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第 14 回

下記テーマで授業を 30 回おこなう。

15 秋学期のまとめ

評 価 方 法

ゼミでの報告内容や質疑応答(90%)、レポート課題の提出状況(10%)で成績をつけ ます。

テ キ ス ト 参考文献等

【テキスト】

井上正仁ほか編『刑事訴訟法判例百選第 10 版』(有斐閣)

授 業 外 の 学 習 状 況

事例問題の解答作成を通じて、学習内容の理解を図るよう努めて下さい。

そ の 他 特 記 事 項

日頃のゼミの雰囲気を知りたい人は、火曜日3限に 6604 教室で 13 時 00 分からゼミ を行っていますので、聴講をしてみて下さい。9月 24 日は訴因変更の可否について検 討する予定です。入退室は自由です。

この時間帯に授業が入っている関係で聴講できないという学生で、私の専門演習に

ついて質問をしたい人は、火曜日2限・木曜日5限の刑法各論(8308 教室)あるいは火

曜日5限・木曜日2限の刑事訴訟法(8302 教室)の授業開始前か授業終了後に質問にき

てください。

担当者氏名・ゼミ名

柳 川 重 規 柳川刑訴ゼミ

演 習 テ ー マ

刑事訴訟法を学ぶ

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3・4年次 15 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

講義科目の「刑事訴訟法」を併せて履修すること

科 目 目 的 到 達 目 標

刑事訴訟法に関する重要判例、重要論点的について、基本的な理解を得ること。そし てそれを通じて、刑事裁判とは何か、法とは何かという問題について考えを深めるこ と。

授 業 概 要

刑事訴訟法に関する重要判例・重要論点について、報告者が、問題の背景、関連する

判例、学説を踏まえて報告し、参加者全員で議論する。したがって、報告者以外の参 加者についても、予習をして参加することが必要である。

授 業 計 画

第1回 令状逮捕、 第2回 無令状逮捕、 第3回 逮捕を巡る諸問題、勾留、 第 4回 令状による捜索・押収、 第5回 無令状の捜索・押収、 第6回 検証・鑑 定、捜索・押収を巡る諸問題 第7回 被疑者取調べ、 第8回 被疑者取調べを巡 る諸問題、 第9回 捜査段階の弁護権、 第10回 接見交通を巡る諸問題強、 第 11回 制捜査と任意捜査、 第12回 職務質問・所持品検査 第13回 写真撮影、 第 14回 様々な任意捜査、 第15回 捜査のまとめ 〈夏合宿〉 公訴の提起、公判 第16回 訴因制度の基礎、 第17回 訴因の特定、 第18回 訴因変更制度の基礎、

第19回 訴因変更の可否、 第20回 訴因変更の要否、 第21回 自白法則、第22回 補強法則、 第23回 自白を巡る諸問題、 第24回 伝聞法則の基礎、 第25回 伝 聞法則の適用範囲、 第26回 裁判官面前調書、検察官面前調書、 27回 検証調書、

鑑定書 第28回 上訴・再審制度の基礎、 第29回 上訴審と裁判員制度、 第30 回 訴因、証拠法、上訴・再審のまとめ

評 価 方 法

報告の内容(30%) 、ゼミへの参加の主体性・積極性(30%) 、出席(40%)

テ キ ス ト 参考文献等

参考書 渥美東洋・椎橋隆幸編『刑事訴訟法 基本判例解説』 信山社 \2,800

授 業 外 の 学 習 状 況

夏休みに2泊3日程度で勉強合宿を行う。

そ の 他 特 記 事 項

担当者氏名・ゼミ名

山 口 成 樹 山口ゼミ

演 習 テ ー マ

民法の基本制度の研究

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3年次 12 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

1.民法1、民法2、民法3の単位を取得していること(履修中でもよい) 。

2.民法4、民法5の講義領域に強い関心を有していること(履修していなくてもよ い) 。

科 目 目 的 到 達 目 標

1.民法中の財産法(総則・物権・債権)の基本制度に関する理解を、実際の紛争事 例を素材にして深めることを目的とする。

2.将来の進路希望は問わないが、法科大学院入学試験や公務員採用試験に耐えられ る水準を目標とする。

授 業 概 要

1.紛争事案の紹介、判例・学説の紹介、ロール・プレーイング・ディベート、の3

つのメニューを組み合わせて進める。

2.受講生3人程度を1組として、各組ごとに1回につき1件の最高裁判決を報告す るようにする。

授 業 計 画

【春学期】 総則・物権に関する重要判決を1回につき1件取り上げる。

← 民法1、民法2の授業範囲に相当する。

第1回 ガイダンス 第2回 公序良俗違反

第3回 取締法規違反の法律行為の効力 第4回 94 条2項・110 条の類推適用 第5回 錯誤

第6回 代理権の濫用

第7回 外形信頼と民法 109 条の法理 第8回 民法 110 条の基本代理権 第9回 無権代理人の本人相続 第 10 回 時効完成後の債務承認 第 11 回 民法 177 条の第三者の範囲

