点からみた中国観光ガイドの育成課題
第 2 節 観光ガイドとしての資質やプロ意識の欠如
3 職業倫理への違反
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光契約不履行,観光行程の勝手変更,自費項目の増加,買い物場所の増加,ガイドの観光商 品セールス,バス運転手の態度の悪さなどである.
他方,中国財経の「観光の中途で団体ツアーを見捨てる事件で,
CITS
56の観光ガイドは政 府の観光関係機関に話し合いをされた」では,以下のような報道がある57.最近,中国国家観光局は,北京市旅游委員会とともに,北京で中商国際旅行社の主要責任 者と当該旅行社で最近発生した観光客がタイでガイドに見捨てられた事件,及び観光客か らのクレームについて話し合い,そして,当該旅行社にデッドライン整備を要求した.関連 した主な問題は,観光ガイド,添乗員のサービスの質の低さ,旅行契約違反,旅行中の強制 買い物,強制消費などである.
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ルの契約違反である.旅程変更は休日では特に深刻である. 27.4%の体験者は旅程変更に 遭遇し,南西と華東地方は比較的厳しかった.
一方,中国青年ネットの「国慶節連休休暇観光「紅黒簿」が公布され,5人のガイドと
6
人の観光客は黒簿に載せられた」では,次のように報じている60.今日,国家観光局は国慶節連休休暇観光「紅黒リスト」を発表した.いくつかの優秀な観 光地域と旅行社,ガイド,その他の優秀な観光業従業者とマナーの良い観光客を褒めた.と 同時に,休暇期間のトレイ革命の遅れ,環境の汚さ,管理の混乱さ,旅行経営場所のサービ スの悪さとその従業員,及びマナーの悪い行為を振舞った観光客を挙げた.ガイドが勝手に 観光客自費の観光項目を増やすとか,観光客が観光地で落書きするなどの理由で,失格した
5
人のガイドと6
人のマナーの悪い観光客は「ブラックリスト」に載せられた.さらに,中国新聞ネットの「アモイ,福州では,観光ガイドオンライン予約プラットフォ ームが開設され,観光客はネットでガイドを予約することが可能」という記事は,以下を指 摘する61.
央広ネット,福州
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月28
日のニュース(福健放送局記者,林露),中国の声『央広新聞』の報道によると,ガイドの「強制買い物」,「観光客をぼること」,「団体ツアーの見捨て」「素 質の低さ」などの問題は常にメディアに報道されている.
他方,新華ネットの「観光ガイドの行動を規制する法律の立法が,めでたいこと」では,
以下のような報道がある62.
長時間において,一部の観光ガイドの社会評価はあまり良くないようである.特に,観光 客をぼるとか,勝手に観光料金を納めるとか,観光客を強制的に買い物させるとかなどの観 光ガイドの規範違反,違法活動が続出している.観光ガイドは観光市場の「販売員」に似て いる.そこで,効果的な法律や規制がなければ,業界の自己規制により問題を回避すること は困難である.
さらに,鳳凰ネット江蘇の「江蘇省オンラインガイド予約システム試行,不満の場合は不 満の評価を下せる」では,以下を指摘する63.
60 中国青年ネットHP(http://news.youth.cn/gn/201610/t20161009_8728488.htm)
61 中国新聞ネットHP(http://www.chinanews.com/cj/2016/10-28/8046237.shtml)
62 新華ネットHP(http://news.xinhuanet.com/local/2016-06/28/c_129096981.htm)
63 鳳凰ネット江蘇HP(http://js.ifeng.com/a/20160825/4904501_0.shtml)
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不合理的な低価格,「ゼロ・マイナス団体ツアー」は腫瘍のように,観光業を困らせてい る.その結果,観光客を強制的に買い物させたり,自費項目を増加させたりして,観光客の 利益を損なうようなことをして,観光客からのクレームを招いた.
旅行社間の悪性価格競争で,旅行社はやむを得ず,コストより低い価格で観光客を募集し,
その後,観光客を二次消費させ,団体ツアー費用の不足を補うことにする.この現象は長年 観光業界の暗黙のルールとなっている.
他方,中国旅行新聞ネットの「山東省消費者協会観光体験調査報告は,現存の問題と隠さ れている問題を発表」では,以下のような報道がある64.
2
月1
日,山東省消費者協会は2015
年,「山東省省内の観光消費体験調査報告」を発表 した.報告では,山東省観光業においての4
つの方面の業績を十分に肯定する一方,一部の ガイドの問題も指摘している.例えば,勝手に観光行程,飲食の場所,買い物の場所を変更 するとか,そして,観光客に「観光局の規定ですが,買い物をしないといけない」と嘘をつ くとかなどがある.体験では,また,3
分の2
の観光ガイドが指定した飲食場所の値段が普 通より明らかに高い,衛生上の問題も隠されている.ガイドの態度が悪いことも今度の体験 で発見した問題の一つである.さらに,新華ネットの「広西観光公報によると,観光ガイドの勝手なスケジュール変更と スケジュール増加が観光客のクレームの焦点になった」という記事は,以下を指摘する65.
新華社,南寧
2
月22
日特電(記者:潘強),広西観光品質監督管理所が発表した1
月の 観光サービス品質公報によると,1月に,広西観光品質監督執行機関に電報,訪問,手紙,世論などを通しての観光相談とクレームは
191
件届いた.その中で,観光クレームは35
件 があり,その中の17
件が受理され,立案調査に取り組まれた.国内観光からのクレームは80%を占める.個別の観光ガイドが観光客を強制的に観光地の増加を同意させ,増加した観
光項目の価格を高め,行程の変更と遅延がクレームの焦点であった.加えて,中国新聞ネットの「白紙黒字の旅行契約は見かけだけになり,インターネット+
ガイド・添乗員改革の試行」では,以下のような報道がある66.
「観光法」第
69
条によると,消費者と旅行社が旅行契約を締結したら,旅行社は契約条 項に従い,義務を履行し,観光客からの許可が無い場合,旅程を勝手に変更することはでき64 中国旅行新聞ネット
HP(http://www.cntour2.com/viewnews/2016/02/02/quz5ItfUY5ER4Xg0zW2p0.shtml)
65 新華ネットHP(http://news.xinhuanet.com/local/2016-02/22/c_1118121146.htm)
66 中国新聞ネットHP(http://www.chinanews.com/cj/2016/03-11/7792614.shtml)
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ない.しかし,「経済参考新聞」の記者が調査した事例から見れば,多くの消費者は旅程変 更,観光スポットの追加などの契約違反に遭遇したことがある.大部分の消費者は我慢した まま,旅程を終わらせたのである.いい思い出になるはずの旅行に影がさし,旅行契約は見 かけのような存在になった.