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学園都市ひらかた推進協議会

枚方市内には、専門分野に秀でた個性豊かな5つの大学12が所在しており、約1万 8,000 人の学生が学んでいる。枚方市は、このような特色ある大学の存在や、活力あ る学生の存在を「まちの財産」であると考え、各大学が持つ専門的な知識・情報や、

学生の活力を、まちづくりに活かすため、平成 11 年度に、大学と市で、「学園都市ひ らかた推進協議会」を設立し、活動を行っている。学園都市ひらかた推進協議会は、

枚方市及び枚方市内にある5大学で構成されており、「学園都市ひらかた推進協議会 規約」に基づき、枚方市及び5大学による負担金を資金として運営されている。

学園都市ひらかた推進協議会は、枚方市長及び各大学の代表者を委員として、年に 1度開催されている。また、協議会の円滑な運営を図るため、協議会の下部組織とし て幹事会及び事業部会が設置されており、具体的な事業の内容等は幹事会及び事業部 会にて決定されている。

12 大阪歯科大学・関西医科大学・関西外国語大学・摂南大学・大阪工業大学、なお、協議 会の発足当初は大阪国際大学が含まれていたが、大学の移転に伴い、平成 29 年3月 31 日 協議会から退会しているため、現在は5つの大学となっている。

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平成 29 年度における学園都市ひらかた推進協議会の決算の概要は以下のとおりで ある。

款 決算(円)

(収 入)

分担金及び負担金 330,000

諸収入 37,809

前年度繰越金 1,001,342

収入合計 1,369,151

(支 出)

会議費 1,973

事業費 「ひらかた市民大学」事業経費 182,000

「子ども大学探検隊」事業経費 138,631 中高生を対象とした大学体験事業補助経費 66,518

ひらかた魅力発信コンテスト 587,840

事務費 2,592

雑費 3,456

支出合計 983,010

収支差額 386,141

(資料)総合政策部より入手した「学園都市ひらかた推進協議会 平成 29 年度決算」に基づき作成。

(問題点等)

(1)学園都市ひらかた推進協議会の議事録について

平成 29 年度に開催された第 18 回学園都市ひらかた推進協議会の議事録を要求 したところ、学園都市ひらかた推進協議会の議事録を作成していないとのことで あった(結果番号1)。

推進協議会の事業の運営等は幹事会及び事業部会で実施されているにしても、協 議会としての予算及び決算については、推進協議会において決議すべき事項であり、

それを明確とするために議事録を残すことは必須である。

(2)重要業績評価指標の設定と測定について

市内大学連携・交流事業の重要業績評価指標、目標値及び実績は以下のとおりで ある。

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(出典)(様式2)実行計画管理シート 141_H30 実行計画管理【市内大学連携・交流事業】

当該事業は「地域資源を生かし、人々の交流が盛んなまち」を施策目標とし、学 生の活力を生かしたまちづくりを進めるため、学生による教育や市政運営等のまち づくりへの参画を図っており、具体的な事業内容は、以下の二つに分類される。

①大学が市民向けの講義や体験学習を実施する事業

②枚方市と市内大学が連携して実施する事業

これら2つの事業の重要業績評価指標として、以下が設定されている。

①ひらかた市民大学・子ども大学探検隊に参加した市民の人数

②市と市内大学との連携事業に参加した学生数

平成 29 年度において実施した市内大学との連携実績を集計している資料である

「市関連事業等における市内大学連携実績」欄には、市と市内大学との連携事業に 参加した学生数ではなく各事業における協力人数及び協力人数のうちの学生数の 合計数が記載されていた。

②の指標は「学生数」とされているにもかかわらず、実績の人数欄や目標値には 協力人数の合計数が記載されており、両者は整合しておらず、指標の測定方法とし て適切ではない(結果番号2)。

また、市及び市関連団体と市内大学の連携事業として 32 事業が記載されている が、これらの事業の多くはひらかた魅力推進課の事業ではなく、枚方市の他の担当 課の事業である。本来、重要業績評価指標は、当該事業を所管する担当課の努力に より変動するもの、つまり、当該担当課がコントロール可能な指標とする必要があ る(意見番号5)。このため、他の担当課の事業における参加人数を目標指標とし ていることは適切ではない。例えば、市と市内大学との連携事業の事業数のように、

ひらかた魅力推進課が大学と連携して新しい事業を実施する等の努力により達成 可能な目標指標とすべきである。

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(3)市内大学連携・交流の産学連携も含めた推進について

市内大学連携・交流事業では、大学の授業を市民に提供するという動きと、大学 生がまちづくりに参画する大学と官の関係は出来ているが、そこに産業も含めて産 学官連携とすることで、企業と大学の共同研究による新事業の創出や新商品の開発、

大学生の市内企業への就職の促進等の波及効果があり、市内での経済活動が活発化 すると考える。

大学と行政が行っている連携に産業を加えることで、市民大学やまちづくりへの 参加等の現在行っている事業の中でも実施できる事業の幅が広がる余地がある。担 当課は、これまでの枠組みを超えて産学官の連携を図る取り組みを推進していくべ きである(意見番号6)。

なお、この点について、担当課からは、今後新たな産学官連携を進める基盤とし て、関西外国語大学を除く大阪歯科大学、関西医科大学、摂南大学、大阪工業大学 と北大阪商工会議所・資生堂と産学公連携プラットフォームを立ち上げ、このプ ラットフォームも活用し、様々な連携を進めていくという方向性が示されている。

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2.財務部

(1)部の役割及び枚方市の政策について