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生活保護法及び生活困窮者自立支援法との関係について

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生活保護受給者等就労支援事業は、生活保護法(昭和 25 年法律第 144 号)第 55 条 の7に定められた「被保護者就労支援事業」及び生活困窮者自立支援法(平成 25 年 法律第 105 号)第3条に定められた「生活困窮者自立相談支援事業」の一環として行 われる就労支援として実施されるものである。それぞれの法律では以下のとおり定め られている。

第九章 被保護者就労支援事業

第五十五条の七 保護の実施機関は、就労の支援に関する問題につき、被保護者からの相 談に応じ、必要な情報の提供及び助言を行う事業(以下「被保護者就労支援事業」とい う。)を実施するものとする。

2 保護の実施機関は、被保護者就労支援事業の事務の全部又は一部を当該保護の実施 機関以外の厚生労働省令で定める者に委託することができる。

3 前項の規定による委託を受けた者若しくはその役員若しくは職員又はこれらの者で あつた者は、その委託を受けた事務に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。

(抜粋)生活保護法第 55 条の7

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(定義)

第三条

2 この法律において「生活困窮者自立相談支援事業」とは、次に掲げる事業をいう。

一 就労の支援その他の自立に関する問題につき、生活困窮者及び生活困窮者の家族そ の他の関係者からの相談に応じ、必要な情報の提供及び助言をし、並びに関係機関との 連絡調整を行う事業

二 生活困窮者に対し、認定生活困窮者就労訓練事業(第十六条第三項に規定する認定生 活困窮者就労訓練事業をいう。)の利用についてのあっせんを行う事業

三 生活困窮者に対し、生活困窮者に対する支援の種類及び内容その他の厚生労働省令 で定める事項を記載した計画の作成その他の生活困窮者の自立の促進を図るための支 援が包括的かつ計画的に行われるための援助として厚生労働省令で定めるものを行う 事業

(市及び福祉事務所を設置する町村等の責務)

第四条 市(特別区を含む。)及び福祉事務所(社会福祉法(昭和二十六年法律第四十五 号)に規定する福祉に関する事務所をいう。以下同じ。)を設置する町村(以下「市等」

という。)は、この法律の実施に関し、関係機関との緊密な連携を図りつつ、適切に生 活困窮者自立相談支援事業及び生活困窮者住居確保給付金の支給を行う責務を有す る。

(抜粋)生活困窮者自立支援法第3条第2項、第4条第1項

③ 委託事業について

生活保護受給者等就労支援事業の実施は、生活保護受給者に対する自立支援カウン セリング及び求人開拓等に関する業務を行った実績を有する外部の事業者へ業務委 託することによって行っている。

そこで、生活保護受給者等就労支援事業に関する以下の委託契約について、主に、

経済性・効率性・有効性・公益性・準拠性・透明性の観点からヒアリング及び資料閲 覧により検証した。

【委託契約の概要】

契約名 契約先 平成 29 年度支出額

枚方市生活保護受給者等就労支援事業業務 委託

F1株式会社

13,405 千円

契約方法 契約額

制限付き一般競争入札(業務希望型) 単価 1,944 円/1人1時間あたり

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予定価格積算方法 一者随意契約の場合の理由 平成 26 年度から平成 28 年度までの業務

委託料が「1,995 円/1人1時間あたり」で あるが、きめ細かな就労支援体制を行うた めに、業務責任者の常時配置や臨床心理士 等の有資格者を配置するなど、平成 29 年度 より業務委託契約の仕様を見直したことか ら 、 価 格 の 増 額 を 検 討 し 、 年 間 予 算 額 20,000,000 円をもとに、求人開拓費や通勤 交通費を考慮して平成 29 年度から平成 31 年 度 の 3 年 分 の 契 約 に 関 す る 予 定 価 格

「2,700 円/1人1時間あたり」を積算した ものである。

【過去5カ年度における委託先事業者及び委託料の推移】

年度 委託先事業者 委託料

平成 25 年度 F1株式会社 14,537 千円

(単価 2,055 円/1人1時間あたり)

平成 26 年度 F2株式会社 14,485 千円

(単価 1,995 円/1人1時間あたり)

平成 27 年度 F2株式会社 12,601 千円

(単価 1,995 円/1人1時間あたり)

平成 28 年度 F2株式会社 13,140 千円

(単価 1,995 円/1人1時間あたり)

平成 29 年度 F1株式会社 13,405 千円

(単価 1,944 円/1人1時間あたり)

(問題点等)

(1) 委託業務従事者の誓約書受領漏れについて

「枚方市生活保護受給者等就労支援事業業務委託」の平成 29 年度の委託業務の 実施に当たり、委託業務に従事する者1名から、「枚方市生活保護受給者等就労支 援事業業務委託仕様書 8.個人情報の保護及び守秘義務(4)」に定める「誓約 書」を受領せず業務に従事させていた(結果番号 15)。

「枚方市生活保護受給者等就労支援事業業務委託」については、その業務委託契

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約書第1条第1項において、「発注者及び受注者は、この契約書に基づき、別冊の 仕様書等に従い、日本国の法令を順守し、この契約を履行しなければならない」と されている。

この点について、仕様書に定められた誓約書が、適切に受領されておらず、問題 である。

当該事業において従事する支援員は、支援者に関する個人情報を取り扱うことと なる。このことから、「枚方市生活保護受給者等就労支援事業業務委託仕様書」に おいて、個人情報その他委託業務の処理に伴い知り得た情報の秘密保持に関して

「誓約書」の提出を求めている。

一般的に個人情報その他の情報の秘密保持に関して、従業員等に誓約書を提出さ せることが行われているが、その目的は、誓約書を記載させることによって、在職 中に当然に負うべき労働契約上の秘密保持義務・守秘義務に関する意識を高めるこ と及び、退職後においても、在職中に知ることとなった事項に関して秘密保持義務・

守秘義務による拘束を明示的に行うことにある。昨今、個人情報の取り扱いについ て問題が起きている事例が散見されることから、誓約書の受領は適切に行わなけれ ばならない。

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5.環境部

(1)部の役割及び枚方市の政策について

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