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第 14 回

日本国憲法が施行されて 70 年、その間、制定時には予想もつかなかったさまざまな政治、

4 レポート提出

テ キ ス ト 参考文献等

ロレイン・エリオット『環境の地球政治学』法律文化社 星野智『環境政治とガバナンス』中央大学出版部 星野智『ハイドロポリティクス』中央大学出版部

授 業 外 の 学 習 状 況

夏休み合宿ゼミ

そ の 他 特 記 事 項

担当者氏名・ゼミ名

堀 江 亜以子 堀江・知的財産法ゼミ

演 習 テ ー マ

知的財産法の諸問題

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3・4年次 15 名前後 ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

・3年次に「知的財産法1」および「知的財産法2」を並行して履修すること

・既に、民法の各科目を履修していること

・3年次もしくは4年次に民事訴訟法を履修すること

※法律学の中でも専門性の高い科目であるため、政治学科の学生の応募は認めない

科 目 目 的 到 達 目 標

知的財産法の重要な論点について、問題演習等のアウトプットを通して理解を深める。

授 業 概 要

知的財産法のうち、2019 年度は著作権法を中心として取り上げます。

知的財産法に関する講義科目が3・4年次配当であること、ゼミ生全員が毎回のゼミ において積極的に参加することを目的とすることから、春学期は4人程度の小グルー プに分け、班対抗で議論する形式での問題演習を通して、基礎知識と重要な論点につ いて学んでもらいます。1つの事例問題(司法試験の問題を改題したもの)について 1~2週のペースで取り組み、重要な論点について調べながら学ぶと同時に、著作権 法全般についての知識も身につけてもらいます。主に当該年および前年の司法試験問 題を改題したものについて検討してもらいますが、春学期中に終わらなかった分は夏 のゼミ合宿において集中演習を行います。

秋学期には、春学期の演習を通じて身につけた基礎知識を元にして、重要判例を実 際に読んで報告してもらい、議論することを中心に、その時々でのトピックスなども 取り上げて議論していきたいと考えています。基本的には、グループで1つの判例に 関する研究発表をしてもらい、そこでの討論を通じて得たものも加えて、各自学年末 にレポートを提出してもらいます。さらに学年末には、判例を1つ取り上げ、ディベ ート大会を行います。

授 業 計 画

【春学期】

第1回:グループ分け

第2回:春休みの課題答え合わせ

第3回~15回:問題演習

テ キ ス ト 参考文献等

特に指定しません。講義で使用する教科書等は、基礎的なものとして、ゼミの初回 において紹介しますが、図書館等を活用し、自分の力で資料を探すことも勉強のうち です。中央図書館には、開架図書のみならず、閉架図書にも重要な参考書が並んでい るので、十分に活用してください。

授 業 外 の 学 習 状 況

春学期においては、ゼミに出席する前に、各グループにおいてサブゼミを行い、き ちんと討論の準備をしておくこと。根拠条文は何か、その解釈をめぐってどのような 議論や判例があるのか、複数の資料に目を通し、議論を整理し、自らの考えを明らか にしておかなければ、討論ができません。特に司会担当グループは、入念な準備が必 要です。

秋学期においては、発表担当者は、必ず発表内容に関するレジュメを作成し、発表 前日までに提出すること。発表の日程、レポート提出の日程を考慮した上で、従前に スケジュールをしっかりと組み、発表を聴いている側がきちんと理解に達することが できるような内容のプレゼンを行えるよう、十分な準備をすること。

そ の 他 特 記 事 項

ゼミは、学生が自発的に活動する場であり、教員はそれを見守るものでしかありま

せん。ゼミ内外での勉強はもちろん、コンパ・合宿等の活動も、すべて学生の自主性に

基づいて行います。すべてにおいて積極的に参加することが必要です。

担当者氏名・ゼミ名

曲 田 統 曲田刑法ゼミ

演 習 テ ー マ

刑法の諸問題の検討

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3年次 10 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

・刑法に強い関心があること、そして、他人のこと、社会のことを真剣に考え、学ぼ

うとする「意欲」のあることが必須の条件である。

・グループ学修も求められるので、他者と一緒に調べものをしたり議論したりするこ とが、気持ちの上で負担になってしまう者には、本ゼミは不向きかも知れない。

・討論に不慣れなこと(不得意であること)はまったく気にしなくてよい。自分の考 えを、上手でなくとも、一生懸命に示していこうと努力する者であれば、大いに歓 迎である。

・学ぼうという気持ちの強い者たちが、みずから積極的に考え、仲間の考えを吸収し、

時には間違い、失敗をしつつも、学びの意義を理解していき成長していく……そん なゼミにしたい。

科 目 目 的 到 達 目 標

刑法学・犯罪に関する理解を深める

授 業 概 要

犯罪は、守られるべき利益を不当に奪い、善良な市民の生活の安寧を揺るがすもの

である。そのような犯罪の内実について、皆で深く考えていくゼミである。

犯罪とはどのような場合に成立するのか(あるいはしないのか)、そもそも犯罪と は何なのか、犯罪理論はどのような基本思想に基づくべきか等々、様々な視点から議 論を展開してもらいたい。

