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神から子らへの啓示

第 1 1 章

第 1 1 章

ジョージ・アルバート・スミスと妻ルーシー。スミス大管長は機上で経 験した出来事について語り,啓示が大切であることを教えた。

第 1 1 章

どうやって判断するのかと尋ねました。すると彼は次のように答えました。『目 視飛行ができないときは,誘導無線の電波で誘導してもらうのです。』

 『それは何ですか』とわたしは尋ねました。彼は誘導無線というのは 2 地点,

わたしたちの場合,ミルフォードとソルトレークという地点をつなぐ電気の高速道 路のようなものだと説明してくれました。飛行機が誘導無線内を飛行していると きには機長の耳に掛かっている器具から低い,快適な音が聞こえるけれども,機 体の進路が右または左に外れると,カチカチという電信機のキーのような警告音 がして機長に知らせるのだと言いました。……誘導無線内,つまり高速道路上の ような安全な進路に戻れば,カチカチという音がやみ,元の静かで快適な音に戻 ります。誘導無線内にとどまっていれば,安全に目的地に到着できるのです。

 わたしはすっかり安心して席に戻りました。霧と暗黒に包まれて目視でも感覚 でも現在地を確認できないにもかかわらず,操縦士は機体が高速道路上を航行し ているとの情報を常時受け取っており,間もなく目的地に到着することを知ってい るのだと分かったからです。数分後,飛行機が降下を始めたのに気づきました。

山脈の頂を越え,空港に近づいています。着陸寸前には,滑走路を示す誘導灯 の強力な光が見え,貴重な積荷を乗せた飛行機は,まるでかもめが着水するとき のように滑らかに着地し,ゆっくり停止しました。それからわたしたちは家に戻れ る喜びを胸に地上に降り立ったのです。……

  ……わたしはこのとき機上で学んだことを何度も思い起こし,末日聖徒イエ ス・キリスト教会での体験に応用してきました。……

 主はわたしたちを導くためにすでに聖文に記録されている勧告を与えただけで なく,この教会に指導者を置いてくださいました。それは,大管長として選ばれ,

聖任され,任命された御自身の息子の一人です。彼はわたしたちの操縦士であ り,わたしたちを進むべき道に誘導できるよう指示する主の声に導かれているの です。わたしたちが賢明なら,大管長より自分の判断を優先させることなく,主が 彼を支持されるかぎり,喜んでその役職にある指導者の言葉に敬意を払うはずで す。」

 また,スミス大管長はこの機上の体験から,ふさわしい人はだれでもそれぞれ の生活を導く啓示を受けることができると教えた。

 「わたしたちが歩むべき道に添って生活していれば,危険を知らせ,こちらが安 全な道だ,そこを歩めと教えてくれる静かな細い声を聞く資格があります。……

もし間違った行動を取れば,その声は『戻れ,あなたは過ちを犯した,天の御父 の勧告を無視している』とささやいてくれるでしょう。間に合ううちに過ちを正し

第 1 1 章

てください。なぜなら,正しい道からあまりにも遠く離れてしまうと,その声が聞 こえなくなり,どうしようもないほど迷ってしまうからです。……

 神の御たまを受け,それを維持するよう勧告します。それを維持する唯一の方 法は,戒めを守り,神に近く生活をすることです。……静かな細い声に耳を傾け てください。ふさわしければ,その声がいつも永遠の幸福へと続く道へ導いてく れるでしょう。」1〔119 ページの提案 1 参照〕

ジョージ・アルバート・スミスの教え

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