第 14 回
27 演習問題⑫に関する討論 28 会社法の改正動向①
29 会社法の改正動向② 30 後期のまとめ
2年目の秋学期は、各自が設定した研究テーマについて発表し、質疑応答を通じて、
問題意識を高める。最終的な研究発表の方法は受講生と相談して決めるが、最低でも
「ゼミ論文集」の形で成果を残したいと考えています。そこで培われる論文執筆の力 は、将来どんな仕事に就く場合でも必ず役に立ちます。
こうした正規のプログラムに加えて、証券取引所・官庁・国会・裁判所・弁護士事 務所・企業の法務部などを訪問し、法務の実態に触れたいと考えています。過去には、
国会、最高裁、中央省庁、企業の法務部、テレビ局、弁護士事務所などを訪問しまし た。
また、年に1度、3・4年合同で合宿を実施します。合宿では、徹底した問題演習 を通じて、知識を確実なものとすることが目標です。また、上級生が下級生を指導す る形をとることで、お互いを高め合う機会を得たいと考えています。
評 価 方 法
出席 20%、グループ報告 30%、発言頻度・発言内容 50%
テ キ ス ト 参考文献等
特になし。報告者が事前に作成するレジュメを元に講義を進める。なお、その都度 必要な文献を紹介する。
授 業 外 の 学 習 状 況
プレゼミで基本書の読み込みについて指示するとともに、春合宿の際に具体的な勉 強法方法を伝えるので、4月までに完了させてください。報告者から事前に配布され る(ネット上にアップされる)レジュメを元に、必ず予習して臨んでください。
そ の 他 特 記 事 項
ゼミは、学力の向上を目指して切磋琢磨するだけではなく、様々な行事を通じて生涯
の友を得る場所でもあります。皆さんの積極的な参加を期待しています。
担当者氏名・ゼミ名
橋 本 基 弘 橋本憲法ゼミ
演 習 テ ー マ
日本国憲法の解釈
募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態
4年ゼミへの
持ち上がりの可否 テーマの継続
3 年
の み 4 年
の み 3・4年 合 同
法律 国企 政治 可 不可
1年間で 完 結 4年ゼミ に継続3・4年次 16 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○
[演習概要]
履 修 条 件
3・4年生 学科不問 憲法に興味を持つ者を歓迎します。
(憲法1、2のいずれか一つを履修している者が望ましい)
科 目 目 的 到 達 目 標
憲法の解釈問題を通じてリーガルマインドを養う
授 業 概 要
憲法の基本的論点や現在問題となっているテーマを拾い上げ、問題点を明らかにし、
解決策を探り、それをプレゼンテーションするとともに、ゼミ員と議論を行う。なお、
具体的なテーマは、参加者と相談の上決定する。
授 業 計 画
以下テーマで授業30回おこなう。
春学期
①日本国憲法における解釈問題の現状(1)
②日本国憲法における解釈問題の現状(2)
③日本国憲法における解釈問題の現状(3)
④日本国憲法における解釈問題の現状(4)
⑤日本国憲法における解釈問題の現状(5)
⑥個別論点の検討 基本的人権の個別論点(1)幸福追求権
⑦個別論点の検討 基本的人権の個別論点(2)幸福追求権(続)
⑧個別論点の検討 基本的人権の個別論点(3)法の下の平等
⑨個別論点の検討 基本的人権の個別論点(4)法の下の平等(続)
⑩個別論点の検討 基本的人権の個別論点(5)精神的自由権
⑪個別論点の検討 基本的人権の個別論点(6)精神的自由権(続)
⑫個別論点の検討 統治の基本問題(1)裁判所と司法審査
⑬個別論点の検討 統治の基本問題(2)裁判所と司法審査
⑭個別論点の検討 統治の基本問題(3)裁判所と司法審査
⑮まとめ
秋学期
① 個別論点の検討 統治の基本問題(4)裁判所と司法審査
② 個別論点の検討 統治の基本問題(5)裁判所と司法審査
③ 個別論点の検討 統治の基本問題(6)憲法の基礎理論 立憲主義
④ 個別論点の検討 統治の基本問題(7)憲法の基礎理論 平和主義
⑤ 個別論点の検討 統治の基本問題(8)国会
⑥ 個別論点の検討 統治の基本問題(9)国会(続)
⑦ 個別論点の検討 統治の基本問題 (10) 内閣
⑧ 個別論点の検討 応用問題(1)
⑨ 個別論点の検討 応用問題(2)
⑩ 個別論点の検討 応用問題(3)
⑪ 個別論点の検討 応用問題(4)
⑫ 個別論点の検討 応用問題(5)
⑬ 個別論点の検討 応用問題(6)
⑭ 個別論点の検討 応用問題(7)
⑮ 個別論点の検討 応用問題(8)
評 価 方 法
授業への参加と貢献度を総合考慮して評価を行います。
テ キ ス ト 参考文献等
テーマごとに指示します。
授 業 外 の 学 習 状 況
夏の合宿を予定しています。また、OB、OG との会合も開催されます。
そ の 他 特 記 事 項
ゼミの OB は法曹、公務員、民間企業へと様々な方向に進んでいます。多様な人々が集
まって、お互いを認め、刺激し合うようなコミュニティを作ることを目的としていま
す。
担当者氏名・ゼミ名
長谷川 聡 長谷川労働法ゼミ
演 習 テ ー マ
労働法の現代的課題の検討
募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態
4年ゼミへの
持ち上がりの可否 テーマの継続
3 年
の み 4 年
の み 3・4年 合 同
法律 国企 政治 可 不可
1年間で 完 結 4年ゼミ に継続3年次 10 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○
[演習概要]
履 修 条 件
この演習で素材とする労働法は、3年次から配当されている科目でもあるため、履修
にあたってこの法に関する詳しい知識は要件としません。ただし、ゼミの内容につい て興味を持ち、ゼミ生同士協力して、手抜きをすることなく時間をかけて面倒な勉強 をする意欲を有すること、毎回授業に出席して発言するよう努力することが履修の最 低条件です。
科 目 目 的 到 達 目 標
日本の労働法が抱える様々な課題――働き方の多様化への対応、労働条件の不利益変 更、正規・非正規労働間の格差、ハラスメント、長時間労働、ワークライフバランス など――の基本構造を理解するとともに、これらの課題を法的な観点から分析し、自 身の意見を構成する力を受講生が身につけることを目標とします。
授 業 概 要
労働法の基礎的事項を押さえつつ、受講生が各自選択したテーマを掘り下げて特定の
論点について深い知見を得ることを目指します。個人・グループで報告し、ディスカ ッション・ディベートを通じて、報告の技術や自身の意見を的確に伝える技術を磨き ます。演習に参加するにあたり、図書館やインターネットを使って下調べをする技術 も習得できるようにします。4年生は、3年生に対して基本事項を指導する役割も担 います。授業の情報・レジュメ等をインターネット上で共有し、相互学習の助けとし ます。
授 業 計 画