友人の考えを吸収し、より広く深い理解へと皆が到達できるよう、活発な議論が展 開されることが望ましい。ただ、いま流行のディベートに徹しようというわけではな い。他人を論破することが重要なのではなく、人々にとって有益な刑法学の構築のた めに、理解を補い合い、高めあうことこそ大切なのである。

「人と人との結びつきを守る、思いやりのある刑法学」のために、ゼミ生同士互い を尊重し合いながら、刑法における重要問題について深く考えていこう。

授 業 計 画

以下の流れを予定しているが、臨機応変に対応したい。

第1回:ガイダンス。皆さんがお互いに力を合わせてゼミに取り組んでいけるよう に、互いのコミュニケーションを深める時間。

第2回:プレゼミ報告①。プレゼミ(当ゼミ生となることが決定した方々は皆、本 ゼミが始まる前にプレゼミを経験しています)にて発表した内容について、

あらためて質疑応答を行う。

第3回:プレゼミ報告② 第4回:情報検索講習会

第5回:報告テーマ選定。班ごとに、自分たちが発表したい刑法上の問題・論点に

夏休み:特に3年生は、夏期にゼミ合宿に参加してもらう。大切な勉強の場、そし て交流を深める絶好の機会となろう。

第1回:秋学期の方針に関するガイダンス。

第2回:キャリア講習会

第3回:4年生による進路をめぐる体験談報告、および質疑応答①(公務員)

第4回:4年生による進路をめぐる体験談報告、および質疑応答②(企業)

第5回:4年生による進路をめぐる体験談報告、および質疑応答②(法科大学院)

第6回:報告テーマ選定。班ごとに発表したい刑法上の問題・論点について検討し 決定。

第7回:第1班の報告内容に関する全員による議論① 第8回:第1班の報告内容に関する全員による議論② 第9回:第1班の報告内容に関する全員による議論③ 第10回:第2班の報告、および全員による議論① 第11回:第2班の報告内容に関する全員による議論② 第12回:第2班の報告内容に関する全員による議論③ 第13回:第3班の報告、および全員による議論① 第14回:第3班の報告内容に関する全員による議論② 第15回:第3班の報告内容に関する全員による議論③

評 価 方 法

普段の出席状況、発表内容、発言、学びの姿勢などを総合的に考慮して決定する。

テ キ ス ト 参考文献等

基本書・体系書をしっかり読むこと

授 業 外 の 学 習 状 況

個々人で文献を読むなど勉強を深めことはもちろんであるが、班のメンバーと発表内 容について検討し、レジュメを作成するための時間を設けることが必要となる。

そ の 他 特 記 事 項

担当者氏名・ゼミ名

松 井 英 樹 松井ゼミ

演 習 テ ー マ

企業法の重要論点の研究

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3年次 15 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

演習テーマについての理解を深めるためには、民法の財産法分野の諸科目・企業法

概論・企業取引法等の商法系の諸科目を同時に履修するか、すでに履修済みであるこ とが望ましいです。また、開講前に会社法の入門書について一読しておいて下さい。

科 目 目 的 到 達 目 標

企業活動に関わる法的諸問題の解決において、多種多様な利害関係者間における公 正で適切な利益調整についての価値判断および基本的な法解釈の能力を育成すること を目標とします。また、企業法の基本的な思考方法を身につけ、それを基にしながら、

それぞれの実務の現場において応用しながら、具体的な問題・紛争を解決処理するこ とができる能力を獲得することを到達目標としたいと考えています。

授 業 概 要

企業の生活関係を規律する法として会社法、商取引法、有価証券法、および金融商

品取引法に関する重要論点についての検討および最近の重要な判例についての研究を 行います。平成 26 年の会社法改正により、コーポレートガバナンスをはじめとして、

株式会社に関する法制度の在り方が様々に議論されています。また最近では、株式会 社企業の組織再編が盛んに実践されており、企業の利害関係者間においてどのような 利益調整をすべきかについての社会的な関心も高まっています。企業取引の世界でも、

最近行われた債権法および運送法の改正もあり、情報技術の急激な進展により、新た な取引およびその決済手段が登場している現状において、取引の合理性・効率性を測 りながら、かつ取引関係者間における実質的な衡平を確保するための法制度の構築及 び法運用を検討する必要があります。そこで、本演習では、会社法および企業取引法 の基礎的な考え方を修得するとともに、現在のわが国をはじめとする世界の社会・経 済構造の変革を広く視野に入れた上で、新時代の企業組織法・取引法のあるべき姿に ついて探求することができる素養を身につけることを目的としたいと考えています。

春学期は、会社法・商法・有価証券法・金融商品取引法の基本的な制度・論点を具

体的な事例を基にしながら検討する予定です。秋学期には、株式会社の機関構造およ

びコーポレートガバナンス(企業統治)についての検討、企業の資金調達・企業組織

の再編に関する判例研究を行う予定です。経済・社会構造の変革が議論される現代社