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担。

15 完成原稿の提出、ゼミ活動全体のリフレクション

評 価 方 法

【3年次】

評価配分は、出席 30%、報告 30%、議論への参加 20%、論文 20%。

【4年次】

2万字の論文提出が単位付与の条件。

評価配分は、論文 40%、出席 30%、報告 20%、議論への参加 10%。

テ キ ス ト 参考文献等

<テキスト>さしあたり、以下2冊を使用し、履修生の希望を取り入れて追加する。

①末廣昭(2014)『新興アジア経済論 – キャッチアップを超えて』岩波書店

②J.C.スコット(2013)『ゾミア』佐藤仁監訳、みすず書房

<参考文献> P. Burnell, V. Randall and L. Rakner eds. (2017), Politics in the Developing World , 5

th

ed., Oxford University Press.

授 業 外 の 学 習 状 況

準備として、毎回時間をかけてテキストを熟読し、ノートにポイントを整理すること

(ex.マインドマップ) 。またリフレクションとして、ゼミ後、次回ゼミまでに manaba 掲示板に約 600 字のリアクションコメントを投稿すること。

そ の 他 特 記 事 項

発展途上世界に関心をもち、自発的にリサーチし、積極的に議論に参加する意思のあ

る学生の応募を希望する。

担当者氏名・ゼミ名

佐 藤 信 行 佐藤信行英米公法ゼミ

演 習 テ ー マ

憲法を比較の目で学ぶ(日本法と英米公法の比較)

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3・4年次 20 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

英米法概論・研究のいずれかの科目を履修することが望ましい。

科 目 目 的 到 達 目 標

法律学の基本的な技法に「比較法」や「外国法研究」がありますが、これは、その 性質上「実験」を通じた発展が困難である「法」を発展させるための、極めて重要な ものです。そこでこの演習では、日本憲法の母法の一つであるアメリカ合衆国憲法や、

その母法たるイギリス法や兄弟法であるカナダ法などの基本を学び、もって英米カナ ダ法と日本国法を比較の目で検討することができる基礎的能力を修得することを目的 とします。

具体的な学修方法として、参加者の希望を踏まえた具体的なテーマ設定(たとえば

「同性結婚の憲法問題」 「プライバシー権論の発展」など)を行い、これに関する邦語 及び英語文献(判例、論文等)の講読とディスカッションによって、法的な思考力を 高めると共に、法律英語力をも養成することを到達目標とします。

授 業 概 要

本演習では、日本憲法の母法の一つであるアメリカ合衆国憲法を中心として、イギ

リス、アメリカ及びカナダの法システムを学びます。いうまでもなく英米法系は大陸 法系と並んで世界の2大法系の一つを構成していますが、グローバル化が進む現代社 会においては、母法研究の観点に留まらず、実務的にも理論的にも様々な角度から、

これを学び、研究することが求められています。

そこで、本演習では、アメリカ合衆国憲法の基本原理を学んだ後、具体的なテーマ を設定して、文献講読やディスカッション等の方法で検討することとします。

授 業 計 画

下記の要領で30回の授業を実施します。ただし、履修者の関心により、具体的なテ

ーマが設定されます。

第1回 履修者の顔合わせ、問題関心の確認

第2回~4回 アメリカ合衆国憲法の基本原理(担当教員からの講義)

第5回~11回 アメリカ合衆国憲法に関する邦語・英語論文講読

第12回~15回 履修者による各論テーマ設定と合宿時のグループ発表準備

テ キ ス ト 参考文献等

テキスト:

英文講読のテキストについては、参加者と協議の上決定します。

参考文献:

樋口範雄『はじめてもアメリカ法』 (補訂版) (有斐閣、2013 年)

阿川尚之『憲法で読むアメリカ史(全)』 (筑摩書房、2013 年)

松井茂記『アメリカ憲法入門』 (第7版)(有斐閣、2012 年)

伊藤正己ほか『アメリカ法入門』 (第5版) (日本評論社、2012 年)

授 業 外 の 学 習 状 況

夏季合宿を行います。また、希望者については、担当教員が夏季に主宰している大学 院レベルのサマープログラムや香港大学での集中講義への参加を支援します。

そ の 他 特 記 事 項

演習科目には、履修者の主体的な参加が求められます。担当教員を使い尽くすつも

りで、参加してください。

担当者氏名・ゼミ名

佐 藤 文 彦 国際企業法ゼミ

演 習 テ ー マ

国際企業関係法の課題(比較法文化論を含む)

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3年次 10 名 〇 〇 〇 〇 〇

[演習概要]