第 12 回 占有改定・指図による占有移転と即時取得 第 13 回 建築途中の建物への第三者の工事と所有権の帰属 第 14 回 建物の附合

第 15 回 まとめ

【秋学期】 債権・担保物権に関する重要判決を1回につき1件取り上げる。

第1回 ガイダンス 第2回 将来債権の譲渡

第3回 債権者代位権と債権者の無資力 第4回 債権者取消権と登記移転 第5回 複数契約の解除

第6回 契約上の地位の譲渡 第7回 数量指示売買と履行利益 第8回 賃貸借の解除と転貸借の運命 第9回 請負における所有権の帰属 第 10 回 抵当権に基づく妨害排除 第 11 回 抵当権の物上代位 第 12 回 集合動産の譲渡担保 第 13 回 転用物訴権

第 14 回 景観利益 第 15 回 まとめ

評 価 方 法

出席、報告、発言、を総合的に評価する。

テ キ ス ト 参考文献等

1.最高裁判決(登載誌は適宜指示する)

2. 『民法判例百選 I・II』(有斐閣)

授 業 外 の 学 習 状 況

予習・復習を十分にして授業に臨むこと。

そ の 他 特 記 事 項

できるだけ多くのテーマを消化することや、交流を一層深めることを目的に、合宿な

ど授業外行事も開催したいが、実施の有無・内容はゼミ生の意向に委ねる。

担当者氏名・ゼミ名

山 口 亮 介 日本法制史専門演習

演 習 テ ー マ

日本における近代法形成期の諸問題

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3・4年次 5名 ○ ○ ○ ○ 〇 ○

[演習概要]

履 修 条 件

講義科目「日本法制史」を履修済みであるか、今後履修の意思のあること。

科 目 目 的 到 達 目 標

1. 「法」というものが国家や社会、個人において持つ意味とその多様性を認識・理解する ことができる。

2. 「法」の各時代のあり方やその歴史的展開についての検討を通じ、そこに現代の日本法 とどのような接続あるいは断絶が存在するかを学び取り、その知見を現代法諸科目の学 習に活かすことができる。

授 業 概 要

【演習の眼目】

ある時代や地域において法やそれをめぐる諸制度がどのように成り立ち、またそれらの 存立の背景にどのような考え方が存在したのか。東洋・西洋を問わず様々な法と制度の 影響を受けて形成されてきた日本の法を考える上で、その歴史的前提に遡って検討を加 えることは、現代法をより深く理解するうえで有益な営為であると言えます。本演習は

、日本の近代法形成期の諸法制の形成と展開の過程をテーマとして、現代のわれわれを 取り巻く法制を多角的な視点から考察するきっかけを得ることを目的とします。

【演習の内容】

近世から近代(江戸時代から西欧法の継受を行い近代法への転換をむかえる明治時代)

の移行期について、春学期には①近代法的な「権利」概念の形成、②「裁判所」で「裁 判」を行うという(必ずしも自明ではない)システムの形成に関する諸問題、③外国法 の移入のあり方、その理解のあり方のいずれか或いは幾つかをテーマとしてテキスト及 び関連参考文献をもとに報告を行っていただき、参加者全員で当時の法や制度を社会や 思想のあり方とも関連付けつつ、さらに現代や過去の法制との対比を行いながら議論を 行っていきます。

また、秋学期には春学期の学習を踏まえ、参加者それぞれが選んだテーマを基に個別報 告を行っていただくとともに、学期末までにゼミ論文を執筆・提出していただきます。

授 業 計 画 【春学期】

第1回 担当教員及び参加者の自己紹介ののち、ゼミの進行についての説明を行います。

第2回 テーマ選択、文献の調べ方・プレゼン・質疑応答の留意点についての小講義を行います。

第3回 ゼミの進行・報告と議論の仕方等について確認を行います。

第4~8回 各参加者による報告・議論 第9回 中間総括

第10~14回 各参加者による報告・議論 第15回 演習全体の総括討論

【秋学期】

第1回 オリエンテーション(秋学期の進行について確認します)。

第2回 各参加者の研究テーマを確認します。

第3回 文献の調べ方・プレゼンテーション・質疑応答の留意点についてのおさらいを行います。

第4~8回 各参加者による報告・議論