この教会が世界の隅々まで送り出している宣教師たちは,イエス・キリストの 福音を宣のべ伝えています。宣教師の多くは世の立派な大学で訓練された人たち ではありません。受けた教育はおおむね,実生活を通じた体験に限られていま すが,人類の家族の心を動かすのにより強力なもの,すなわち聖霊を伴侶にして いるのです。19
伝道地をあちこち旅をして回ると,無私の精神で奉仕している立派な若い男女 の成長を目にします。彼らは伝道地の言語を身に付けるだけでなく,人がほかの どんな方法ででも入手できない,真理を広めるための賜たま物ものを主から受けていると 自覚しているのが分かります。20
皆さんや皆さんの先祖の多くは,末日聖徒イエス・キリスト教会の教える福音 を聞きました。……時には街で,謙虚な宣教師が福音を教えるのを聞いたことが あるでしょう。彼らは主から福音を教えるよう召されています。
福音を聞いた人の心を動かしたものが何かあったのです。伝道地で何度も経 験をしたことがあります。謙虚な宣教師が人生の目的を説明し,語りかけて,罪 を悔い改めるよう励ます言葉に何人もの人が耳を傾けているのを目にし,「あの人 が話すのを聞いて,これほど心が動かされたことは一度もない」と言うのを聞い たことがあります。21
わたしたちがどれほど才能に恵まれていようが,どれほど雄弁に語ろうが,人 の心を動かし,この業の神性を確信させるのは,御父の御み霊たまです。22
これは主の業です。人の力では,わたしたちが使ってきた素朴な手段でこのよ うな成功を見るのは不可能だったはずです。普通の人では皆さんの心に今ある 知識をもたらすことはできなかったでしょう。わたしたちも,世の人々の心を動か して神が生きておられ,これは主の教会であると確信させるのは,人の力ではで きません。しかし,わたしたちが自分に与えられた役割を果たせば,天の御父が その努力を祝福してくださるのです。23
御父の祝福を受けられるよう,日々働こうではありませんか。わたしたちに聖 霊があれば,出会う人はそれを感じます。なぜなら,わたしたちの周囲は聖霊の 力で満たされ,人はそれを受け,取り入れることができるからです。24
末日に啓示された福音を受け入れた人はそれほど多くはありません。しかし,
御父の御心を知りたいと願う子らは何百万人もいます。そして,その人々に真理
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がもたらされ,御霊の力が説得力をもって真理を証するとき,彼らはそれを喜んで 受け入れるでしょう25〔155 ページの提案 5 参照〕。
研究とレッスンのための提案
この章を研究する際,またはレッスンの準備をする際に,以下の項目について深 く考える。そのほかの提案については,v - vii ページを参照する。
1. 「ジョージ・アルバート・スミスの生涯から」(147-148 ページ)の終わ りの 2 段落を注意深く読んでください。だれか教会員でない人のことを 考えてください。その人はどのような称賛すべき特質を持っているでしょ うか。その人は福音のどのような真理をすでに信じているでしょうか。
「御父の祝福を受けられるよう,日々働こうではありませんか。
わたしたちに聖霊があれば,出会う人はそれを感じます。」
第 1 4 章
そのほかに,その人にとって特に助けになると思われる福音の真理は何 でしょうか。このように人々について考えることは,福音を分かち合う方 法にどのような影響を与えるでしょうか。
2. 教えの最初の項(149 -150 ページ)を読み,だれかに示してもらった 愛によって良い影響を受けたときのことを思い出してください。自分と 異なる信条を持つ人を批判するのを避けるのはなぜそんなに大切なので しょうか。
3. 150 ページから始まる項を読んでください。「熱心〔に〕」福音を分か ち合うとはどういう意味でしょうか。回復された福音を分かち合うとき,
自慢しているとか尊大だとか聞こえないようにするにはどうしたらよいで しょうか。
4. スミス大管長はどのような意味で次のように言ったのだと思いますか。
「わたしが代表している教会が,人の子らにとってほかのどの教会より も重要でないとしたら,わたしがここで務めを果たすのは間違いです。」
(151 ページ)イエス・キリストの教会は人の幸福な生活にさらに何を増 し加えてくれるのでしょうか。
5. 教えの最後の項(153 -154 ページ)を読み,人に福音を分かち合った 経験について考えてください。うまくできたのはなぜでしょうか。よりよ く福音を分かち合えるよう改善するにはどうしたらよいでしょうか。
関連聖句―ヨハネ 13:34 - 35;2 テモテ 1:7- 8;2 ニーファイ 33:1;アル マ 20:26 -27;教義と聖約 50:13 -22
教える際のヒント― 3 人から 5 人までのグループに分けることを考える。各 グループのリーダーを指名する。各グループに,異なる項を割り当てる。割り当て られた項をグループで読み,章の終わりにある関連した質問について話し合って もらう。それから,グループで学んだことをグループのメンバーからクラス全体に 発表してもらう(『教師,その大いなる召し』161 ページ参照)。
注
1. “President George Albert Smith’s Creed,
” Improvement Era ,1950 年 4 月号,262 2. Sharing the Gospel with Others ,プ
レストン・ニブリー選(1948 年),199
- 201;1945 年 11 月 4 日,ワシントン D.C.で行われた説教
3. Conference Report ,1930 年 10 月,67
- 68
4. Conference Report ,1931 年 10 月,
120
5. Conference Report ,1945 年 10 月,
168.
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6. Conference Report ,1927 年 10 月,47 7. Conference Report ,1950 年 4 月,187 8. Conference Report ,1934 年 4 月,30 9. Conference Report ,1928 年 10 月,94 10. Conference Report ,1916 年 4 月,
47
11. Conference Report ,1927 年 10 月,
48
12. “ At This Season, ”Improvement Era ,1949 年 12 月号,801,831
13. “ Opportunities for Leadership, ” Improvement Era ,1949 年 9 月号,557,
603- 604
14. Conference Report ,1930 年 10 月,
69
15. Conference Report ,1948 年 10 月,
7
16. Conference Report ,1946 年 10 月,
5
17. Deseret News ,1921 年 8 月 20 日 付,教会欄,7
18. Conference Report ,1904 年 10 月,
66
19. Conference Report ,1940 年 4 月,
85
20. Conference Report ,1935 年 4 月,
45
21. Conference Report ,1949 年 10 月,
7
22. Conference Report ,1904 年 10 月,
66
23. Conference Report ,1929 年 10 月,
25
24. Conference Report ,1906 年 10 月,
50 -51
25. Deseret News ,19 07 年 1 月 12 日 付,31
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