履 修 条 件

所定の募集手続に従い、 (1)提出されたレポート、 (2)面接を踏まえて判断する。

科 目 目 的 到 達 目 標

【科目目的】

端的に言えば、問題発見力、問題解決力、危機管理力を、高いレベルで身につけて もらうことが目的となる。

【到達目標】

参加者の現時点での能力と意欲によるとしか言いようがないが、できるだけ高いレ ベルを目指したい。

授 業 概 要

国際企業関係法学科の教育目標は、国際社会・企業行動の正確な実態把握、法的思

考方法の確立とその発展的応用、コミュニケーション能力の開発と向上、の3点にあ る。このゼミでは、少人数教育を通じて、これらの目標を、可能な限り高い水準で達 成することができるように努める。

そのためには、参加者個人の努力と、参加者相互の切磋琢磨と、担当者による個別 指導の3点が重要となる。ともに進めていく、という思いを、共有してもらいたい。

素材は、広義の国際企業法に関するものであれば、各自の関心に従い、任意に選ん でもらえればよい。判例研究、立法例など、自由である。さらに言えば、比較法文化 論に関連するテーマでもよい。

授 業 計 画

第1回 オリエンテーション

第2回~第4回 国際企業法概論(1)~(3)

思考方法(比較)を含め、担当者による概説を中心とする。

第5回~第30回 個別報告と討議

任意の主題につき、検討を加える。一応、参考までに主題例を列記するが、主題の選択は、

報告者に委ねられるし、以下の主題以外のものを選択してもよい。

(1) 国際企業法原論(体系)

(2) 国際企業法原論(歴史)

(3) 国際企業法総論(法源)

(4) 国際法人法

(5) 国際会社法

(6) 国際コンツェルン法

(7) 国際契約法

(17) 国際租税法

(18) 国際手続法(裁判権免除)

(19) 国際手続法(国際裁判管轄)

(20) 国際手続法(国際訴訟競合)

(21) 国際手続法(外国判決の承認)

(22) 国際倒産法

(23) 国際仲裁法

(24) 比較法文化論(ポリティカル・コレクトネス)

(25) 比較法文化論(カルチュラル・アプロプリエーション)

(26) 比較法文化論(宗教と経済)

個別報告と討議において重要なのは、次の点である。事実関係(利害関係の実態とその背 景)の正確な把握、国内的・国際的な法規制の理解、より妥当な解決の模索、である。

各人に様々な学修のスタイルがあろうから、それはできるだけ尊重したい。ただ、次の点 のみ、ここでは指摘をしておく。常に批判的であってもらいたい。批判とは、徹底的に考え る姿勢を指すものであって、最終的に全面的な肯定に至ることもある。また、否定的な批判 にさらされることは、自己の知識や思考力を鍛えるプロセスであり、人格的非難とはまった く異なる。批判することも、されることも、参加者全員の学修のためになされることである。

討議もまた、読書と同様に、広義の「対話」の一形態である。前提となる知識が共有でき ていることを前提に、結論に至る論理を確かめ、異なる結論に至る原因を緻密に解明してい くことで、自らの見解が相対化されるとともに、他者の異なる見解に、寛容となれることで あろう。

ゼミ報告後は、報告内容を文章化し、学年末にゼミ論集として刊行する予定である。

評 価 方 法

ゼミにおける個別報告と討議の内容、ゼミ論文により、総合的に判断する。あわせ て、学生によるピアレヴュー(学生相互間の評価)を加味する。

なお、欠席は減点事由とする。もっとも、やむを得ない事由による欠席は、事前の 連絡があれば、減点事由とはしない。

テ キ ス ト 参考文献等

特定のテキストは、指定・使用しない。

参考書は、適宜指示する。

授 業 外 の 学 習 状 況

合宿等については、参加者の希望による。

しかるべき予習をして、ゼミに臨むこと。議論に参加し、自らを鍛えるとともに、

他のゼミナリステンの知的水準の向上に貢献することを期待する。

そ の 他 特 記 事 項

担当者氏名・ゼミ名

四 方 光 四方刑事政策・社会安全政策論ゼミ

演 習 テ ー マ

刑事政策学と社会安全政策論

募集年次・人員 募集学科 3年次 開講形態

4年ゼミへの

持ち上がりの可否 テーマの継続

3 年

の み 4 年

の み 3・4年 合 同

法律 国企 政治 可 不可

1年間で 完 結 4年ゼミ に継続

3・4年次 各 10 名 ○ ○ ○ ○ ○ ○

[演習概要]

履 修 条 件

講義科目の「犯罪学」又は「刑事政策」を履修済み又は並行して履修すること

科 目 目 的 到 達 目 標

各種事件事故対策の最前線の議論を理解することを通じて、現実の実態を常に意識し つつ、法的問題の理解、総合的な対処方法について習得し、法律に関わる仕事に従事 する社会人として必要な法的思考能力、文章作成能力、発表能力を養う。

授 業 概 要

1 前期・後期の前半は、犯罪事象に対する総合的な対処とはどのようなものか、講

義にて説明する。

2 現代日本において社会問題となっている犯罪事象のうちから各参加者がテーマを