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6回

6 統治機構②(憲法訴訟):第26~30回

*上記の授業計画は、あくまでも予定です。受講者の希望により、たとえば、

①特定の個別のテーマを設定し、それに関わる判例や文献を重点的に扱う、

②比較的近時の判例を中心にとりあげ、これと先例との関係を検討する中で、アクチュア

ルな問題に取り組む、という方向もあり得ます。受講者と相談のうえ、決します。

評 価 方 法

演習中の報告・発言等、演習に積極的に取り組む姿勢と成果を総合的に評価します。

試験等は特に行いません。

テ キ ス ト

参考文献等

受講者と相談の上、特定のテキストに準拠しながら判例・学説の読解をするか、テ

キストを指定せずに毎回その都度読むべき文献・判例を設定していくかを決します。

授 業 外 の

学 習 状 況

普段の講義では、どちらかといえば復習のほうが大事ですが、ゼミでは、全体のレ

ベルアップのためにも、予習が何より大事です。とりわけ報告者は、指定された判例 について、百選のような判例解説書だけではなく、その判決・決定の全文に触れて要 約することが要求されるのはもちろん、いわゆる調査官解説や、関連するその他の判 例及び文献(こちらで指示します)にも触れ、それをまとめるよう心掛けてください。

そ の 他

特 記 事 項

上の「演習方針」で示したかたちで演習を進めますので、 「座っているだけで単位が

つく」という演習では決してありません。質問や発言を行う意思の見られない者や無

断欠席を行った者など、主体的に学びたいという意欲の見られない「お客様」は、そ

もそも受講資格がありませんので十分にご注意ください。応募時点での学習の習熟度

そのものは、必ずしも問いません。正面から真剣に憲法学・法律学を学びたい、多様

な見解に触れたいという学習意欲をもった方の受講を期待し、歓迎します。

担当者氏名・ゼミ名

柴 原 宏 昭 民法 柴原ゼミ

演 習 テ ー マ

民法(財産法)に関する重要問題の研究

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3年次 10 名程度 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

民法の各講義科目を履修または自習できること。

科 目 目 的 到 達 目 標

民法(財産法)上の重要問題に関する専門的な知識を修得し、それを批判的に検討し て、自分たちの力で発展させていくことを目的とする。問題を広く体系的に扱う講義 とは違った角度から、間口を狭く限定して研究することになるが、狭く深く学ぼうと することは、結果的に広く学ぼうとすることに繋がるものと考えている。未解決の問 題に溢れた民法学の幅広さと奥深さを知ってもらいたい。

授 業 概 要

春学期の数ヶ月間は、比較的最近の重要判例のなかから、すでに履修済みの民法総

則・物権法・債権法に関するものを、ゼミ生の関心に合わせて取り上げる。その過程 で最近の判例の動向を知り、要領よく事案をまとめる能力、判例・学説を調査・検討 し、自分の考えを的確に相手に伝える能力を身につける。秋学期は、報告者が任意に 選んだ民法学上の問題を、立法資料や本格的な研究論文、実務の動向等にまで深く踏 み込んで調査・検討してもらう。自ら問題を発掘し、それに関する資料を収集・分析 して、自分なりの考えを論理的に組み立てる能力を養うことになる。

各回ともグループ報告を予定しているが、ゼミ生の人数によってはグループ報告と 個人報告を組み合わせることもある。報告者には、教室での報告に先立って、グルー プ内での調査と検討を十分に重ねた成果をレジュメとしてまとめることが求められ る。教室では、この報告をもとに全員で議論することになる。当たり前のように思え ることや素朴な疑問であっても、それを自由に口に出し、参加者全員で「あーでもな い」 「こーでもない」と議論のできる雰囲気のゼミにしたいと考えている。

授 業 計 画

春学期は、最初の数回の授業(第1~3回)において自己紹介・グループ編成をし

た後、各グループで取り上げる判例を協議に基づいて決定する。以後の各回の授業(第 4~15 回)では、担当グループによる報告とそれに基づく質疑応答・議論を行う。

秋学期は、初回の授業(第1回)でグループを再編成した後、以後の各回の授業(第 2~13 回)において、グループが関心をもった民法学上の重要問題を取り上げて、報 告・質疑を行うことになる。年度末の授業(第 14・15 回)では、これについて各員が 作成したレポートの個別報告を行う。

評 価 方 法

年度末に研究成果をレポートとして提出してもらう。報告内容と議論への参加姿勢

のほか、このレポートをもとに総合的に評価する。

テ キ ス ト 参考文献等

適宜指示する。

授 業 外 の 学 習 状 況

演習は、自分の意見を言うだけでなく、他人の意見に耳を傾け、適切な擁護や反論 のできる力を養う場でもあるので、報告者だけでなく、常に全員が主役であるという 意識をもって準備のうえで参加してもらいたい。

そ の 他 特 記 事 項

履修者が少数となる場合も、少人数なりに意義のあるゼミになるよう、ゼミ生の要 望を採り入れながら工夫していきたいと考えています。そのため、既存のものにただ

「参加」するのではなく、新しいものを「企画」できる主体性をもった学生の参加を

人任せの学生には向いていないことに留意してください。なお、1人でも希望者がい る限り、9月にゼミ合宿を実施します。

卒業後 10 年を経ても続くような人間関係をゼミでも築いてもらいたいし、わたし自